確定申告の基礎知識

【2022年最新】スマホで確定申告が便利!やり方や注意点をまとめました

最終更新日:2022/01/28

2022年スマホで確定申告。やり方、注意点などまとめ

令和3年分(2022年提出分)の確定申告では、スマートフォンによる申告の対象範囲が広がったことに加え、スマホ撮影で給与の源泉徴収票を自動入力できるようになるなど、制度やシステムがより便利なものになりました。

スマホで確定申告を行う方法はいくつかありますが、国税庁の提供する「確定申告書等作成コーナー」を利用する方法では、事業所得や不動産所得がない人に限定されており、個人事業主は基本的に対象外となってしまいます。

本記事では、基本的なスマホ申告のやり方に加え、個人事業主でもスマホで申告できる方法、また必要な準備等についてわかりやすく解説します。

※2022年3月16日追記※

e-Taxの接続障害の影響で期限である3月15日までに確定申告を完了できなかったケースについて、国税庁から延期申請に関する発表がありました。



  • e-Tax障害による延期申請の旨を記載した上で、2022年4月15日までに書面またはe-Taxで提出すれば期限後申告の扱いにならない。
  • 65万円の青色申告特別控除を受ける場合、e-Tax障害による延期申請の旨を記載した上で、2022年4月15日までにe-Taxで提出すれば65万円控除を受けられる。すでに書面で提出している場合も、同様の方法で再提出することで65万円控除を受けられる。

詳細は国税庁のホームページをご覧ください。

また、freee会計を利用してe-Taxを行う場合の対応については「令和4年3月14日 e-Tax接続障害 freeeでの対応」をご確認ください。

目次

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スマホで確定申告とは

スマホ申告とは、文字通りスマートフォンを利用して確定申告書を作成、提出することです。

スマホから確定申告をすることで、申告書をプリントアウトして郵送や、直接税務署まで持参する必要がなくなり、インターネットを通して場所や時間を問わずに確定申告を完了できます。

また、PCの操作に不慣れな人でも比較的簡単に申告手続きを行うことができるのが、スマホから確定申告を行うメリットと言えるでしょう。


確定申告の流れ

スマホで確定申告をする2つの方法

スマホで電子申告をする方法は、以下の2つに分けられます。

スマホで電子申告する方法

確定申告書等作成コーナー」は、確定申告書の作成から提出まで行える便利なシステムです。2017年度までは、PC版のみ電子申告(e-Tax)に対応していましたが、2018年度からはスマホやタブレットからも電子申告ができるようになりました。

ただし、すべての人がスマホで「確定申告書等作成コーナー」を利用できるわけではなく、いくつかの条件を満たしている必要があります。

スマホで確定申告ができる人・できない人

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、スマートフォンのどの機種からでもアクセスできますが、前述したように利用できる人には制限があります。

対象となる所得や控除は、以下のようになっています。

対象所得 給与所得 / 雑所得 / 一時所得 / 特定口座年間取引報告書 /
上場株式等の譲渡損失額(前縁繰越分)
所得控除等 すべての所得控除 / 政党等寄附金特別控除 / 災害減免額 / 外国税額控除 /
予定納税額 / 本年分で差し引く繰越損失額

※特定口座年間取引報告書、上場株式等の譲渡損失額(前縁繰越分)、外国税額控除は令和3年分(2022年提出分)の確定申告から新たに対象範囲になりました。

給与収入がある会社員や、年金収入・副業等の雑所得がある方などは、確定申告書等作成コーナーをスマートフォンの専用画面で利用することができます。

しかし、スマホから確定申告書等作成コーナーを利用する方法では、事業所得や不動産所得がある方が対象外となります。そのため、個人事業主がスマホから確定申告を完結させるためには、e-Taxに対応した会計ソフト(会計アプリ)の利用が必要になります。

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スマホで確定申告書を作成する手順

国税庁の「所得税(確定申告書等作成コーナー)」にスマホからアクセスし、画面の指示に従って入力を進めます。

※事業所得のあるフリーランスの方がスマホから確定申告する方法は、本記事の「フリーランスや個人事業主がスマホで確定申告をするには」の章で詳しく解説しています。

①申告内容に関する質問に回答する

確定申告書等作成コーナーのサイトから「作成開始」ボタンをタップすると、以下のような質問画面になりますので、申告の内容に応じて「はい」「いいえ」で回答をします。


確定申告作成コーナー|申告内容に関する質問1

確定申告作成コーナー|申告内容に関する質問2

確定申告作成コーナー|申告内容に関する質問3

スマホ申告の対象外に該当する場合は「PCからご利用ください」とアラートが出ます。

②利用者識別番号とパスワードを入力する

利用を開始する前に、「利用者識別番号」と「暗証番号(パスワード)」を取得する必要があります。まだお持ちでない方は、e-Taxのホームページ「開始届出書の作成・提出」にアクセスし、利用者識別番号(ID)とパスワードの発行を申請しましょう。


確定申告作成コーナー|利用者識別番号等の入力

取得した利用者識別番号(ID)と、暗証番号(パスワード)を入力するとログインできます。

③必要情報を入力する

利用者識別番号と暗証番号を入力したら、画面の指示に従って自分の1年間の給与や所得控除、住宅借入金(住宅ローン)などを入力します。

スマホでの入力を途中で中断してしまうと、データの保存やパソコンへの転送ができなくなってしまうので、入力の際には一気に行うことをおすすめします。

なお、令和3年分の確定申告から、新たに「源泉徴収票OCR機能(スマホのカメラ機能を利用した読取)」が確定申告書等作成コーナーに搭載されました。この機能を使用すれば、内容を手入力することなく、スマホのカメラで源泉徴収票を撮影するだけで記載情報を該当項目に自動反映させることができます。

スマホからのe-Tax利用はマイナンバー方式が推奨

スマホからのe-Taxの利用には「ID・パスワード方式」と「マイナンバーカード方式」の2種類がありますが、マイナンバー方式の利用をおすすめします。

「マイナンバーカード方式」は、マイナンバーカードの読み取りに対応したスマホもしくは、専用のICカードリーダライタでマイナンバーカードを読み取り、e-Taxにログインする方法で、ID・パスワード方式と比べて利用できる機能が多くあります。

たとえば、利用者識別番号と暗証番号でログインする場合(ID・パスワード方式)は、メッセージボックスの閲覧ができないため、還付金の処理状況や、過去の申告履歴を見ることができません。過去の申告を振り返りたい場合は手元に控えを持っておく必要があるでしょう。

マイナンバーカード方式であれば、e-Taxにログインしてそれらの情報をいつでも確認できます。なお、マイナンバー方式では、初回ログイン時にマイナンバーカードの読み取りを行い、利用開始手続きをする必要があります。

スマホで作成した確定申告書を提出するには

スマホで作成した確定申告書を提出する方法には、書面を窓口もしくは郵送で提出する方法と電子申告(e-Tax)で提出する方法があります。

オンラインで確定申告書を提出できるe-Taxを活用することで、インターネット環境さえあれば、場所を問わずに申告・納税ができるだけでなく、「添付書類を省略できる」「青色申告者は控除額が10万円アップする」するといったメリットを享受できます。

スマホで電子申告(e-Tax)を行う場合は、マイナンバーカードとマイナンバーカードを読み取りに対応したスマホの2つが必要です。対応機種に関しては、「マイナンバーカード方式で申告するための準備」をご確認ください。

お使いのスマホが電子申告に対応していない場合は、コンビニや自宅のプリンターで確定申告書を印刷し、税務署に郵送するのがおすすめです。切手や封筒も大抵のコンビニで販売されているので、郵送に必要なものがない場合でも、コンビニを利用すれば印刷から郵送までを完結させることができます。

税務署に持っていく場合は、確定申告の締め切りが近づくと税務署が大変混雑しますので、早めに準備しておきましょう。

電子申告方法について詳しく知りたい方はこちら

フリーランスや個人事業主がスマホで確定申告をするには

個人事業主やフリーランスの方で事業所得がある場合は、スマホから「確定申告書等作成コーナー」を利用することはできません。

しかし、freee確定申告などの会計ソフトを利用すれば、スマホやアプリから確定申告書を作成〜提出することができます。空いた時間に確定申告作業ができるので、とても便利です。

ただし、会計ソフトのなかには、「書類作成」にのみ対応していて「電子申告」までは対応していないソフトもあるので注意が必要です。

スマホで納税手続きをするには

確定申告書を税務署に提出した後、3月15日までに所得税を納める必要があります。


確定申告期間と税金の納期限まとめ

【関連記事】
2022年(令和3年分)の確定申告期間はいつからいつまで? 納税期限もまとめて解説

納税手続きには以下の方法があります。

  1. 振替納税を利用する
  2. e-Taxで納付する
  3. クレジットカードで納付する
  4. QRコードによりコンビニエンスストアで納付する
  5. 金融機関又は税務署の窓口で現金で納付する

1. 振替納税を利用する

振替納税とは、納税者の個人名義の預貯金口座からの、口座引落しによって納税する方法です。手続きを行えば自動で引落しされるので、納税のし忘れを防ぐことができます。

確実に振替納付できるよう、振替日の前日までに預貯金残高をご確認ください。なお、振替納税は申告期限までに申告書を提出された場合に限り利用できます。

参考・引用元:国税庁「振替納税の新規(変更)申込み

2. e-Taxで納付する

自宅等からインターネットを利用して納付できます。e-Tax(国税電子申告・納税システム)とは、所得税、消費税、贈与税、印紙税、酒税などの申告や法定調書の提出、届出や 申請などの各種手続をインターネットを通じて行うことができるものです。

また、税金の納付も、ダイレクト納付やインターネットバンキング、ペイジー(Pay-easy)対応のATMを利用して行うことができます。

参考・引用元:e-tax「国税電子申告・納税システム(イータックス)

3.クレジットカード

今すぐにでも自宅で納税を終わらせたい、外出をしたり準備をする時間がない、という方にはクレジットカード払いがおすすめです。国税庁が指定する「国税クレジットカードお支払いサイト」にアクセスして、税金の種類や納税額、クレジットカードの支払い情報を入力するだけで納税が完了します。

VISA、MASTER CARD、JCB、AmericanExpress、TS CUBIC CARDなど幅広いクレジットカードが利用できます。

参考・引用元:
・国税庁「[手続名]クレジットカード納付の手続
国税クレジットカードお支払サイト

4. QRコードによりコンビニエンスストアで納付する

ご自宅などで、確定申告書等作成コーナーやコンビニ納付用QRコード作成専用画面から納付に必要な情報をQRコードとして作成(印刷)し、コンビ二エンスストアで納付できます。

参考・引用元:国税庁「[手続名] コンビニ納付(QRコード)

5. 金融機関又は税務署の窓口で現金で納付する

金融機関又は所轄税務署の窓口で、現金に納付書を添えて納付する方法です。なお、納付書をお持ちでない方は、税務署又は所轄税務署管内の金融機関に用意してある納付書を使用してください。

※金融機関に納付書がない場合は、所轄税務署までご連絡ください。

参考・引用元:国税庁「[手続名] 現金に納付書を添えて納付(金融機関又は税務署の窓口)

納税方法について詳しく知りたい方はこちら

スマホで確定申告に向いている人

最後に、スマホでの確定申告に向いている人について見ていきましょう。

スマホで確定申告に向いている人

  • 個人事業主で、自分で経理業務を行いたい方
  • 会計経理の知識がないが、簡単に書類作成を行いたい方
  • 時間がなく、できるだけ効率良く作業を進めたい方
  • 領収書の管理が苦手な方
  • 面倒な税金の計算をアプリで行いたい方

もし当てはまるのであれば、確定申告ソフトを使って確定申告をしてみてはいかがでしょうか。ここからは、おすすめの確定申告ソフトをご紹介します。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。

青色申告と白色申告の違いを知りたい!という方は、「青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い」をご参照ください。

書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も多いでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
以下に書類を完成させるまでのステップをご紹介します。

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有料のスタータープラン(年払いで月額980円)、スタンダードプラン(年払いで月額1,980円)はチャットで確定申告についての質問が可能です。さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能になります。

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3.質問に答えるだけで税金は自動計算

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保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は、税金が安くなります。それらの難しい税金の計算も、freee会計なら、質問に答えるだけで自動算出。確定申告のために、わざわざ税金の本を買って勉強をする必要はありません。

4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

freee会計を使って確定申告書を自動作成したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダの用意があれば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!

【関連記事】
【2022年版】e-Taxでネットで確定申告:PC・スマホでのやり方とメリットまとめ

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余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。

【関連記事】
【初めての向けにオススメ】そもそも確定申告とは?スマホ申告の活用など

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まとめ

スマホで確定申告するための条件や具体的な方法についてまとめました。

国税庁が提供する「確定申告書等作成コーナー」や「e-Tax」など、年々機能や利便性が向上しています。パソコンを持っていない人や扱い慣れていない人でも、普段からスマホを使っていれば、ある程度スムーズに申告手続きができるようになってきていると言えるでしょう。

しかし、これらは確定申告書の作成から申告・納税の手続きに限った話とも言えます。確定申告書に記載する事業の入出金や帳簿づけ等は普段から行っておく必要があります。

今回紹介したfreee会計を使う方法であれば、銀行口座やクレジットカードとの紐付けによって記帳作業を半自動化することもできます。freee会計では、パソコン、スマホアプリどちらからでもアクセスできるうえ、e-Taxへのデータ送信にも対応しているので、普段の経理業務と申告作業をまるごと軽くしたい人はぜひご検討ください。

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