開業の基礎知識

美容室・サロン開業!知って役立つ美容室開業までの基礎知識

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美容師の方の中には、「いつか自分のお店を持ちたい!」と独立開業をお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしそのためには入念な計画を立て、地道に行動していかなくてはなりません。
そこで今回の記事では、美容室を開業したい人に役立つ、開業までの基礎知識について紹介していきます。

目次

1.事業計画

まずは自分がどんなお店にしたいのか考えをまとめ、そのために何をすべきなのか整理しましょう。
この時に事業計画書を作成します。
事業計画書は融資を受ける際に必要になってきますので、融資を考えている方は作成が必須です。

また既に支援してくれる方や従業員になる予定の方がいるのであれば、その方達への説明資料にもなります。
これを踏まえ、創業の動機や事業の優位性、数値計画などを含み、第三者を説得することのできる内容にしていきましょう。

事業計画書を作成したことがない方や考えをまとめるのが苦手という方には、「7日で作る 事業計画書」がおすすめです。
A4用紙を使用した思考整理方法や事業計画書の作成方法、テンプレートがまとまっています。

また、経済産業省が後援となっている「DREAM GATE」では、事業計画書作成、資金調達方法について無料で相談や、専門家との面談が可能です。
こういった無料のサービスもぜひ活用してみてください。

2.資金・融資

開業する際、1番の悩みがお金という方も多いのではないでしょうか。
まずは開業するにあたり、どれくらいの資金が必要なのか算出してみましょう。

この時の資金は、設計・工事費及び薬剤や美容商材などの仕入れ費用が含まれる設備資金と、開業後しばらくはかかる消耗品費などの運転資金の2つで考えます。
算出できたら、そこから自己資金を引き、融資を受けたい額を決めていきます。

もちろん、各々の条件によって受けられる融資の額は変わってきますが、一体いくらの融資があれば開業できるのか把握しておくことが大切です。
それでは主な融資先について見ていきましょう。

2-1.日本政策金融公庫

日本政策金融公庫とは、100%政府出資の政策金融機関です。
原則、誰でも融資を受けることができるため、美容室の開業はこちらを利用する方が最も多いです(平成27年度実績)。
無担保や無保証人でも、条件が合えば利用可能な融資制度もありますので、初めて融資を受ける方でも安心です。

2-2.制度融資

制度融資とは、各地方自治体が行う、個人事業主や中小企業に向けたサポート制度のことです。
自治体と金融機関の2つの機関で審査を行いますので、融資を得られるまでに時間がかかるのが難点ですが、一般的な銀行融資の金利よりも低かったり、金利の一部を補填してくれたりするメリットがあります。

制度融資は各地方自治体によって異なりますので、利用したい場合にはそれぞれの自治体のホームページで調べるか、最寄の商工会議所に相談してみると良いでしょう。

2-3.リース、クレジット

融資をうまく受けられず資金不足の場合、リースやクレジットを活用するという手もあります。

リース契約の場合、原則途中解約ができないというデメリットはありますが、融資を受けるよりも手続きが容易です。更にリース料は金利が固定されるので、金利が高くなっても影響を受けることがありません。
一方のクレジットも手続きは簡単です。金利は支払い回数によって変わりますが、クーリングオフ制度が適用できるなど、リースとはまた違ったメリットがあります。

3.立地

いくら素敵なお店を作ろうにも、立地が良くなくては集客は望めません。開業の際には立地選びが重要です。
例えば既存のお客様を多く抱えている場合でしたら、その方達が来店しやすいエリアを選んだ方が良いでしょう。
なぜなら、その方達が通えない場所に開業してしまったら、そのお客様達を失うことになるからです。

逆に一から集客を考えている場合は、開業対象エリアでどれぐらいの集客が見込めるのか、競合はどれくらいいるのかなど、しっかりと下調べを行いましょう。
いずれにせよ、美容室の開業予定地の商圏分析※は必須です。
そしてもう1つ重要なのが、自分が作りたいお店のコンセプトにその土地が合っているかということです。
例えば、若者ファッションに特化したお店を、お年寄りの多く集まるエリアで開業しても繁盛しないのと同じで、コンセプトと土地が調和していないと、せっかく満足のいくお店を作ることができたとしても、集客が見込めないことがあります。充分注意しましょう。

※商圏分析
商圏分析とは、対象のエリアにどれだけの顧客や競合がいるか分析することです。大手企業が出店する際には必ず商圏分析を行います。

4.物件

立地が決まったら、次は物件です。物件は、次にあげる居抜き物件とスケルトン物件の2種類に、大まかに分けることができます。

4-1.居抜き物件

居抜き物件とは、前のテナントが使用していた設備が残っていたり、内装がそのままになっていたりする物件のことです。
以前も美容室として使われていた物件でしたら、シャンプー台や鏡などをそのまま使うことができますので、内装を手直しするだけで開業することもできます。

このため、居抜き物件は開業資金を抑えられるところが大きなメリットです。
しかし設備や内装が比較的新しい場合は、内装、設備、備品などを売買する造作譲渡契約を、前のテナントと結ぶこともあります。
この場合、設備や備品がきちんと使うことができる状態なのか、予め確認をしておくと良いでしょう。

4-2.スケルトン物件

内装や設備が全くない状態のことをスケルトン物件と言います。
スケルトン物件は一からお店を作り上げていくので、自分のコンセプトに合ったお店作りを行うことが可能です。
ただしその分資金はかかりますし、工事期間中も家賃を払うことになります。

5.集客

物件も決まり後は開業を待つのみ、となると安心する方が多いと思いますが、勝負はここからです。
何もしないままでは、集客は見込めません。効果的な集客プロモーションを仕掛けることで、お店は繁盛していきます。
では効果的な集客プロモーションとはどのようなものなのでしょうか。

5-1.集客サイト

美容室を探す際、集客サイト・クーポンサイトなどを利用するお客様は少なくありません。
集客サイトにお店の情報を載せることで、新規のお店でも、既存のお店同様の宣伝効果を得ることができます。
ただし集客サイトに載っている美容室は、多くのクーポンを発行することで集客に繋げていますので、それにつられて来店するお客様が多いのも事実です。

このため新規顧客からリピーターになってもらうためには、美容師の腕はもちろん、お店のコンセプトをしっかりと持ち、お店のファンになってもらうことが重要です。

5-2.自社ホームページ、SNS

ホームページもまた、欠かせない集客プロモーションの1つです。
サイトではお店のコンセプトをしっかりと示し、価格や提案できるヘアスタイルなどの情報を提供していきましょう。
また、意外と見られるのが美容師さんのプロフィールです。もし抵抗がなければ、顔写真、名前、出身地、年齢、趣味、得意なスタイルなど、親近感を持ってもらえるような情報を載せましょう。

低コストで始めたい場合は、無料のホームページ作成サービスを使うのも一つの方法です。
美容室の場合は、デザイン性も高いAmeba Owndがおすすめです。
独自ドメインではありませんが(URLの中にamebaと入ります)、ある程度運用してみて、感じがつかめたら制作会社やフリーランスのデザイナーに発注することをおすすめします。

またFacebookやTwitterなど、SNSを利用して季節に合ったヘアスタイルの提案やキャンペーンの告知などを行っていくことも効果的です。
特に美容と親和性が高いのがInstagramとブログです。
Instagramを活用する際は、タグもできるだけ多く使用しましょう。
タグは日本語、英語合わせ最低でも10個はつけたいところです。
毎回入力するのは手間ですので、PCやスマホのメモ帳にメモしておき、投稿する際にペーストしましょう。

ブログでは、もし可能でしたらスタッフが働いている写真やお客様との写真を掲載し、都度お店のコンセプトや様子を伝えていきましょう。お客様は親しみを感じてくれるでしょう。

これらの方法は低コストで多くの人へ情報を伝えることができます。定期的に更新を行っていきましょう。

5-3.折込チラシ

ここまではWeb媒体のものを紹介してきましたが、紙媒体のものにも、もちろんメリットはあります。
例えば新聞の折込チラシは、新聞購読の割合の高い、ファミリー層や高齢者層にも情報を行き渡らすことができます。
新聞という信頼性の高いツールを使うことで目にとめてもらいやすくなりますし、クーポンなどをつければ更に関心を引き、手元に残してもらえる可能性も上がります。

配布エリアや部数も調整がきくので、戦略的に販促をかけたい場合に適した方法でしょう。

5-4.DM(ダイレクトメール)

開業前から既存のお客様がいる場合には効果的です。
ただし前職のお客様にも案内する場合には、予め前職のオーナーなどから了解を得ておくと良いでしょう。
実際にお店を選ぶのはお客様ですが、筋を通しておくことでトラブルの回避にもつながります。

6.必要な届出をすぐに提出するには?

これまでご紹介してきたように、美容室を開業するためには多くの作業が必要です。
このため、出来れば申請・届出などの事務処理は、手っ取り早く済ませたいところです。
しかし、中にはこのような事務処理が苦手、そもそも事務処理に時間を割いていられないという方もいるのではないでしょうか?

そこでおすすめしたいのが「開業freee」です。

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開業freee」を使用すれば、画面の内容に沿って簡単な質問に答えていくだけで、以下の書類を自動作成することが可能です。

・開業・廃業等届出書(開業届け)
・青色申告承認申請書(青色申告を行う場合)
・青色事業専従者給与に関する届出書(家族に給与を支払うか、家族への給与を経費にする場合)
・給与支払事務所等の開設届出(給与を支払う場合)
・源泉所得税に納期の特例の承認に関する申請書(給与を支払う場合)

ステップに沿って必要事項を記入!


「準備」「作成」「提出」の3ステップで完了!

開業freeeのステップは、準備・作成・提出の3ステップ。
何を書いたらいいか迷いがちな項目(例えば、職業・仕事の種類)も、多彩なプルダウンメニューから選ぶだけです。

設問に答えていくだけで書類ができあがります。

また、ご自身の事業にぴったりな確定申告の種類をシュミレーションし、選ぶこともできます。

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「書類を確認する」ボタンを押すと、あなたに必要な書類が控えも含めて自動でPDFに出力されます。
その際、1ページ目には提出先の税務署への宛名も記載されていますので、切り取って封筒に貼りつければすぐに郵送することができます

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7.まとめ

美容室の開業までには様々なステップがありますが、それらを着実にこなしていくことが開業への1番の近道です。
融資や立地選びなど、面倒なことや手間のかかることもたくさんあります。
しかし自分のお店を持つという目標があれば、それらも楽しい作業になるのではないでしょうか。
今回紹介した記事は美容室開業に向けての基礎知識でしたが、開業へ向けて動き出すきっかけになってくれましたら幸いです。

開業 freee

開業freeeロゴ

美容室を個人事業として運営しようとしている方は、ぜひ開業 freeeをご活用ください。開業に必要な書類を無料で、自動作成することができます。開業時の忙しい時期の作業を大幅に軽減。青色申告をした方は開業届の提出が必須です。そのほかに必要な書類も、ステップに沿って入力するだけで簡単に作成可能!

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