開業の基礎知識

開業届けへのこだわりで分かる!?利益を出す事業主と赤字の事業主の違いとは?

開業届けへのこだわりで分かる!?利益を出す事業主と赤字の事業主の違いとは?

開業について調べている皆さん、こんにちは。
経営コンサルタントのケニーです。(外国人ではなく福島出身です。)
法人のお客様だけでなく、サラリーマンを退職して起業される方やフリーランスのデザイナーさん、ライターさんなど、様々な業種の方をサポートしています。

皆さん自分のビジネスのプランを持ち、店舗を持ちたい!フリーになって月収UPしたい!といった希望に燃えていらっしゃいます。しかし、独立というのはなかなか難しいもので、数年で廃業してしまう方も多くいらっしゃいます。

私はこれまで数多くの個人事業主の方を支援してきた結果、いつからか開業届けや確定申告などの事務作業への姿勢で、その人が成功する人かどうかほぼ見分けがつくようになりました。(85%ぐらい当たります)

誤解を恐れず結論から書きます。
「開業届けなどの役所への手続きや会計業務はあっさりすませる人が成功する!」

いぶかしく思った真面目なあなた。
そういう方にこそ、是非読んでいただき成功していただきたいです。

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目次

開業届けをあっさりすませる人が成功する理由

成功する人でも最初は開業届けが必要だと知らずに出さない人もいます。
しかし、必要だと知ったら迷いません。
青色申告も、税理士事務所に丸投げするか、便利なクラウド会計サービスを利用し必要最低限の労力で実現してしまいます。
そうして、事務作業のことなどあっさりとすませて営業やサービスの向上に集中します。
上手く行かない人はまず開業届けを出す出さないで迷います。
そして、まだ売り上げも無いうちに将来の税金のことで悩み、自分で簿記の勉強をしなくちゃと意気込んでみたり、経費で落とす方法を考えたりします。


個人事業を開業すると、サラリーマンと違いまわりの同業者はライバルになります。

  • ・売り上げやサービスのことばかり考えているライバル
  • ・経理や税務などの勉強に時間を費やしているライバル

あなたが近所に開業されて嫌なのはどちらでしょう?

とはいえ、
納税でミスをしてしまうルーズな事業主
では話になりません。


個人事業主として、商売の勝ち負けの世界に身を置く以上は、


  • ・商売に勝つことことに時間とエネルギーを集中する
  • ・それ以外のやるべきことは迅速かつ適切に最小限の労力でこなす

必要があるのです。個人事業主は多くのことを自分でやらなくてはいけませんから、とにかく時間が貴重なんです。

幸い、今の時代はインターネットで申請のやりとりもできますし、
便利なクラウドサービスも安価に利用できますから、あっさりと事務作業は済ませて、オタクにならないようにしてください。
失敗する事業主に多いのがやたらと独立に詳しいオタクタイプなのです。



開業届けを出す際に本当にこだわるべきポイント

とはいえ、開業届けは全部適当でいい訳ではありません。
ライバルが唸るような、やり手の個人事業主になるならちゃんとこだわるべきポイントがあります。

Point1:屋号の決定

事務作業にはこだわりが無くても成功できますが、屋号が適当な人は成功しにくいです。
屋号は店舗の名前や名刺の所属名としてあなたの事業の看板になります。
自信と愛着を持って名乗れる屋号でしょうか?
お客様には信頼と愛情を持ってもらえるでしょうか?
ホームページを開設したら必ず屋号をいれることになりますから、検索もされます。
ライバルと同名だったり、一般名詞など埋もれてしまう屋号になっていないでしょうか?
屋号だけで検索でヒットする、少なくとも業種やエリアで絞れば上位にヒットするような屋号になっているでしょうか?

上記は基本ですが、他にも事業に応じて考える要素が出てきます。
電話でやりとりするのであれば、発音しやすい必要があります。
海外のお客様を相手にするなら英字表記で美しく、海外の人に意味を伝えやすいのが理想です。

Point2:開業日の決定

客商売をされるのであれば、開業日は年に一度のお店の誕生日のようなもの。
様々な顧客向けのキャンペーンのネタにもできますし、従業員のモチベーションUPのイベントもできるかもしれません。
そんな年に1度の記念日が営業日でなかったら活用できないですよね?
クリスマスなどのイベントと重なっていたらもったいないですよね?
自分の誕生日を選べるとしたらお正月やクリスマスにはしたくないですよね?
「開業届けは義務だから本業をやめる前に休みの日にいってその日の日付で申請しよう」
そういう真面目な人が褒められて売り上げが上がる保証は無いのです。
 開業日は厳密に設立した日にする必要はなく準備を開始した日など任意で設定してOKですから、有効に利用しましょう。

Point3:開業する職業

開業届けには職業欄があります。
課税の観点からはこの職業欄の記載に応じて事業税の税率が変わるのでその点は考慮に入れてもいいと思います。
ただ、税金を下げるために自分の職業を決めるというのももったいないのではないでしょうか?
個人事業主には昇進も他人からの評価もありません。
自分で自分の職業を決められるのですから、長い目で見てどこまで自分の仕事が広がるのか、自分への期待をこめて名乗りを上げる。
そうした目線で考えてみるのはいかがでしょうか?



開業届けに関するよくある質問と回答

以下に、依頼いただいたクライアントさんにビジネスの指導をさせていただく際に開業届けについてよくいただく質問をまとめます。
手っ取り早く回答も併記しますので、参考に事務仕事はちゃっちゃと済ませて、こだわるべき所にじっくり時間を使ってくださいね!

◎開業届けは申請する義務があるんですか?

提出しなくても罰則等はありませんが、事業開始から1ヶ月以内を期限として申請する義務があります。

◎開業届けを提出するメリットは?

     
  • 1、納税する際に「白色申告」ではなく所得に対し65万円の特別控除が受けられるなど様々な節税効果のある「青色申告」を利用できます。
     「青色申告」を利用するには開業後2ヶ月以内に所得税の青色申告承認申請書を提出する必要があります。
  •  
  • 2、会計上の損失を繰り越すことができるようになります。今年赤字だった場合に、その損失額を翌年の黒字と相殺することで節税できる可能性があります。
  •  
  • 3、銀行で口座を開設する際に屋号で口座を作成できます。
  •  

◎開業届けを提出するデメリットは?

     
  • 1、失業手当ての受給資格がなくなります。
  •  
  • 2、健康保険の扶養から外れる場合があります。
  •  
  • 3、業種によって事業税がかかります。業種により税率が変わるので、検討する必要があります。

◎副業について届出した場合本業の勤務先にばれませんか?

開業届自体ではばれませんが、ホームページで個人名をだしてしまったり、知人・友人から伝わってしまうケースがありますので100%秘密に出来るとは思わないほうが良いです。

◎開業届けに費用はかかるの?

届け出には費用はかかりません。

◎文書の入手先や書き方などの手続のやり方は?

「個人事業の開業・廃業等届出書」という文書を管轄の税務署で受け取るか、国税庁のホームページでpdfになった用紙をダウンロードしましょう。



◎開業届けを出さず確定申告もしなければ収入も分からないし、税金を納める必要も無いのでは?

納税は国民の社会的義務であり、脱税は犯罪です。
マイナンバー制度で国税庁は資産や収入も特定できるように対策しています。



まとめ

  • ・個人事業主として成功したいなら開業届けは迷わず提出しましょう。
  • ・所得税の青色申告承認申請書も併せて出しましょう。
  • ・節税も大事ですがまずは儲かる事業にすることが何より大切です。
  • ・事務作業は大切にしつつもオタクにならないようにあっさりを目指しましょう。
  • ・ライバルに差をつけ、仕事が充実し、売り上げUPに時間とエネルギーを使いましょう。

これから開業される皆さんの成功を願っております。


開業フリー
会計フリー
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経営コンサルタント・ケニー

はじめまして、経営コンサルタントのケニー(純日本人)です。中小企業や個人事業主、サロンやカフェオーナーさん、お医者様まで、幅広い業種の方々のコンサルタントをしています。その経験を活かし、初めて開業する方々が抱きがちな疑問にずばりお答えします!

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