
青色申告をするためには事前に届出が必要です。今回の記事では、青色申告者が提出すべき書類とその期限、さらにこれらの書類を簡単に作成する方法をご紹介します。
※2022年3月16日追記※
e-Taxの接続障害の影響で期限である3月15日までに確定申告を完了できなかったケースについて、国税庁から延期申請に関する発表がありました。
- e-Tax障害による延期申請の旨を記載した上で、2022年4月15日までに書面またはe-Taxで提出すれば期限後申告の扱いにならない。
- 65万円の青色申告特別控除を受ける場合、e-Tax障害による延期申請の旨を記載した上で、2022年4月15日までにe-Taxで提出すれば65万円控除を受けられる。すでに書面で提出している場合も、同様の方法で再提出することで65万円控除を受けられる。
詳細は国税庁のホームページをご覧ください。
また、freee会計を利用してe-Taxを行う場合の対応については「令和4年3月14日 e-Tax接続障害 freeeでの対応」をご確認ください。
目次
青色申告者が提出すべき書類一覧
青色申告者が出しておくべき書類をまとめました。
青色申告者が出しておく書類は、主に下記の5つがあります。
特に、開業届と青色申告承認申請書は、事前に提出しなければ青色申告を選択することができません。絶対に提出しておきましょう。
書類名 | 提出期限 | 対象者 | 目的 |
---|---|---|---|
個人事業の開業・廃業等届出書 | 開業日から1ヶ月以内 | 新たに個人事業主として開業したい人 | 青色申告をするため |
所得税の青色申告承認申請書 | ・新規開業の場合→開業日から2ヶ月以内 ・白色申告から切り替える人→青色申告をしようとする都市の3月15日 |
青色申告をしたい人 | 青色申告をするため |
青色事業専従者給与に関する届出書 | ・家族が働き始めた日から2ヶ月以内 ・給与を経費にする年の3月15日まで |
家族に給与を支払う予定のある人 | 家族への給与を経費にするため |
給与支払事務所等の開設届出書 | 開設の事実があった日から一ヶ月以内 | 従業員を雇う | 源泉徴収をするため |
源泉所得の納期の特例の承認に関する申請書 | なし | 従業員を雇う人 | 源泉徴収を毎月から年2回にするため |
確定申告(青色申告)を簡単に終わらせる方法
大きな節税メリットがある青色申告。お得であることは分かっていても、「確定申告書の作成は難しいのでは?」という意見も少なくありません。
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会計に関する知識がゼロの初心者の方から「本当に簡単に終わった!」との声も多数寄せられています。
確定申告を行うためには、日頃から帳簿をつけたり、必要書類をそろえたりしておく必要があります。しかし、確定申告ソフトを活用すれば、「青色申告をしたかったのに、書類不備で手続きできなかった!」「何度も書き直しで大変だった」という思いをすることは少ないでしょう。
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