確定申告の基礎知識

マイナンバーカードを使った確定申告のやり方をわかりやすく解説

マイナンバーカードを使った確定申告のやり方をわかりやすく解説

確定申告におけるマイナンバーカード方式とは、マイナンバーカードを使用した確定申告の方法です。

マイナンバーカードを使用することで従来よりも手間が少なく、スムーズな申告が可能になった一方で、初めて利用する際には事前の準備が必要です。

本記事では、マイナンバーカード方式を利用した確定申告のやり方や事前に準備しておくものなど、詳しく解説します。マイナンバーカードがない人は、別記事「確定申告はマイナンバーカードなしでできる?注意点と2つの申告方法を解説」をご覧ください。

確定申告のやり方や対象者について知りたい人はこちらの記事からチェック!


▶︎ 確定申告とは?全くわからない人向けに申告の流れ・対象者について解説!

確定申告のやり方や対象者について知りたい人はこちらの記事からチェック!


▶︎ 確定申告とは?全くわからない人向けに申告の流れ・対象者について解説!

目次

freee会計で確定申告に必要な書類を自動作成!

freee会計は、○×形式の質問に答えていくだけで確定申告に必要な書類を自動作成できます。面倒な計算も自動化するので、会計知識のない人にもおすすめ!

確定申告における「マイナンバーカード方式」とは

確定申告にはマイナンバーの記載が必須となります。マイナンバーカードを持っていない(発行していない)場合でも、自身のマイナンバーさえ分かれば確定申告は可能です。

マイナンバーカードを持っていれば、パソコンやスマートフォンからe-Tax(電子申告)上で確定申告ができます。これをマイナンバーカード方式といいます。

マイナンバーカード方式なら、利用者識別番号やパスワードを入力せずに、マイナンバーカードを読み取るだけで確定申告が可能です。

ただし、マイナンバーカード方式ではマイナンバーカード発行時に設定した利用者証明用電子証明書の暗証番号の入力が必須です。この暗証番号を忘れた場合には再設定しなければならないため、注意しましょう。

※ 税務署が本人確認を行った上で発行する ID とパスワードを利用した「ID・パスワード方式」は、「確定申告書等作成コーナー」でのみ利用できる送信方式です。これについては、2025年10月に新規発行が停止されました(すでに「ID・パスワード方式」の届出をされている方は、引き続き「ID・パスワード方式」を利用可能です。)。


出典:e-Tax国税電子申告・納税システム「マイナンバーカード方式について」

マイナンバーカード方式による確定申告で用意するもの

マイナンバーカード方式によって確定申告をする場合には、マイナンバーカード以外にパソコン・ICカードリーダライタまたはマイナンバー読取対応のスマートフォンが必要です。

マイナンバーカード

マイナンバーカード方式で確定申告を行う場合は、マイナンバーカードを事前に発行しておく必要があります。

マイナンバーカードは以下のいずれかで申請が可能です。確定申告期間に間に合うように早めに準備しておくようにしましょう。

マイナンバーカードを発行していない場合の申請方法

  • オンライン申請(パソコン・スマートフォンから)
  • 郵便による申請(手書きの申請書から)
  • まちなかの証明写真機
  • 市役所などへ来庁による申請

出典:マイナンバーカード総合サイト「マイナンバーカードを申請する」

なお、マイナンバーカードを発行する際には、e-Taxでの利用に必要な以下の証明書などを設定します。それぞれにパスワードを設定するため、忘れないように注意しましょう。

e-Taxで利用する証明書等使用用途
署名用電子証明書申告等データに電子署名を行う際に使用
利用者証明用電子証明書e-Taxにログインする際に使用
券面事項入力補助用個人情報(氏名・住所・生年月日・性別)を転記する際に使用
出典:e-Tax国税電子申告・納税システム「マイナンバーカード方式について」

マイナンバーカードの申請から市区町村が交付通知書を発送するまで、おおむね1ヶ月かかるのが一般的です。市区町村によって状況が異なるので、事前に確認しておきましょう。

パソコン・ICカードリーダライタ

パソコンでマイナンバー方式で確定申告をする場合は、ICカードリーダライタをパソコンに接続する必要があります。これは、マイナンバーカードに内蔵されている電子証明書を読み取るためです。

ICカードリーダライタは、公的個人認証サービスに対応した特定のものが必要となります。

なお、Windows パソコンの場合は、ICカードリーダライタの代わりにAndroidスマートフォン(NFC機能付き)をBluetoothで接続すればマイナンバーカードを読み取れます。この方法は、Windows パソコンとAndroidスマートフォンの組合せのみ利用可能です。


出典:公的個人認証サービスポータルサイト「申請に利用する機器を選ぶ」

スマートフォン

パソコンではなくスマートフォンを使う場合には、マイナンバーカード(ICカード)の読み取りに対応した機種を用意する必要があります。

マイナンバーカードの読み取りに対応した機種は、公的個人認証サービスポータルサイト「申請に利用する機器を選ぶ」の「マイナンバーカードに対応したスマートフォン一覧」から確認できます。

【関連記事】
スマホで確定申告するやり方をケース別に解説!e-Taxの事前準備から注意点まで

マイナンバーカード方式で確定申告するための事前手続き

マイナンバーカード方式で確定申告するためには、Webもしくはマイナポータルから事前の手続きが必要です。それぞれの手続きの流れを解説します。

Webから手続きする

Webでの事前手続きは、パソコンまたはスマートフォンから可能です。

パソコンの場合、まずはe-Taxの「受付システム ログイン」画面からマイナンバーカードを読み取ります。「マイナンバーカード方式の利用開始」画面に移るので、画面の案内に従って手続きを進めることが可能です。

スマートフォンの場合は、e-Taxの「e-Taxソフト(SP版) ログイン」画面からマイナンバーカードを読み取ると、「マイナンバーカード方式の利用開始」画面に移ります。

利用者識別番号が取得していない場合は「利用者情報の登録」画面に遷移するので、画面に従って入力を進めると、マイナンバーカード方式の登録が完了します。

より詳細な手続き方法は、e-Tax国税電子申告・納税システムの「パソコンからマイナンバーカード方式の利用を開始する方法を教えてください。」をご確認ください。

マイナポータルから手続きする

マイナポータルの「もっとつながる」機能を利用してe-Taxと連携すれば、利用者識別番号と暗証番号を入力せずにe-Taxへログインできます。また、マイナポータルから証明書等データを取得して申告書を作成も可能です。

「もっとつながる」機能から初めてe-Taxを利用する場合は、利用者識別番号の入力が必要です。利用者識別番号を保有していない場合は「利用者情報の登録」画面に移ります。

画面に従って入力していくと、マイナンバーカード方式のアカウントを登録できます。


出典:国税庁「マイナポータルの「もっとつながる」機能の設定をするための操作方法(iPhone 用)」

freee会計で確定申告に必要な書類を自動作成!

freee会計は、○×形式の質問に答えていくだけで確定申告に必要な書類を自動作成できます。面倒な計算も自動化するので、会計知識のない人にもおすすめ!

マイナンバーカード方式による確定申告のやり方

ここでは、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」での手続きの流れを解説します。マイナンバーカード方式による確定申告の流れは、主に以下のとおりです。

マイナンバーカード方式による確定申告の流れ

  1. 必要書類などの準備
  2. 収入・所得金額を入力する
  3. 「控除の入力」画面で各種控除の入力・確認を行う
  4. 計算結果(納税額)の確認をし、納付方法を選択する
  5. 基本情報の確認・入力をする
  6. 申告書の内容の最終確認・送信する

別記事「スマホで確定申告するやり方をケース別に解説!e-Taxの事前準備から注意点まで」にて、それぞれの手順を画面と照らし合わせながら詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

初めての確定申告で不安だったり、必要書類の準備などに時間がとれなかったりする人には、会計ソフトの活用もおすすめです。

freee会計で確定申告に必要な書類を自動作成!

freee会計は、○×形式の質問に答えていくだけで確定申告に必要な書類を自動作成できます。面倒な計算も自動化するので、会計知識のない人にもおすすめ!

まとめ

マイナンバーカード方式による確定申告は、確定申告の手続きにかかる手間を減らし、スムーズに進められることがメリットです。

ただし、初めてマイナンバーカード方式で確定申告を行う際には、事前に準備するものやセットアップなどが必要となります。

申告期限の直前に焦ることがないように、本記事で解説したマイナンバーカード方式の確定申告の準備や流れを参考にしてください。

確定申告をかんたんに終わらせる方法

確定申告の期間は1ヶ月です。それまでに正確な内容の書類を作成し、申告・納税しなければいけません。

ほかにも、青色申告の場合に受けられる特別控除で、最大65万円を適用するためにはe-Taxの利用が必須条件であり、はじめての人には難しい場面が増えることが予想されます。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。また、所得額や控除額の計算は自動で行ってくれるため、計算・入力ミスの削減できるでしょう。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!

確定申告を行うためには、1年間のお金にまつわる取引を正しく記帳しなければなりません。自身で1つずつ手作業で記録していくには手間がかかります。

freee会計では、銀行口座やクレジットカードの同期が可能で、利用した内容が自動で入力されていきます。

日付や金額を自動入力するだけでなく、勘定科目も予測して入力してくれるため、日々の記帳がほぼ自動化でき、工数削減につながります。

freee会計 管理画面イメージ4

2.現金取引の入力もカンタン!

会計ソフトでも現金取引の場合は自身で入力し、登録しなければなりません。

freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿付けが可能です。

自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、会計処理の経験がない人でも正確に記帳ができます。

freee会計 管理画面の例1

さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになるので、わからないことがあったらすぐに相談できます。また、オプションサービスには電話相談もあるので、直接相談できるのもメリットの1つです。

freee会計の価格・プランについてはこちらをご覧ください。

3.〇✕形式の質問に答えるだけで各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!

各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。

freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。

freee会計 管理画面の例2

4.確定申告書を自動作成!

freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。

また、freee会計はe-Tax(電子申告)にも対応しています。e-Taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

e-Tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。

freee会計 管理画面の例3

freee会計を使うとどれくらいお得?

freee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。

税理士などの専門家に代行依頼をすると、確定申告書類の作成に5万円〜10万円程度かかってしまいます。freee会計なら月額980円(※年払いで契約した場合)から利用でき、自分でも簡単に確定申告書の作成・提出までを完了できます。

余裕をもって確定申告を迎えるためにも、ぜひfreee会計の利用をご検討ください。

よくある質問

確定申告にマイナンバーは必要?

確定申告には、マイナンバーの記載が必須となります。なお、マイナンバーカード自体を持っていない(発行していない)場合でも、自身のマイナンバーさえ分かれば確定申告が可能です。

マイナンバーカードを使って確定申告は可能?

マイナンバーカードを使うことによる確定申告(マイナンバーカード方式)は可能です。

マイナンバーカード方式は、マイナンバーカードとパソコンまたはスマートフォンを使用してe-Tax上で確定申告を行う方法となります。

監修 好川寛(よしかわひろし)

元国税調査官。国税局では税務相談室・不服審判所等で審理事務を中心に担当。その後、大手YouTuber事務所のトップクリエイターの税務支援、IT企業で税務ソフトウェアの開発に携わる異色の税理士です。

監修者 好川寛

freee会計で電子申告をカンタンに!

freee会計は〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポート!口座とのデータ連携によって転記作業も不要になり、入力ミスも大幅に削減します。

freee会計の電子申告で簡単・ミスなく・確実に