開業の基礎知識

脱サラとは?脱サラの魅力と注意点を解説

脱サラとは?脱サラの魅力と注意点を解説

この記事を見ている方は、会社勤めをやめて何か事業を興す「脱サラ」を検討しているのではないでしょうか。自分のやりたい仕事ができて、会社での煩わしい人間関係もない脱サラは、確かにとても魅力的です。

こちらの記事では、脱サラの概要や実際にどんな仕事があるのか、魅力と注意点についても詳しくご紹介していきます。

目次

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脱サラとは

脱サラとは、脱サラリーマンの略で、会社勤めをやめて自分で事業を興すことを言います。脱サラにも色々種類があり、個人事業主やフリーランスになる方、法人企業を作る方など様々です。

脱サラして、どんな仕事をするのか?

脱サラした人はどんな仕事をするのでしょう。いくつか例としてご紹介します。

飲食系

  • ラーメン屋
  • 喫茶店
  • カフェ
  • パン屋
  • 居酒屋
  • コンビニエンスストア

これらの事業は、フランチャイズとして経営をスタートする人も少なくありません。大手企業のブランドやマーケティングを活用できる点は大きな魅力ですが、その分、手数料を支払う必要があります。

美容系

  • ネイルサロン
  • 美容室

ネイルサロンの場合は、自宅でも開業可能でしょう。どちらも一度企業で経験を積んでから独立するケースが多いようです。

教育系

  • 学習塾
  • 保育園

学習塾の場合は、自宅の一室を教室にすることも可能ですが、保育園の場合はきちんと基準を満たした場所を用意する必要があります。

IT・クリエイティブ系

  • デザイナー
  • イラストレーター
  • システムエンジニア

独立して働いている方が多い業界です。脱サラをしたものの、会社員に戻れないことを恐れる方もいますが、IT・クリエイティブ系は一度独立してまた会社員に戻る方も少なくありません。

物書き系

  • ライター
  • 編集者
  • ブロガー

フリーランスとして活動をはじめ、規模が大きくなってきたら法人になるケースが多い分野です。ライターは文章を書くことが好きであれば未経験でも始められるでしょう。最近は、クラウドソーシングサイトを通じて様々な仕事を請けることもできます。

脱サラの魅力

やりたい仕事をしている人は生き生きしています。周りで脱サラをする人が出たり、ネットや雑誌の記事などで脱サラの魅力を知り、脱サラへの道を考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。まずは、そんな脱サラの魅力について見ていきましょう。

自分の事業を持てること

脱サラの魅力は、何と言っても自分自身の事業を持てることでしょう。良いアイデアで会社を作れば、自分がやりたい仕事で収入を得ることができます。

収入が上がる可能性もある

うまくやれば会社勤めの時よりも収入が上がる可能性もあります。しかし、これはあくまでも「可能性」です。ネット上の広告などでは「月収●●万円」「簡単に億単位の収入に」など怪しげな文句が並んだページもありますが、信じないことをお勧めします。
自分1人でアイデアを出し、事業を運営していくことは誰がやってもとても大変なことです。

働く時間と場所を選べる

フリーランスや個人事業主として脱サラする場合は、ITやデザインなど何らかのスキルをすでに持っているケースが多いですが、出社の必要がなく、自分の好きな時に好きな場所で仕事ができるという魅力があります。

脱サラの注意点

しかし、魅力的な側面がある一方で注意点ももちろんあります。

事業計画は万全か?

なかには「思い切りも大切」と、準備が不十分なまま会社を辞めたり事業を始める方もいらっしゃいます。しかし、脱サラでは選んだ事業体によっては借り入れも発生します。

家族とも相談の上、しっかりとした事業計画を準備することが大切です。
すでに何らかのスキルをお持ちでフリーランスとしての独立を考えている場合、営業先の目処を立てておくと良いでしょう。フリーランスになったものの、営業がうまくいかず、行き詰まるケースもあります。

収入が安定しない場合を想定する

収入が不安定になったケース(最悪ゼロになるケース)も想定しておきましょう。
会社勤めの時は、病気になった場合も誰か他の人が働いてくれ、有給を消化することで休みながらもお給料がもらえました。

しかし、脱サラしたら共同経営者がいない限りは1人で頑張らなければなりません。万が一、体調を崩した場合は収入がゼロになる可能性もあります。

脱サラ前にカードやローンに申し込んでおく

会社を退職するとクレジットカードやローンの審査に通りにくくなると言われています。このため、もしカードを作りたかったり、ローンを組みたい場合は、脱サラする前にしておくと良いでしょう。

これは、言い換えれば社会的信用が会社員時代よりも低下する、ということです。多くの方は起業に興味がありません。「何をしているかわからない」と冷たい目で見られることも覚悟しましょう。

社会保険料、交通費を全額、自己負担しなければならない

会社員として働いていた時は、社会保険料の半額を会社が負担してくれていました。しかし、会社を辞めると全額をご自身で払う必要があります。

また、これまでは通勤定期は会社が負担してくれていたかもしれませんが、営業や出張費用も全額自己負担になります(※ただし、経費として課税所得から差し引くことができます)。

開業手続き、確定申告を自分でやる必要がある

脱サラを決め、いざ準備を始めるととても忙しくなるでしょう。本業の他にも、開業の手続きや年度の終わりに所得を計算して確定申告の準備をしなければなりません。

時間の柔軟性は効くようになりますが、人によっては会社員時代よりも忙しくなったという方も。仕事のしすぎで体を壊す方もいらっしゃいます。

脱サラにご興味のある方にぜひ知っておいていただきたいのが、freee開業とfreee会計です。開業をすると、まず税務署にいくつかの書類を提出する必要があります。この書類の作成を無料でできるのがfreee開業です。

また、年度末の一大イベント、確定申告。中には税理士さんや会計士さんに全てお任せしている方もいらっしゃいますが、もし可能であれば、お金の流れを把握するためにもご自身で提出してみることをお勧めします。

freee開業なら、税務署に行かずに開業届をかんたんに作成

個人事業を始める際には「開業届」を、青色申告をする際にはさらに「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。 記入項目はそれほど多くはありませんが、どうやって記入したらいいのかわからないという方も多いと思います。

そこでおすすめなのが「freee開業」です。ステップに沿って簡単な質問に答えていくだけで、必要な届出をすぐに完成することができます。

freee開業で作成可能な5つの届出

1. 個人事業の開業・廃業等届出書
開業届のことです。

2. 所得税の青色申告承認申請書
青色申告承認申請書は事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出する必要があります。期限を過ぎた場合、青色申告できるのは翌年からになるため注意が必要です。

3. 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
家族や従業員に給与を支払うための申請書です。

4. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
原則毎月支払う源泉所得税を年2回にまとめて納付するための手続です。毎月支払うのは手間ですので、ぜひ提出しましょう。

5. 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
青色申告をする場合に、家族に支払う給与を経費にするための手続です。青色申告をして家族に給与を支払う場合は必ず提出しましょう。

freee開業の使い方を徹底解説

freee開業を使った開業届の書き方は、準備→作成→提出の3ステップに沿って必要事項を記入していくだけです。

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Step1:準備編

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準備編では事業の基本情報を入力します。迷いやすい職業欄も多彩な選択肢のなかから選ぶだけ。


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事業の開始年月日、想定月収、仕事をする場所を記入します。
想定月収を記入すると青色申告、白色申告のどちらが、いくらお得かも自動で計算されます。

Step2:作成編

次に、作成編です。


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申請者の情報を入力します。
名前、住所、電話番号、生年月日を記入しましょう。


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給与を支払う人がいる場合は、上記のように入力をします。
今回は準備編で「家族」を選択しましたので、妻を例に記入を行いました。


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さらに、見込み納税金額のシミュレーションも可能。
※なお、売上の3割を経費とした場合の見込み額を表示しています。経費額やその他の控除によって実際の納税額は変化します。

今回は、青色申告65万円控除が一番おすすめの結果となりました。

Step3:提出編

最後のステップでは、開業に必要な書類をすべてプリントアウトし、税務署に提出します。


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入力した住所をもとに、提出候補の地区がプルダウンで出てきます。地区を選ぶと、提出先の税務署が表示されますので、そちらに開業届けを提出しましょう。


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届け出に関する説明とそれぞれの控えを含め、11枚のPDFが出来上がりました。印刷し、必要箇所に押印とマイナンバー(個人番号)の記載をしましょう。

郵送で提出したい方のために、宛先も1ページ目に記載されています。切り取って封筒に貼りつければ完了です。

いかがでしょう。
事業をスタートする際や、青色申告にしたい場合、切り替えたい場合など、届出の作成は意外と煩雑なものです。

しかし、freee開業を活用すれば、無料ですぐに届け出の作成が完了。

また、確定申告書の作成もfreee会計を使えば、ステップに沿ってすぐに完了します。
freee開業freee会計を使って、効率良く届出を作成しましょう。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。

確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!

1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。

また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。


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溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.現金取引の入力もカンタン!

freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。


freee会計 管理画面の例1

さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。

freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。

3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!

各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。

freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。


freee会計 管理画面の例2

4.確定申告書を自動作成!

freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成​​した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。

また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。

freee会計 管理画面の例3

完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!

freee会計を使うとどれくらいお得?

freee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。

税理士などの専門家に代行依頼をすると、確定申告書類の作成に5万円〜10万円程度かかってしまいます。freee会計なら月額980円(※年払いで契約した場合)から利用でき、自分でも簡単に確定申告書の作成・提出までを完了できます。

余裕をもって確定申告を迎えるためにも、ぜひfreee会計の利用をご検討ください。

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