会社設立の基礎知識

スモールビジネスでも必要。成功するための事業計画の作り方まとめ

事業計画書、作っていますか?
これから会社を作ろうと思っている方はもちろん、週末起業や副業でビジネスをスタートする人にとっても事業計画書はとても大切です。

今回は事業計画書がどうビジネスの成功につながるのか、また作り方をまとめました。

事業計画書が必要な理由3つ

ビジネスをスタートする上で事業計画書はおもに以下の理由で必要です。

1.自分自身でアイディアを整理するために必要

素晴らしいビジネスアイディアを思いついても、そのアイディアを実現する過程には多くの問題が待ち受けています。ビジネスではたくさんのお金や多くの人物が関わることもありますし、時には自分自身の人生を大きく左右することも。
不測の事態が起こって、アイディアの実現を諦める状態にならないためにも、あらゆるリスクについて把握・対策を練っておくことが必要になります。

計画を考える際には頭の中で想像しているだけでは、どうしても抜け漏れが発生してしまうもの。しっかりと様々な項目を検討してアイディアを多方面からチェックするためにも、各種のフレームワークに沿って事業計画書を作り上げることをおすすめします。

また作り上げた事業計画書はしっかりと記録に残しておきましょう。計画の途中で状況を振り返ったり、プランを変更するときにすぐに確認ができるよう、きちんと保管しておくことが大切です。

2. 融資や助成金・補助金の申し込みに必要

ビジネスをスタートする際や運営する際には、自分で用意したお金では足りなくなることが多々あります。そういったときに頼りになるのが金融機関からの融資や、行政機関・各種団体からの助成金や補助金です。

しかし、融資や助成金・補助金を受ける際には、この先事業が成功してお金を返したり何かに貢献する見込みがあることを証明する必要があります。
この信頼を得るために、事業計画書を提出が必要になります。

3. 事業のアドバイスをもらうために必要

事業が行き詰まってしまったときやビジネスアイディアに自信が持てないときに、事業についてプロにアドバイスを求める場合も。
そんなときにまず求められるのが事業計画書です。口頭だけではすべての問題を伝えることができません。自分の頭の中にあるアイディアのすべてを見せるために必要です。
また、知り合いの経営者などへの相談する場合にも事業計画書は役に立ちます。そのビジネスの全体感を素早く把握し、適切なアドバイスをしてもらう助けとなるためです。

事業計画書に必須な要素

事業計画書は何をどう書かなければいけない、といった決まりはありません。
それぞれの目的を達成できるのであれば、自由なフォーマットで作成してかまいません。

しかし計画の抜け漏れを防ぐために、以下の8つの項目を盛り込むのが一般的です。各項目を5W1Hの視点で考えをまとめていくとよいでしょう。

1. 事業の名称

まずは事業の名前を決めましょう。その一文で事業のイメージが想起されるような具体的なものにするとよいです。

2. 事業の概要

事業プランを短くまとめた概要を記載します。1の名称よりも詳しく、しかしプランの全体感を把握するのには必要のない部分は簡潔にまとめます。

3. 会社の概要

会社の経営方針や経営の状況を伝えるパートです。会社全体の魅力や、成長の可能性を伝えられるような文章にします。また創立年、創立者、従業員数、資本金など基本的な情報も記載します。

4. 製品とサービス

消費者からの視点でメリットや魅力をまとめます。価格表や製品の実際の写真なども添付するとよいです。

5. 自社や事業を取り巻く市場環境

市場の中で自社や事業がどのポジションにいるのかを書きます。
消費者や競合企業の状況やトレンドを分析し、その中で自社がどう価値を発揮できるのかをまとめます。

6. 事業の戦略

売上げを上げるための方法やそのために必要な予算、またそれによって生まれると想定される成果を書きます。

7. リスクと解決策

経営をする上で想定されるリスクや問題点を洗い出し、対応策や解決案をまとめます。ここで先回りして問題を把握しておくことで、ビジネスを進める上での不安が軽減されます。

8. 資金計画など

製品の損益計算書や現金出収帳を載せます。また資金調達案や返済・配当計画も必要になります。

事業計画書はそのものだけでなく計画書を作る過程もとても重要です。自分の思考がクリアになり、不安な要素も潰していけます。ビジネスをスタートしたいと思ったら、まずは事業計画書の作成にチャレンジしてみてください。

また、業種や目標によっても検討すべき項目は変わります。事業計画書についてより詳しく知りたい場合はこちらの記事も参考にしてみてください。

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