確定申告の基礎知識

e-Taxで確定申告をしたい!必要な事前準備とは?

e-Taxを利用して確定申告を行うには、作成者が本人であるかの確認のために必要な電子証明書を取得のうえ、開始届出や各種ソフトのインストールが必要です。e-Taxに必要な環境と、その設定手順を順を追ってみていきましょう。

freee会計で電子申告をカンタンに!

freee会計は〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポート!口座とのデータ連携によって転記作業も不要になり、入力ミスも大幅に削減します。

電子申告を簡単にできるfreee会計のサイトバナー

PCのOSやブラウザなどの利用環境の確認

e-Taxの動作のために必要なハードウェア

e-Taxを行うPCでは、以下のハードウェア環境が必要です。数年以内に発売されたパソコンであればまず問題ないでしょう。ただし、ディスクの空き容量に注意してください。

48_1



48_2



また、PDF閲覧ソフトとして、Adobe Readerが必要ですのでインストールしておきましょう。推奨以外のブラウザでは、「確定申告書等作成コーナー」の利用ができません。

電子証明書として利用できるマイナンバーカードの発行

e-Taxでは、データ作成者が本人であるかどうかの確認のために、電子証明書を用います。2017年の確定申告から新規に電子証明書を取得する場合は、マイナンバーカードが必要です。マイナンバーカードには標準で電子証明書機能が搭載されていますので、すでに住民基本台帳カードに組み込まれた電子証明書を取得済みの際は有効期限内はそのまま電子証明書として利用できます。すでに電子証明書をお持ちでも、新たにマイナンバーカードの交付を受けた場合は、マイナンバーカードをご利用下さい。

マイナンバーカードの発行は余裕を持って

マイナンバーカードの発行は、居住地の市役所や区役所で可能です。申請の際には、マイナンバー制度開始後に送付された、マイナンバー通知書が必要となります。

マイナンバーカード作成の手続きはPCやスマートフォンからでも可能ですが、発行されるまでには時間がかかりますので、e-Taxをお考えの場合はできるだけ早く作成しておきましょう。確定申告が始まってからの発行では間に合わないことも考えられます。



電子証明書を読み取ることができるICカードリーダライタを入手

マイナンバーカードから電子証明書を読み取るには、ICカードリーダライタが必要です。USB接続で利用可能な製品が家電量販店などで販売されていますので、事前に購入しておきましょう。3,000円程度で入手が可能です。ICカードリーダライタの中には、公的個人認証サービスに対応するものとしないものがあります。ポータルサイトで対応状況を確認のうえ、購入しましょう。

また、サービス利用時には、ドライバのインストールが必要です。機種によって異なりますが、正常にインストールされると、通信状況をランプで確認できます。ランプの無い場合は、デバイスマネージャなどで正常にインストール完了しているかどうかが判別できます。インストールが確認できたら、e-Taxに個人証明書を登録します。

e-Taxの利用登録および利用者識別番号の取得

必要ソフトウェアのインストール

e-Taxを利用するには、ルート証明書や公的個人認証サービス利用者クライアントソフト、署名送信モジュールなどのソフトウェアをインストールしなければなりません。また、初めてマイナンバーカードを取得した場合には、カード内の電子証明書をe-TAXソフトに登録する必要があります。

Windowsの場合は、ソフトウェアを同時にインストール可能な、「事前準備セットアップ」ファイルが用意されていますので、これを利用します。

Macの場合は、ルート証明書や公的個人認証サービス利用者クライアントソフトが必要ですので、それぞれダウンロードしておきます。

利用者識別番号の取得

e-Taxを利用するには、e-Taxの開始届出書が必要です。届出は、e-Taxのサイトからオンラインで可能です。正常に届出が受け付けられると、ログインに必要な利用者識別番号が表示されます。その後、利用者識別番号に電子証明書の登録を行います。

「確定申告書等作成コーナー」利用前の設定

「確定申告書等作成コーナー」利用前には、JavaScriptのオン、ポップアップブロックの解除、および電子署名を行うためにActiveXコントロールの有効化を行う必要があります。いずれもInternetExplorerのインターネットオプションから設定が可能です。OKを押して設定後、ブラウザを再起動すると設定が有効となります。

まとめ

いかがでしたか?最初は少し手間に感じるe-Taxですが、一度設定をしてしまえば今後自分の好きな時間に簡単に申告書作成から提出までを行えます。ぜひ、今年の申告からe-Taxにチャレンジしてみてください。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。

確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!

1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。

また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。


freee会計 管理画面イメージ4

溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.現金取引の入力もカンタン!

freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。


freee会計 管理画面の例1

さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。

freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。

3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!

各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。

freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。


freee会計 管理画面の例2

4.確定申告書を自動作成!

freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成​​した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。

また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。

freee会計 管理画面の例3

完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!

freee会計を使うとどれくらいお得?

freee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。

税理士などの専門家に代行依頼をすると、確定申告書類の作成に5万円〜10万円程度かかってしまいます。freee会計なら月額980円(※年払いで契約した場合)から利用でき、自分でも簡単に確定申告書の作成・提出までを完了できます。

余裕をもって確定申告を迎えるためにも、ぜひfreee会計の利用をご検討ください。

freee会計で電子申告をカンタンに!

freee会計は〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポート!口座とのデータ連携によって転記作業も不要になり、入力ミスも大幅に削減します。