青色申告の基礎知識

初めて青色申告するには?必要な申告書は?初心者のための完全解説

公開日:2017/09/20
最終更新日:2020/02/27

この記事では、青色申告を初めて行う個人事業主の方のために、青色申告の特徴と白色申告との違い、提出書類や提出場所、期限について解説しています。

初めて青色申告をされる方は、所轄税務署に「所得税の青色申告承認申請書」の提出が必要です。

青色申告が承認されたら、日々の売上と仕入を複式簿記で記帳し、確定申告期限までに「確定申告書B」と「青色申告決算書」を作成、提出します。

令和2年分の所得税確定申告から青色申告特別控除額が改正され65万円の控除を受けるためにはe-Taxによる申告が必要です。

帳簿作成とe-Taxを簡単に作成できる確定申告ソフトの利用方法も解説していますので、参考にしてください。

確定申告を初めて行う方は、初心者の方でも判りやすく手順や必要書類を解説した関連記事を参考にしてください。

【関連記事】
【初めての確定申告】確定申告とは?提出方法・期限・スマホ対応について

目次

初めての確定申告でも安心の会計freeeのサイトバナー

青色申告と白色申告の違い

個人事業主が確定申告をする際は、白色申告と青色申告のどちらで申告するか決めることができます。

青色申告で確定申告する場合は、事前に届け出が必要です。複式簿記による帳簿付けや決算書類の提出が義務付けられていますが、さまざまな特典があります。

白色申告は事前申請の必要がなく、誰でもすぐに始められる申告方法で、帳簿の付け方も初心者向けです。

1.青色申告の特徴

青色申告を行うには、青色申告を行う年の3月15日までに青色申告承認申請書の届け出が必要です。

青色申告の帳簿は複式簿記による帳簿付けを行うため、簿記に関する知識も必要になりますが、会計ソフトなどを使うと比較的簡単に決算書類などを作成できます。 青色申告で貸借対照表及び損益計算書を添付して確定申告を行う場合は、最高65万円の青色申告特別控除を受けられます。その他にも、青色専従者控除や赤字の繰り越しなど、さまざまな特典があります。

所得税の青色申告承認申請書

2.白色申告の特徴

青色申告の届け出を行っていない個人事業主は、自動的に白色申告を行うことになります。

帳簿付けは簡易ですが、記帳と記録の保存が義務付けられているのは青色申告と同様です。記帳する内容は、売上先や金額などの収入、必要経費などで、特に簿記の知識がなくても対応できます。白色申告の場合は、特別控除などの特典はありません。

青色申告と白色申告の具体的なメリット、デメリットについては関連記事を参照してください。

【関連記事】
青色申告と白色申告は何が違う?メリットとデメリットとは

青色申告で提出が必要な書類

青色申告で税務署に提出が必要な書類は、確定申告書Bと青色申告決算書です。

<青色申告で提出が必要な書類>

  1. 確定申告書B
  2. 青色申告決算書

確定申告書Bは白色申告でも用いる共通の申告書です。書き方については下記の関連記事を参考にしてください。

【関連記事】
【令和最新】確定申告A・Bの書き方と記入例

青色申告決算書を作成するには、複式簿記による記帳と貸借対照表及び損益計算書などが必要です。

帳簿は手書きでも可能ですが、集計や仕訳が大変なので、会計ソフトなどを使って毎日の取引を記帳しておきましょう。
青色申告決算書の詳しい書き方は関連記事を参考にしてください。

【関連記事】
青色申告決算書は難しくない!損益計算書はどうやって書くの?

取引を証明する領収書の提出は必要ありませんが、帳簿類は問い合わせや調査があればいつでも提出できるように、原則として7年間(ものによっては5年間)の保存が義務付けられています。

青色申告の申告期間と書類の提出方法

青色申告に必要な書類を税務署に提出する期間と提出方法をご説明します。

1.青色申告を行う時期

確定申告を行う時期は、毎年2月16日~3月15日。(土)(日)が入ると週明けの(月)までとなり、この1か月の間に申告を行うよう決まっています。青色申告も同じ期間に申告をしてください。

2020年の申告期間は、2月16日~3月17日です。

確定申告は、前年1月1日~12月31日の間の会計結果を国に申告することで、納める所得税が決まります。それをもとに住民税や国民健康保険料などの金額も決まります。

2.青色申告の書類提出方法

青色申告で提出が必要な確定申告書及び書類は、管轄の税務署に直接提出するほか、郵送やe-TAXでの電子申告を利用することもできます。

税務署に行って提出する

初めての確定申告の場合は直接税務署に持って行ったほうが確実です。ただし、所得税は自ら正しいと思うところを計算して申告する、申告納税制度を採用しているため、直接持って行ったからといってその場で記入もれや間違いなどをチェックしてもらえるわけではないのでご注意下さい。わからないことがあれば、税務署で聞きながら作成するコーナーも設けられているので利用するとよいでしょう。確定申告時期はわからないところを聞くだけでも、順番待ちとなり、かなり混みあいますので時間には余裕をもって取り組んで下さい。

郵送で提出する

事情があって税務署に行けないという場合や確定申告に慣れて来た場合には、郵送での提出も可能です。その際は、必要な書類がすべてそろっているか必ず確認しましょう。返信用封筒として郵便切手を貼った封筒に宛名を書いて同封すれば、控えに確認の印を押して送り返してもらえます。

e-Taxで申告する

e-Taxによる電子申告も便利です。この場合は、書類提出の必要がありません。利用には、事前に申請し、電子証明の取得や電子申告等開始届出書の提出や、認証のための機器購入が必要です。

令和2年分所得税の確定申告から65万円控除を受けるにはe-Taxで申告が必要

令和2年分の所得税確定申告から、青色申告特別控除額が55万円に減額されます。従来通りの複式簿記による帳簿作成などの条件に加え、確定申告書の提出をe-Taxで行えば65万円の控除が受けられます。
確定申告ソフトfreeeなら、青色申告に必要な帳簿の作成が簿記の知識がない方でも簡単にでき、e-Taxの申請にも対応していますので、おすすめです。

税制改正の詳しい内容は下記を参照してください。

国税庁|令和2年分の所得税確定申告から65万円の青色申告特別控除の適用要件が変わります

確定申告は専業で38万円、副業で20万円の課税所得を超えたら必要

初めて確定申告される方には、確定申告が必要になる所得金額がいくらなのか疑問に思われるでしょう。参考までにご説明します。

確定申告が必要になるの事業が専業か副業かで異なります。

専業の場合の個人事業主

所得38万円以下の場合は、確定申告をする必要はありません。
個人事業主の所得金額とは売上金額(収入)ではなく、収入から必要経費を差し引いた金額です。そのため、収入が申告に必要な額を超えていても、必要経費によっては確定申告の必要がないという場合もあります。

(計算式) 所得金額=収入(売上)金額-(売上原価+経費)

副業の個人事業の場合

給与所得者などが副業で個人事業を行っている場合は、所得金額が20万円以下では確定申告の必要がありません。給与所得者であっても、20万円を超える所得がある場合は確定申告が必要です。

確定申告(青色申告)を簡単に終わらせる方法

大きな節税メリットがある青色申告。お得であることは分かっていても、「確定申告書の作成は難しいのでは?」という意見も少なくありません。
そこでお勧めしたいのは、確定申告ソフトfreeeの活用です。

ステップに沿って入力するだけ

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期すれば自動入力!

面倒な1年分の経費の入力も、銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動で入力できます。日付や金額だけでなく、勘定科目を推測して自動入力してくれるので大幅に手間を省くことができます。

基本情報の入力

ため込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.簿記を知らなくてもカンタンに入力できる!

現金で払った場合でも、いつ・どこで・何に使ったか、家計簿感覚で入力するだけで大丈夫です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるので、簿記を覚えなくても迷わず入力することができます。

簿記を知らなくてもカンタンに入力

有料のスタータープラン(月額980円)、スタンダードプラン(月額1980円)は
チャットで確定申告についての質問が可能。
さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能です。

3.質問に答えるだけで税金は自動計算

○×の質問に答えるだけで税金も計算


保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は税金が安くなります。難しい税金の計算もfreeeなら、質問に答えるだけで自動で計算してくれます。確定申告をするために、本を買って税金について勉強する必要はありません。

4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

あとは自動で確定申告書を作成してくれるので、税務署に郵送や電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダをご用意いただけば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!
あとは確定申告書を提出するだけ

あとは完成した確定申告書を提出して納税するだけ

会計freeeを使うとどれくらいお得?

確定申告ソフトのfreeeは、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」との声も多く寄せられています。

また、税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほど必要です。

いかがでしょう?
確定申告ソフトのfreeeは、ステップに沿って質問に答えるだけで簡単に確定申告を完了することができます。
会計に関する知識がゼロの初心者の方から「本当に簡単に終わった!」との声も多数寄せられています。
確定申告を行うためには、日頃から帳簿をつけたり、必要書類をそろえたりしておく必要があります。しかし、確定申告ソフトを活用すれば、「青色申告をしたかったのに、書類不備で手続きできなかった!」「何度も書き直しで大変だった」という思いをすることは少ないでしょう。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
【初めての向けにオススメ】そもそも確定申告とは?スマホ申告の活用など

まとめ

個人事業主の白色申告と青色申告の大きな違いは、記帳の方法です。多少手間はかかりますが、複式簿記も会計ソフトなどを使えば難しいことはありません。個人事業主としてさまざまな特典が受けられる青色申告を検討してみるとよいでしょう。

青色申告による所得税の確定申告を初めて行う方のために、基本的な解説をしました。白色申告より節税効果が高い65万円の特別控除を受けるためには、複式簿記での帳簿作成とe-Taxによる確定申告が必要です。

会計ソフトを活用することで、簿記の知識がなくとも簡単に帳簿が作成でき、e-Taxによる確定申告もスムーズに進められます。 ご紹介しました確定申告ソフトfreeeをおすすめします。

青色申告ソフト freee


確定申告

青色申告ソフト freee なら、青色申告対応の決算書が自動で作成できます。是非お試しを!

バックオフィス基礎知識