会社設立の基礎知識

法人カードの作り方は?必要書類・審査・選び方もわかりやすく解説

監修 鶏冠井 悠二 ファイナンシャルプランナー

法人カードの作り方は?必要書類・審査・選び方もわかりやすく解説

法人や個人事業主は、事業を始める際にビジネスカードを作成しておくと、事業に関する経費の支払いをまとめて管理しやすくなり、経理業務の効率化が可能です。

これから法人カードを作るなら、申し込み手順や必要書類、設立直後でも審査に通るのかなど、いくつかの基本知識を知っておくと手続きを進めやすくなります。

本記事では、法人カードの作り方、審査で確認される項目、法人・個人事業主それぞれに必要な書類、選び方をわかりやすく解説します。

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法人口座開設の方法まとめ!必要書類や金融機関の選び方を解説

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【会社設立後の手続き】法人登記だけじゃない!やることリストや必要書類・期限を解説

目次

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法人カードとは

法人カードとは、法人や個人事業主が事業用の支払いに利用するクレジットカードです。経費の支払いをまとめて管理しやすくなり、経費管理や会計処理の効率化が可能です。

法人カードには、個人事業主や中小企業の経営者向けのビジネスカード、大企業向けのコーポレートカードなどがあり、申し込める対象者や想定される利用者はカードごとに異なります。

また、申込条件はカードによって異なり、設立直後の法人や事業開始直後の個人事業主でも申し込めるカードもあれば、一定の事業実績が求められるカードもあります。


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法人カードの作り方〜カードがあれば業務が楽に

法人カードの作り方

法人カードは、オンラインや郵送などで申し込むことが可能です。オンラインでは、一般的に以下のような流れで申し込みできます。

オンラインで法人カードを発行する流れ

  1. 公式Webサイトの申し込みフォームに進む
  2. 必要事項を入力して申し込み内容を送信する
  3. 審査に通過後、カードが郵送される
  4. カードを受け取って利用を開始する

公式Webサイトからの申し込み完了後、審査に通過すると、申し込み時に登録した住所へカードが郵送されます。申し込みから発行までの期間は一般的に2~3週間程度かかるため、時間に余裕をもって手続きを進めましょう。

法人カードの審査で確認される項目

法人カードの審査項目

法人カードの審査で確認される項目は、一般的に以下のものが挙げられます。

法人カードの審査で確認される主な項目

  • 代表者や個人事業主本人の属性情報
  • 代表者や個人事業主本人の信用情報
  • 法人・個人事業主としての経営・財務の状況

属性情報は、氏名・年齢・住所・住居の状況(持ち家/賃貸)・職業・収入など、個人に関する情報です。法人の代表者や個人事業主本人の属性情報も、支払い能力を判断する目的で審査時に確認されることがあります。

また、信用情報は、信用情報機関に登録されているクレジットやローンなどの契約内容・支払状況・残高などに関する情報です。借入件数や残高、過去の支払い遅延などの情報が登録されています。長期延滞などの情報が登録されている場合、審査に影響する可能性があります。

そのほか、経営実績や財務状況も、支払能力を判断するために確認される項目です。黒字が継続している場合や事業年数が長い場合は、支払能力や事業の安定性を判断する材料になります。

一方で、設立直後や赤字決算の場合でも、事業計画や売上見込み、代表者の信用情報などを踏まえて安定した事業運営が見込まれる場合や、審査基準が比較的柔軟なカードであれば、審査に通過できる可能性があるでしょう。

法人カードを作るときの必要書類

法人カードを作るときに必要な書類や準備すべきものを以下で解説します。

法人の場合

法人が法人カードを作るときに必要なものは、カード会社やカードの種類によって異なりますが、主に以下のとおりです。

法人の場合に必要なもの

  • 登記簿謄本
  • 代表者の本人確認書類
  • 引き落とし口座の情報

登記簿謄本は発行から6ヶ月以内など、有効期限が定められていることがあります。有効期限を過ぎた書類は再提出が必要になる場合があるため、申し込み直前に取得しておきましょう。


【関連記事】
登記簿謄本(登記事項証明書)とは?会社設立後に必要になる場面や取得方法を解説

個人事業主の場合

個人事業主が法人カードを作るときに必要なものは、カード会社やカードの種類によって異なりますが、主に以下のとおりです。

個人事業主の場合に必要なもの

  • 本人確認書類
  • 引き落とし口座の情報

個人事業主向けのカードでは、カード会社によっては開業届や確定申告書などの提出を求められる場合があります。

引き落とし口座は個人名義の口座を設定しますが、カード会社によっては屋号付き口座を設定できる場合もあります。事業用とプライベート用で口座を分けておくと、会計処理がしやすくなるでしょう。


【関連記事】
個人事業主におすすめの銀行口座は? 事業用口座を開設すべき理由や選び方を解説

法人カードの選び方

法人カードを選ぶときは、次のようなポイントを比較しましょう。

法人カードを選ぶときに確認しておきたいポイント

  • 会計ソフトとの連携のしやすさ
  • 申し込みのしやすさ(創業直後の法人や開業直後の個人事業主でも申し込めるか)
  • 優待サービスの内容
  • 年会費・新規入会特典

経費管理を効率化したい場合は、利用明細を自動で取り込めるなど、会計ソフトとの連携のしやすさが重要です。利用中または導入予定の会計ソフトが、検討している法人カードと連携できるかも確認しておきましょう。

特に設立直後の法人や開業直後の個人事業主は、設立・開業直後でも申し込めることを明記しているカードや、決算書不要のカードを選ぶと発行しやすくなります。空港ラウンジや旅行傷害保険などの優待・付帯サービスもカードによって異なるため、事前に確認しましょう。

法人カードを作るメリット

起業したら、経費管理や支払い業務を効率化する手段として、法人カードの利用を検討しましょう。法人カードで決済するメリットは、以下のとおりです。

法人カードで決済するメリット

  • 経理業務を効率化できる(会計ソフトとの連携、経費の一元管理など)
  • キャッシュ・フローの改善につながる場合がある
  • 付帯する優待サービスが利用できる

法人カードに支払いをまとめれば経費を一元管理しやすくなり、会計ソフトとの連携によって経理業務の効率化が可能です。また、決済から引き落としまでに一定の期間があるため、支払いのタイミングを調整しやすくなり、資金繰りの改善に役立つ場合があります。

そのほか、カードによっては空港ラウンジや旅行傷害保険などの付帯サービスがあり、出張などのビジネスシーンで役立つ特典が利用できることがあります。


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起業するにはどうする?会社起業のやり方や必要な手続きをわかりやすく解説

まとめ

法人カードを利用すると、事業用の支払いをまとめて管理しやすくなり、経費管理や会計処理の効率化につながります。

法人カードは、主にオンラインまたは郵送で申し込みでき、発行までの期間はカード会社や審査状況によって異なりますが、2~3週間程度かかるケースが一般的です。

申し込みの際は、本人確認書類や引き落とし口座の情報のほか、法人の場合は登記簿謄本(登記事項証明書)などを求められることがあります。審査では信用情報や経営・財務の状況が一般的に確認されますが、設立直後や開業直後でも申し込めるカードもあります。

会計ソフトとの連携や付帯サービスなどを比較しながら、自身の状況に合った1枚を選びましょう。

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よくある質問

法人カードは誰でも発行できる?

法人カードは、法人・法人の代表者・個人事業主などが申し込めます。カードごとに申し込みできる対象者は異なります。

詳しくは、記事内「法人カードの選び方」をご覧ください。

法人カードの作り方は?

オンラインや郵送などで申し込みでき、オンラインでの手続きの流れは以下のとおりです。

オンラインで法人カードを発行する流れ

  1. 公式Webサイトの申し込みフォームに進む
  2. 必要事項を入力して申し込み内容を送信する
  3. 審査に通過後、カードが郵送される
  4. カードを受け取って利用を開始する

詳しくは、記事内「法人カードの作り方」をご覧ください。

監修 鶏冠井 悠二(かいで ゆうじ)

コンサルタント会社、生命保険会社を経験した後、ファイナンシャルプランナーとして独立。「資産形成を通じて便利で豊かな人生を送って頂く」ことを目指して相談・記事監修・執筆業務を手掛ける。担当分野は資産運用、保険、投資、NISAやiDeCo、仮想通貨、相続、クレジットカードやポイ活など幅広く対応。現在、WEB専門のファイナンシャルプランナーとして活動中。

監修者 鶏冠井 悠二

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