確定申告の基礎知識

e-Taxでの白色申告完全版。インターネットで申告しましょう

個人事業主の皆さんは、2~3月になると確定申告を迎えます。1年分の会計結果を税務署へ報告せねばならない、億劫な作業が待っている時期ですね。確定申告を終えるには様々な書類の作成・提出が必要となり、煩雑な業務が増えることになります。

通常は申告書類を紙で作成するなどアナログな方法が主流でしたが、「e-Tax」(電子申告)の導入によりインターネット上で申告ができるようになりました。今回はe-Taxを利用した白色申告の方法を解説いたします。

pixta_25036187_S

そもそも白色申告とは?

白色申告は確定申告をする方法の1つで、事業所所得が20万円を超えると行う必要があります。青色申告と比べて手間がかからないというメリットがあります。青色申告で行う複式簿記ではなく、単式簿記形式で記録していけば問題ありません。

単式簿記は家計簿のようなイメージで、知識が不要で誰でも簡単に記帳できます。青色申告には事前の手続きが必要ですが、白色申告では不要です。ですので、白色申告は「会計のことが全く分からない」という方に向いている申告方法と言えます。

e-Taxを利用するメリット

e-Tax(電子申告)と呼ばれる「国税電子申告・納税システム」を利用すると、インターネット上で確定申告を終えることができます。インターネット環境があれば書類の作成・提出まででき場所を問わず申告作業を進められます。

通常は、年末年始を除く月曜日から金曜日の午前8時30分から翌日0時までが利用時間ですが、確定申告時期には24時間アクセスができるため、時間的制約も無くなります。紙で書くなどの煩雑な業務が削減でき、税務署への持参や送付などが不要になる点が、e-Taxを利用する大きなメリットです。

e-Taxで白色申告を行うための準備

e-Taxでの白色申告に必要な準備について解説します。まず最初に必要なのが本人確認です。手続きを本人が行っているかを確認するため、申告・納税の際には電子証明書の取得が必要です。

電子証明書は、法務省運営の商業登記認証局や地方公共団体システム機構などが発行するものになります。電子証明書の取得によって、①データの作成者が本人であること、②データに改ざんされていないこと、の2点が証明されます。

電子証明書の取得後、ICカードリーダーライタを利用します。電子証明書が記録されている住民基本台帳カードの情報を読み取れるのがICカードリーダーライタです。家電量販店やネット経由で購入できますが、電子証明書発行手続きを行った市区町村によって住民基本台帳に合ったICカードラーダーライタの種類が異なるため、事前に適切な機器をご確認ください。

「共用型」、「接触型」、「非接触型」など複数規格が存在するため、必ずご自身に合ったカードリーダーの購入が必要です。また、Macをご利用の方は、Macに合う型を選択しなければいけないため要注意です。

購入後はICカードリーダーライタのセットアップを行います。具体的なセットアップ方法は公的個人認証サービス対応ICカードリーダライタ普及促進協議会のページをご覧ください。

その次に必要なのが、電子申告・納税等開始届出書です。この届出書を納税地を管轄する税務署へ提出しなければいけません。提出後は申告・手続きごとに届出書の作成をする必要はありません。

最後に必要なのが、利用者識別番号の取得です。ただし、これは先程の開始届出書を作成すれば税務署から送付されるため、特別な手続きは必要ありません。利用者識別番号などが記載された通知書が届くのを待ちましょう。 これで白色申告の準備は完了です。

データを送信し、白色申告を終えましょう

実際に準備が整ったあとは、書類を作成し提出するのみです。国税庁の確定申告書作成コーナーにアクセスし書類を作成します。白色申告を選択し、案内に従って進めていきましょう。そして作成したデータを利用者識別番号と共にe-Tax上で送信します。送信が完了の通知を受け取ったあとは、審査結果を待ちましょう。

手書きでの書類作成が当たり前だった以前とは打って変わり、このようにウェブを利用して白色申告を行うことができるようになりました。余裕を持って準備しe-Taxを使ってスムーズに白色申告を終えましょう。

確定申告ソフトfreee

確定申告 freee

確定申告ソフトfreeeなら、面倒な確定申告が圧倒的に簡単・ラクになります。ぜひお試しを!

知識総合トップへ戻る