確定申告の基礎知識

2021年スマホで確定申告。やり方、注意点などまとめ

最終更新日:2021/08/17

スマホで確定申告ができることをご存知でしょうか?これまでは所得税の支払いのみスマホで行えましたが、2019年からは確定申告書を作成して提出できるようになりました。

しかし、スマホで確定申告ができるかどうかは、作成したい確定申告書の内容や提出方法によって異なります。

今回の記事では、スマホの確定申告について詳しくご紹介します。

2021年スマホで確定申告。やり方、注意点などまとめ

目次

スマホで確定申告とは?

スマホで確定申告とは、文字通りスマートフォンを利用して確定申告書を作成し、提出することを言います。確定申告をスマホ行いたい場合は、まず「作成」と「提出」に分けて行う必要があります。

確定申告書類をスマホで作成するには「会計ソフト」や国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用します。

そして、作成した確定申告書をスマホから「提出」までできるのは「確定申告書等作成コーナー」のみです。2018年まではスマホから確定申告書を提出することができませんでしたが、2019年からは「提出」までできるようになりました。画面も見やすくなり、好評を得ています。

しかし、確定申告をする全ての人がスマホで提出できるわけではなく、いくつか条件があります。

スマホから確定申告書作成コーナーを利用する条件

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、スマートフォンのどの機種からでもアクセスできますが、前述したように利用できる人には制限があります。

条件としては、給与以外の収入がないこと。つまり、スマホから確定申告書コーナーを利用するには、副収入がない会社員であることが条件となります。

また、以下のいずれかに該当する場合は、スマホからの確定申告はできません。パソコンから国税庁ホームページ「所得税(確定申告書等作成コーナー)」にアクセスして、確定申告書を作成します。

  • 複数の会社から収入がある(源泉徴収票が2枚以上ある)
  • 勤務先で年末調整が済んでいない、行っていない
  • 生命保険や国民年金、健康保険料の控除を利用したい
  • 医療費控除・寄付控除を利用「されていない」

確定申告作成コーナー|申告内容に関する質問1

確定申告作成コーナー|申告内容に関する質問2

確定申告作成コーナー|申告内容に関する質問3

「はい」「いいえ」の二択で答え、もしスマホから利用できない場合は「PCからご利用ください」とアラートが出ます。

スマホで確定申告書を作成する手順

上記の条件に当てはまる場合は、確定申告書が作成できます。

ただし、サービスの利用を開始する前に、利用者識別番号と暗証番号(パスワード)を取得する必要があります。まだお持ちでない方は、e-Taxのホームページ「開始届出書の作成・提出」にアクセスし、利用者識別番号(ID)とパスワードの発行を申請しましょう。

確定申告作成コーナー|利用者識別番号等の入力

利用者識別番号(ID)と暗証番号(パスワード)を入力するとログインできます。

利用者識別番号と暗証番号の入力したら、画面の指示に従って自分の1年間の給与や所得控除、住宅借入金(住宅ローン)などを入力します。スマホでの入力を途中で中断してしまうと、データの保存やパソコンへの転送ができなくなってしまうので、入力の際には一気に行うことをおすすめします。

スマホで作成した確定申告書を提出するには

スマホで作成した確定申告書を提出する方法には、書面で提出する方法と電子申告(e-Tax)で提出する方法があります。メールと同じようにオンラインで確定申告書を提出できるe-Taxがおすすめです。

スマホで電子申告(e-Tax)を行う場合は、マイナンバーカードとマイナンバーカードを読み取りに対応したスマホの2つが必要です。ご自身の機種が対応しているかどうかは「地方公共団体情報システム機構 対応機種一覧」から確認しましょう。

お使いのスマホが電子申告に対応していない場合は、コンビニや自宅のプリンターで確定申告書を印刷し、税務署に郵送するのがおすすめです。切手や封筒も大抵のコンビニで販売されているので、郵送に必要なものがない場合でも、コンビニを利用すれば印刷から郵送までを完結させることができます。

税務署に持っていく場合は、確定申告の締め切りが近づくと税務署が大変混雑しますので、早めに準備しておきましょう。


確定申告の期間延長について

確定申告は通常3月15日が期限ですが、2021年3月提出分(令和2年分)の確定申告期間は、新型コロナウイルスの影響により4月15日に延長されました。

併せて、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限も4月15日に延長されます。

詳細は以下のサイトからご確認ください。

参考:
国税庁「令和二年分 確定申告特集」
国税庁「申告・納付期限を令和3年4月15日(木)まで延長します(報道発表資料)」

フリーランスや個人事業主がスマホで確定申告をするには

これまでご紹介してきたように、個人事業主やフリーランス、副収入のがある会社員の方や、国民年金の控除を利用したい場合は、スマホから「確定申告書等作成コーナー」を利用することはできません。

しかし、freee確定申告などの会計ソフトを利用すれば、スマホやアプリから確定申告書を作成できます。空いた時間に確定申告作業ができるので、とても便利です。

確定申告freee「書類の作成」


確定申告freee「書類の出力」


確定申告freee「書類の提出」

忙しくてパソコンを開く時間がないという方でも、移動中やお昼休みなどの空いた時間にスマホ一台で簡単に確定申告の準備を進めるができます。

freee確定申告はスマホでの電子申告には対応していませんが、スマホで作成した確定申告書類をプリントアウトしたり、パソコンで電子申告(提出)することができます。

スマホのアプリで確定申告をしよう

スマホの確定申告にご興味がある方は、ぜひこちらのアプリをダウンロードしてみてください。

スマホで納税手続きをするには

確定申告書を税務署に提出した後、3月15日までに所得税を納める必要があります。

※年によって期限日が異なる場合があります。詳しくは国税庁のホームページをご確認ください。

主な国税の納付期限(法定納期限)及び振替日

令和2年分:申告所得税及び復興特別所得税

納期等の区分 法定納期限 振替日
予定納税第1期 令和2年7月31日(金) 令和2年7月31日(金)
予定納税第2期 令和2年11月30日(月) 令和2年11月30日(月)
確定申告 令和3年4月15日(木) 令和3年5月31日(月)
確定申告延納 令和3年5月31日(月) (注)

(注)申告・納付期限の延長に伴う振替日の変更により、振替日が延納期限と同一日の令和3年5月31日(月)となります。

このため、確定申告書に延納届出額を記載した場合であっても、確定申告に基づき納付いただく税額の全額を一括して振替納税による口座引落しを行います。

令和2年分:消費税及び地方消費税

・個人事業者

納期等の区分 法定納期限 振替日
確定申告(原則) 令和3年4月15日(木) 令和3年5月24日(月)

・法人事業者
確定申告分:課税期間終了日の翌日から2月以内
中間申告分・課税期間の特例適用のある方については、税務署へお尋ねください。

法人税

確定申告分:事業年度終了日の翌日から2月以内
中間申告分については、税務署へお尋ねください。

源泉所得税及び復興特別所得税

  • 納期の特例の承認を受けていない場合
    源泉徴収の対象となる所得を支払った月の翌月10日
  • 納期の特例の承認を受けている場合(給与等特定の所得に限ります。)
    1月から6月までの支払分: 7月10日
    7月から12月までの支払分:翌年1月20日

相続税

確定申告分:相続の開始があったことを知った日の翌日から10月以内

贈与税

確定申告分:翌年3月15日

備考

上記納期限が土曜日、日曜日、国民の祝日・休日の場合は、その翌日が納期限となります。

参考・引用元:国税庁「主な国税の納期限(法定納期限)及び振替日

所得税の支払方法

支払いには以下の方法があります。

  1. 振替納税を利用する
  2. e-Taxで納付する
  3. クレジットカードで納付する
  4. QRコードによりコンビニエンスストアで納付する
  5. 金融機関又は税務署の窓口で現金で納付する

1. 振替納税を利用する

確実に振替納付できるよう、振替日の前日までに預貯金残高をご確認ください。なお、振替納税は申告期限までに申告書を提出された場合に限り利用できます。

参考・引用元:国税庁「振替納税の新規(変更)申込み

2. e-Taxで納付する

自宅等からインターネットを利用して納付できます。e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や法定調書の提出、届出や 申請などの各種手続をインターネットを通じて行うことができるものです。

また、税金の納付も、ダイレクト納付やインターネットバンキング、ペイジー(Pay-easy)対応のATMを利用して行うことができます。

参考・引用元:「【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

3.クレジットカード

今すぐにでも自宅で納税を終わらせたい、外出をしたり準備をする時間がない、という方にはクレジットカード払いがおすすめです。国税庁が指定する「国税クレジットカードお支払いサイト」にアクセスして、税金の種類や納税額、クレジットカードの支払い情報を入力するだけで納税が完了します。

VISA、MASTER CARD、JCB、AmericanExpress、TS CUBIC CARDなど幅広いクレジットカードが利用できます。

参考・引用元:
国税庁「[手続名]クレジットカード納付の手続
国税クレジットカードお支払サイト

4. QRコードによりコンビニエンスストアで納付する

ご自宅などで、確定申告書等作成コーナーやコンビニ納付用QRコード作成専用画面から納付に必要な情報をQRコードとして作成(印刷)し、コンビ二エンスストアで納付できます。

参考・引用元:国税庁「[手続名] コンビニ納付(QRコード)

5. 金融機関又は税務署の窓口で現金で納付する

金融機関又は所轄税務署の窓口で、現金に納付書を添えて納付する方法です。なお、納付書をお持ちでない方は、税務署又は所轄税務署管内の金融機関に用意してある納付書を使用してください。

※金融機関に納付書がない場合は、所轄税務署までご連絡ください。

参考・引用元:国税庁「[手続名] 現金に納付書を添えて納付(金融機関又は税務署の窓口)

スマホで確定申告に向いている方

最後に、スマホでの確定申告に向いている人について見ていきましょう。

以下のような方は、スマホで確定申告をすることをおすすめします。

  • 個人事業主で、自分で経理業務を行いたい方
  • 会計・経理の知識がないが、簡単に書類作成を行いたい方
  • 時間がなく、できるだけ効率良く作業を進めたい方
  • 領収書の管理が苦手な方
  • 面倒な税金の計算をアプリで行いたい方
もし当てはまるのであれば、確定申告ソフトを使って確定申告をしてみてはいかがでしょうか。ここでは、おすすめの確定申告ソフトをご紹介します。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。

青色申告と白色申告の違いを知りたい!という方は、「青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い」をご参照ください。

書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も多いでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
以下に書類を完成させるまでのステップをご紹介します。

5stepで確定申告書が完成

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

1.銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動入力!

1年分の経費の入力はとても面倒。freee会計なら、銀行口座やクレジットカードを同期することで自動入力にできます。日付や金額だけでなく、勘定科目を推測して自動入力してくれるので、作業時間と手間を大幅に省くことができます。

確定申告の金額や科目を自動入力

溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.簿記を知らなくても手軽に入力できる!

freee会計は現金での支払いも、いつ・どこで・何に使ったか、家計簿感覚で入力するだけなので、とても手軽です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるので、簿記を覚えなくても迷わず入力することができます。

難しい簿記を学ぶ必要なし


有料のスタータープラン(年払いで月額980円)、スタンダードプラン(年払いで月額1,980円)はチャットで確定申告についての質問が可能です。さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能になります。

価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。最大30日間無料でお試しいただけます。

3.質問に答えるだけで税金は自動計算

質問に答えるだけで税金の計算ができる

税金の計算も○×の質問に答えるだけ

保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は、税金が安くなります。それらの難しい税金の計算も、freee会計なら、質問に答えるだけで自動算出。確定申告のために、わざわざ税金の本を買って勉強をする必要はありません。

4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

freee会計を使って確定申告書を自動作成したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダの用意があれば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!

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簡単に確定申告書が完成

あとは完成した確定申告書を提出して納税するだけ

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税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円ほど、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほどという場合がほとんどです。freee会計なら、月額980円〜でステップに沿って質問に答えるだけで、簡単に確定申告を完了することができます。

余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。

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