公開日:2019/11/28
最終更新日:2021/11/26
個人事業主から、中小企業を中心に有料課金ユーザー企業数は22万事業所を突破しているfreee会計。会計が初めての方でも簡単に日々の経理を自動化し、決算書まで作成することができるソフトとして、クラウド会計ソフトではシェア1位を獲得しています。(2019年10月シミラーウェブ、ローカルフォリオ調べ)
freeeは会計だけではなく、給与計算や労務管理を楽にする、freee人事労務も提供しており、こちらもクラウド給与計算ソフトシェア1位となっています(2019年10月シミラーウェブ、ローカルフォリオ調べ)。
freeeが利用率を拡大している背景には、銀行やクレジットカードなどの金融機関はもちろん、業務管理システムとの連携が一つの要素としてあります。今回は他の業務管理システムと連携するとどんなメリットがあるのか、おすすめの連携システムにはどんなものがあるかをご紹介します。
目次
freee連携のメリット
そもそも、freeeと他のシステムを連携することでどのようなメリットがあるのか、改めて確認してみましょう。
データ統合により情報管理など業務の効率化
分散したシステムからデータを収集したり、手作業で連携したりするには手間がかかります。自動で連携することで、作業に費やす手間や時間の短縮、さらには情報管理の質の向上にも繋がります。
転記によるヒューマンエラーを防げる
納税に関わる会計や、従業員のデータを扱う人事労務という領域は、特にミスしてはいけない領域です。転記をすることで行がずれてしまったり、別の従業員の情報を記載してしまうといったミスは、注意していても発生しないとは言い切れません。連携により転記をなくすことで、このようなリスクを大幅に抑えられます。
単純に考えれば、データの2重確認がなくなり、それによりミスもなくすことができるため、システム連携ができるに越した事はないでしょう。
freee会計と連携できるおすすめシステム
具体的に、どんなシステムと連携することができるのか紹介します。まずはfreee会計と連携できる、主なおすすめシステムです。
営業支援・顧客管理・販売管理システム
kintone(キントーン)
kintoneはサイボウズ株式会社が提供する営業支援・顧客管理システム。kintoneとfreee会計を連携することで、kintoneで入力した受発注情報をもとにfreeeで請求書を作成。作成した請求書の情報をもとに、売掛金の仕訳を連動して作成します。
売掛情報をfreeeに作成することで、銀行口座への入金状況もリアルタイムに同期していれば債権管理もfreeeとkintoneで一気通貫となり、関連した作業時間を大幅に短縮できます。
freee会計とkintoneの連携についてもっと詳しく知りたい方は、こちらから資料をダウンロードしてご覧ください。
▶︎freee for kintone 概要資料
Salesforce(セールスフォース)
Salesforceとは、株式会社セールスフォース・ドットコムが提供する営業支援・顧客管理システムです。
Salesforceとfreeeを連携することで、請求書を送った案件の入金状況もSalesforceへ自動で連動するので、営業と経理でそれぞれ入金状況を把握できます。Salesforceとの連携については1分程度のご紹介動画でわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
すでに多くの企業で導入が進んでいます。ぜひ、事例や連携の詳細はこちらから資料をダウンロードしてご覧ください。
▶︎freee for Salesforce 概要資料
soarize(ソアライズ)
soarizeは株式会社オプロが提供する、見積、受注、請求等の販売管理を中心に、プロジェクトに紐付けた 業務を行うことができるクラウドERPです。
「販売管理」「役務管理」「サービス管理」「経費・工数管理」などの業務だけでなく、サブスクリプション型で提供する商品の販売・契約管理まで対応しています。
soarizeは売上だけでなく、仕入の情報もfreee会計に連携することが出来ます。
ECサービス
Amazon(アマゾン)
Amazon出品(出店)サービスを利用してAmazonに出店・出品している方は、その売上・手数料データをfreee会計に取り込むことができます。
※売上データの取り込みは日本版Amazon(Amazon.co.jp)のみ対応しております。(1日に600件以上の売上がある場合は対応しておりません)
連携によるメリットなど、詳細が知りたい方はこちらから資料をダウンロードしてご覧ください。
▶︎freee × Amazonで実現するネットショップ経理の効率化
BASE(ベイス)
BASEは「お母さんも使える」がコンセプトのネットショップ作成サービスです。導入が簡単な決済機能、おしゃれなデザインテーマ、注文状況の管理ツールなどを備えており、簡単に自分のネットショップを始めることができます。
BASEの売上や決済手数料なども、注文ごとにfreee会計へ同期連携することが可能です。
ネクストエンジン
ネクストエンジンはHamee株式会社が提供する、ネットショップの多店鋪管理システムです。複数店舗の出品や顧客対応を一元管理することが出来ます。
ネクストエンジンのなかに蓄積された売上と仕入れに関する情報をfreee会計へ毎日連携することが出来ます。
POSレジ
Airレジ(エアレジ)
Airレジは株式会社リクルートライフスタイルが提供する、0円でカンタンに使えるPOSレジアプリです。
Airレジとfreee会計を連携することで、Airレジの売上データを毎日取得して自動で記帳まで完了します。
飲食店や、小売店など多くの企業で連携導入が進んでいます、ぜひ事例や連携の詳細はこちらから資料をダウンロードしてご覧ください。
▶︎freee × Airレジで実現する店舗経理の効率化
スマレジ
株式会社スマレジが提供するスマレジはiPadやiPhoneを用いた低価格かつ高機能なPOSレジです。
スマレジとfreee会計を連携することで、一日の締め作業を自動で簡単に完了させることができるようになります。
コミュニケーションツール
Slack(スラック)
Slackとfreee会計を連携することにより、freee会計で申請した経費精算、支払依頼、各種申請の承認依頼、申請結果、コメントをSlackのダイレクトメッセージとしてリアルタイムで受け取ることができます。
証憑確認やコメント入力、承認、差戻し、却下をSlack上で行うことができ、申請の承認業務をSlack上で完結することができます。
freee人事労務連携とできるおすすめシステム
続いてfreee人事労務と連携できるシステムのおすすめをご紹介します。
勤怠管理システム
KING OF TIME(キングオブタイム)
KING OF TIMEとは、株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供するクラウド勤怠管理システムです。多数の打刻手段が魅力です。
Touch On Time(タッチオンタイム)
Touch On Timeとは、株式会社デジジャパンが提供するクラウド勤怠管理システムです。勤怠だけではなく、有給休暇、スケジュールなど各種機能を利用することができ、料金体系はどの機能を利用しても月々300円/人とお手頃です。
IEYASU勤怠管理
IEYASU勤怠管理とは、ベンチャー企業や中小企業向けに必要な機能を精査した、シンプルで使いやすい勤怠管理システムです。「社員データ」「月次の勤怠管理データ」をAPI連携によりワンクリックで毎月の給与計算のための必要データをfreee人事労務へ連携することができます。
freeeと連携できるシステムを探すなら
freeeでは、「freeeアプリストア」で連携できるシステムを一覧でご紹介しています。業務別でシステムが分類されているので、欲しいシステムを簡単に探し出すことが出来ます。
連携方法のヘルプページもリンクされているので、実際に連携を行う時も簡単に始められます。
まとめ
せっかく会計や人事労務のサービスを新しく導入、または入れ替えるのであれば、システム連携をもっと活用しないともったいないですよね。現在の自社の課題を洗い出し、会計や人事労務の情報を活用してどのように改善していくことができるのか、改めて考えてみましょう!
経理を自動化し、日々の業務をもっとラクにする方法
経理業務には日々の入出金管理だけでなく、請求書や領収書の作成から保存まで多岐にわたります。
シェアNo.1のクラウド会計ソフト(*1)「freee会計」では、面倒な仕訳や入力作業を自動化、必要書類も簡単に作成でき、経理業務にかかる時間を半分以下(*2)に削減できます。
※1.シミラーウェブ、ローカルフォリオ(2019年10月)
※2.自社調べ。回答数1097法人。業務時間が1/2以上削減された法人数
また、関連書類はクラウド内で保存が可能です。管理にかかるコストも削減でき、書類の破損や紛失の心配もありません。
数あるソフトの中でも、freee会計を導入するメリットをご紹介します。

明細の自動取り込みで日々の帳簿作成が簡単・ラクに!
銀行口座やクレジットカードを同期することにより、利用明細を自動的に取り込むことができます。取り込んだ明細から勘定科目の登録はもちろん、売掛金や買掛金の消し込み、資金の移動などの記帳も可能です。
明細を手入力ではなく自動的に取り込むため、入力の手間や漏れなく正確な帳簿を作成できます。

経営層にもわかりやすいレポートを自動作成!
会社を経営するうえで重要なのはお金の流れです。freee会計では、お金の流れをリアルタイムで把握できるレポートを自動で作成できます。
たとえば「資金繰りレポート」を作成すると、今後のお金の出入りを踏まえた上で現金の残高推移を確認することができます。現金の動きを把握することで、資金ショートの防止につながります。

決算関連の書類作成にも対応!
freee会計では、中小企業の決算関連書類を自動的に作成できます。
<freee会計で出力可能な書類の一例>
- 貸借対照表・損益計算書
- 仕訳帳・総勘定元帳
- 現金出納帳 など
ほかにもfreee会計には、効率的な経理を実現するための機能が豊富に備わっています。
<freee会計の機能例>
- 見積書/請求書/納品書の発行
- 入金確認や消込、帳簿への反映
- 支払管理や振込ファイルの自動作成
- 証憑管理(電子帳簿保存対応)etc...
今すぐfreee会計を使ってみたい方は、freee会計アカウントの新規作成(無料)ページからお試しください。