会社設立の基礎知識

会社設立に必要な印鑑とそれぞれの役割

最終更新日:2022/04/08

会社設立をする際には印鑑が必要となります。会社設立時に必要な印鑑はどれを指すのか、そして、必須ではないが用意すべき印鑑とはどれのことを指すのかわからないという方も多いと思います。

この記事では、会社設立時に準備しておくべき印鑑について解説します。そのほか、会社設立時に準備しておくべき項目について知りたい方は「会社設立前に決めておくべき基本の9項目! 準備して手続きをスムーズに」をご参照ください。

会社設立時に一般的に用意する印鑑の種類

会社設立時に一般的に用意する印鑑は以下の3種類+ゴム印です。

  • 代表者印(実印)
  • 銀行印
  • 角印
  • ゴム印
    必要な場合

それぞれの印鑑の役割について

上記の通り、法人の印鑑は一般的に3〜4種類を準備します。ここからは各印鑑の役割・違いについて説明します。

会社設立時に最も重要な役割を果たす代表者印(実印)

印鑑の中でも、最も重要な役割を果たすのが代表者印です。代表者印は、会社設立の際に登記申請書に捺印し、代表取締役が登記時に申請する印鑑となります。

登記をするための印鑑には規定があり、1辺の長さが1cmを超え、3cm以内の正方形に収まるものを使用しなければなりません。

法人口座の開設に用いる銀行印

銀行印はその名の通り、法人口座の解説時に用いる印鑑となります。代表者印と銀行印は同じものを使っても構いませんが、代表者印はとても重要なものであり、紛失や悪用のリスクを防止する意味合いや、摩耗によって印影が見えなくなることを防止する意味合いで分ける場合が大半です。

銀行印と代表者印を分ける場合、サイズを分けるなどの工夫により判別が付くようにしておきましょう。

請求書などに捺印する角印

最も日常業務で使用し、社印とも呼ばれる印鑑が角印となります。代表者印や銀行印とは異なり、印鑑の形が四角形になっていることから角印と呼ばれます。

請求書や発注書に押す印鑑は角印が一般的です。実印を使うこともできますがなくすと手続きが大変なため多くの場合は別途作成します。

あると便利なゴム印

ゴム印は、上記の3本の印鑑と比べると重要度が低く、使用頻度もかなり少なくなります。ゴム印を用いるのは、簡易的に会社の社名を捺印したいときや、署名が必要な書類で、正式な書類でないものとなります。

会社設立時にはゴム印は作らず、代表者印・銀行印・角印の3本のセットを購入する場合が多いようです。

印鑑の材質はどれを選べばよい?

会社設立時の印鑑は様々な種類があります。木製のものから金属のものまで様々な種類がありますが、どれが一般的なものなのでしょうか。

最もポピュラーなのは柘の印鑑

最もポピュラーなのは柘(つげ)という木材を用いた印鑑です。軽く、材質として十分な耐久性をもっています。多くの人が会社設立時に購入するものですので、こだわりがなければこちらを選ぶとよいでしょう。

柘よりも高級な黒水牛

柘の他には、より高級な材質となる黒水牛の印鑑が挙げられるでしょう。柘よりも耐久性がよく、長年使うことができる印鑑となります。

チタンを選択する人も

上記の2つと比べるとかなり高級にはなりますが、チタン製の印鑑を会社設立時に作成する人もいるようです。金属で出来ているため重厚感があり、また摩耗などの心配がほとんどないのが特徴だといえるでしょう。

まとめ

会社設立の印鑑について紹介しましたが、いかがでしょうか。登記のときに使う代表者印は必ず作成する必要がありますが、多くの場合、紛失や偽造リスクを考慮して銀行印と角印を作る場合が多いようです。セットで販売されていることが多いですから、まずはこの3本をセットで考えて選んでみてはいかがでしょうか。

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