資金繰り改善の基礎知識

ファクタリングのトラブルを弁護士に相談した方が良いケース

公開日:2020/02/28
最終更新日:2020/02/28

請求書など売掛債権を現金化できるファクタリングは、非常に便利な資金調達方法です。しかし、悪徳業者に騙されトラブルに発展するケースも。本記事では、弁護士に相談した方が良いファクタリングのトラブルについてまとめます。また、不要なトラブルを避けるためにも、おすすめの優良ファクタリング会社や資金繰り・資金調達方法についてもご紹介していきます。

ファクタリングのトラブルを弁護士に相談した方が良いケース

目次

資金繰り改善ナビ

ファクタリングのトラブル事例

売掛債権を現金化するためには、ファクタリング会社を通さなければなりません。なかには意図的に手数料を高くしたり、不当な契約をする会社もあるため注意しましょう。下記の事例に当てはまる場合は、弁護士への相談も検討すべきです。

法外な手数料を要求された

ファクタリングの手数料の相場は、取引形態によっても差がありますが概ね1-20%です。10%以下の手数料を実現しているのは、オンラインで申し込みが完結するクラウドファクタリング。対面での取引だったとしても30%以上を提示されている場合や、不透明な諸経費を請求されている場合は注意が必要です。

ただし、たとえ弁護士に相談したとしても契約書にサインしてしまっている場合、ローンの過払い請求のようにお金が戻ってくるかは分かりません。
泣き寝入りを防ぐためにも、事前にファクタリングの手数料相場を知り契約書にきちんと目を通すことが重要です。

口頭確認のみで契約書を交わさない

契約周りは特に慎重になりましょう。口頭確認のみで契約書を用意しない、契約を交わそうとしないファクタリング会社には注意が必要です。口頭で提示された手数料を鵜呑みにせず、必ず書面におこすことが重要です。

不利な契約を押し付ける

契約書を交わしたとしても、ファクタリング利用者にとって不利な内容の場合も。例えば、取引先にファクタリング利用を知らせる「債権譲渡通知」が記載されている場合、取引先にファクタリングの利用が知られる可能性があります。
ファクタリングには二社間取引と三社間取引があり、二社間取引にも関わらず「債権譲渡通知」が記載されている場合は特に注意が必要です。

また、「債権譲渡登記」に関しても必ず確認をしましょう。登記簿は第三者も入手できるため、取引先が調査した際にファクタリングの利用が知られてしまいます。
取引先にファクタリングの利用を知られたくないことが弱みとなり、悪質なケースではファクタリング会社が脅しをすることがあるようです。

すでに契約してしまっている場合は、一度弁護士に相談してみてもいいかもしれません。

他にも、ファクタリング会社を偽って詐欺行為を行い逮捕された事例も過去にあります。何かおかしいと思った場合は、放置せずに専門家に相談しましょう。

ファクタリングのトラブルを弁護士に相談するには

ファクタリングのトラブルを弁護士に相談する前に、一度無料相談を活用してみるといいでしょう。弁護士ドットコムでは、弁護士に無料で相談することができます。

また、法律のトラブルには様々な種類があるため、出来るだけファクタリングの分野に強い弁護士に相談したいところです。本格的に相談する前に、過去にファクタリングのトラブルを解決した事例があるかなど必ずチェックしましょう。

ファクタリングのトラブルを防ぐには

ファクタリングのトラブルを防ぐためには、そもそもファクタリングとはどういう仕組みなのか、手数料の相場はどれくらいなのかを知っておく必要があります。
また、契約の段階で不利な条件を提示されていないか確認することも大切です。

ファクタリングの仕組みを理解する

ファクタリングには二社間と三社間、2つの仕組みがあり、それぞれ特徴や手数料が異なります。2社間取引は以下の手順で現金の受け取りと支払いが行われます。

① 売掛債権をファクタリング会社に売却
② 手数料を引いた売却代金を受け取り
③ 取引先からの売掛金の支払いを受ける
④ ファクタリング会社に支払いを行う

取引先に知られることなく売掛債権を現金化できる点が魅力ですが、その分手数料も高めに設定されています。

三社間のファクタリング

三社間のファクタリングは、取引先も含め売掛債権譲渡の契約が行われます。取引先から直接ファクタリング会社に売掛金が支払われるため、二社間取引よりも手数料が安めに設定されている点が特徴です。
ただし、取引先の合意も必要なため現金化に時間がかかる点と、場合によっては取引先との関係性に悪影響が出る可能性もあります。

参考記事
ファクタリングの基礎知識。仕組みから利用のポイントまで徹底解説

おすすめはクラウドファクタリング

二社間取引は三社間に比べ手数料が高めに設定されていると前述しましたが、クラウドファクタリングは二社間でありながらも手数料を抑えることができます。

クラウドファクタリングの最大の特徴は、Web上で全てが完結し、手数料も手間も省ける点です。審査の結果も早く、最短翌日に現金化が可能です。資金繰りに悩みを抱える個人事業主・フリーランス・中小企業などの小規模事業者のニーズに応える点が人気を集めています。

なかには会計ソフトと連携し、買取可能な請求書を提示してくれるサービスもあります。


代表的なクラウドファクタリングサービス

サービス名 特徴
OLTAクラウドファクタリング OLTA株式会社が提供するファクタリングサービス。申し込みは全てオンラインで完結。必要な書類が揃ってから24時間(1営業日)以内に審査結果がわかる点や最短即日で入金される点が特徴。
手数料は諸経費など全て込みで2〜9%と業界最低水準。請求書の売却が取引先に知られることもない。
FREENANCE(フリーナンス) GMOクリエイターズネットワーク株式会社が提供するフリーランス・個人事業主向けの請求書買取サービス。オンラインで申し込みから現金化まで完結。手数料は請求書額面の3.0%〜10%、買い取り限度額は最高1,000万円まで。振込専用口座を使えば使うほど手数料が下がり、限度額はあがっていく点が特徴。請求書の売却については取引先に知らされない。
yup(ヤップ)『先払い』 yup株式会社が提供する、フリーランス・個人事業主向けの請求書買取サービス。請求書の登録から最短60分で審査完了、最短即日現金化される。申請金額の10%、振込手数料(250円)を差し引いた金額が振り込まれる。料金は一律な点がわかりやすい。取引先に請求書の売却は知らされない。
GMO BtoB早払い GMO PAYMENT GATEWAYが提供する法人を対象としたファクタリングサービス。個人事業主は対象としてない。サービスを利用するためには、売主の決算書2期分と試算表、買主の審査依頼書、取引基本契約書等の提出が必須。手数料は1.0%~10.0%、審査完了から最短2営業日後に入金される。二社間取引なので取引先への通知は不要。

参考記事
クラウドファクタリングとは?資金繰りの活用方法

ファクタリングと資金調達

融資と異なり、現金化が早く負債にならない点が魅力のファクタリングですが、悪質なファクタリング会社とトラブルになるケースもゼロではありません。また、計画的に資金調達を行わずにファクタリングの利用を繰り返し、資金ショートに苦しむこともあります。

こういった状態を防ぐためにも、ファクタリング以外の資金調達方法を知り、事業の状況を把握した上で最適な方法を選ぶことが重要です。その際、「資金繰り表」の活用が非常に有効になります。ここから先は、資金繰り表と資金調達について詳しくご紹介していきます。

資金状況の確認から資金調達までをサポート

この記事をご覧になっている方は、普段から資金繰りの状況についてチェックなさっているでしょうか。会計freeeのユーザーアンケートによると、定期的に資金状況についてチェックしている方は約50%、確認の方法は預金残高通帳です。

資金繰りについて正確に把握するためには、「資金繰り表」を作り、将来の売上高、コスト、運転資金の増加、固定資産の増加などを管理する必要があります。この資金繰り表は銀行から借り入れをする際にも非常に重要です。借り入れ金を返せるかどうかを示す根拠になるためです。

しかし、大企業のように財務部を持たない場合、資金繰り表を作り定期的に管理することは容易ではありません。

自動で資金繰りを予測

資金繰り改善ナビは、会計freeeを利用する事業者の方全員が利用できるサービスです。(会計freeeに登録済みの方はこちら
事業の財務状況をfreee finance labが自動で分析し、「オファー型融資」「請求書ファイナンス」「クレジットカード」の三つの資金調達方法のなかから、”今すぐに使える”手段をご提案します。(freee finance lab株式会社はfreee株式会社の100%子会社です。)

融資のための膨大な資料を用意する必要はなく、資金繰り予測を見ながら利用可能な資金調達手段を選ぶだけです。

資金繰りの状況
資金繰りの状況を自動で表示
オファー型融資、請求書ファイナンス、クレジットカードなど最適な資金調達方法を提案


オファー型融資:借りられる金融商品がわかる

資金繰りの必要性を感じる多くの方は、知人の経営者に相談したり、付き合いのある金融機関に勧められた商品の中から選択をします。しかし、そもそも審査に通る可能性はどれくらいあるのか、金利はどれくらいなのか…など不安はつきません。
資金繰り改善ナビが提供するオファー型融資では、会計freeeのデータで融資条件を事前に個別試算することが可能です。

オファー型融資
事業のデータをもとに利用可能な融資が提案される
融資限度額、利息の試算も事前に表示

将来予測や調達可能額等の分析はfreee finance labが実施しており、データが同意なく金融機関に提供されることはありません。事前に条件が表示され、完全非対面、さらに、法人の場合は代表者保証が不要です。

請求書ファイナンス:買取可能な請求書を提案

また、急な資金が欲しい時に活用できるのが「請求書ファイナンス」で、最短1営業日で資金繰りを改善できます。請求書ファイナニアンスでは、freeeで発行した請求書の中なかから、買取可能な請求書(あるいは売掛債権)の金額と買取手数料金利が提示されます。請求書が現金化されると言ってもいいでしょう。
担保や保証人なしで、取引先売掛先に知られることもなくずオンラインで申し込みが完結するサービスです。

請求書をオンラインですぐに資金化
※お取引先様に知られることはありません
請求書をオンラインで最短即日現金化

事業用クレジットカード:freeeカード

資金調達、資金繰りの手段として最後にご紹介したいのが事業用クレジットカード(ビジネスカード)です。
「独立する前にクレジットカードを作っておくように」と勧められたことはありませんか?一般的に、個人事業主、フリーランス、経営者などご自身で事業を運営するようになると、クレジットカードの審査に通りにくくなると言われています。

しかし、支払いを先送りする方法としてクレジットカードは有効な手段の一つです。このためfreeeでは、事業をお持ちの方に特化したクレジットカードを提供しています。ブランドはVISA、Master、American Expressといった主要国際ブランドを揃えた豊富なラインナップを揃えており、オンラインからすぐに申し込むことが可能です。


freee MasterCardライト

年会費無料の頼れるカード

freee MasterCardライト
  • 申し込みWeb完結、最短4営業日で発行
  • 銀行口座を開設前でも申し込み可能
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査 入会可能か1秒診断を試してみる
  • 事業に適した高い利用限度額

freee MasterCard ライトゴールド

ライトよりグレードの高いビジネスカード

freee MasterCardライトゴールド
  • 申し込みWeb完結、最短4営業日で発行
  • 銀行口座を開設前でも申し込み可能
  • 年会費2,000円(税抜)
    初年度年会費無料
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査
    入会可能か1秒診断を試してみる
  • ラウンジ利用・付帯保険・ポイント還元対応

freee セゾンプラチナビジネスカード

急成長ビジネスのための1枚

freee セゾンプラチナビジネスカード
  • 最上級のサービスラインナップ
  • ご利用状況に応じた年会費優遇
  • 会計freeeのデータ活用による柔軟な限度額設定
次に遷移する株式会社クレディセゾンのwebページにて申込を完了してから、当該申込にかかるクレジット契約を解約するまでの期間、クレジットカード与信審査および契約締結手続に利用することを目的として、お客様の財務情報、ユーザー情報等が、株式会社クレディセゾンに提供されることに同意します。

freee VISAカード クラシック

法人・個人事業主への賢い選択

freee VISAカード クラシック
  • シェアNo.1国際ブランドのVISA
  • 条件により年会費無料
  • 事業用特典が豊富な三井住友カードが発行
  • 電子マネー、モバイル決済などの便利な機能

freee VISAカード ゴールド

クラシックよりグレードの高いビジネスカード

freee VISAカード ゴールド
  • シェアNo.1国際ブランドのVISA
  • 条件により年会費割引あり
  • 事業用特典が豊富な三井住友カードが発行
  • 電子マネー、モバイル決済などの便利な機能
  • ラウンジ利用・付帯保険・ポイント還元対応

freee MasterCard

高い限度額で年会費無料
法人利用にもおすすめ

freee MasterCard
  • 郵送申込みで最短2週間で発行
  • 法人でも限度額200万円までなら、決算書不要
  • 従業員カード、ETCカードも最大999枚発行
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査
    入会可能か1秒診断を試してみる

freee MasterCard ゴールド

freee MasterCardよりもグレードの高いビジネスカード
法人利用にもおすすめ

freee MasterCard ゴールド
  • 郵送申込みで最短2週間で発行
  • 法人でも限度額200万円までなら、決算書不要
  • 従業員カード、ETCカードも最大999枚発行
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査
    入会可能か1秒診断を試してみる
  • ラウンジ利用・付帯保険・ポイント還元対応

まとめ

事業を運営・拡大していく上で資金繰りに関する問題は避けて通れない道です。また、なかなか相談相手がいない話題でもあります。

資金繰り改善ナビや会計freeeのデータを活用して、事業を効率的に運営していきましょう。

資金繰り改善ナビ

請求書ファイナンス

資金繰りの確認から資金調達まで

会計freeeをデータを元にこれまでの資金推移と将来予測を自動的に表示。
どんな条件でいくら借りられるのかを申し込む前に事前提示します。もちろん個別同意なくデータが提供されることはありません。
経営の選択肢を常に持つことで、安心して事業にフォーカスできます。

freeeカード
バックオフィス基礎知識