勘定科目の基礎知識

レターパックの勘定科目は? 仕訳例や注意点を紹介

監修 税理士・CFP® 宮川真一 税理士法人みらいサクセスパートナーズ

レターパックの勘定科目は? 仕訳例や注意点を紹介

レターパックは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で信書も送れる郵便局のサービスです。購入の際は、通信費で計上して、期末に貯蔵品に振替します。

なお、レターパックの消費税の扱いは、購入時は非課税、使用時に課税仕入です。ただし、いずれにしても最終的には課税仕入になるため、実務上は購入時に課税仕入にします。

本記事では、レターパックを仕訳する際の勘定科目仕訳例を紹介します。

記事の後半では、レターパックの仕訳の注意点も解説しているので、ぜひあわせてご確認ください。

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目次

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レターパックとは

レターパックは、A4サイズ・4kgまで全国一律料金で、信書も送れる郵便局のサービスです。

具体的なサービスとしては、「レターパックプラス」「レターパックライト」の2種類があります。


レターパックプラスレターパックライト
料金(全国一律)520円370円
サイズ340mm×248mm
(A4ファイルサイズ)
・340mm×248mm
(A4ファイルサイズ)
・厚さ3cm以内
重量4kg以内4kg以内
配達方法・対面で受け取り
・受領印または署名が必要
・郵便受けへの投函

対面での受け取りとなるか、郵便受けへの投函となるかが主な違いです。いずれのサービスも、追跡サービスで郵便物の配達状況を確認できます。

レターパックに用いる勘定科目

レターパックの購入は、「通信費」で計上して、期末に「貯蔵品」に振替します。

なお、消費税の扱いは、購入時は非課税、使用時に課税仕入です。

ただし、いずれにしても最終的には課税仕入になるため、実務上は購入時に課税仕入にします。

レターパックに用いる勘定科目は、次の通りです。それぞれの勘定科目について、以下で見ていきましょう。

レターパックに用いる勘定科目

  • レターパックを購入したときは【通信費】
  • 期末までレターパックが残った場合は【貯蔵品】

【通信費】

「通信費」は郵便料金・切手代・インターネット料金・携帯電話の通信費などを経費に計上する際の勘定科目です。

レターパックを購入した際は、「通信費」で計上します。

【関連記事】
勘定科目である通信費にできるものは?仕訳方法や間違えやすい費用について解説

【貯蔵品】

「貯蔵品」は、未使用の消耗品や事務用品などを計上する際の勘定科目です。期末まで残ったレターパックの在庫は「貯蔵品」に振替します。

レターパックは、金銭と同等の価値があり、お金に換えることができる金銭等価物等に該当し、未使用分は在庫計上しなければなりません。

【事例で解説】レターパックの仕訳例

レターパックの費用の具体的な仕訳例を見ていきましょう。

レターパック20枚を購入した際には、以下のように仕訳します。


借方貸方
通信費10,400円現金10,400円

消費税は、購入時は非課税、使用時に課税仕入です。ただし、いずれにしても最終的には課税仕入になるため、実務上は購入時に課税仕入にします(消費税法上も特例で認められています)。

決算日にレターパック10枚の在庫が残った場合、以下のように仕訳して「貯蔵品」勘定に振替します。


借方貸方
貯蔵品5,200円通信費5,200円

さらに期首には以下のように仕訳して、「通信費」勘定に振替します。


借方貸方
通信費5,200円貯蔵品5,200円

レターパックを仕訳する際の注意点

レターパックを仕訳する際の注意点を以下で見ていきましょう。

レターパックを仕訳する際の注意点

  • 商品の発送は「荷造運賃」で処理する
  • レターパックの購入ではインボイスは発行されない
  • レターパックの未使用分は在庫計上が必須

商品の発送は「荷造運賃」で処理する

レターパックに限らず、書類を送付するなら「通信費」、商品の発送なら「荷造運賃」の勘定科目で仕訳します。

荷造運賃は、商品や製品の発送にかかる費用に用いる勘定科目です。勘定科目の使い分けに注意しておきましょう。

レターパックの購入ではインボイスは発行されない

レターパックの購入は非課税となるため、日本郵便株式会社は適格請求書発行事業者ではありますが、インボイスは発行されません。

郵便切手、郵便はがき、スマートレター、ミニレターも同様にインボイスの発行はありません。

なお、購入時の領収書は経費を計上する上で必要となるので保存をしておきましょう。

レターパックの未使用分は在庫計上が必須

すでに仕訳方法のところで紹介の通り、レターパックの未使用分は在庫計上します。

また、レターパックだけでなく、郵便切手、物品切手(商品券、プリペイドカードなど)、収入印紙などの金銭等価物等は、未使用分を在庫計上しなければなりません。

まとめ

レターパックの購入は、通信費で計上して、期末に貯蔵品に振替します。消費税の扱いは、購入時は非課税、使用時に課税仕入です。ただし、いずれにしても最終的には課税仕入になるため、実務上は購入時に課税仕入にします。

ぜひ、レターパックの勘定科目や仕訳方法を理解して、適切に仕訳をしましょう。

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よくある質問

レターパックに用いる勘定科目は?

レターパックの購入は、「通信費」で計上して、期末に「貯蔵品」に振替します。

レターパックに用いる勘定科目を詳しく知りたい方は「レターパックに用いる勘定科目」をご覧ください。

レターパックを仕訳するときの注意点は?

商品の発送は「荷造運賃」となること、レターパックの購入ではインボイスは発行されないこと、レターパックの未使用分は在庫計上しなければならないことなどが注意点です。

レターパックを仕訳するときの注意点を詳しく知りたい方は「レターパックを仕訳する際の注意点」をご覧ください。

監修 宮川 真一

岐阜県大垣市出身。1996年一橋大学商学部卒業後、税理士業務に従事し、税理士としてのキャリアは20年以上となる。現在は「100年先の“みらい”を創る。」税理士法人みらいサクセスパートナーズの代表として、M&Aや事業承継のコンサルティングを行う。

税理士・CFP® 宮川真一