会計の基礎知識

収支決算書・収支決算報告書とは?よく使われる事例をわかりやすく解説

最終更新日:2021/01/07

収支決算書・収支決算報告書とは?よく使われる事例をわかりやすく解説

会社で経理や会計を担当している方は、年度末の決算に関する書類の作成や処理に忙殺されているのではないでしょうか。   

収支決算書・収支決算報告書(以下「収支決算書」と称する)とは、年度末に作成される様々な書類の一つです。企業だけでなく、地域の自治会などの小さい組織(団体)でも、お金が動く場所で定期的に作成されます。

この記事では、収支決算書とは何か、なぜ作成されるのか、どのような情報が含まれているのかを解説していきます。   

企業や法人の決算について知りたい方はこちらをご覧ください。

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収支決算書・収支決算報告書とは

収支決算書(収支決算報告書)とは、一定期間(多くの場合4月から翌年3月までの1年間)の収支をまとめたもので、経営実績や財務状況を明らかにするために作成されます。

収支決算書は、複数の書類をまとめたものの通称であり、収支に関する主な書類は「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュ・フロー計算書」の3点以上で収支決算書を構成しています。

「貸借対照表」と「損益計算書」について詳しく知りたい方は、こちらの「知っておくと便利な「貸借対照表」と「損益計算書」の深いつながり」を、「キャッシュ・フロー計算書」について詳しく知りたい方は「キャッシュ・フロー計算書とは」をご覧ください。

収支決算書・収支決算報告書が使われる機会

前述したように、お金の出入りがあるところではどこでも収支決算書を作成することがあります。ここでは、日常生活で一般の人が目にする可能性の高い2種類の収支決算書をピックアップしてみましょう。   

町内会などの自治会の例

町内会などの自治会における収支決算書

回覧板などで目にすることもある、町内会など地元自治体の発行するものです。

一戸建てにお住まいの方は、ほとんどの場合、町内会や自治会に加入し、会費を納めていることでしょう。その組合の役員の中で会計・経理を担当している人方が年度末に決算書を作成しています。

収支決算書を見れば、この1年間に自治会員の会費がどのように使われたのか、お金の入出金は適正なのか、年間を通して赤字か黒字かなどがわかります。地域によっては、夏祭りなど季節の行事に使った予算も決算書に記載し、回覧板や広報誌に掲載している所もあるようです。

町内会程度の規模の組織の場合、収支や予算で使用する項目を記録した非常にシンプルな書類が「収支決算書」と呼ぶことが多くなっています。   

企業の例

企業が作成する収支決算書は、決算書、財務諸表、計算書類などと呼ばれています。税金の計算、次年度の事業目標や戦略方針の決定、株主への配当金の計算などを行うための重要な書類です。

大企業の場合は、年間決算の他にも、1年を4つの四半期に分けて3カ月に1回決算を行う「四半期決算」が行われる場合があります。上場企業は四半期ごとに決算を行うことが義務付けられています。

決算書を構成する各書類は、以下のような内容で作成されることが多いようです。会社規模が大きくなればなるほど、記載する項目も増えていきます。

【決算書の主な記載項目について】

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • キャッシュ・フロー計算書(営業活動によるキャッシュ・フロー・投資活動によるキャッシュ・フロー・財務活動によるキャッシュ・フロー
  • 株主資本等変動計算書
企業の場合、決算書は非常に重要なものとなります。

会社の経営状況を客観的に判断する材料となるため、銀行などの金融機関から融資を受ける際に提出を求められることが多い書類です。また、外部企業がその企業に商品やサービスを提供する際に、売上金を回収できるかどうかを確認するためにも、決算書を見て検討することが出来るので重要と言えます。

また、投資家が株を購入する前に投資判断をするための重要な指標として捉えられています。収支決算書は、今後の発展性があるかどうかなど、株価の将来性を判断する上で非常に重要なものです。投資をするだけでなく、前項でも述べましたが、金融機関から資金調達をする際にも、直近の決算書などは融資の可否に大きく影響します。   

会計freeeで日々の経理を行うと決算書はワンクリックで作成、閲覧、出力が可能です。 収支決算書(決算報告書)

収支決算書・収支決算報告書の記載項目

収支決算書の記載項目表

町内会などの自治会では、一般的に次のような項目に基づいて収支決算書を作成しています。

  • 収入の部・支出の部
  • 予算額・決算額・差引増減額
勘定科目(お金の使途を示すもの)は、組織や規模によって細かく異なります。どのような勘定科目を作成するのかについては、慎重に顧問税理士に相談しましょう。   

懇親会を例にした収支決算書・収支決算報告書のイメージ

例えば、懇親会の場合、運営するために会員から年会費を徴収しているのではないでしょうか。

その会費がイベントごとにどのように使われたのか、現在の残高はいくらなのかなどを明確にしておく必要があります。使途不明金などがないよう、細かいところまで明記して、経費の未計上が無いようにすることができます。   

例として、以下のように明記することができます。   

収入 金額
前年度繰り越し 30,000
会費 80名分 240,000
収入合計 270,000


支出 金額 備考
〇月〇日懇親会 飲食費 160,000 参加人数 
〇月〇日懇親会 会場代 45,000
重複支払者 返金分 3,000
支出合計 208,000
差引残高 62,000

懇親会の場合は、会費を任意の加入で賄っているケースが多いことでしょう。   

つまり、収支決算書の内容に疑問を持った人が退会してしまうと、結果的に運営資金が減ってしまうということです。お世話になっている会員が退会してしまうと、仲の良かった他の会員へも影響し、次々に会員が退会してしまうという事態になりかねません。会員に不信感を抱かせるような内容にならないよう十分に注意をしましょう。

大変な決算業務を効率的に行う方法

決算に向けて、日々の記帳時間を少しでも短縮して、経理業務を楽にしたいと思いませんか?

クラウド会計ソフトシェア1位の「会計freee」は、法人決算でもっとも大変な記帳に手間をかけず、ボタン一つで簡単に決算書類を作成することができます。

数あるソフトの中でも会計freeeが選ばれる理由は大きく2つ。

  • 売上請求管理・入出金管理など欲しい機能がそろっている
  • 経理の初心者でも記帳や書類作成はかんたん・ラクに

それぞれご紹介していきます。

売上請求管理・入出金管理など欲しい機能がそろっている

これまでの一般的なソフトは仕訳を入力するだけで、会計ソフト=仕訳ソフトでした。しかし経理業務は仕訳だけではありません。売上を管理するために台帳を作成したり、エクセルで管理したり、仕訳以外の業務を会計ソフトの外で行う必要がありました。

会計freeeなら、債権管理・入出金管理・資金繰り管理など、中小企業の経理に必要な機能が揃っており、それぞれを別で管理したり、買い足す必要はありません。会計freeeで一元管理することで、転記や紙での作業はなくなり、効率化を実現できます。

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「もともとは、見積・請求・納品情報、発注情報、証憑などの元データをエクセルで管理していましたが、会計freeeで一元管理することで圧倒的に手間が減りました。」 ー 株式会社アトラエ

経理の初心者でも記帳や書類作成はかんたん・ラクに

会計freeeは貸方・借方など複式簿記の会計用語はほとんど出てきません。事業主が行うことは、収入と支出を入力することだけ。PCはもちろん、スマホからも簡単に登録できます。領収書を撮影するとOCR機能で文字を自動で読み取り、入力の手間もかかりません。

金額と日付と何に利用したかを記載するとfreeeが勘定科目も自動推測。裏側で複式簿記の計算を行い、仕訳形式で登録。ボタン1つで決算書も作成できます。

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「決算期にまる2週間かかってたいた作業が不要に。妻がこれなら子育てしながらできると言ってくれています。」 ー 株式会社U.garden

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「損益レポート」を使えば、

  • ある部門の損益状況を時系列で確認する
  • 費用・収益の発生状況をグラフから確認する
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などを確認できます。そのほかにも現金出納帳の代替ができる現預金レポートや、資金繰り状況を一目で確認できる資金繰りレポートなどが自動で作成されます。

また、機能を誰でも使いこなせるよう、導入前の設定から導入後の運用の課題まで、経験方なサポートスタッフがスピーディに対応してくれます。サポート利用者のアンケートではサポート総合満足度94%を達成しています。

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月払いと年払いの2種類のお支払い方法があり、年払いの場合2か月分お得となっています。有料利用前に最大1ヶ月無料でお試し利用ができます。

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無料お試し時点でも、有料登録をしなければ自動で課金はされません。使い方がわからない場合はチャットや電話でのサポートも用意されています。気になる方はまず無料でお試しされることをお勧めします。

まとめ

収支決算書は、企業・組織の実情を客観的に明らかにし、健全な運営をしていることを示すための重要な書類です。間違いや漏れが絶対にないよう、気を付けて作成しましょう。

企業の決算書の重要性についてさらに詳しく知りたい方は「決算書は誰にとって必要か?ステークホルダーについて解説」をご覧ください。

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