最終更新日:2021/03/04
公開日:2020/07/29

青色申告をするためには、まず青色申告承認申請書の提出が必要です。期限までに届出を提出し、一年分の記帳を完了したら確定申告書を作成しましょう。個人事業主が青色申告で作成する書類は、確定申告書Bと青色申告決算書です。
本記事では、青色申告のために必要な書類のダウンロードと作成・提出方法まで詳しく解説します。
※2022年3月16日追記※
e-Taxの接続障害の影響で期限である3月15日までに確定申告を完了できなかったケースについて、国税庁から延期申請に関する発表がありました。
- e-Tax障害による延期申請の旨を記載した上で、2022年4月15日までに書面またはe-Taxで提出すれば期限後申告の扱いにならない。
- 65万円の青色申告特別控除を受ける場合、e-Tax障害による延期申請の旨を記載した上で、2022年4月15日までにe-Taxで提出すれば65万円控除を受けられる。すでに書面で提出している場合も、同様の方法で再提出することで65万円控除を受けられる。
詳細は国税庁のホームページをご覧ください。
また、freee会計を利用してe-Taxを行う場合の対応については「令和4年3月14日 e-Tax接続障害 freeeでの対応」をご確認ください。
目次
青色申告承認申請書と開業届のダウンロード
青色申告をするためには、事前に青色申告承認申請書と開業届を提出する必要があります。
新たに開業した場合は開業から2ヶ月以内、白色申告から青色申告に切り替えたい場合は、確定申告をする年の3月15日までに提出をする必要があります。
青色申告承認申請書も開業届も、最寄りの税務署で入手できるほか、国税庁の以下のページからダウンロード可能です。
ダウンロードリンク
開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)
青色申告承認申請書(所得税の青色申告承認申請書)
また、freee開業を使えば簡単な質問に答えるだけで青色申告承認申請書と開業届の作成が完了し、ダウンロード・印刷するだけですぐに提出が可能です。電子申告にも対応しているため、自宅にいながら届出の提出が完了します。
青色申告に必要な書類のダウンロード
個人事業主が青色申告を行う際、必要な提出書類は確定申告書と青色申告決算書です。
控除の内容に応じて、医療費の領収書や社会保険料・生命保険料・地震保険料・寄付金などの控除関係書類も添付する必要があります。
確定申告書と青色申告決算書は、最寄りの税務署で入手できるほか、国税庁の以下のページからダウンロード可能です。
ダウンロードリンク
確定申告書、青色申告決算書、収支内訳書等
個人事業主・フリーランスが使用するのは確定申告書B
確定申告書にはA・Bの二種類があり、個人事業主やフリーランスなどの事業主は確定申告書Bを使用します。確定申告書Aを使用するのは主に会社員(給与所得者)です。
申告書B【令和元年分以降用】(左:第一表、右:第二表)
青色申告決算書は一般用を使用
青色申告決算書には、「一般用」「農業所得用」「不動産所得用」「現金主義用」の4種類があり、通常、個人事業主やフリーランスが使用するのは「一般用」です。




所得税青色申告決算書(一般用)【令和元年分以降用】
ダウンロード・印刷した書類に手書きで入力するよりも、ミスなく・正確に青色申告を終えるのにおすすめしたいのが、会計ソフトです。
ここから先は、確定申告ソフト freee会計を使った青色申告書の作成、ダウンロードと提出まで詳しくご紹介していきます。
確定申告を簡単に終わらせる方法
確定申告には青色申告と白色申告の2種類があります。どちらを選択するにしても、期限までに書類を作成し納税をすることが重要です。
青色申告と白色申告の違いを知りたい!という方は、「青色申告と開業届の基礎知識!青色申告のメリットと白色申告との違い」をご参照ください。
書類の作成には、手書きのほか、国税庁の「確定申告等作成コーナー」や会計ソフトで作成する方法がありますが、「確定申告書の作成は難しいのでは?」と苦手意識をお持ちの方も多いでしょう。
そこでおすすめしたいのが、確定申告ソフト「freee会計」の活用です。
freee会計は、会計の知識がないから不安だという方でも、質問に沿って答えていくだけで簡単に書類を作成することができます。
以下に書類を完成させるまでのステップをご紹介します。

1.銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動入力!
1年分の経費の入力はとても面倒。freee会計なら、銀行口座やクレジットカードを同期することで自動入力にできます。日付や金額だけでなく、勘定科目を推測して自動入力してくれるので、作業時間と手間を大幅に省くことができます。

2.簿記を知らなくても手軽に入力できる!
freee会計は現金での支払いも、いつ・どこで・何に使ったか、家計簿感覚で入力するだけなので、とても手軽です。自動的に複式簿記の形に変換してくれるので、簿記を覚えなくても迷わず入力することができます。

有料のスタータープラン(年払いで月額980円)、スタンダードプラン(年払いで月額1,980円)はチャットで確定申告についての質問が可能です。さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能になります。
価格・プランについて確認したい方はこちらをご覧ください。最大30日間無料でお試しいただけます。
3.質問に答えるだけで税金は自動計算

保険やふるさと納税、住宅ローンなどを利用している場合は、税金が安くなります。それらの難しい税金の計算も、freee会計なら、質問に答えるだけで自動算出。確定申告のために、わざわざ税金の本を買って勉強をする必要はありません。
4.あとは確定申告書を税務署に提出するだけ
freee会計を使って確定申告書を自動作成したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば完了です。
マイナンバーカードとカードリーダの用意があれば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!
【関連記事】
【2022年版】e-Taxでネットで確定申告:PC・スマホでのやり方とメリットまとめ

freee会計を使うとどれくらいお得?
確定申告ソフトのfreee会計には、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」というたくさんの声をいただいています。
税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円ほど、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほどという場合がほとんどです。freee会計なら、月額980円〜でステップに沿って質問に答えるだけで、簡単に確定申告を完了することができます。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。
【関連記事】
【初めての向けにオススメ】そもそも確定申告とは?スマホ申告の活用など
税務署に行かずに確定申告を終わらせるなら、電子申告(e-Tax)がおすすめです。
freee電子申告開始ナビ(無料)について詳しくみる