資金繰り改善の基礎知識

ビジネスローンの金利相場と低金利で借りられるおすすめのローン5選

公開日:2021/01/07

ビジネスローンの金利相場と低金利で借りられるおすすめのローン5選

「ビジネスローンの金利ってどれくらい?」
「銀行や信金で借りるより高い? 安い?」

ビジネスローンの利用を考えたときに、そんな疑問や不安を持つ人は多いでしょう。

たしかにビジネスローンの金利は、通常の融資と比較すると高めに設定されています。
以下の表を見てください。

  通常の融資 ビジネスローン
銀行 メガバンク 1.0~3.0%
(1%以下もあり)
1%台~14.0%
地方銀行など 1%台~4.0% 3.0~15.0%
ノンバンク 2.0~18.0% 5.0〜18.0%

ただ、ビジネスローンは金利が高い分、通常の融資よりも審査がゆるめになっていて借りやすいという特徴もあります。

そこでこの記事では、ビジネスローンの金利についてくわしく解説していきたいと思います。

などです。
また、「ビジネスローンを利用したい」という人向けに、

も解説しています。

最後まで読めば、ビジネスローンの金利について知りたいことがわかるはずです。
この記事で、あなたがより金利の低いビジネスローンを借りられるよう願っています。

1. ビジネスローンの金利相場

ビジネスローンの金利相場

ビジネスローンといえば、何となく金利が高いイメージがありますよね。
実際のところはどうなのでしょうか?

結論からいうと、ビジネスローンの金利は通常の融資に比べて高めに設定されています。
以下の比較表を見てください。

  ビジネスローン 通常の融資
銀行 メガバンク 1%台~14.0% 1.0~3.0%
(1%以下もあり)
地方銀行など 3.0~15.0% 1%台~4.0%
ノンバンク 5.0〜18.0% 2.0~18.0%

全般的に、通常の融資よりビジネスローンの金利が高いのがわかりますよね。
また、具体的な金融機関の金利をいくつか見てみましょう。

金融機関名 ビジネスローンの商品名 金利
みずほ銀行 みずほスマートビジネスローン 1%台~14%
横浜銀行 ビジネスフリーローン 4.8~14.5%
アイフルビジネスファイナンス 事業者向けビジネスローン 3.1~18.0%

全般的な金利の高さを順位付けするなら、

メガバンク<地方銀行など<ノンバンク

となっています。
これは、審査の厳しさと反比例していて、金利が低いほど審査が厳しく、審査が甘いほど金利は高いという傾向があります。

ちなみに同じ金融機関から借り入れても、審査の結果信用度が高い企業は低金利で、信用度が低い企業は高金利での融資になるので、上記のように幅のある数値になっています。

2. ビジネスローンの金利が高い2つの理由

ビジネスローンの金利が高い2つの理由

では、ビジネスローンの金利はなぜ高いのでしょうか?

その理由はふたつあります。

くわしく説明しましょう。

2-1. 融資までのスピードが早いため

まず、ビジネスローンが通常の銀行融資などに比べてメリットとしているのが、申し込みから融資までの早さです。
ビジネスローンを扱うノンバンクの中には、「即日審査、即日融資」を謳う消費者金融もあります。

銀行の融資などは、2週間から1か月かけてじっくり審査をして、融資先の企業の経営状態が優良であることを確認してから融資をします。
が、ビジネスローンは銀行でも3~5営業日、ノンバンクなら最短即日で審査をするので、審査基準は甘くなります。
その分金利が高くなっているのです。

2-2. 貸し付けのリスクが高いため

また、ビジネスローンを借りる企業は、その前に銀行や信用金庫、公的機関などの融資審査に落ちてしまっている場合も多いものです。
ということは、経営状態が芳しくなく、返済が遅れたり、貸し倒れになったりするリスクも高いということです。
そのリスクを加味して、金利を高めに設定しているわけです。

もし、「別に急ぐ必要はない、来月にでも融資してもらえればよい」という余裕のある企業や、「銀行の融資も受けている」という優良企業であれば、ビジネスローンを検討する前に銀行や信用金庫、日本政策金融公庫などの低金利の融資を申し込むでしょうし、そのほうが資金繰り的に望ましいはずです。

金利の高いビジネスローンは、「今すぐ資金が必要」という場合の緊急避難的な利用向けと言えるでしょう。

3. 低金利のビジネスローン5選

低金利のビジネスローン5選

ビジネスローンの金利は高めだとはいえ、実際はかなり幅があります。
銀行のビジネスローンなら、2~3%から借りられるものもありますし、ノンバンクなら15%~18%程度のところが多いようです。

そこでこの章では、「資金調達freee」がおすすめする低金利のビジネスローンをご紹介しましょう。
最低金利が5%台以下のビジネスローン5点です

金融機関名 対象地域 商品名 金利 特徴
銀行 福岡銀行 沖縄県を除く九州各県及び、東京都、愛知県、大阪府、広島県 オンラインレンディングサービス「フィンディ」
(法人・個人)
2.0~14.0% 融資額:100万~1,000万円
審査:即日
入金:2営業日程度
横浜銀行 神奈川県内、東京都町田市 ビジネスファストローン
(法人向け)
2.5〜5.0% 融資額:100万円〜1,000万円
審査:7営業日程度
入金:14営業日程度
ネット銀行 楽天銀行 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県 楽天銀行ビジネスローン
(法人)
1.475%〜 融資額:100万円〜1億円
審査:7営業日程度
入金:20営業日程度
ジャパンネット銀行 全国 ビジネスローン
(法人・個人)
4.8~13.8% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:5営業日程度
ノンバンク アイフルビジネスファイナンス 全国 事業者向けビジネスローン
(法人・個人)
3.1~18.0% 融資額:1万~1,000万円
審査:最短即日
入金:7営業日程度

3-1. 地域限定の金融機関3選

地方銀行など、融資対象地域が限定されている金融機関の中には、低金利で融資を行ってくれるところがあります。
その中から3つをご紹介しましょう

3-1-1. 福岡銀行 オンラインレンディングサービス「フィンディ」

福岡銀行 オンラインレンディングサービス「フィンディ」

福岡銀行が取り扱っているオンライン完結型のビジネスローンで、金利は年2.0%~14.0%の固定金利です。

申し込みから融資まですべてウェブ上で行うことができ、来店や書類の郵送などは不要です。 AIによる審査システムを導入していて、即日審査、2営業日程度で入金されるため、すぐに資金調達したい人に最適です。

◆福岡銀行 オンラインレンディングサービス「フィンディ」
金利 2.0~14.0%(固定金利)
融資限度額 100万~1,000万円
審査日数/入金までの日数 即日/2営業日程度
融資期間 1ヶ月以上36ヶ月以内
担保・保証人 原則不要
融資対象 九州(沖縄県を除く)・東京都・愛知県・大阪府・広島県・山口県内で事業を営む法人及び個人事業主のうち、福岡銀⾏の⼝座をお持ちの⽅
融資ご希望の方こちら 「資金調達freee」よりお申し込みください!
法人はこちら
個人事業主はこちら

3-1-2. 横浜銀行 ビジネスファストローン

横浜銀行 ビジネスファストローン

横浜銀行が取り扱っている法人向けビジネスローンで、金利は2.5〜5.0%の固定金利です。

融資上限額1,000万円、融資期間が最長5年と長期返済も可能で、金利上限が5%と低いのも魅力です。
業歴2年以上から利用できるので、創業間もない企業も融資を受けられます。

◆横浜銀行 ビジネスファストローン
金利 2.5〜5.0%(固定金利)
融資限度額 100万~1,000万円
審査日数/入金までの日数 7営業日程度/14営業日程度
融資期間 1年以上5年以内
担保・保証人 担保不要、保証人は原則必要
融資対象 ・神奈川県内、東京都町田市に本店を置くこと
・ 業歴2年以上かつ直近2期以上の確定申告を継続完了していること
・ 利用している金融機関からのお借り入れの延滞および税金の滞納がないこと
・ 金融保険業、不動産業、パチンコホール、バー・クラブのいずれでもないこと
・オリックス株式会社の保証を受けられること
融資ご希望の方こちら 「資金調達freee」よりお申し込みください!
法人はこちら
個人事業主はこちら

3-1-3. 楽天銀行 ビジネスローン

楽天銀行 ビジネスローン

楽天銀行が取り扱っているビジネスローンで、金利は1.475%~の固定金利または変動金利です。

最低金利が1%台と低く、融資上限額が1億円なので、多額の融資を受けたい人なら検討してみたい商品です。
ただし、担保と保証人が必要であるなど、ビジネスローンとしては少しハードルが高いので、申し込み前には条件をよく確認してください。

◆楽天銀行 ビジネスローン
金利 1.475%〜(固定・変動金利)
融資限度額 100万~1億円
審査日数/入金までの日数 7営業日程度/20営業日程度
融資期間 5年以内
担保・保証人 原則必要
融資対象 楽天銀行の営業地区内で事業を営む法人の方/安定継続した収入のある方/反社会的勢力に該当しない方/楽天銀行の普通預金口座を保有している方(同時申込可、当座預金不可)/業歴3年以上/売上高5億円以上
融資ご希望の方こちら 「資金調達freee」よりお申し込みください!
法人はこちら


3-2. 全国対応の金融機関2選

もちろん全国を対象に融資してくれる金融機関もあります。
その中から2社をご紹介します。

3-2-1. ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行

ジャパンネット銀行が取り扱っているビジネスローンで、金利は4.8%から、融資限度額500万円まで借入できます。
担保は不要、個人の場合は保証人も不要です。
審査の際には、法人なら2か月分の決算書が必要ですが、個人事業主は特に必要書類はく、1営業日程度で審査結果を受け取れるので、思い立ったら気軽に審査を受けられます。

◆ビジネスローン
金利 4.8~13.8%
融資限度額 10万~500万円
審査日数/入金までの日数 7営業日程度/20営業日程度
融資期間 最長6年3ヶ月(最大極度・最大金利で借入し追加返済・追加借入なしの場合)
担保・保証人 担保:原則不要/保証人:個人は原則不要、法人は原則必要
融資対象 アイフル株式会社の保証が得られる方/反社会的勢力に該当しない方/ジャパンネット銀行の普通預金口座を保有している方(同時申込可、当座預金不可)
融資ご希望の方こちら 「資金調達freee」よりお申し込みください!
法人はこちら
個人事業主はこちら

3-2-2. アイフルビジネスファイナンス 事業者向けビジネスローン

アイフルビジネスファイナンス

ノンバンクであるアイフルビジネスファイナンスが取り扱っているビジネスローンで、金利は3.1~18.0%です。

ノンバンクのビジネスローンとしては最低金利が3.1%と低く、1,000万円まで借り入れできるので使い勝手がいいと言えるでしょう。
審査が最短即日、入金まで7営業日程度というスピード感も利点です。

◆アイフルビジネスファイナンス 事業者向けビジネスローン
金利 3.1~18.0%
融資限度額 1万~1,000万円
審査日数/入金までの日数 最短即日/7営業日程度
融資期間 元利均等返済 最長5年、元金一括返済 最長1年
担保・保証人 担保不要、保証人は原則不要
融資対象 法人または個人事業主/お申込み時年齢満20歳〜満69歳までの方
融資ご希望の方こちら 「資金調達freee」よりお申し込みください!

4. 資金調達freeeがおすすめするビジネスローン

資金調達freeeがおすすめするビジネスローン

そのほかにも、資金調達freeeがおすすめするビジネスローンは多数あります。
以下にリストを掲載しますので、金融機関選びの参考にしてください。

金融機関名 商品名 対象地域 金利 特徴
銀行 東京スター銀行 スタービジネスカードローン
(個人)
全国 6.5〜14.5% 融資額:50万円〜500万円
審査:3営業日程度
入金:12営業日程度
福岡銀行 オンラインレンディングサービス「フィンディ」
(法人・個人)
沖縄県を除く九州各県及び、東京都、愛知県、大阪府、広島県 2.0~14.0% 融資額:100万~1,000万円
審査:即日
入金:2営業日程度
山口銀行 ワイエムビジネスローン
(個人)
山口県、広島県、島根県 4.8~14.3% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:4営業日程度
マイカード ワイエムビジネス
(個人)
6.8~14.8% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:7営業日程度
北九州銀行 ワイエムビジネスローン
(個人)
福岡県 4.8~14.3% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:4営業日程度
マイカード ワイエムビジネス
(個人)
6.8~14.8% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:7営業日程度
もみじ銀行 ワイエムビジネスローン
(個人)
広島県、山口県、岡山県 4.8~14.3% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:4営業日程度
マイカード ワイエムビジネス
(個人)
6.8~14.8% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:7営業日程度
千葉興業銀行 ビジネスローン ALLDAY(オールデイ)
(個人)
千葉県(千葉興業銀行本支店の営業地域内) 4.3~14.5% 融資額:10万~500万円
審査:即日
入金:5営業日程度
ちば興銀ビジネスカードローン
(個人)
千葉県、東京都(23区)、埼玉・茨城一部地域 5.8〜14.8% 融資額:10万円〜500万円
審査:1営業日程度
入金:14営業日程度
筑波銀行 パワフルつくば
(法人・個人)
茨城県全域、東京都・千葉県・埼玉県・栃木県の筑波銀行営業区域内 4.0~14.6% 融資額:10万~500万円
審査:即日
入金:5営業日程度
クイック for Biz
(個人)
4.5~14.6% 融資額:10万~500万円
審査:即日
入金:5営業日程度
愛媛銀行 ひめぎんビジネスサポートローン
(法人・個人)
愛媛県、高知県、香川県、東京都、大分県、広島県、岡山県、大阪府(一部除外地域あり) 2.8~14.6% 融資額:10万~500万円
審査:2営業日程度
入金:7営業日程度
ひめぎんビジネスサポートカードローン
(法人・個人)
5.8~14.6% 融資額:10万~500万円
審査:2営業日程度
入金:7営業日程度
愛知銀行 個人事業主向けビジネスローン「ナイスカバー」
(個人)
愛知県、岐阜県、三重県、静岡県(愛知以外は一部対応不可な地域も有) 4.8~13.5% 融資額:10万~500万円
審査:即日
入金:10営業日程度
横浜銀行 ビジネスファストローン
(法人向け)
神奈川県内、東京都町田市に本店を置くこと 2.5〜5.0% 融資額:100万円〜1,000万円
審査:7営業日程度
入金:14営業日程度
ビジネスフリーローン
(個人事業主向け)
神奈川県内、東京都町田市にお住まいの方または事業所のある方 4.8〜14.5% 融資額:10万円〜500万円
審査:2営業日程度
入金:10営業日程度
広島銀行 〈ひろぎん〉サクっと!ビジネスローン
(法人・個人)
広島県 6.0〜14.5% 融資額:50万円〜500万円
審査:1営業日程度
入金:10営業日程度
荘内銀行 事業者応援カードローン500
(法人・個人)
山形県 8.2〜14.8% 融資額:10万円〜500万円
審査:法人 10営業日程度/個人 原則即日
入金:10営業日程度
事業者応援ローン500(証書貸付)
(法人・個人)
8.2〜14.8% 融資額:10万円〜500万円
審査:法人 10営業日程度/個人 原則即日
入金:10営業日程度
北都銀行 <ほくと>クイックオーナーズローン
(個人)
秋田県、山形県、宮城県、東京都 5.0〜14.6% 融資額:10万円〜500万円
審査:1営業日程度
入金:10営業日程度
中京銀行 事業者向けフリーローン「はやわざ-α」
(個人)
愛知県・三重県(全域)、奈良県・静岡県(一部除外地域あり) 5.9〜12.9% 融資額:10万円〜300万円
審査:1営業日程度
入金:10営業日程度
栃木銀行 とちぎんビジネスローン
(法人・個人)
山形県 法人:9.0〜14.0%
個人:14.0%
融資額:10万円〜500万円
審査:10営業日程度
入金:10営業日程度
とちぎんビジネスローン(カードローン型)
(法人・個人)
法人:9.0〜14.0%
個人:14.0%
融資額:10万円〜500万円
審査:10営業日程度
入金:10営業日程度
北陸銀行 ほくぎん創業支援ローン
(法人・個人)
富山県、石川県、福井県 2.875〜14.0% 融資額:100万円〜1,000万円
審査:10営業日程度
入金:20営業日程度
山形銀行 やまぎん事業者ローン「ビジサポ」(カードローン)
(法人・個人)
山形県、宮城県、秋田県、福島県、栃木県、埼玉県、東京都 11.0〜14.0% 融資額:50万円〜300万円
審査:10営業日程度
入金:20営業日程度
やまぎん事業者ローン「ビジサポ」
(法人・個人)
11.0〜14.0% 融資額:50万円〜300万円
審査:10営業日程度
入金:20営業日程度
ネット銀行 GMOあおぞらネット銀行 GMOあおぞらビジネスローン
(法人)
全国 7.0~12.0% 融資額:100万~500万円
審査:即日
入金:5営業日程度
楽天銀行 楽天銀行ビジネスローン
(法人)
東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県 1.475%〜 融資額:100万円〜1億円
審査:7営業日程度
入金:20営業日程度
ジャパンネット銀行 ビジネスローン
(法人・個人)
全国 4.8~13.8% 融資額:10万~500万円
審査:1営業日程度
入金:5営業日程度
ノンバンク アイフルビジネスファイナンス 事業者向けビジネスローン
(法人・個人)
全国 3.1~18.0% 融資額:1万~1,000万円
審査:最短即日
入金:7営業日程度
ライフカード ビジネスパートナーローン
(個人)
全国 12.0~18.0% 融資額:1万~250万円
審査:最短1営業日
入金:5営業日程度
ライフローンカードビジネス
(法人)
7.8~18.0% 融資額:1万~300万円
審査:最短2営業日
入金:10営業日程度

5. 低金利のビジネスローン選び2つのポイント

低金利のビジネスローン選び2つのポイント

ビジネスローンの中にも低金利のものがあることがわかりましたね。
では、低金利の中からよりよいものを選ぶには、何を基準にすればいいのでしょうか?
この章では、選び方のポイントをお知らせしておきましょう。

5-1. 上限金利が低いものを選ぶ

ローンの金利は、多くの場合「〇%~〇%」というように最低金利と上限金利を表示しています。
この右側の「上限金利」が低いものを選ぶのが第一のポイントです。

というのも、金利は融資を受ける企業の信用度、経営状態などによって変わります。
経営が安定していて売り上げも順調、これからますます成長するという優良企業であれば、最低金利で借りることもできますが、実際は、ビジネスローンを申し込む企業には資金繰りが苦しいところも多いはずです。

経営状態があまりよろしくない企業の場合、金利は高く設定されます。
つまり、最低金利よりも上限金利に近い金利を提示される可能性が高いということです。

ですから、上限金利が低いローンを選べば、比較的金利を低く抑えることができるというわけです。

5-2. 限度額が大きいものを選ぶ

ビジネスローンは一般的に、通常の融資よりも融資限度額が低く設定されています。
おおむね500万円前後、高くても1,000万円程度のものがメインです。

となると、たとえば「上限500万円のビジネスローンを借りたけれど、限度額いっぱいまで借り入れても資金繰りがまだ苦しいので、さらに別の消費者金融でビジネスローンを組んだ」など、複数の金融機関から借り入れをするケースも考えられます。

複数の借り入れがあると、「そんなに資金繰りが苦しいのか」と思われて信用度が下がり、今後の融資の審査がどんどん厳しくなっていきます。
できれば借り入れは1社にまとめられるよう、限度額が大きいローンを選ぶほうがよいでしょう。

6. ビジネスローンの金利を低く抑える3つのコツ

ビジネスローンの金利を低く抑える3つのコツ

「低金利のビジネスローンを探す」のもいいですが、一方で「借りられるビジネスローンの金利を、なるべく低く抑える」という方法もあります。
この章では、金利を低く借り入れできるコツをお伝えしましょう。

6-1. 無担保にせず担保を用意する

ビジネスローンは原則として無担保・無保証ですが、中には担保が必要なものや、担保があれば受け入れてくれるものもあります。
ローンの金利は担保や保証人があれば下がるので、なんとか担保を用意するという手もあるでしょう。

担保としてもっともスタンダードなのは不動産です。

企業自体が不動産を持っていない場合は、経営者や役員が個人で持っている不動産を担保にすることもできます。

また、ノンバンクの金融業者の中には、売掛債権を担保にして融資してくれるところもあります。
短期の借り入れですぐ返済できる見込みがあるなら、これを利用してみるのもいいかもしれません。

6-2. 融資限度額いっぱいまで借りる

また、融資限度額いっぱいまで借りるという方法もあります。
というのも、ローンの金利は借入額が多いほど低く、少ないほど高く設定されているからです。

ただ、この方法だと「金利」は下がりますが、必要以上に借りた分の「利息」は支払わなければなりません。
たとえば単純計算ですが、こんな例が考えられます。

◎100万円必要だが、それだと金利が15%になる。
 200万円借りれば金利が12%に下がるので、せっかくだから多めに200万円借りた。
◎100万円借りていれば利息含めて115万円の返済。
 だが200万円借りてしまったので、利息含めて224万円返済することになった。

金利だけにこだわった結果、必要のない借り入れをして利息を増やしてしまっていますよね。

ですからこの方法は、本当に必要な金額の範囲でだけ実行してみるべきでしょう。

6-3. 低金利のキャンペーンを利用する

タイミングがよければ、「低金利キャンペーン」を実施している金融機関が見つかるかもしれません。
ノンバンクなどは、ときどき「〇日間無利息キャンペーン」や「利息〇%優遇キャンペーン」を行うことがあります。

「30日間無利息」であれば、その間は利息が発生しませんし、「2%優遇」であれば、15%の利息が13%に抑えられます。
ビジネスローンを探す際には、こういったキャンペーンも探してみるといいでしょう。

7. 低金利のビジネスローンを借りる際の注意点

低金利のビジネスローンを借りる際の注意点

低金利で自社の求める条件にもあったビジネスローンが見つかったら、いよいよ申し込みです。
が、そこでも気を付けなければいけないことがあります。
この章では、低金利のビジネスローンを借りる際の注意点を挙げておきましょう。

7-1. 審査は比較的厳しいので準備を万全にする

まず重要なのは、ローンの審査に通ることです。
一般的にローン審査は、金利が低いものほど厳しくなるので、低金利ローンに申し込む際には入念な準備が必要です。

◎提出書類や記載事項は漏れや間違いのないように確認する
◎事業計画書や返済計画などが必要な場合は、将来性や計画性をしっかりアピールする

まず、提出書類や記載に不備があるのは論外です。
足りないもの、書き間違い、計算間違いなどがないか、複数人でチェックしましょう。

また、事業計画書や返済計画書などを提出する場合は、事業の安定性や将来性、返済に無理がないことなどが相手に伝わるよう、しっかりアピールしましょう。
ただし、長々と文章を書きすぎるのもNGです。
相手が審査しやすいよう、書類は簡潔に書きましょう。

7-2. 毎月の返済額をなるべく多くする

月々の返済額を決めるとき、「返済期間は最長5年」と言われると、「何があるかわからないから、念のために月の返済額は最小限に抑えて5年かけて返そう」と考えてしまいがちですよね。

ですが、無駄に長く返済を続けると、それだけ利息がかさんでしまいます。

また、返済が残っているうちに次の借り入れが必要になれば、「返済中の借り入れがある」ことが審査に影響して通りにくくなるかもしれません。
「それなら繰り上げ返済で完済してしまおう」と考える人もいるでしょうが、金融機関によっては繰り上げ返済の際に手数料をとるところもあるので要注意です。

それらを踏まえると、毎月の返済額は無理なく返済できる範囲内でなるべく多く設定することをおすすめします。

7-3. 高金利のビジネスローンにも同時に申込む

「1. ビジネスローンの金利の相場」でも触れたように、ローンの金利は審査の厳しさと反比例します。
審査が厳しいローンほど金利は低く、審査に通りやすいほど金利は高くなる傾向があるのです。

そこで、低金利のビジネスローンに申し込むときには、同時に高金利のものにも申し込むというのもひとつの手です。

というのも、ビジネスローンを借りたい企業は「なるべく早く資金が欲しい」という逼迫した状況に陥っているケースが多いものです。
その場合、金利が低い=審査が厳しいローンにだけ申し込んでも、審査落ちしてしまうリスクが高く、資金調達が間に合わない恐れがあります。

その点高金利のローンであれば、審査が緩く融資を受けられる可能性は高くなります。
「資金調達ができない」という最悪の状況を免れたいなら、自分が払える範囲内で高金利のローンにも同時に申し込んでおくのが安全策です。

8. 利息の計算方法

利息の計算方法

ここまで、ビジネスローンの金利についてさまざまな面から解説してきました。
あともうひとつ、ぜひ知っておいてほしいことが残っています。
それは、利息の計算方法です。
その計算式は以下です。

 

借入残高 × 金利 ÷ 365 × 借入日数

これでその時点の利息額がわかります。

たとえば、100万円を金利15%で30日間借り入れているとします。
その場合、

100万円 × 0.15% ÷ 365 × 30日=1万2,329円

となり、この間に1万2,329円の利息が発生したことになります。
実際には、1か月ごとに返済をして借入残高は減っていきますので、月ごとに計算すると利息額も毎月減っていきます。

この計算式を知っておけば、ビジネスローンを選ぶ際に、「この利率でこの金額を借りるなら、トータルでいくら支払うことになるのか」を計算して比較することもできますよね。

ローン商品を比較する際に、ぜひ計算してみてください。

9. 低金利のビジネスローンを効率的に探す方法

低金利のビジネスローンを効率的に探す方法

ビジネスローンの金利は、通常の融資よりも高めに設定されているので、その中から低金利で借りられるところを探すのはなかなか手間です。
せっかく低金利のところを見つけても、いざ申し込んだら審査が厳しくて落ちてしまった、という結果に終わることもあるでしょう。

「自分が借りられる金融機関のなかで、より低金利のローンを比較して選べればいいのに」
そんな風に考えている方には、「資金調達freee」をおすすめします。

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10. まとめ

いかがでしょうか?
ビジネスローンの金利はどれくらいか、相場が分かったかと思います。
ではあらためて、この記事の要点を振り返ってみましょう。

◎ビジネスローンの金利は通常の融資に比べて高め

  通常の融資 ビジネスローン
銀行 メガバンク 1.0~3.0%
(1%以下もあり)
1%台~14.0%
地方銀行など 1%台~4.0% 3.0~15.0%
ノンバンク 2.0~18.0% 5.0〜18.0%

メガバンク<地方銀行など<ノンバンク

◎金利に反比例して、ビジネスローンの審査基準は甘い

◎低金利のビジネスローン選びのポイントは、
・上限金利が低いものを選ぶ
・限度額が大きいものを選ぶ
・高金利のビジネスローンも同時に申し込む

これらを踏まえて、あなたがなるべく低金利でビジネスローンを借りられるよう願っています。

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