青色申告の基礎知識

サラリーマンが確定申告&青色申告するときの注意事項

副業を行っている場合や、不動産所得などを得ている場合、確定申告が必要になります。その際、どうせなら節税効果の高い青色申告を選びたいと考えている人も多いでしょう。

しかし、実は副業を行っているすべての人が青色申告できるわけではありません。今回はサラリーマンが青色申告する場合の注意点についてご紹介します。

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そもそもサラリーマンが確定申告しなければならないのはどんな時?

サラリーマンは確定申告しなくてもよい人がほとんどです。なぜなら企業側で年末調整を行うため、個人で所得や控除を申告する必要がないからです。そのため、サラリーマンには青色申告や確定申告は関係ない、と思っている人も多いのではないでしょうか。

しかし中には、確定申告することで還付金を受けることができる人や、確定申告をしなければならない人もいます。知らないまま確定申告しないでいると、前者の場合は税金が納めすぎたままになってしまいますし、後者の場合は追徴課税を支払わなければならない可能性が出てきます。

知らずに損をしないためにも、どんな人が確定申告をした方がいいのか、またはしなければならないのかについてチェックしておきましょう。

どんな人が確定申告すべき?

サラリーマンで確定申告したほうがいい人には、大きく4つのパターンがあります。

【サラリーマンが確定申告をすべき主な4パターン】
1. メインとする企業の給与以外に何らかの所得がある場合
2. 年末調整されなかった場合
3. 一定額以上または6ヶ所以上、ふるさと納税した場合
4. 2,000万円以上の年収がある場合


このうち、青色申告できる可能性があるのは1のパターンのみとなります。

1. メインとする企業の給与以外に何らかの所得がある場合

いわゆる本業の企業とは別のところから給与をもらっている場合や、個人の起業や副業によって収入が発生している場合、確定申告をしなければなりません。例えば副業でアルバイトやアフィリエイトをしている場合や、週末起業をしている場合などが当てはまります。なお副業が、給与所得や事業的規模ではない雑所得等の場合は青色申告をすることができません。

ただし、年収が20万円以下の場合は、確定申告の義務はありません。また、このパターンであっても、青色申告できない人もいるので、注意が必要です。

そもそも青色申告とは?

確定申告方法の一つで、複式簿記によって取引内容を管理し、申告する制度です。同じく確定申告方法の一つである「白色申告」に比べて、申告の手続きや帳簿の付け方は面倒なものの、節税効果が高いというメリットがあります。

そもそも青色申告とは?

では青色申告によって受けられるメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。今回はサラリーマンにとってのメリットに焦点を当ててご紹介します。

サラリーマンが青色申告する場合のメリット

節税効果が高い

青色申告を行った場合、白色申告では受けられない、以下控除を受けることができます。

・青色申告特別控除
所得内容に応じて65万円または10万円の所得控除を受けることができます。つまり、課税対象となる金額から65万円を差し引くことができるということ。結果として課税対象となる金額を抑えることができます。

・純損失の繰越し
一定の所得で損失(赤字)を出した場合、翌年から最長3年間、赤字を繰り越して計上することができます。

例えば平成27年に10万円の赤字となった場合を考えてみましょう。損失申告を行えば、平成28年に20万円の黒字になったとしても、そこから10万円を差し引くことができます。つまり、平成28年の課税対象額は10万円になるというわけです。

・仕事で必要な自宅のものを経費にできる
自宅を事務所にしている場合、仕事のために、自宅で使用している電気代やインターネット料金などの一部を、経費として申請することができます。他にも仕事用に購入したプリンタや交通費なども、要件を満たせば経費として申請できます。

経費は年収から差し引くことができるので、結果的に課税対象額を抑えることにつながります。

サラリーマンが青色申告するときの注意点

「節税効果がある」と聞くと、青色申告を選びたくなりますが、もちろんデメリットもあります。ここではサラリーマンが青色申告する場合に被りがちなデメリットと注意点についてご紹介します。

申告できる所得の種類が限られる

青色申告を利用できる所得は、以下のいずれかに限定されます。
・事業所得
・不動産所得
・山林所得

サラリーマンのような給与所得や退職金、株の配当などにより得た所得などは、青色申告の対象とならないので、注意が必要です。

また副業でも、所得自体が低い場合や、一時的な収入と判断される場合は、青色申告対象外の雑所得として判断されることがあります。気になる方は、一度税務署に確認すると良いでしょう。

複式簿記でなければ65万円控除を受けられない

複式帳簿とは複式簿記によって帳簿をつけるもので、一つの取引に関して複数の科目で帳簿を付ける必要があります。扱う帳簿の数も、現金出納帳や売掛帳、買掛帳など様々なものがあり、それぞれの特性について理解しておかなくてはなりません。つまり、少なからず簿記の知識が必要になるということです。

知識がない人でも、毎年行っていれば自然と知識がついてくるものですが、はじめは慣れないことも多く、大変な作業になりがちです。副業などで得られる所得がそれほど多くない場合、節税よりも、帳簿をつける手間のほうが重い負担だと感じるかもしれません。

開業届および青色申告承認申請書の提出が必要

青色申告するためには、ある期間内に以下2つの申請を行う必要があります。
・個人事業の開廃業等届出書 ・所得税の青色申告承認申請手続

・個人事業の開廃業等届出書
継続的に事業を行う場合に、提出が必要となる書類です。副業の場合でも、継続的に行う場合や青色申告を行うためには、提出が必要となります。税務署に提出する必要がありますが、郵送でも行えます。

基本的に開業してから1ヶ月以内に提出する必要がありますが、未提出の場合は気づいた段階ですぐに提出しておきましょう。

ただし、サラリーマンの場合、開業届を出していると、失業手当を受け取れない可能性があるため、注意が必要です。

・所得税の青色申告承認申請手続
青色申告を行う旨を申告するための書類です。基本的に青色申告したい年の3月15日までに提出が必要です。ただし、1月16日以降に事業を行った場合は、事業開始から2ヶ月以内の提出で青色申告ができるので、開業届と一緒に提出するのがおすすめです。

確定申告(青色申告)を簡単に終わらせる方法

大きな節税メリットがある青色申告。お得であることは分かっていても、「確定申告書の作成は難しいのでは?」という意見も少なくありません。
そこでお勧めしたいのは、確定申告ソフトfreeeの活用です。

ステップに沿って入力するだけ

ステップに沿って入力するだけで、簡単に確定申告が完了します。

STEP1: 基本情報の入力

まずは基本情報の入力です。あなたの事業、事業主であるあなた自身の情報について入力後、青色申告・白色申告のいずれかを選択。提出方法も選択しましょう。

基本情報の入力

事業の基本情報を入力!

STEP2: 申告書作成に必要な情報の入力

次に、確定申告書を作成する際に必要な情報を入力していきます。年度の取引の最終確認を行った後、◯✕形式で22個質問に答えていきます。

まるばつ形式で回答

有料のスタータープラン(月額980円)、スタンダードプラン(月額1980円)は
チャットで確定申告についての質問が可能。
さらに、オプションサービスに申し込むと電話で質問も可能です。

STEP3: 完成!

STEP2で入力した内容を元に確定申告書が完成!


有料のスタータープラン(月額980円)とスタンダードプラン(月額1980円)では作成した書類の確認や出力が可能です。
マイナンバーカードとカードリーダをご用意いただけば、ご自宅からでもすぐに提出が完了するので、税務署に行く手間がかかりません!

※無料プランでは、申告書作成まで可能です。

会計freeeを使うとどれくらいお得?

確定申告ソフトのfreeeは、会計初心者の方からも「本当に簡単に終わった!」との声も多く寄せられています。

また、税理士さんなどに経理を依頼した場合、経理の月額費用は最低でも1万円、確定申告書類の作成は最低でも5万円〜10万円ほど必要です。

いかがでしょう?
確定申告ソフトのfreeeは、ステップに沿って質問に答えるだけで簡単に確定申告を完了することができます。
会計に関する知識がゼロの初心者の方から「本当に簡単に終わった!」との声も多数寄せられています。
確定申告を行うためには、日頃から帳簿をつけたり、必要書類をそろえたりしておく必要があります。しかし、確定申告ソフトを活用すれば、「青色申告をしたかったのに、書類不備で手続きできなかった!」「何度も書き直しで大変だった」という思いをすることは少ないでしょう。
余裕を持って確定申告を迎えるためにも、ぜひ確定申告ソフトの活用をご検討ください。

まとめ

サラリーマンの青色申告には、様々な落とし穴があります。自分が青色申告の対象となるのか、節税のメリットよりも、帳簿付けのデメリットのほうが大きくならないか、確認してから申告方法を考えてみましょう。

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