確定申告の基礎知識

e-Taxで確定申告をしたい!必要な事前準備とは?

e-Taxを利用して確定申告を行うには、作成者が本人であるかの確認のために必要な電子証明書を取得のうえ、開始届出や各種ソフトのインストールが必要です。e-Taxに必要な環境と、その設定手順を順を追ってみていきましょう。

PCのOSやブラウザなどの利用環境の確認

e-Taxの動作のために必要なハードウェア

e-Taxを行うPCでは、以下のハードウェア環境が必要です。数年以内に発売されたパソコンであればまず問題ないでしょう。ただし、ディスクの空き容量に注意してください。

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また、PDF閲覧ソフトとして、Adobe Readerが必要ですのでインストールしておきましょう。推奨以外のブラウザでは、「確定申告書等作成コーナー」の利用ができません。

電子証明書として利用できるマイナンバーカードの発行

e-Taxでは、データ作成者が本人であるかどうかの確認のために、電子証明書を用います。2017年の確定申告から新規に電子証明書を取得する場合は、マイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードには標準で電子証明書機能が搭載されていますので、すでに住民基本台帳カードに組み込まれた電子証明書を取得済みの際は有効期限内はそのまま電子証明書として利用できます。すでに電子証明書をお持ちでも、新たにマイナンバーカードの交付を受けた場合は、マイナンバーカードをご利用下さい。

マイナンバーカードの発行は余裕を持って

マイナンバーカードの発行は、居住地の市役所や区役所で可能です。申請の際には、マイナンバー制度開始後に送付された、マイナンバー通知書が必要となります。

マイナンバーカード作成の手続きはPCやスマートフォンからでも可能ですが、発行されるまでには時間がかかりますので、e-Taxをお考えの場合はできるだけ早く作成しておきましょう。確定申告が始まってからの発行では間に合わないことも考えられます。



電子証明書を読み取ることができるICカードリーダライタを入手

マイナンバーカードから電子証明書を読み取るには、ICカードリーダライタが必要です。USB接続で利用可能な製品が家電量販店などで販売されていますので、事前に購入しておきましょう。3,000円程度で入手が可能です。ICカードリーダライタの中には、公的個人認証サービスに対応するものとしないものがあります。ポータルサイトで対応状況を確認のうえ、購入しましょう。

また、サービス利用時には、ドライバのインストールが必要です。機種によって異なりますが、正常にインストールされると、通信状況をランプで確認できます。ランプの無い場合は、デバイスマネージャなどで正常にインストール完了しているかどうかが判別できます。インストールが確認できたら、e-Taxに個人証明書を登録します。

e-Taxの利用登録および利用者識別番号の取得

必要ソフトウェアのインストール

e-Taxを利用するには、ルート証明書や公的個人認証サービス利用者クライアントソフト、署名送信モジュールなどのソフトウェアをインストールしなければなりません。また、初めてマイナンバーカードを取得した場合には、カード内の電子証明書をe-TAXソフトに登録する必要があります。

Windowsの場合は、ソフトウェアを同時にインストール可能な、「事前準備セットアップ」ファイルが用意されていますので、これを利用します。

Macの場合は、ルート証明書や公的個人認証サービス利用者クライアントソフトが必要ですので、それぞれダウンロードしておきます。

利用者識別番号の取得

e-Taxを利用するには、e-Taxの開始届出書が必要です。届出は、e-Taxのサイトからオンラインで可能です。正常に届出が受け付けられると、ログインに必要な利用者識別番号が表示されます。その後、利用者識別番号に電子証明書の登録を行います。

「確定申告書等作成コーナー」利用前の設定

「確定申告書等作成コーナー」利用前には、JavaScriptのオン、ポップアップブロックの解除、および電子署名を行うためにActiveXコントロールの有効化を行う必要があります。いずれもInternetExplorerのインターネットオプションから設定が可能です。OKを押して設定後、ブラウザを再起動すると設定が有効となります。

まとめ

いかがでしたか?最初は少し手間に感じるe-Taxですが、一度設定をしてしまえば今後自分の好きな時間に簡単に申告書作成から提出までを行えます。ぜひ、今年の申告からe-Taxにチャレンジしてみてください。

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