オフィス用品や備品など、日々の購買業務や経費精算の手間で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
Amazonビジネスは、そんな企業のご担当者様のお悩みを解消する、法人・個人事業主向けのショッピングサービスです。通常のAmazonと同様に、商品を検索・注文できるほか、業務用の備品や商品などが購入できます。さらに、請求書払いや領収書の一括ダウンロードなど、経理精算や購買業務の効率化に寄与する機能が充実しているのも特徴です。
本記事では、Amazonビジネスの基本や個人アカウントとの違い、有料プランであるBusinessプライムの概要、メリット・デメリットを解説します。
Amazonビジネスの登録方法やfreeeクラウド会計との連携についても紹介しますので、参考にしてください。
※AmazonおよびAmazon.co.jpは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
目次
- Amazonビジネスとは?法人・個人事業主向けのサービス
- Amazonビジネスと個人アカウントの違い
- Amazonビジネスの9つのメリット:経費精算や購買業務を効率化!
- 豊富な商品ラインアップ
- 法人向けの特別割引がある
- 会計ソフトや購買システムとの連携が可能
- 請求書払いに対応している
- 購買データの一覧取得ができる
- インボイス対応
- 法人用クレジットカードが利用可能
- Amazonビジネスのデメリット・注意点
- 2,000円未満の注文には配送料がかかる
- 個人利用のAmazonプライムと併用ができない
- 個人アカウントから移行した場合は購入履歴が共有される
- Businessプライムとは
- Businessプライム会員の特徴
- Businessプライムの利用料金
- Amazonビジネス無料会員とBusinessプライムどちらがおすすめ?
- Amazonビジネスの始め方:無料会員登録から解約までを解説
- 無料会員登録の流れ
- 解約・退会方法
- freee会計との連携で経理業務の負担を軽減
- まとめ
- 導入シェアNo.1のクラウド会計ソフト freee会計とは
- よくある質問
Amazonビジネスとは?法人・個人事業主向けのサービス
Amazonビジネスとは、法人や個人事業主が登録・利用できるショッピングサービスです。通常のAmazonと同様に、商品を検索・注文できるほか、業務用の備品や消耗品なども購入可能で、法人など事業主の利用に特化した価格設定や請求書払いに対応しています。
また、複数ユーザーでのアカウント共有や承認機能など、業務用品の購買管理を効率化する便利な機能が充実しているのも特徴です。
Amazonビジネスの利用は基本無料で、企業規模や業種を問わず幅広く活用されています。
Amazonビジネスと個人アカウントの違い
Amazonビジネスアカウントは、一般的な個人向けのAmazonアカウントとは異なり、法人名義での登録が可能です。
このほか、Amazonビジネス専用価格や請求書払い対応、会計ソフトとの連携など、経費精算や購買業務の効率化に役立つ法人向けの機能が備わっています。
複数ユーザー間でのアカウント共有や承認フローの設定ができる点もAmazonビジネスの特徴で、チーム・組織全体での購買管理に適しています。
Amazonビジネスの9つのメリット:経費精算や購買業務を効率化!
法人や個人事業主にとって、Amazonビジネスは多くのメリットを得られるサービスです。ここでは、Amazonビジネスの主なメリットや特徴を解説します。
豊富な商品ラインアップ
Amazonビジネスは事業者向けに豊富な商品ラインアップを取り揃えています。
オフィス用品やパソコン、業務用消耗品、建材、工具、飲料・食品など、ビジネスに必要なあらゆる商品が揃っており、複数の業者に発注する手間を削減できます。購買業務の一元化によって業務効率化も期待できるでしょう。
法人向けの特別割引がある
Amazonビジネスでは、法人や個人事業主向けの特別割引が用意されています。ビジネス価格や数量割引により、オフィス用品なども種類が豊富で安く購入できるため、事業運営のコスト削減につながります。
会計ソフトや購買システムとの連携が可能
会計ソフトや購買システムとの連携機能がある点もAmazonビジネスの大きな特徴です。たとえば、freeeが提供するクラウド会計システムなどとの連携により、購買データを自動で取り込み、経理業務の効率化が図れます。
請求書払いに対応している
Amazonビジネスは、クレジットカードなどの支払いに加え、企業間取引に便利な請求書払いにも対応しています。Amazonビジネスの与信審査に通過すれば、「月末締め・翌月末払い」などの柔軟な支払いスケジュールが設定でき、資金繰りの安定にも役立ちます。
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購買データの一覧取得ができる
Amazonビジネスでは、購買データが一元管理されており、必要に応じてデータの一覧を取得することも可能です。具体的には以下のようなデータを取得できます。
| 購買データ種別 | 概要 |
|---|---|
| 照合データ | 購買履歴と支払いデータを照合しできるレポート |
| 注文履歴データ | 購入者や承認者、商品情報、注文番号など、個々の注文情報を商品単位で取得可能なレポート |
| 返金データ | 返品やキャンセルによって返金が発生した注文に関する情報をまとめたレポート |
| 出荷データ | 出荷日や配送状況、出品者名など出荷済みの注文関連情報が記載されたレポート |
| 商品詳細データ | 商品名や数量、単価、カテゴリなどの商品詳細情報が含まれたレポート |
たとえば、選択した範囲の注文履歴や返金、出荷、商品詳細データなどをレポート形式で出力したり、データの表示項目をカスタマイズしてCSV形式で一括ダウンロードしたりすることも可能です。
また、経理業務に必要な領収書や購入明細書、見積書、適格請求書、適格返還請求書などの各種書類もスムーズに取得できます。
インボイス対応
Amazonビジネスは2023年10月から導入されたインボイス制度にも対応しています。Amazonが販売する商品のほか、マーケットプレイスの出品者から購入した場合も、注文履歴から適格請求書を簡単にダウンロードできます。これにより、経理担当者が領収書や請求書を一枚ずつ手作業で管理する必要がなくなり、日々の事務処理を大幅に効率化できます。
法人用クレジットカードが利用可能
一般個人アカウントでは法人カード利用に制限がありますが、Amazonビジネスでは、法人名義のクレジットカードを支払いに利用できます。会計ソフトや請求書払いとの併用で、経理処理や経費精算がより効率的に行いやすくなります。
Amazonビジネスのデメリット・注意点
Amazonビジネスは法人や個人事業主に便利なサービスですが、利用にあたってはいくつかのデメリットや注意点もあります。事前に把握しておくことで、トラブルを避けつつ効率的に活用できます。
2,000円未満の注文には配送料がかかる
Amazonビジネスでは、無料会員の場合、2,000円未満の注文に送料がかかります。そのため、少額の商品を頻繁に注文するケースなどでは、想定よりコストがかさむ場合もあります。
こうしたコストを避けるには、まとめ買いの活用や、後述するBusinessプライムへの加入などで配送料を抑えることが可能です。
個人利用のAmazonプライムと併用ができない
Amazonビジネスアカウントと、一般個人のAmazonプライム会員アカウントは併用できません。そのため、Amazonビジネスの法人向け特典と、個人で加入しているプライム会員特典も同時に利用できない点に注意が必要です。
たとえば、「Prime Video」や「Prime Reading」といった特典は、それぞれのアカウントで登録・管理されます。
個人アカウントから移行した場合は購入履歴が共有される
個人のAmazonアカウントからAmazonビジネスに移行した場合、過去の購入履歴がビジネスアカウントに引き継がれます。
複数のメンバーでアカウントを共有する場合、個人で購入した商品の履歴が閲覧される可能性があるため、プライベートな購入履歴を見られたくない場合は、新規でビジネスアカウントを作成するのがおすすめです。
Businessプライムとは
Businessプライムとは、Amazonビジネス専用の有料会員プログラムです。法人や個人事業主向けに、送料無料や承認フローの設定、購買データの可視化など、業務効率をさらに高める特典が提供されます。企業規模や用途に応じて複数のプランが用意されているため、自社のニーズに合わせた選択が可能です。
ここでは、Businessプライムの特徴と料金体系について解説します。
Businessプライム会員の特徴
Businessプライム会員の主な特徴・特典は以下のとおりです。
- 送料が無料になる
- 複数ユーザーで利用できる
- 承認機能を設定できる
- 購買分析ダッシュボードでの分析が可能
- 購買コントロール機能を使える
送料が無料になる
Businessプライムでは、少額の注文でも通常配送料が無料になります。当日お急ぎ便や日時指定便も無料で利用できるため、急な発注にも対応可能です。
複数ユーザーで利用できる
Businessプライム会員になると、ひとつのビジネスアカウントを複数のユーザーで共有でき、チーム単位での購買管理が可能です。プランによって登録できるユーザー数が異なり、3人・10人・100人・無制限と柔軟に選べます。
承認機能を設定できる
Businessプライムでは、上司や管理者が購入内容を承認してから注文が確定する「承認ワークフロー」の設定が可能です。これにより不適切な発注を防ぎ、社内の購買ルールを徹底できます。
累計購入割引が利用できる
Businessプライム会員には、累計購入額に応じて、自動的に追加割引が適用される仕組みがあります。Amazonビジネスを継続利用する企業ほどコスト削減効果が大きくなるプランといえます。
購買分析ダッシュボードでの分析が可能
Businessプライム会員は、「購買分析ダッシュボード」を利用したデータ分析ができ、ダッシュボードを作成する「設定者」と、データを基に分析を行う「参照者」の役割をメンバーに割り当てることで、購買履歴を分析可能です。
グラフなどの形式でデータを視覚的に確認でき、支出目標やコスト削減目標に対する状況をモニタリングできます。
購買コントロール機能を使える
社内ルールやコンプライアンスに沿った購買制限を設けられる「購買コントロール機能」を利用できます。推奨商品を優先表示したり、社内ルール・コンプライアンスに沿った購入制限・禁止ルールを設定したりすることで、誤発注や不適切な購入を防止します。
Businessプライムの利用料金
| Duo プラン | Essentials プラン | Small プラン | Medium プラン | Unlimited プラン | |
|---|---|---|---|---|---|
| 年会費(税込) | 0円(Amazonプライム年会費のみ) | 5,900円 | 13,500円 | 37,800円 | 270,000円 |
| 登録可能ユーザー数 | 1人 | 5人 | 20人 | 200人 | 上限なし |
| 購買分析機能の利用 | 不可 | 参照者:3人 | 設定者:1人 参照者:10人 | 設定者:1人 参照者:100人 | 設定者:2人 参照者:100人 |
| 購買コントロール | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
出典:Businessプライム
※本記事は公開時点の情報に基づいています。出典元の情報が変更された場合、掲載内容が一致しない場合があります。
Businessプライム会員はプランに応じて、利用可能なユーザー数、購買分析機能・購買コントロール機能の利用可否が異なります。自社の利用規模や必要な機能を踏まえたうえで、最適なプランを選択すると良いでしょう。
なお、Businessプライムにはすべてのプランで30日間の無料体験が提供されています。期間中は、送料無料や承認ワークフロー、購買分析ダッシュボードなど、プランに応じたすべての機能を試すことが可能です。導入前に自社の業務フローに合うかどうかを確認できるため、安心してプラン選択ができます。
Amazonビジネス無料会員とBusinessプライムどちらがおすすめ?
Amazonビジネスを初めて利用する場合、無料会員と有料のBusinessプライムのどちらを選ぶか迷うこともあるでしょう。選び方の判断基準は、利用頻度や組織の人数、管理の必要性、コスト削減の優先度によって異なります。
Businessプライムを利用するかどうかの目安として、以下のポイントを参考にしてください。
Businessプライムへの登録目安
- 利用頻度が多い
- 定期的な大量発注がある
- 発注内容を承認フローで管理する必要がある
- 経理・購買データの活用を重視する
たとえば、月に数回しか注文しない場合は無料会員でも十分対応可能ですが、オフィス用品を定期的に大量発注する企業や、チームでの購買管理を徹底したい場合は、送料無料や承認ワークフローなどの特典が付くBusinessプライムへの加入が効率的です。
Amazonビジネスの始め方:無料会員登録から解約までを解説
Amazonビジネスは、法人や個人事業主であれば基本的に誰でも無料で登録できます。ここでは、登録の流れと解約の方法について解説します。
無料会員登録の流れ
Amazonビジネスの無料会員登録は以下の手順で行えます。
| Amazonビジネスの無料会員登録方法 |
|---|
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必要な情報が揃っていれば登録はスムーズですが、Amazonビジネスでは法人・事業主であることを確認するための審査が行われます。
法人の場合は登録情報の確認のみで審査が通る可能性が高いですが、個人事業主の場合は確定申告書などの書類提出を求められます。審査は通常3営業日以内と記載されていますが、早ければ当日に連絡が来るケースもあります。
基本的には無料で使えるため、年会費を負担せずに導入できるのもメリットです。
解約・退会方法
Amazonビジネスを利用しなくなった場合は、アカウントページの「アカウント閉鎖」から解約手続きを行えます。Businessプライムに加入している場合は、先にプライム会員の解約を済ませてからアカウント閉鎖を申請する必要があります。
退会後はこれまでの購買データや履歴が削除されるため、必要に応じて領収書や注文履歴を事前にダウンロードしておきましょう。法人利用の場合は、経理や監査に必要なデータを保管してから解約するのがおすすめです。
freee会計との連携で経理業務の負担を軽減
Amazonビジネスは、クラウド会計ソフト「freee会計」との連携にも対応しており、経理業務の効率化を実現できます。
購入履歴が自動で取り込まれるため、手入力の作業や入力ミスのリスクを大幅に削減可能です。取り込んだデータは勘定科目や取引先情報と紐づけて帳簿に反映され、仕訳処理の自動化が進むことで、月末の経費精算や決算対応も効率的に行えます。
これにより日々の経理負担が軽くなるだけでなく、企業全体の業務DXにもつながります。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
Amazonビジネスは、法人や個人事業主が効率的に購買を行える仕組みとして、多くの企業に活用されています。個人アカウントとは異なる機能や、Businessプライムによる追加メリットがあり、うまく使いこなせばコスト削減や業務効率の向上が期待できます。
登録もシンプルで、既存のシステムとの連携にも対応しているため、ビジネスの成長を後押しする有力な手段となるでしょう。自社の購買活動を効率化させる手段として活用してみてください。
導入シェアNo.1のクラウド会計ソフト freee会計とは
シェアNo.1のクラウド会計ソフト*1「freee会計」とは、面倒な入力作業や仕訳を自動化し、見積書や請求書も簡単に作成できるクラウド会計ソフトです。簿記の経験がなくても使いやすく、経理業務にかかる時間を半分以下*2に削減します。
※1リードプラス「キーワードからひも解く業界分析シリーズ:クラウド会計ソフト編」(2022年8月)
※2 自社調べ。回答数1097法人。業務時間が1/2以上削減された法人数
数ある会計ソフトの中でも、freee会計が選ばれる理由は大きく3つ。
- 一度の入力で複数の業務が完了。重複作業や転記作業はほぼ発生なし!
- 決算業務は正しく、確実に対応できる!
- インボイス制度・電子帳簿保存法に完全対応!
それぞれの特徴についてご紹介していきます。
一度の入力で複数の業務が完了。重複作業や転記作業はほぼ発生なし!
見積書・請求書をfreee会計で発行すると、書類へ入力した金額をもとに、自動で入金管理・売上仕訳まで完了。銀行口座やクレジットカード、POSレジなどと同期すれば、自動で利用明細を取り込み、勘定科目の登録はもちろん、売掛金や買掛金の消し込み、入金仕訳などの記帳も簡単に行えます。
さらに、領収書・受取請求書などをスマホのカメラで撮影しfreee会計に取り込むだけで、取引先名や金額などをAI解析し、自動で入力。支払管理・仕訳も自動で作成できます。
freee会計は一度の入力で複数の業務が完了するうえ、自動入力・自動仕訳によって手作業の少ない経理を実現します。
決算業務は正しく、確実に対応できる!
freee会計には、正しい決算書を作るためのチェック機能も充実。預金残高との一致や会計ルールとの整合性をfreeeが自動判定し、修正が必要そうなリストを自動作成します。修正後は、ボタンクリックひとつで貸借対照表・損益計算書などの決算書が作成可能です。
<作成可能な書類例>
- 貸借対照表・損益計算書
- 仕訳帳・総勘定元帳
- 固定資産台帳
- 試算表
- 現金出納帳 など
PDFやCSVファイルへの出力も可能なため、士業の方への共有や、社内での資料作成にも活用できます。また、領収書1枚・仕訳1件単位でコメント機能を使ってやりとりできるため、士業の方ともスムーズにコミュニケーションがとれます。
インボイス制度・電子帳簿保存法に完全対応!
freee会計では、取引先の登録番号が国税庁データに存在するかを自動照合し、適格請求書が適切かを判断するなど、インボイス制度に対応した機能をご利用いただけます。
また、紙書類はスキャンしてfreeeのファイルボックスに保管すれば、電子保存も可能。完全ペーパーレスな経理体制を実現できます。
機能更新にインストールが不要なクラウド型だからこそ、今後の法改正にも自動対応でき、常に最新の状態でソフトをご利用いただけます。
よくある質問
Amazonビジネスとは何ですか?
Amazonビジネスとは、法人や個人事業主が登録・利用できるサービスのことです。
詳しくは記事内「Amazonビジネスとは?法人・個人事業主向けのサービス」をご覧ください。
Amazonビジネス会員になるとどんなメリットがありますか?
Amazonビジネス会員になることで次のようなメリットがあります。
- 豊富な商品ラインアップ
- 法人向けの特別割引がある
- 法人用クレジットカードが利用可能
詳しくは記事内「Amazonビジネスのメリット」をご覧ください。
Amazonビジネスの利用料金はいくらですか?
Amazonビジネスには、無料会員と、有料会員のBusinessプライムがあります。有料会員のBusinessプライムの料金はユーザー数で異なります。
詳しくは記事内「Businessプライムの利用料金」をご覧ください。
Amazonビジネスの審査は厳しい?
審査期間は通常3営業日以内が目安です。法人の場合は登録情報の確認のみで審査が通る可能性が高い一方、個人事業主の場合は確定申告書などの書類提出を求められます。
詳しくは記事内「無料会員登録の流れ」をご覧ください。
Businessプライムの無料体験はある?
Businessプライムでは、すべてのプランで30日間の無料体験が提供されています。期間中は送料無料や承認フロー、購買コントロールなどプランのすべての機能を利用できます。
詳しくは記事内「Businessプライムの利用料金」をご覧ください。
