資金繰り改善の基礎知識

【経営者必見】運転資金の考え方と計算方法

公開日:2020/08/21

会社を運営する上で欠かせないのが「運転資金」に関する知識です。事業を動かすために必要な運転資金にはいくつか種類があり、資金ショートを起こさないために基本的な考え方を知っておく必要があります。

本記事では、運転資金の考え方やお金の流れを把握する方法、資金調達について詳しく解説します。

【経営者必見】運転資金の考え方と計算方法

目次

資金繰り改善ナビ

運転資金とは

運転資金とは、事業運営に必要な資金のことです。資金の内容によって以下のように分類できます。

経常運転資金 企業が事業を続けていく上で必要な資金。事務所費用や人件費、原価など恒常的に発生する支払いなどが該当。
増加運転資金 売上が増加した場合に必要になる資金。十分な増加運転資金を確保していなければ、帳簿上は黒字でも資金不足に陥る可能性があるため注意が必要。
季節運転資金 ある特定の時期に増加する運転資金。例えば夏冬に従業員支払うボーナスや、イベントで通常よりも商品が売れるクリスマスなど。業種によっても需要が増加する時期は異なる。
スポット運転資金 一時的に仕入れや支出が増えた際に発生する運転資金。月末には売掛金が入金されるなど、短期的な資金不足に陥った際に必要になる。
赤字補填資金 事業の赤字を埋めるための資金。

上記のほか、納税や株式の配当、役員報酬なども運転資金として考えておくといいでしょう。

運転資金の考え方

運転資金は大きく「固定費」と「変動費」にわけて考えることができます。月額で費用が固定されている人件費や事務所費用は固定費、変動する仕入れ費用や消耗品などは変動費です。

変動費の割合が大きいと、売上の増減に利益も比例するため事業は比較的安定します。対して固定費の割合が大きい場合は、売上を確保しなければ資金繰りが厳しくなる可能性があります。事業形態にもよりますが、固定費は出来るだけ抑えるようにしましょう。

固定費を抑えたとしても、売上が減少すれば資金繰りも悪化します。また、売上が増加した時にも運転資金が不足する可能性もあるため注意が必要です。

例えば、大口の取引を受注したとしても代金回収が数ヶ月後だと、先に仕入費を支払う必要があり資金ショートを起こします。帳簿上は黒字になるため、いつの間にか資金繰りが悪化していたケースも少なくありません。

運転資金を計算しよう

必要な運転資金を把握し資金繰りをするためには、まず事業に必要な運転資金の項目をリストアップし、それぞれの項目に必要な金額を計算することから始めます。

例えば、最も代表的な運転資金である「経常運転資金」は以下の計算式で算出します。

売掛金 + 棚卸資産 - 買掛金  = 経常運転資金

売掛金とは、まだ回収していない商品・サービスの代金です。売上債権、売掛債権とも言います。棚卸資産は在庫、買掛金はまだ支払っていない仕入れや外注費のことです。

運転資金の調達先

小規模事業者や中小企業の資金調達先として代表的なのは、日本政策金融公庫や自治体の制度融資、銀行のプロパー融資などです。

日本政策金融公庫 民間金融機関の補助的役割を目的とした政府系金融機関。小規模事業者から中小企業まで幅広く対応。創業融資、セーフティネット融資、新規事業サポートなど使途に応じて様々な融資制度を提供している。
提出書類が多く融資実行までに時間がかかるが、金利は低めに設定されており、なかには無担保・無保証の融資もある。滞納せず完済すると実績になり、他の金融機関からの融資も受けやすくなる。
制度融資 自治体、民間金融機関、信用保証協会が連携して提供する融資。小規模事業者や中小企業をサポートすることを目的としている。
信用保証協会が信用保証をしてくれる上に、自治体が信用保証料を一部補助してくれたり、銀行に預託するなど利用者の負担を軽減してくれる。ただし三つの機関が関わるため、申し込みから融資実行までは時間がかかる点は注意が必要。
銀行のプロパー融資 銀行が提供する融資。決算書などの提出資料をもとに銀行が企業を格付けし金利や融資金額を決定。リーマンショック以降、中小企業への融資は厳しくなっており入念な準備が必要。
日本政策金融公庫や制度融資と比較して金利は高め。すぐに資金が必要な場合や切迫している場合は、そのほかの資金調達方法を検討する必要がある。

いずれも審査のための準備が必要です。すぐに現金が必要な場合は、請求書を現金化するファクタリングや、支払いを先送りにするクレジットカード、プロパー融資と比較して審査から融資実行までの時間が短いビジネスローンなどがおすすめです。

どの資金調達方法が最適か知るために、資金繰り表の活用が重要になってきます。

資金繰り・資金調達をサポート

この記事をご覧になっている方は、普段から資金繰りの状況についてチェックなさっているでしょうか。会計freeeのユーザーアンケートによると、定期的に資金状況についてチェックしている方は約50%、確認の方法は預金残高通帳です。

キャッシュは企業存続の命綱です。キャッシュフローや今後の資金繰り予測などは会社経営の重要な要素の一つであり、資金調達は企業継続・繁栄の重要な手段です。
ただし、資金繰りや資金調達は難しい、よくわからない。そう思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、freeeでは資金繰り・資金調達をスムーズにおこなうためのサービスを提供しています。

資金調達freee:複数の金融商品を簡単に比較・申込ができる

資金を調達したいが、なにが自社に適した調達手段なのか、借入できる商品なのかがわからないという経営者の大きな悩み。最終的には税理士の言う通りにするがこれで良かったのか?と不安がつきまといます。
資金調達freeeでは、いくつかの質問に答えれば複数の資金調達手段から、自社に最適な商品を比較できる形で紹介。サービスは即日利用が可能で、そのままオンラインで申し込みまでが可能になります。

資金調達freee画面


事業用クレジットカード:freeeカード

資金調達、資金繰りの手段として最後にご紹介したいのが事業用クレジットカード(ビジネスカード)です。
「独立する前にクレジットカードを作っておくように」と勧められたことはありませんか?一般的に、個人事業主、フリーランス、経営者などご自身で事業を運営するようになると、クレジットカードの審査に通りにくくなると言われています。

しかし、支払いを先送りする方法としてクレジットカードは有効な手段の一つです。このためfreeeでは、事業をお持ちの方に特化したクレジットカードを提供しています。ブランドはVISA、Master、American Expressといった主要国際ブランドを揃えた豊富なラインナップを揃えており、オンラインからすぐに申し込むことが可能です。


freee MasterCardライト

年会費無料の頼れるカード

freee MasterCardライト
  • 申し込みWeb完結、最短4営業日で発行
  • 銀行口座を開設前でも申し込み可能
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査 入会可能か1秒診断を試してみる
  • 事業に適した高い利用限度額

freee MasterCard ライトゴールド

ライトよりグレードの高いビジネスカード

freee MasterCardライトゴールド
  • 申し込みWeb完結、最短4営業日で発行
  • 銀行口座を開設前でも申し込み可能
  • 年会費2,000円(税抜)
    初年度年会費無料
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査
    入会可能か1秒診断を試してみる
  • ラウンジ利用・付帯保険・ポイント還元対応

freee セゾンプラチナビジネスカード

急成長ビジネスのための1枚

freee セゾンプラチナビジネスカード
  • 最上級のサービスラインナップ
  • ご利用状況に応じた年会費優遇
  • 会計freeeのデータ活用による柔軟な限度額設定
次に遷移する株式会社クレディセゾンのwebページにて申込を完了してから、当該申込にかかるクレジット契約を解約するまでの期間、クレジットカード与信審査および契約締結手続に利用することを目的として、お客様の財務情報、ユーザー情報等が、株式会社クレディセゾンに提供されることに同意します。

freee VISAカード クラシック

法人・個人事業主への賢い選択

freee VISAカード クラシック
  • シェアNo.1国際ブランドのVISA
  • 条件により年会費無料
  • 事業用特典が豊富な三井住友カードが発行
  • 電子マネー、モバイル決済などの便利な機能

freee VISAカード ゴールド

クラシックよりグレードの高いビジネスカード

freee VISAカード ゴールド
  • シェアNo.1国際ブランドのVISA
  • 条件により年会費割引あり
  • 事業用特典が豊富な三井住友カードが発行
  • 電子マネー、モバイル決済などの便利な機能
  • ラウンジ利用・付帯保険・ポイント還元対応

freee MasterCard

高い限度額で年会費無料
法人利用にもおすすめ

freee MasterCard
  • 郵送申込みで最短2週間で発行
  • 法人でも限度額200万円までなら、決算書不要
  • 従業員カード、ETCカードも最大999枚発行
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査
    入会可能か1秒診断を試してみる

freee MasterCard ゴールド

freee MasterCardよりもグレードの高いビジネスカード
法人利用にもおすすめ

freee MasterCard ゴールド
  • 郵送申込みで最短2週間で発行
  • 法人でも限度額200万円までなら、決算書不要
  • 従業員カード、ETCカードも最大999枚発行
  • 個人事業主、中小企業の利用実績が多いライフカードによる審査
    入会可能か1秒診断を試してみる
  • ラウンジ利用・付帯保険・ポイント還元対応

まとめ

事業を運営・拡大していく上で資金繰りに関する問題は避けて通れない道です。また、なかなか相談相手がいない話題でもあります。

資金調達freeeや会計freeeのデータを活用して、事業を効率的に運営していきましょう。

資金調達手段の利用可能性を診断できる「資金調達freee」

資金調達手段の利用可能性を診断できる「資金調達freee」

即日利用可能な複数の資金調達手段を、金額や利率・手数料、調達までの所要期間など調達可能性とともに見比べ、オンラインで申込できるサービスです。登録時間はわずか10分、一度情報を入力すれば自動診断を継続的に確認できます。

freeeカード
バックオフィス基礎知識