最終更新日:2021/07/05

ビジネスでお金のやり取りをする際には、必ずといっていいほど必要になるのが請求書です。請求書を発行する側としては、発注者に敬意を払うのが一番ですから、ビジネスマナーを意識して請求書を送りたいものです。今回は、請求書の呼称についてご紹介します。
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インボイス制度とは、2023年10月1日から導入される新しい仕入税額控除の方式で、すべての事業者に影響があります。インボイス制度について詳しく解説した記事はこちら
目次
近年見られるようになった「御請求書」という表現
「ご挨拶」のように名刺や形容詞などに「お」「ご」「御」をつけて、丁寧さや相手への敬意を示す表現があります。このルールに則って、請求書のことを「ご請求書(御請求書)」と呼ぶ人が増えているようです。
「御請求書」という呼び方は、請求している側(自分)の行為を丁寧にしているので、違和感を覚える人も多いかもしれません。ですが、自身の行為に対して謙虚な気持ちを込めて「お」や「ご」をつける場合もあります。
例えば、「ご説明」や「ご紹介」の「ご」は相手への敬意を表します。そのため、「請求書」に「御」をつけること自体は決して間違っているわけではありません。
実際に「御請求書」と付けるか
実際の取引では、請求書を「御請求書」と呼ぶことに違和感を覚える人が多いようです。
見積書には「御見積書」を使うのが一般的ですが、請求書には「御請求書」はあまり使われていないことからも、「御請求書」という表現は使用しない方が無難でしょう。
封筒の添え字は「請求書在中」?「御請求書在中」?
多くの郵便物が届く企業の場合、送り主が不明の封筒は後回しにされて開封されないこともあります。そのため、重要な請求書であることが一目でわかるように「請求書在中」と封筒に明記するのが一般的です。

では、封筒に明記する「請求書在中」の添え字は「請求書在中」と「御請求書在中」どちらを使用すべきなのでしょうか?
この場合、内容を簡潔に伝えることが最も重要なので、「御請求書在中」ではなく「請求書在中」のように、文字数の少ない簡略化された形にするとよいでしょう。
「請求書在中」の意味や記載方法など、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
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請求書を送る封筒に「請求書在中」は必要?どこに書けばいいの?
まとめ
請求書を「御請求書」と使うのは文法的には間違っていませんが、一般的ではありません。ケースによって使い分けた方が良い言葉なので、請求書を発行する際にはその点を頭に入れておきましょう。
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ここからはfreee請求書を利用するメリットについて紹介します。
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freee請求書を利用することで、入力漏れや計算ミスなどを未然に防ぎ、正確な書類をスピーディに作成できるようになります。

2023年10月から開始されたインボイス制度にも対応
2023年10月からインボイス制度が施行されました。インボイス制度の制度施行に伴い、インボイス制度の要件を満たした適格請求書の交付、計算方法の変更、インボイスの写しの保存義務化など請求書業務の負担が増えることが予想されています。
freee請求書では、金額を入力するだけでインボイスの計算方法で自動計算し、適格請求書の項目も満たした請求書を作成・発行することが可能です。
また、作成した請求書は電子保存されるため、インボイスの写しの保存義務化にも対応できます。
テンプレートは40種類以上!自分にあった請求書・見積書を作成可能
freee請求書には40種類以上のテンプレートが用意されています。その中から自分にあったテンプレートを選択して書類を作成できます。書類に記載する項目はテンプレートから変更を行うことも可能です。

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