確定申告の基礎知識

Macで使える会計ソフトとは?青色での確定申告にも対応

公開日:2020/03/12
最終更新日:2020/03/12

会計ソフトの中には、Mac対応しているものとそうでないものがあります。このため、会計ソフトを選ぶ際には動作環境のチェックが必須です。
また、Macで問題なく動作したとしても、「Macは電子申告に非対応」の会計ソフトも。2020年度から青色申告者は電子申告をすると10万円分の控除が利用できますので、この点も必ず確認しましょう。
本記事では、「Mac対応の会計ソフト」をテーマに、会計ソフトを選ぶ際のポイントや青色申告をお得に活用する方法について詳しくご紹介していきます。

Macで使える会計ソフトとは?青色での確定申告にも対応

目次

Macで使える会計ソフト

クラウド型の会計ソフトはMac対応

会計ソフトにはクラウド型とインストール型のものがあり、クラウド型はMacに対応しているケースがほとんどです。インストール型は、Macでは動作せずにWindowsのみ対応のものが多いので、導入の際は必ず「動作環境」を確認しお使いのパソコンのOSが対応しているかチェックしましょう。

クラウド型・インストール型の会計ソフト比較

クラウド型とインストール型を比較する際は、動作環境の他にもいくつかチェックポイントがあります。

クラウド型 インストール型
動作環境 Windows・Mac対応 ソフトによりMac非対応のことも
ネット環境 インターネットが必要 インターネットがなくても作業可能
利用デバイス パソコン、タブレット、スマートフォン パソコン
支払い 月額制もしくは年間支払い 購入時のみ

動作環境の他には、ネットに接続しなくても使えるかどうかや、スマホやタブレットからも使用したいかどうかがチェックのポイントになります。
インストール型は利用時にネット環境が必要ありませんが、クラウド型はネット接続が必要になります。ネット環境が整っている場所で利用する場合は問題ありませんが、そうではない場合インストール型の方が良いでしょう。

クラウド型のメリットは、ネット環境さえ整っていればPC、スマホ、タブレットからアクセス可能な点です。アプリを介してレシートをカメラ撮影、自動で取り込むこともできます。ちょっとした空き時間に経理作業ができる点も魅力です。

会計freeeはアプリからレシート撮影・データ取り込み可能
会計freeeはアプリからレシート撮影・データ取り込み可能


インストール型は購入時と、システムアップデートの際に料金の支払いが必要になります。クラウド型は月ごともしくは年ごとに支払いが必要ですが、アップデートは無料で行われるケースがほとんどです。

例えば2019年に消費税の改定がありましたが、インストール型会計ソフトのなかには買い直しが必要なものもありました。今後も、税金や法律が改定された際に買い直しが必要になると非常に手間でコストもかかります。その点、クラウド型の会計ソフトは自動でアップデートを行ってくれるため楽でコストもかかりません。

Macから電子申告ができる会計ソフトとは

Macから電子申告ができるかどうかもチェックのポイントです。

確定申告を提出する際は、

  1. 税務署に持参して提出
  2. 郵送での提出
  3. 電子申告

の3つの方法があります。1と2に関しては、使用する会計ソフトがMacで利用できれば問題ありませんが、電子申告をする場合、会計ソフトが対応していないケースもあるので注意が必要です。

e-Taxで青色申告をするメリット

電子申告は、自宅にいながら確定申告が完了する利便性が魅力ですが、その他に節税面でも大きなメリットがあります。
2020年度分以降、青色申告特別控除の金額が65万円から55万円に変更になります。その分、基礎控除は10万円分増額になるので、一見増減ゼロですが、e-Taxで電子申告をすると55万円の控除が65万円にアップするのです。
電子申告をするだけで10万円分控除が増えるのは節税面で大変な魅力です。

さらに、社会保険料控除証明書や医療費のレシートなど、紙の申請では添付が必要な書類の提出が省略できます。

e-Taxを利用すると省略できる添付書類

  • 給与所得者の源泉徴収票
  • 年金受給者の源泉徴収票
  • 社会保険料控除の証明書
  • 生命保険料控除の証明書
  • 地震保険料控除の証明書
  • 住宅ローン控除の借入金年末残高証明書(2年目以降)
  • 医療費控除の領収書
  • 寄付金控除の証明書
  • 特定口座年間取引報告書
  • 雑損控除の証明書

各書類は5年間保管し、税務署から提出や提示を求められた際には応じる必要がありますので、うっかり捨ててしまわないよう気をつけましょう。

会計ソフトを使ってMacで電子申告をするには

Macユーザーが市販の会計ソフトを使って電子申告をするためには、以下の2つの方法があります。

  1. 市販の会計ソフトで確定申告書類を作り国税庁の確定申告書等作成コーナーから提出
  2. 市販の会計ソフトで確定申告書類を作り、会計ソフト経由で電子申告

これまで各会計ソフトはMacでの電子申告対応に非対応というケースが多かったのですが、2019年1月に確定申告ソフトfreeeがMacへの対応を発表。
これにより、freeeを使えば確定申告書等作成コーナーを使わずに書類の作成から提出まで一気通貫でできるようになりました。

ICチップ入りマイナンバーカードとカードリーダを入手する

電子申告をするには、マイナンバーカードとカードリーダが必要です。カードリーダはマイナンバーカードの読み取りに必要で、最近ではスマホから読み取りもできるようになりました。

①マイナンバーカード
紙製の「マイナンバー通知カード」ではなく、ICチップ入りの「マイナンバーカード」が必要です。まだお持ちでない方は、地域の自治体でマイナンバーカードの取得を申請しましょう。

②カードリーダー
マイナンバーカードに対応しているカードリーダー(SONYのPaSoRiなど)を入手します。最近ではスマートフォンでも読み取れるようになりましたので、こちらから対応機種をご確認ください。

事前準備③:e-Taxの利用登録を行う

上記の環境が整ったら、e-Taxを利用するための登録を行います。その場合、

  • マイナンバーカード方式
  • ID・パスワード方式

のいずれかで登録を行い、利用者識別番号(ID)とパスワードを取得します。ID・パスワード方式はマイナンバーカード方式が浸透するまでの暫定的な方法のため、利用者識別番号(ID)にも3年の有効期限があります。

e-taxを選択された方へ
e-Tax利用のためには、マイナンバーカード方式もしくは
ID・パスワード方式で事前登録が必要
(参照:国税庁ホームページ「e-Taxを選択された方へ」)

登録が完了しましたら、公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)をダウンロードして、パソコンにインストールします。

Mac対応の電子申告アプリをダウンロード

e-Taxを利用する準備が整ったら、会計ソフトを使ってMacから電子申告をする方法について説明していきます。
例として出すのは確定申告ソフトfreeeです。

まず、freeeの電子申告アプリのインストーラをダウンロード・セットアップします。

インストーラ

ダウンロードした「freee.dsig.pkg」をダブルクリックするとインストーラが起動するので、画面の案内に沿ってインストールを完了します。

インストール

「アプリケーション」の中に「freee 電子申告アプリ」が存在することを確認します。

freee 電子申告アプリ

事前準備②電子証明書を登録する

メニュー「確定申告」→「確定申告書類の作成」→「提出」のステップに進みます。
「②利用者識別番号を入力しましょう」へ、e-Taxサイトや税務署で発行できる利用者識別番号(16ケタ)を入力します。
「③マイナンバー(個人番号)を入力しましょう」では、プルダウンから事業主の方の氏名を選択後、下部に表示される入力欄へマイナンバーを入力します。

マイナンバー入力

「④電子証明書を登録しましょう」で表示されている内容を確認します。内容を修正する場合、[入力項目を編集]をクリックすると「基本」ステップに戻り、修正が可能です。

内容確認後、[登録する(電子申告アプリが起動します)]ボタンをクリックするとfreee 電子申告アプリが起動しますので、ログインパスワードを入力後[ログイン]をクリックします。

ログイン

以下のような画面が表示されますので、プルダウンから「マイナンバーカード」を選択し、マイナンバーカードのパスワードを入力します。続けてe-Taxのパスワードを入力し、「登録する」をクリックすると電子証明書の登録が行われます。

会計ソフトのfreeeで電子申告を行う

メニュー[確定申告]→[確定申告書類の作成]画面を開き、「基本」の各項目に入力し、「提出方法を選びましょう」のチェックを「電子申告(freee)」に入れます。

電子申告

その際、電子申告(e-Tax)を選ぶと、freeeを経由せずにe-Taxから提出することもできます。

「収支」ステップの各項目に入力、すでに入力済みの場合は、内容を再確認しましょう。
「確認」ステップで申告書類の内容を確認後、「提出」ステップへ進み、「提出の準備をしましょう」の内容がすべて完了していることを確認します。

「⑤提出しましょう」のステップで、「申告する」をクリックします。確認メッセージが表示されますので「はい」を選択すると、freee 電子申告アプリが起動します。パスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。

ログイン後、署名の項目で電子署名を行い、正常に送信が完了すると完了した旨のメッセージが表示されます。

以上が、会計ソフトを利用してMacで確定申告をするための手続きです。
ただ、手続きを開始する前に、そもそも確定申告書類を正確に作る必要があります。ここから先は、確定申告を正確に簡単にする方法についてご紹介します。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。
書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も少なくありません。
そこでお勧めしたいのは、確定申告ソフト「会計freee」の活用です。


会計freeeは、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
以下に書類を作るまでのステップをご紹介します。

会計freeeなら、ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期すれば自動入力!

会計freeeは、面倒な1年分の経費の入力も、銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動で入力できます。日付や金額だけでなく、勘定科目を推測して自動入力してくれるので大幅に手間を省くことができます。

会計freeeなら、溜め込んだ経費も自動入力で簡単

溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.簿記を知らなくてもカンタンに入力できる!

会計freeeなら、現金で払った場合でも、いつ・どこで・何に使ったか、家計簿感覚で入力するだけで大丈夫です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるので、簿記を覚えなくても迷わず入力することができます。

簿記を知らなくてもカンタンに入力

有料のスタータープラン(年払いで月額980円)、スタンダードプラン(年払いで月額1,980円)は
チャットで確定申告についての質問が可能。
さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能です。

価格・プランについて確認したい方はこちら。最大30日間無料でお試しいただけます。

3.質問に答えるだけで税金は自動計算

会計freeeなら、税金の計算も○×の質問に答えるだけ

税金の計算も○×の質問に答えるだけ


保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は税金が安くなります。それらの難しい税金の計算も会計freeeなら、質問に答えるだけで自動で算出してくれます。確定申告をするために、わざわざ本を買って税金の勉強をする必要はありません。

4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

会計freeeで確定申告書を自動作成したら、税務署に郵送や電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダをご用意いただけば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!
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会計freeeなら、完成した確定申告書を提出して納税するだけ

あとは完成した確定申告書を提出して納税するだけ

会計freeeを使うとどれくらいお得?

確定申告ソフトの会計freeeは、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」との声も多く寄せられています。

税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほど必要ですが、会計freeeなら月額980円〜でステップに沿って質問に答えるだけで簡単に確定申告を完了することができます。

余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
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