確定申告の基礎知識

確定申告の持ち物とは?失敗しないための必要書類リスト

確定申告の持ち物とは?失敗しないための必要書類リスト

確定申告は、個人事業主・フリーランスが避けては通れない一大イベントですよね。初めて確定申告をする場合は、間違いがないか・不足がないかなど気になることがたくさんあります。せっかく確定申告の書類を提出しに行ったものの、持ち物が不足していた……なんてことにならないように、しっかりと持ち物チェックして臨みましょう。

目次

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税務署に確定申告書類を持参する場合の持ち物

税務署に確定申告書類を持参する場合には、いくつか持ち物があります。

確定申告書類

これがなければ確定申告は始まりません。申告書類は、確定申告が近づいてくると郵送されてきます。最寄りの税務署でも配布されていますし、国税庁の『確定申告書などの様式・手引き』からダウンロードも可能です。

確定申告書には「申告書A」と「申告書B」の二種類があります。申告書Aは給与所得者向けの用紙で、会社員やアルバイトの方が使用します。申告書Bは項目数が多く、個人事業主やフリーランスなど小規模事業者の方々が使用します。

確定申告書の受け取りに関して知りたい方は下記の記事を参照してください。

【関連記事】 初めての確定申告、確定申告書は税務署へ

青色申告の場合:青色決算申告書

青色決算申告書とは、損益計算書と損益計算書の内訳明細書、貸借対照表の構成になっている書類一式をいいます。

また、書類様式が一般用・農業所得用・不動産所得用・現金主義用の4種類があるので、必要な提出用様式を国税庁の『確定申告書などの様式・手引き』からダウンロードしてください。

白色申告の場合:収支内訳書

白色申告を選択した場合は、収支内訳書を提出します。

この収支内訳書とは、1月1日から12月31日までの売上や経費などの合計と、最終的な利益を記載するための書類です。こちらの書類一式は、国税庁の「確定申告書などの様式・手引き」からダウンロード可能です。

添付書類

給与所得があったり、公的年金等を受給されている方は、申告する年分の源泉徴収票が必要になります。また、その他収入がある方は、その収入金額や必要経費が分かる書類等の提出を求められるでしょう。

控除の支払い証明書

社会保険料控除や生命保険料控除、地震保険控除などを受ける場合は、支払いを証明する書類に添付が必要です。

参考:
日本年金機構「令和2年の社会保険料(国民年金保険料)控除証明書の発行について
国税庁「No.1140 生命保険料控除
国税庁「No.1145 地震保険料控除

印鑑

事業用として使用している印鑑を持参しましょう。確定申告書類はいくつか印鑑を押すところがあります。申告書類の作成が完了していたとしても、印鑑の押し忘れなど不備がないとは限りません。念のために持参をおすすめします。

マイナンバーカード

印鑑と同様にマイナンバーカードも念のため持参しましょう。確定申告書類には、いくつかマイナンバーを記入する箇所があります。なお、2017年提出の確定申告書から、マイナンバーカードのコピーの添付等が必要になりました。

マイナンバーカードを持っていない場合は、本人のマイナンバーを確認できるマイナンバー通知カードや住民票の写しが必要です。

確定申告以外でもマイナンバーカードを発行しておくと良いでしょう。マイナンバーカードを作成する際は地方公共団体情報システム機構の「マイナンバーカード総合サイト」を参照してください。

還付金のための銀行口座

払いすぎた税金がある場合は、銀行口座に還付金が振り込まれます。還付金の振込先である銀行口座がわかる通帳も持っておくと便利です。

申告書類の控え

皆さんは、申告書の控えは取ってありますか?保存は必須ではありませんが、コピーして持参すると収受日印を押してもらえます。郵送した場合も、返信用の封筒を入れておけば印がもらえます。翌年に申告する場合の参考になりますし、住宅ローンやマイカーローンなど他の手続きで利用できることもあります。

筆記用具

何か修正や追記が必要な場合に備えて筆記用具も持参すると安心です。

確定申告の持ち物チェックを簡単に

確定申告書類は税務署に持参する以外にも、一式を郵送することもできます。

書類一式を持参して提出をすると、その場で署員の方とコミュニケーションを取ることができるので安心感がありますが、申告期は税務署は大変混雑するので時間が多くかかってしまいます。書類作成に慣れている方は、時間を短縮するためにも郵送をおすすめします。

確定申告ソフトのfreeeを活用すると、持参・郵送に関係なく、いちいち持ち物を確認する必要が無くなります。下記の『確定申告を簡単に終わらせる方法』で詳しくご紹介しますが、ステップに沿って入力するだけで必要項目が埋まり、チェックリストを作らずとも各々の確定申告に必要な書類を集めることができます。

印刷する際に、税務署への宛名もプリントアウトできますし、マイナンバーや印鑑の記載・捺印漏れもないでしょう。確定申告書が完成したら、プリントアウトして郵送するだけで全てが完了します。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。

確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!

1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。

また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。


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溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.現金取引の入力もカンタン!

freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。


freee会計 管理画面の例1

さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。

freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。

3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!

各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。

freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。


freee会計 管理画面の例2

4.確定申告書を自動作成!

freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成​​した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。

また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。

freee会計 管理画面の例3

完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!

freee会計を使うとどれくらいお得?

freee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。

税理士などの専門家に代行依頼をすると、確定申告書類の作成に5万円〜10万円程度かかってしまいます。freee会計なら月額980円(※年払いで契約した場合)から利用でき、自分でも簡単に確定申告書の作成・提出までを完了できます。

余裕をもって確定申告を迎えるためにも、ぜひfreee会計の利用をご検討ください。

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