確定申告の基礎知識

e-Taxで医療費控除を受けるまでの手続きは?

個人事業主の方は2~3月に確定申告の時期を迎え、法人に関しても会計期間が終わると決算期があります。確定申告を行う際に、医療費控除の申請ができると耳にした方も多いと思います。申告作業で大変な中で、控除の手続きまで調べるのは難しいですよね。

そこで今回は医療費控除の申請に関して概要をまとめ、e-Tax(電子申告)を利用した手続き方法を解説いたします。

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医療費控除とは何を指すのか

国税庁のページをもとに、医療費控除とは何かを解説していきます。

自分自身や配偶者やその他の親族のために支払った医療費に関しては、一定の金額の所得控除を受領できます。この控除のことを「医療費控除」と言います。この医療費控除を受けるためには詳細の条件があり、これらの条件を満たすことで控除を申請し、適切な額が戻ってきます。控除の対象となる条件は以下です。

納税者が自身、もしくは自身と生計を共にする配偶者やその親族に支払った医療費である。 1年間(1月〜12月)の間に支払った医療費であること

この条件を満たし、手続きを行えば、控除額を受領することができます。

医療費控除を受けるために必要な手続きとは?

通常は、医療費控除についての特記を記載した確定申告書を、税務署に提出する作業が必要になります。また医療費の支出を証明できる書類(領収書など)を、確定申告書に添付しなければいけません(申告書提出の際に提示する形でも問題ありません)。さらに、給与所得が生じている場合は、給与所得に関する源泉徴収票の原本の添付が必須となります。

やはり、これだけの作業を紙をベースに手書きで行うのは大変ですよね。そんな作業をインターネット上で行えるようにしたのがe-Taxです。医療費控除も電子申告が可能です。

医療費控除は計算が複雑で手計算で完結できる内容ではありません。e-Taxを利用すれば計算作業を削減できますし、入力漏れなどのミスも防ぐことができます。e-Taxには医療費集計フォームというものがあり、入力を進めると確定申告書作成コーナーの医療費控除欄に自動入力されるシステムになっています。

e-Taxで医療費控除を完了させるまでの流れ

まずはインターネット環境が整った状態でブラウザを開き、国税庁の確定申告書作成コーナーにアクセスします。

医療費集計フォームを選択して、Excelのファイルをダウンロードします。すぐにフォルダへ保存しましょう。e-Taxを利用した申請方法を選択し、順にチェックボックスなど埋めていきます。(利用者識別番号が必要なため、こちらは別途手続きが必要です)

次に何の申告を行うか選択します。医療費控除の場合は、「所得税及び復興特別所得税の確定申告書」をお選びください。この手順で進めていくと書類作成が終わります。あとは給与所得が記載された源泉徴収票を元に必要項目を入力していきます。

その後は税務署への提出手続きへ進み、先ほどダウンロードした医療費集計フォームを埋めていきます。この集計結果をe-Taxに読み込ませれば、もう終了間近です。

医療費の集計が終わった後は、申告内容の確認などを行い、最後まで入力内容を埋めれば医療費控除の申告は完了です。また、e-Taxを利用した場合は、税務署へ領収書の提出が不要になります。(ただし3年間は保管が義務付けられています。) いかがだったでしょうか。面倒な医療費控除の手続きを楽に終えられることはお分かりいただけたと思います。ぜひインターネットを活用して、e-Taxで作業を完結させましょう。

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