会社設立の基礎知識

定款の認証についてわかりやすく解説

会社設立をする際には、定款(会社の規則などを定めたルール)を作り、公証役場にて定款の認証を受けなければなりません。どのように作成し、認証ももらえばいいのでしょうか。

今回は定款の認証について紹介します。

定款の認証とは?

先ほど簡単に説明しましたが、定款の認証とはどのようなことを指すのでしょうか。会社を作ろうとしたとき、まず必要になるのが定款です。定款は発起人(1人で会社設立をする場合であれば自分だけです)が作成します。

作成された定款は「原始定款」といいますが、この原始定款は作成してそのままの状態では定款としての効力を持ちません。定款を公証役場に認証してもらい、これを正式な定款として認めてもらうことではじめて効力を持ちます。

上に出てきたように、公証役場にて「公証人」と呼ばれる人が定款を認証することを定款の認証といいます。

定款を認証してもらうためには

定款を認証してもらうために必要なことについて説明します。定款の認証には以下のものが必要になります。

  • ・定款3通
  • ・発起人の印鑑証明書(全員分)
  • ・収入印紙(紙の場合):4万円分
  • ・認証手数料:5万円
  • ・定款の謄本交付手数料:1ページにつき250円
  • ・委任状(代理人が定款の認証に出向く場合)

定款認証の費用はどれぐらい?

収入印紙代や認証手数料は固定されていますが、謄本交付手数料に関しては会社によって変わりますので、いくらぐらい持っていけばいいのかわかりにくいのではないでしょうか。

おおよそ、謄本交付手数料は2,000円前後になることが多いようです。もちろん、それよりも少なくなったり、多くなったりすることもあるので、9万円に加味して、少し余裕を持った金額が定款の認証費用としてかかることを覚えておきましょう。

電子定款の認証の場合、収入印紙の費用はいらない

定款を電子データにして認証を受ける電子定款の場合は、収入印紙代の4万円が削減されます。電子定款を作成するために費用がかかってしまいますが、用意がある場合などは費用の削減で取り組んでみると良いかもしれません。

まとめ

定款の認証を受けるための持ち物や、注意点について紹介しました。定款を認証してもらう前に、定款が受理されそうなのか確認しておくようにすると、認証に時間がかからずに済みます。まずは、定款が出来上がってから一度相談してみるのもいいのではないでしょうか。

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