確定申告の基礎知識

e-Taxを利用した還付申告を徹底解剖!

2~3月になると、個人事業主にとっては年1回の確定申告のシーズンがやってきます。1年間の事業の会計結果を税務署へ報告する必要があるためです。確定申告を完了させるには様々な書類の作成・提出が必要となり、煩雑な業務が生じます。

これまでは申告書類を紙で作成するなど、面倒な作業が多かったのですが、「e-Tax」(電子申告)の登場により、インターネット上で申告ができるようになりました。e-Taxを利用した確定申告でも還付申告が可能です。今回はe-Taxを利用した際の還付の流れを解説します。

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確定申告や還付って何?

確定申告とは事業を営むに当たって1年間、源泉徴収という形式で納付してきた税金を一気に精算し、確定した税金を税務署に申告することを指します。確定申告は「税務申告書の作成」と「差額の納付」という手続きで構成されます。個人事業主は原則として確定申告を行わなければなりません。

確定申告を行った税金の額が納付額を上回った場合は追加で税金を納付します。一方で、逆に税金を納付しすぎているケースもあります。これが「還付」の対象となります。

つまり、「還付」とは、納付しすぎた税金が納付者に戻ってくることを意味します。個人事業主にとっては「納付した税金が還付されるかもしれない」というのが、確定申告を行う上での最大のメリットです。個人事業主にとっては、払いすぎた税金を取り戻す年に1度の機会になります。

e-Taxを利用した確定申告のメリット

e-Tax(電子申告)と呼ばれる「国税電子申告・納税システム」を利用すると、ウェブ上で確定申告ができます。インターネット環境があれば、書類の作成・提出まで場所を問わず申告作業を進められます。確定申告時期には24時間アクセスができるので、時間的制約も無くなります。 紙で書くなどの煩雑な業務が削減でき、税務署への持参や送付などが不要になる点がe-Taxを利用する最大のメリットです。

さらに、ご利用の会計ソフト上のデータをe-Taxと連携し、e-Taxへ入力作業を省くことも可能です(ご利用のソフトが連携可能がご確認ください)。もちろん、e-Taxへ入力する場合でも、合計値を手計算する必要が無くなりますし、入力漏れもエラー表示され、正確に書類を作成できます。

還付金の返還を待ちましょう

上記のようにe-Taxで確定申告を行い、税金の納付額が還付の対象となった場合は、納付者(申告者)に差額が返ってきます。e-Taxで行われた還付申告は3週間程度で処理されます。還付金の受け取りは、金融機関の口座への振り込みやお近くのゆうちょ銀行の店舗や郵便局での受領などいくつかあります。ご都合の良い方法で還付金を受け取りましょう。

個人事業主にとって、1年の決算を確定すると同時に納付すべき税金を決定するための最も重要な手続きです。期限に遅れることのないようお早めに申告手続きに着手することをお勧めします。余裕を持って確定申告を終え、優雅な春を迎えましょう。

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