確定申告の基礎知識
【2020年令和最新】確定申告の提出書類とチェックリスト
最終更新日:2020/04/09
個人事業主やフリーランスにとって、確定申告は年に一度の一大イベント。ミスなく申告書を作成し、提出したいところです。この記事では、確定申告の提出書類について詳しくご説明します。チェックリストやミスなく提出する方法、さらには2020年最新の変更事項についても紹介しますので、ぜひ最後まで見逃しなく。
目次
確定申告で必要な提出書類とは
確定申告では、個人の状況によって必要な提出書類が異なります。
個人の状況とは、青色申告か白色申告かの他、どんな控除を受けているかにもよります。
まずは、青色申告・白色申告などの状況別に提出書類を見ていきましょう。
項目 | 提出または添付書類 |
青色申告(65万円控除) | 確定申告書B 青色申告決算書(貸借対照表と損益計算書) |
青色申告(10万円控除) | 確定申告書B 青色申告決算書(損益計算書) |
白色申告 | 確定申告書B 収支内訳書 |
赤字で青色申告する場合 |
確定申告書B 青色申告決算書 第四表 |
事業所得に加え譲渡所得がある場合 |
確定申告書B 青色申告決算書 第三表 |
確定申告の提出時に必要な添付書類
上記の書類に加えて、各種控除に関する書類などを添付する必要があります。こちらも、個人によって提出書類は異なります。
項目 | 提出または添付する書類 |
マイナンバーカードが ある場合 |
マイナンバーカードの写し(表面及び裏面の写し) |
マイナンバーカードが ない場合 |
番号確認書類(通知カード、住民票の写し、住民票記載事項証明書のいずれか)と、身元確認書類(運転免許証やパスポートなど記載したマイナンバーの持ち主であることを確認できる書類)の写し |
配当所得がある場合 |
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医療費控除を適用する場合 |
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社会保険料控除を適用する場合 |
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小規模企業共済等掛金控除を適用する場合 |
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生命保険料控除を適用する場合 |
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地震保険料控除を適用する場合 |
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寄付金控除を適用する場合 |
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勤労学生控除を適用する場合 |
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住宅ローン控除を適用する場合 |
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政党等寄付金特別控除を適用する場合 |
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*各種所得控除(医療費控除等)を適用される場合は、明細書の提出も必要です。
(参考:国税庁『申告書に添付・提示する書類』)
提出しなくてもいい書類
必ず提出しなければいけない書類がある一方で、提出が不要な書類もあります。
支払調書
例えば、取引先から送られてくる支払調書。確定申告の前に送られてくるため「添付しなければいけないのでは?」と思いがちですが、報酬を受け取る側には提出義務はありません。
2020年以降は源泉徴収票も不要に
また、2019年(令和元年)度税制改正等において、国税関係手続の簡素化が図られることとなりました。2019年(令和元年)4月1日以後に提出する確定申告書については、下記の各種書類の添付は不要です。
- 給与所得、退職所得及び公的年金等の源泉徴収票
- 給与所得、退職所得、公的年金などの源泉徴収票
- オープン型証券投資信託の収益分配の支払通知書
- 配当などの支払通知書
- 上場株式配当などの支払通知書
(参考:国税庁『国税関係手続が簡素化されました』)
これまでは、確定申告をする際に給与所得がある場合は源泉徴収票を添付する必要がありました。しかし2020年以降の確定申告では、源泉徴収票をいちいち添付書類台紙にのり付けして提出する作業が不要になります。
確定申告の提出期限
確定申告書では、毎年1月1日から12月31日までの1年間に生じた所得について、翌年2月16日から3月15日までの間に確定申告を行い、所得税を納付することになっています。
※土日祝日の場合は翌月曜日にずれます。
(参考:国税庁HP『No.2024 確定申告を忘れたとき』)
確定申告書をミスなく正確に提出するには
これまで、青色申告や白色申告などケース別に確定申告の提出書類をご紹介してきました。控除はさらに人によって当てはまるかどうかが異なります。
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青色申告と白色申告の違いを知りたい!という方は、こちらもご参照ください。「青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い」
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e-Taxでネットで確定申告:PC・スマホでのやり方とメリットまとめ【2019年(令和元年)10月最新情報】
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