確定申告の基礎知識

予定納税は所得税を前払いする仕組み!確定申告で払いすぎは還付される

公開日:2020/01/25
最終更新日:2020/02/10

予定納税は所得税を前払いする仕組み!確定申告で払い過ぎは還付される

予定納税とは、所得税の金額が一定額以上になる見込みの人が税金の先払いをするシステムで、予定納税を行う必要があるのは、前年分の確定申告で納税額が15万円以上になった場合です。

前年分の所得に対する納税額が15万円以上の場合、納税額の2/3が予定納税額になります。

予定納税を行う時期は決まっており、7月と11月の2回に分けて納付を行わなければなりません。

予定納税で税金を納めすぎている場合は、還付金として払いすぎた税金が戻ってくる仕組みもあります。

サラリーマンには無関係の話に聞こえますが、副業などで所得がある場合は、自分で計算して確定申告をする必要があります。サラリーマンでも予定納税になる人もいるでしょう。

予定納税を忘れると高利率の延滞税が請求されることがあるので注意しなければなりません。

この記事では予定納税の制度について詳しく解説します。

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目次

予定納税とは?本年分の所得税を前払いする制度

予定納税とは、所得税の金額が一定額以上になる見込みの人が行う「税金の前払い」制度です。

前年分の確定申告で申告した納税額をもとに、本年分の所得に対する納税額を前払いする仕組みになっています。

予定納税を行う義務があるか否かの判断は、基本的には前年分の確定申告で申告納税額が15万円を超えているかどうかによって判断します。15万円を以上の納税があった場合には、予定納税が発生します。

実際に納める予定納税額は、前年分の確定申告で申告した納税額の2/3です。

予定納税額の支払い時期は7月と11月の2回

予定納税を行う必要のある人は、本年分の所得税を7月と11月に先払いで納付することになります。

<予定納税の納付時期>
第1期:7月1日〜7月31日の間第2期:11月1日〜11月30日の間

第1期、第2期の予定納税の金額はあくまでも前年の申告納税額をもとに計算した概算額ですから、翌年3月の本年分の確定申告によって正しい金額との調整を行うことになります。

予定納税額が多すぎた(今年の所得が昨年に比べて少ない)場合には確定申告で納付の義務はなく、逆にお金が返ってくる「還付」となることもあります。

確定申告で予定納税の支払い分が還付される

例えば、2019年分の所得税の金額30万円だったとすると、

2019年1期の予定納税:10万円(30万円×3分の1)
2019年2期の予定納税:10万円(30万円×3分の1)

となります。

2019年分の確定申告で納税額が計算される前に20万円を納付することになります。もし、2019年に事業の業績が大幅に悪化して確定申告の結果所得税の金額が15万円だったとします。この場合、すでに納付している20万円(予定納税額)の方が確定した納税額(15万円)よりも5万円多くなっています。

先払いしていた税金の金額が多すぎたということになりますので、2020年2月から3月に確定申告すると所得税の納付の義務はなく、5万円のお金が還付されて戻ってくることになります。

これが予定納税によって所得税が還付となる仕組みです。

予定納税を忘れると高利率の延滞税がかかる

前年の所得税が15万円を超える場合には予定納税の義務が発生します。

もしこの予定納税の義務を怠って納付を行わなかった場合には、原則、予定納税額に年率7.3%(延滞が2ヶ月未満の場合)または14.6%(延滞が2ヶ月以上の場合)の利率をかけることによって加算された金額が延滞税としてかかってきます。

年率14.6%は高利率です。

予定納税の納め忘れは思いがけないペナルティを食らう可能性もありますので、予定納税の納期漏れがないように注意してくださいね。

予定納税が払えない場合は減額申請できる

条件によっては予定納税を減額できる場合があります。

減額申請ができるのは、「その時の6月30日の時点で所得税及び復興特別所得税の見積額が予定納税基準額より低くなる人」です。

この条件に該当する場合は、7月15日までに所轄の税務署長に予定納税額の減額申請書を提出して承認されると、予定納税が減額されます。

第2期分の予定納税に関しては、10月31日の時点の見積もり次第で減額申請が可能です。

この時の提出期限は11月15日までなので、忘れずに提出しましょう。

執筆: 田本 啓(税理士)

執筆: 田本 啓(税理士)

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まとめ

前年の納税額が15万円以上の場合、前年分の申告納税額の2/3を先払いをする制度・予定納税について説明しました。

予定納税の納付時期は7月と11月の年に2回で、納税を忘れてしまうと、高利率の延滞税が請求されますますので、支払い時期に注意しなければなりません。

予定納税は減額申請で事前に予定納税額を少なくすることもでき、納めすぎた税金は、確定申告で還付金として戻ってくることがあり、ます。

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