確定申告の基礎知識

e-Taxを使ってネットで確定申告:スマホでのやり方とメリットまとめ【2019年2月最新情報】

確定申告書類の提出方法には、直接税務署に提出する方法や郵送があります。
しかし、e-Taxなら自宅のパソコンで作成し、申告まで済ませることが可能です。ここでは、e-Taxのメリットや実際の申告方法についてなど、詳しくご紹介していきます。

e-Taxを使ってネットで確定申告:スマホでのやり方とメリットまとめ【2019年2月最新情報】
楽に確定申告ができる会計freeeのサイトバナー

e-Taxってどんなもの?

e-Tax(イータックス)の正式名称は「国税電子申告・納税システム」です。国税庁が管轄する国営のオンラインサービスで、2004年から導入されています。

インターネット環境があれば、自宅やオフィスにいながら国税に関する申告・申請・届出・納税の手続きが行える、とても便利なシステムです。自身のパソコンで決算報告書や確定申告書が作成でき、申告手続きまで済ますことができるため、確定申告のために税務署を訪れ、長蛇の列に並ぶ必要がなくなります。

e-Taxに対応した申告書を作成・送信する市販のソフトは数種類ありますので、自身に合ったものを利用しましょう。ちなみに、確定申告ソフトのfreeeも対応しており、パソコンだけでなく、スマートフォンからも利用できます。

e-Taxは、自営業者やフリーランスの方はもちろん、確定申告が必要な会社員でも利用可能です。 法人の申告も受け付けています。

e-TaxのHPはこちら

e-Taxが対応している手続き

e-Taxでは、以下の手続きに対応しています。

1.申告に関わる手続き

税金の申告に関わる手続きを行えます。確定申告に関わる書類(確定申告書・青色申告決算書(収支内訳書)・各種源泉徴収票など)の提出ができるほか、贈与税・法人税・消費税など様々な申告に対応しています(詳しくはこちら)。

2.申請・届出に関わる手続き

税金の申告以外にも、税に関わる様々な申請や届出もe-Taxから行うことができます。身近な例で言えば、個人事業の開業届出書や、青色申告の承認申請書なども提出が可能です(詳しくはこちら)。

3.添付書類の提出(画像データを利用)

1. 2.で紹介した税金の申告や各種申請・届出には、添付書類の提出が求められることがあります。e-Taxではそのような添付書類も、画像データを利用して提出することができます。(e-Taxを通じて画像データで提出が可能な添付書類はこちら)。

e-Taxのメリット1:オンラインの申告で利便性アップ

e-Taxの1番のメリットは、なんと言ってもオンライン上で申告手続きができることによる利便性の向上にあります。具体的なポイントをまとめました。

1.リモートで申告手続きができる

税務署に足を運ばずに(もしくは、郵送手続きなどの作業を省いて)確定申告ができるのは、忙しい人にとってはありがたい点です。

2.24時間いつでも利用できる

メンテナンス期間を除き、確定申告期間中はオンラインで24時間対応しています。

3.書類の添付を省略できる

前述の通り、源泉徴収票や医療費控除の領収書などは、原本書類の提出・提示を省略できます(ただし書類は一定期間保管しておくことが必要になります)。

4.早めに申告ができる

通常、税務署での確定申告は2/16~3/15が受付期間となりますが、e-Taxを利用した申告では1月上旬から確定申告を行うことが可能です。早めに確定申告書類の作成が完了した人にとっては、2月中旬まで待たなくても申告手続きが済ませられるようになりました。

5.還付がスピーディー

e-Taxで申告すると、還付もスピーディーに行われる点もメリットとなります。例年、1~2月に申告すると2~3週間、3月に申告すると3~4週間で処理されます。

e-Taxのメリット2:控除額が増えておトク(2020年から)

平成30(2018)年度の税制改定で、青色申告の特別控除額が変更されました。2020 年分の確定申告以降は、e-Taxで青色申告の手続きを行った際の特別控除額は変わらず65万円ですが、そうでない場合は55万円になります。一方で同時に、誰にでも等しく適用される基礎控除の金額が38万円から48万円に増額されます。これによって、e-Taxを利用していると差し引き10万円分の控除額アップにつながることになります。
e-Taxを利用することで税金の金額も抑えることができるようになるので、経済的にも益々おトクになります。

国税庁のHPより

e-Taxのメリット3:マイナンバーカードで手続きがシンプルに

国税庁でもe-Tax利用の簡便化を目指して、様々な取り組みを行っています。その1つに2019年1月から導入された「マイナンバーカード方式」という認証方式があります。これまではe-Tax利用にあたって、開始届出書の提出や専用のID/PWの受領が必要でしたが、「マイナンバーカード方式」を利用すればそれらの手続きが不要になります。
また、マイナンバーカードを取得していない方に向けた簡便化の暫定的な対応として「ID・パスワード方式」も導入されました。一時的な移行措置のようですが、簡易にe-Taxを始める方法として検討してみても良いかもしれません。

国税庁のHPより

e-Taxを始める際の準備

様々なメリットがあるe-Taxですが、利用を始めるにあたっては事前準備が必要です。

1.パソコンの環境を整備する

e-Taxは、どんなパソコン環境からでも利用できるわけではありません。国税庁が推奨する環境に使用するパソコンが該当するかを予めチェックしておきましょう。また、個人情報を取り扱うという点で、パソコンのセキュリティー対策もしっかりしておく必要があります(詳しくはこちら)。

2.e-Taxの開始届出を提出する

所轄の税務署に「電子申告等開始届出書」を提出し、受理されることでe-Taxの利用ができるようになります。届出書は、「e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー」という国税庁のWebサイトを介してオンラインで提出することもできます。提出後に取得できる「利用者識別番号」と「暗証番号」を用いることで、e-Taxの利用が開始できます。

参考:e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー

3.電子証明書を取得する

e-Taxソフトを利用するには、データの作成者が誰であるか、及び送信されたデータが改ざんされていないことを確認するための「電子証明書」が必要となります。「マイナンバーカード」「企業の発行した電子証明書」などが「電子証明書」と呼ばれます。
申告の際には、それらを提出データに付与して提出することになります。おもに利用するのはマイナンバーカードとなりますが、マイナンバーカードは自分で交付手続きをしなければ取得できません。まだ取得していない人は、住民票のある市区町村の窓口に問い合わせてください。

4.電子証明書を読み込むICカードリーダライタを購入する

パソコンに接続して使うICカードリーダライタが、電子証明書を読み込むために必要となります。家電量販店、ネット通販などで2,000円程度で購入できます。マイナンバーカードを電子証明書として利用する場合には、対応している機種を選んでください。また、購入したICカードリーダライタのドライバをパソコンにインストールしておきましょう。

引用元:地方公共団体情報システム機構

なお、2017年1月から一部のスマートフォンの「リーダライタモード」を使った認証も可能になりました。

マイナンバーカードに対応したNFCスマートフォン一覧

e-Taxを使った確定申告の方法

e-Taxでの申告方法には、次のような方法があります。

1.市販の会計ソフトで申告書データを作成し、ソフトから直接送信する

市販の会計ソフトを利用して、確定申告書や決算書などの確定申告に必要な書類データを作成します。会計ソフト自身が提供している電子申告アプリを利用して、e-Taxの申告手続きを行います。
操作する画面のほとんどが市販の会計ソフトなため、シンプルな操作で申告作業を完了できます。またソフトによってはMacにも対応しているため、オススメの方法です。
(確定申告ソフトのfreeeはこの方法に対応しています:詳しくはこちら

2.市販の会計ソフトで申告書データを作成し、e-Taxソフトを介して送信する

国税庁が提供している専用のe-Taxソフトに、市販の会計ソフトで作成した確定申告に関するデータを取り込むことで手続きを行います。市販のソフトと、e-Taxソフトの2つを操作することになります。

3.e-Taxソフトで申告書データの作成と申告手続きの送信を行う

e-Taxソフトでも、必要最小限の機能ながら申告書データを作成することができます。作成されたデータを用いて、e-Taxソフトで申告手続きを行います。

4.国税庁の確定申告コーナーで申告書データを作成し、e-Taxで申告する

国税庁のサイトでe-Taxソフトとは別に「確定申告等作成コーナー」というツールが設けられています。ここで作成したデータを、e-Taxを利用して申告することができます(詳しくはこちら)。

e-Taxを使った確定申告の方法【スマホ版】

2019年(2018年度分)の確定申告から、スマートフォンでのe-Tax提出が可能になりました。ここではスマホを利用したe-Taxの利用方法についてご紹介します。

スマホ用のe-Taxソフトを利用しよう

スマホでe-Taxを行うには、国税庁が提供している「e-Tax ソフト(SP 版)」を利用します。こちらにアクセスすることで、スマホ用のe-Taxソフトが利用できます。
スマホ用のe-Taxソフトにログインする際には、前述した「利用者識別番号」「暗証番号」を利用します。マイナンバー方式でログインする場合には、別途提供されている「e-Taxアプリ」という専用のスマホアプリを利用します。

スマホ用のe-Taxソフトが利用できる機種・環境は?

スマホ用のe-Taxソフトが利用できる推奨環境は以下の通りとなっています。利用を始める前にご自身のスマホが該当するか確認しましょう。

  • Android…バージョン:Android 6.0 ~ 8.1・ブラウザ:Google Chrome
  • iOS…バージョン:iOS 10.3 / iOS 11.4・ブラウザ:iOS Safari

※e-Taxソフトへのログインにマイナンバー方式を利用する場合には、専用の「e-Tax」でマイナンバーカードの読み取りに対応している機種である必要があります。対応機種には、AndroidのAQUOSやXperia、Galaxyなどの機種が該当する一方、iPhoneは読み取りに対応していないので注意が必要です。(2019年1月23日現在)

まとめ

時間を気にすることなく確定申告が行えるというのは、忙しい人にとってはとても魅力的です。最初の準備と登録さえしてしまえば、毎年利用できます。税務署の混雑から解放されるe-Taxでの確定申告を、利用してみてはいかがでしょうか。

確定申告(電子申告)を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。
書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も少なくありません。
そこでお勧めしたいのは、確定申告ソフトfreeeの活用です。


確定申告ソフトのfreeeは、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
さらにfreeeは、電子申告にも対応。freeeから直接オンライン上で申告ができます。
以下に書類を作るまでのステップをご紹介します。

ステップに沿って入力するだけ

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期すれば自動入力!

面倒な1年分の経費の入力も、銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動で入力できます。日付や金額だけでなく、勘定科目を推測して自動入力してくれるので大幅に手間を省くことができます。

基本情報の入力

ため込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.簿記を知らなくてもカンタンに入力できる!

現金で払った場合でも、いつ・どこで・何に使ったか、家計簿感覚で入力するだけで大丈夫です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるので、簿記を覚えなくても迷わず入力することができます。

簿記を知らなくてもカンタンに入力

有料のスタータープラン(月額980円)、スタンダードプラン(月額1980円)は
チャットで確定申告についての質問が可能。
さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能です。

3.質問に答えるだけで税金は自動計算

○×の質問に答えるだけで税金も計算


保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は税金が安くなります。難しい税金の計算もfreeeなら、質問に答えるだけで自動で計算してくれます。確定申告をするために、本を買って税金について勉強する必要はありません。

4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

あとは自動で確定申告書を作成してくれるので、税務署に郵送や電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダをご用意いただけば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!
あとは確定申告書を提出するだけ

あとは完成した確定申告書を提出して納税するだけ

freeeから直接オンライン上で電子申告

e-tax_image.png

freeeから直接オンライン上での電子申告も可能です。WindowsだけではなくMacにも対応。こちらもステップに沿って情報を入力していくだけで、自宅にいながら確定申告を完了できます。

いかがでしょう?
確定申告ソフトのfreeeは、ステップに沿って質問に答えるだけで簡単に確定申告を完了することができます。
会計に関する知識がゼロの初心者の方から「本当に簡単に終わった!」との声も多数寄せられています。
確定申告を行うためには、日頃から帳簿をつけたり、必要書類をそろえたりしておく必要があります。しかし、確定申告ソフトを活用すれば、「青色申告をしたかったのに、書類不備で手続きできなかった!」「何度も書き直しで大変だった」という思いをすることは少ないでしょう。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
【初めての向けにオススメ】そもそも確定申告とは?スマホ申告の活用など

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