開業の基礎知識

自宅で英語教室を開業するための完全ガイド

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自宅での英語教室の開業は、ご自身の経験やスキルを活かして、且つ低資金で始めることができる事業です。専門性があるため、場合によっては金額も高めに設定できてやりがいもあるでしょう。

本記事では、自宅での英語教室の開業に必要な情報をご紹介します。

目次

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自宅英語教室の開業に必要な資格

自宅で英語教室を開業するために、これといった資格は必要ありません。個人事業主として開業する方は、「開業届」を提出すればOKです。
このため、子育てが一段落して自宅で何か事業を始めたい方や、ご自身のキャリアを活かして開業したい方に人気です。
ただ、飲食店などのように設備投資や在庫のリスクがない分、参入障壁が低く競合も多いという実情があります。このため、「持っていると良い資格や経験」について、英語教室の業態別にご紹介します。

子供英会話を行う場合

小学生を対象とした英会話教室の需要が高まっています。英会話教室を開く場合は、留学経験や英検・TOEFLなどの保有資格の他、実際の英語の発音などを親御さんにも納得していただくことが重要です。
また、小さい子供が対象であるため、いかに楽しんで英語を好きになってもらうかも大切です。

受験英語を対象とする場合

公立の高校受験対策のために英語塾を開業する場合は、近隣の高校の入学試験の傾向や学校のテスト対策などを行う必要があります。
大学の英文科卒である、留学経験がある、大手学習塾での勤務実績がある、英検準1級以上を保有しているなど、「英語を教えた経験」や「英語での実務経験」「資格」があると信頼が高まるでしょう。
また、ただ英語ができるだけではなく、いかに生徒のモチベーションを高め、日々の学校での成績を上げるかも重要です。

英検、TOEIC、TOEFL…資格対策に特化する場合

英検やTOEICなど資格対策に特化する場合は、ご自身がその資格の最高位を持っていることが望ましいです。ご自身の資格取得までの学習方法もご紹介しながらレッスンを行うと説得力があるでしょう。

大人向けの初心者英語

海外旅行で英語を話したい、いつか仕事で英語を使いたい…など、大人になってから英語を学び直したいと思う方は少なくありません。そういった方々を対象に、優しく基礎から丁寧に教えてくれる教室は需要があるでしょう。
英検、TOEICなどの資格の他、留学や海外勤務経験があると信頼感がアップします。

自宅英語教室開業の前に事業計画を

これまでタイプ別にご紹介してきたように、自宅での英語教室の開業を考えていらっしゃる方は、「こんな英語教室にしたい」と、ビジョンをお持ちの方が多いのではないでしょうか。開業をする前に、どのようなカリキュラムを提供する自宅英語教室で、どんな方を対象にしているのかを細かく事業計画書に落とし込んでみましょう。

開業に関する初期準備に関して、ゼロからご自身で考えることが大変…という方にはフランチャイズもおすすめです。ただし、フランチャイズはノウハウを簡単に得られるというメリットがある一方、本社に払う料金を鑑みると大きな利益を得られないというデメリットもあります。

自宅英語教室の開業に必要な費用は?

物件を借りて教室を持つこともできますが、まずは自宅を教室にすることやイベントスペースのレンタルを検討しましょう。

物件を借りる場合は、300万円程度の資金があれば安心です。また、椅子や机、ホワイトボード、PCやコピー機などのオフィス用品の資金には100万円程度が必要です。
後述する宣伝広告費に関しては、最近ではホームページは無料で作れますので、最低限に抑えることが可能です。

自宅を教室にする場合は、少人数の場合は自宅の一室で充分でしょう。人数が多い場合は、イベントスペースをレンタルする必要があります。
また、規模が大きくなってきて人材が必要になる場合は、人件費も鑑みて事業を運営しましょう。

自宅英語教室の開業を宣伝しよう!

自宅英語教室開業の準備が整ったら、宣伝を行いましょう。まず宣伝しないことには生徒は集まりません。

まずはホームページ

ご自身の自宅英語教室の特徴や料金、場所が記載されたホームページを作成しましょう。
その際に、英語学習に関するブログ記事も合わせて発信すると、「こんなことを教えられます!」というアピール(営業)にもなります。
また、検索エンジン経由で記事を読んだ方がお問い合わせをしてきてくれることもあるでしょう。

SNSで発信

ホームページを作成したらFacebookやTwitterなどのSNSで発信をしましょう。ただページを作っただけでは見てもらうことはできないためです。

体験教室

広告活動の一つとして、トライアルで無料の体験教室の実施を行ってはいかがでしょう。レッスンの良さも実際に感じていただけます。さらに、受講を検討している方とコミュニケーションを取り、どんな授業の需要があるのかなど生の声を集めることもできます。

広告

地域の情報誌やポスティングなどを活用して広告を出すことも方法の一つです。しかし、ある程度の費用が必要であることは念頭に置く必要があります。
時期でお勧めしたいのは、3月、7月、12月初旬です。新年度の4月は新しいことを始めようという気持ちになりますし、8月のボーナス前後は自己投資を行う方が多いというデータもあります。クリスマス前もボーナスシーズンです。

ちなみに、紙での広告の他に、Googleの検索エンジン広告やFacebookの広告も検討してみましょう。ターゲットを絞り調整しながら広告を出せるため、費用対効果が良いです。

紹介制度を作ろう

生徒が集まってきたら、紹介制度を作りましょう。紹介してもらったら授業料割引、子供たちには何かしらのプレゼントをする、などお礼を用意することが大切です。

自宅英語教室の開業に必要な届出とは

最後に、自宅英語教室の開業に必要な届出についてご紹介します。個人事業主として学習自宅英語教室を開業する場合、「開業届」を最寄りの税務署に提出する必要があります。
また、開業届と一緒に「青色申告承認申請書」も提出することをおすすめします。

個人事業主は毎年2月〜3月に確定申告を行い、納税をする必要があります。その際に、青色申告か白色申告のどちらかで申請を行いますが、青色申告を選択すれば大きな節税効果があります。この青色申告のために必要な届出が「青色申告承認申請書」です。

届出はどこで入手するの?

届出は、最寄りの税務署や国税庁のホームページからもダウンロード可能ですが、「どうやって記入したらいいかわからない」と迷う方がほとんどです。
そこでおすすめしたいのがfreee開業。ステップに沿って記入していくだけで、開業に必要な書類を最短5分で作成可能です。

freee開業なら、税務署に行かずに開業届をかんたんに作成

freee開業」を使用すれば、画面の内容に沿って簡単な質問に答えていくだけで、以下の書類を自動作成することができます。

  • 開業・廃業等届出書(開業届け)
  • 青色申告承認申請書(青色申告を行う場合)
  • 青色事業専従者給与に関する届出書(家族に給与を支払うか、家族への給与を経費にする場合)
  • 給与支払事務所等の開設届出(給与を支払う場合)
  • 源泉所得税に納期の特例の承認に関する申請書(給与を支払う場合)

ステップに沿って必要事項を記入!

経理・確定申告最短5分で書類完成

freee開業は、準備・作成・提出の3ステップで完結します。

簡単な質問に答えるだけで、必要な書類を自動的に選択して作成してくれます。一度入力すれば転記されるので、書類ごとに同じ内容を何度も入力する必要もありません。

何を書いたらいいか迷いがちな項目(例えば、職業・仕事の種類)も、多彩なプルダウンメニューから選ぶだけと簡単です。

freee開業登録の職業欄

また、事業の売上や内容から青色申告、白色申告それぞれの見込み納税額(所得税・住民税・健康保険料の合計)を簡単にシミュレーションできるので、自分にあった申告方法を選べるのも魅力です。

確定申告の種類を選ぶ

「書類を確認する」ボタンを押すと、あなたに必要な書類が控えも含めて自動でPDFに出力されます。その際、1ページ目には提出先の税務署への宛名も記載されていますので、切り取って封筒に貼りつければすぐに郵送することができます。

freee開業で出力された書類の内訳

開業届などの各種届出が完了したら、確定申告に向けた準備をする必要があります。

少しでも時間と費用を節約するために、freee開業をぜひご活用ください。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに正確な内容の書類を作成し申告しなければいけません。

確定申告書を作成する方法は手書きのほかにも、国税庁の「確定申告等作成コーナー」を利用するなどさまざまですが、会計知識がないと記入内容に悩む場面も出てくるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。

freee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。
ここからは、freee会計を利用するメリットについて紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期して自動入力が可能!

1年分の経費の入力は時間がかかる作業のひとつです。freee会計に銀行口座やクレジットカードを同期すると、利用した内容が自動で入力されます。

また、freee会計は日付や金額だけでなく、勘定科目も予測して入力します。


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溜め込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.現金取引の入力もカンタン!

freee会計は、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけが可能です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、初心者の方でも安心できます。


freee会計 管理画面の例1

さらに有料プランでは、チャットで確定申告について質問ができるようになります。オプションサービスに申し込めば、電話での質問も可能です。

freee会計の価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。

3.〇✕形式の質問に答えると、各種控除や所得税の金額を自動で算出できる!

各種保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は控除の対象となり、確定申告することで節税につながる場合があります。控除の種類によって控除額や計算方法、条件は異なるため、事前に調べなければなりません。

freee会計なら、質問に答えることで控除額を自動で算出できるので、自身で調べたり、計算したりする手間も省略できます。


freee会計 管理画面の例2

4.確定申告書を自動作成!

freee会計は取引内容や質問の回答をもとに確定申告書を自動で作成できます。自動作成​​した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告は完了です。

また、freee会計はe-tax(電子申告)にも対応しています。e-taxからの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

e-tax(電子申告)を検討されている方はこちらをご覧ください。

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完成した確定申告書を提出・納税して確定申告が完了!

freee会計を使うとどれくらいお得?

freee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。

税理士などの専門家に代行依頼をすると、確定申告書類の作成に5万円〜10万円程度かかってしまいます。freee会計なら月額980円(※年払いで契約した場合)から利用でき、自分でも簡単に確定申告書の作成・提出までを完了できます。

余裕をもって確定申告を迎えるためにも、ぜひfreee会計の利用をご検討ください。

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