青色申告の基礎知識

青色申告承認申請書とは?【書き方・記入例有り】

個人事業主やフリーランスになると、確定申告を自分で行わなければなりません。確定申告には青色申告と白色申告の二種類があり、一般的に青色申告は節税効果が高いと言われています。
しかし、青色申告をするためには条件があり、事前に届出を提出する必要があります。また、これまで白色申告で青色申告に切り替えたいという方もいるかと思います。

そこで、こちらの記事では青色申告をするために必要な「青色申告承認申請書」の概要と、その書き方について詳しくご紹介していきます。

開業届とは?知っておきたい6つの基本知識

目次

青色申告承認申請書

青色申告承認申請書とは?

青色申告承認申請書の正式名称は「所得税の青色申告承認申請書」で、青色申告をする場合は必ず提出しなければいけません。提出しなかった場合は、自動的に白色申告となります。

青色申告承認申請書は国税庁の『[手続名]所得税の青色申告承認申請手続』からダウンロード可能です。

>>PDFダウンロード
所得税の青色申告承認申請書(PDF)

必要事項を記入の上、納税地を所轄する税務署に郵送もしくは持参しましょう。税務署の住所は『税務署の所在地などを知りたい方』から検索可能です。

青色申告をすることで10万円もしくは65万円の控除を受けられ、さらに翌年に赤字を繰り越せるなど節税効果の高さがメリットと言えます。

青色申告承認申請書の書き方と記入例

ここからは、青色申告承認申請書の書き方と記入例をご紹介していきます。記入例などを見ずにすぐに届出を作成したい方は、「開業freeeでミスなく簡単に開業届を作成!」をご覧ください。細かい書き方を知らなくても簡単に作成できます。

所得税の青色申告承認申請書

①青色申告承認申請書を提出する、所轄の税務署名と提出日を記入します。
どこの税務署に提出したらいいかわからない場合は、国税庁の『税務署の所在地などを知りたい方』から検索可能です。

②これから開業する事業と事業主の基本情報です。
自宅を事業所として使う場合は「住所地」チェックをします。
「居所地」とは継続して生活している場所です。例えば、海外を本拠地としている人が、一時帰国し日本での活動の拠点としている場所などです。オフィスをお持ちの場合は、「事業所」にチェックを入れ、住所を記入しましょう。
電話番号は携帯番号でも問題ありません。

事業主の名前、生年月日、職業、屋号を書いて印鑑を押します。

③青色申告を開始したい年度を記入します。こちらの記入に関しては、後述する「青色申告承認申請書の提出期限」をご確認ください。

④事業形態によっては、複数店舗の場合もあるかと思います。「◯◯カフェ 五反田店」「◯◯デザイン 品川営業所」など、名称と住所を記入します。
店舗や事務所が1つの場合は空欄でOKです。

⑤個人事業の所得区分は事業所得です。事業所得の他に不動産所得や山林所得がない場合には、事業所得のみにチェックをつけましょう。

⑥過去に青色申告承認の取消しを受けたり、取りやめをしたことがある場合はチェックをつけて年月日を記入します。特にない場合は「無」にチェックをしましょう。

⑦この届出を提出する年の1月16日以降に個人事業を新規開業する場合は、開業日を記入します。すでに開業している場合は、空欄でOKです。

⑧相続などで事業継承した場合は、相続開始年月日と被相続人の名前を記入します。特にない場合は「無」にチェックをします。

⑨青色申告で65万円控除を受けたい場合「複式簿記」に、10万円控除の場合は「簡易簿記」にチェックを入れます。

⑩65万円控除を受けるには、現金出納帳・売掛帳・買掛帳・経費帳・固定資産台帳・預金出納帳・総勘定元帳・仕訳帳にチェックを入れます。
10万円控除の場合は、現金出納帳にチェックを入れましょう。

⑪特記事項があれば、記入します。

⑫確定申告の代行をお願いする税理士がいる場合は、名前と連絡先を記入します。

青色申告承認申請書の提出期限

青色申告承認申請書には提出期限があるため、注意が必要です。新規開業した場合と、開業後1年以上経って青色申告に切り替えたい場合とで期限が異なります。

青色申告承認申請書の提出期限① 新規開業した場合

青色申告承認申請書の提出期限に関して、国税庁の『[手続名]所得税の青色申告承認申請手続』には下記のように記載されています。

青色申告書による申告をしようとする年の3月15日まで(その年の1月16日以後、新たに事業を開始したり不動産の貸付けをした場合には、その事業開始等の日(非居住者の場合には事業を国内において開始した日)から2月以内。)に提出してください。

つまり、ある年の1月16日以降、新たに開業した場合、開業後2ヶ月以内に青色申告承認申請書を提出する必要があります。1月1日から1月15日の間に開業した場合は、その年の3月15日までが提出期限です。
なお、新規開業の場合は、開業届も一緒に提出しなければなりません。開業時には、他にも従業員がいる場合や消費税の納税に関して提出する届出がありますが、後述する開業freeeを使えば、無料で作成することができます。

青色申告承認申請書の提出期限② 白色申告から青色申告に切り替える場合

白色申告から青色申告に切り替えたい場合は、「青色申告をする年度の3月15日まで」に届出を提出する必要があります。

例:2019年1月16日に開業

1 : 開業後2ヶ月以内に届出を提出すれば、
2019年度分(2019年1月1日から12月31日)以降、青色申告可能

2 : 上記以降に届出を提出する場合
2019年度分(2019年1月1日から12月31日)は白色申告
2020年3月15日までに届出を提出すれば、2020年度分(2020年1月1日から12月31日)から青色申告可能

青色申告承認申請書の提出期限③ 事業を相続により承継した場合

最後は、相続により事業継承をした場合です。
青色申告をしていた事業主が亡くなり、相続により事業承継をした場合は、相続開始を知った日(死亡の日)の時期に応じて、それぞれ下記の期間内に提出する必要があります。

  1. 相続開始が1月1日から8月31日までの場合:死亡の日から4か月以内
  2. 相続開始が9月1日から10月31日までの場合:その年の12月31日まで
  3. 相続開始が11月1日から12月31日までの場合:その年の翌年の2月15日まで

なお、提出期限が土・日曜日・祝日の場合は、これらの日の翌日が提出期限となります。

青色申告承認申請書を正確に記入するために

ここからは、青色申告承認申請書やその他の必要な届出(開業届など)を正確に記入する方法をご紹介します。青色申告承認申請書を作成するにあたっては、前述した国税庁のホームページから届出をダウンロードして記入するという方法のほか、開業freeeを利用して作成する方法があります。

利用料は完全無料の上に、届出の各項目の詳細について理解する必要はありません。ステップに沿って必要事項を入力していくだけで届出が完成しますので、PDFをダウンロードし宛先を貼り付けるだけ(これもプリントアウト可能です)で、簡単に届出の作成が完了します。

さらに、青色申告承認申請書の提出はスタートにすぎません。青色申告をスムーズに行うための方法についても、後述していきます。

開業freeeでミスなく簡単に開業届を作成!

個人事業をスタートした際は「開業届」、青色申告をするためにはさらに「青色申告承認申請書」の提出が必須です。 記入項目は決して多くはありませんが、どう書けばよいか悩んでしまう方は少なくありません。

そこでおすすめしたいのが「開業freee」です。ステップに沿って簡単な質問に答えるだけで必要な届出がすぐに完成します。

開業freeeで作成可能な5つの届出

1. 個人事業の開業・廃業等届出書
開業届のことです。

2. 所得税の青色申告承認申請書
青色申告承認申請書は事業開始日から2ヶ月以内、もしくは1月1日から3月15日までに提出する必要があります。期限を過ぎた場合、青色申告できるのは翌年からになるため注意が必要です。

3. 給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
家族や従業員に給与を支払うための申請書です。

4. 源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書
原則毎月支払う源泉所得税を年2回にまとめて納付するための手続です。
毎月支払うのは手間ですので、ぜひ提出しましょう。

5. 青色事業専従者給与に関する届出・変更届出書
青色申告をする場合に、家族に支払う給与を経費にするための手続です。青色申告をして家族に給与を支払う場合は必ず提出しましょう。

開業freeeの使い方を徹底解説

開業freeeを使った開業届けの書き方は、

準備→作成→提出

の3ステップに沿って必要事項を記入していくだけです。

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Step1:準備編

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準備編では事業の基本情報を入力します。迷いやすい職業欄も多彩な選択肢のなかから選ぶだけ。


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事業の開始年月日、想定月収、仕事をする場所を記入します。
想定月収を記入すると青色申告、白色申告のどちらが、いくらお得かも自動で計算されます。

Step2:作成編

次に、作成編です。


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申請者の情報を入力します。
名前、住所、電話番号、生年月日を記入しましょう。


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給与を支払う人がいる場合は、上記のように入力をします。
今回は準備編で「家族」を選択しましたので、妻を例に記入を行いました。


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さらに、見込み納税金額のシミュレーションも可能。
※なお、売上の3割を経費とした場合の見込み額を表示しています。経費額やその他の控除によって実際の納税額は変化します。

今回は、青色申告65万円控除が一番おすすめの結果となりました。

Step3:提出編

最後のステップでは、開業に必要な書類をすべてプリントアウトし、税務署に提出します。


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入力した住所をもとに、提出候補の地区がプルダウンで出てきます。
地区を選ぶと、提出先の税務署が表示されますので、そちらに開業届けを提出しましょう。


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届け出に関する説明とそれぞれの控えを含め、11枚のPDFが出来上がりました。印刷し、必要箇所に押印とマイナンバー(個人番号)の記載をしましょう。

郵送で提出したい方のために、宛先も1ページ目に記載されています。切り取って封筒に貼りつければ完了です。

いかがでしょう。
事業をスタートする際や、青色申告にしたい場合、切り替えたい場合など、届出の作成は意外と煩雑なものです。
しかし、開業freeeを活用すれば、無料ですぐに届け出の作成が完了。 また、確定申告書の作成も会計freeeを使えば、ステップに沿ってすぐに完了します。
開業freee会計freeeを使って、効率良く届出を作成しましょう。

確定申告を簡単に終わらせる方法

確定申告には青色申告と白色申告の2種類があり、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。
書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も少なくありません。
そこでお勧めしたいのは、確定申告ソフトfreeeの活用です。


確定申告ソフトのfreeeは、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
以下に書類を作るまでのステップをご紹介します。

ステップに沿って入力するだけ

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

1.銀行口座やクレジットカードは同期すれば自動入力!

面倒な1年分の経費の入力も、銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動で入力できます。日付や金額だけでなく、勘定科目を推測して自動入力してくれるので大幅に手間を省くことができます。

基本情報の入力

ため込んだ経費も自動入力でカンタン!

2.簿記を知らなくてもカンタンに入力できる!

現金で払った場合でも、いつ・どこで・何に使ったか、家計簿感覚で入力するだけで大丈夫です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるので、簿記を覚えなくても迷わず入力することができます。

簿記を知らなくてもカンタンに入力

有料のスタータープラン(月額980円)、スタンダードプラン(月額1980円)は
チャットで確定申告についての質問が可能。
さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能です。

3.質問に答えるだけで税金は自動計算

○×の質問に答えるだけで税金も計算


保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は税金が安くなります。難しい税金の計算もfreeeなら、質問に答えるだけで自動で計算してくれます。確定申告をするために、本を買って税金について勉強する必要はありません。

4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ

あとは自動で確定申告書を作成してくれるので、税務署に郵送や電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。

マイナンバーカードとカードリーダをご用意いただけば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!
あとは確定申告書を提出するだけ

あとは完成した確定申告書を提出して納税するだけ

会計freeeを使うとどれくらいお得?

確定申告ソフトのfreeeは、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」との声も多く寄せられています。

また、税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほど必要です。

いかがでしょう?
確定申告ソフトのfreeeは、ステップに沿って質問に答えるだけで簡単に確定申告を完了することができます。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
【初めての向けにオススメ】そもそも確定申告とは?スマホ申告の活用など

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