副業の基礎知識

副業の在宅ワークはどれくらい稼げるの?人気の理由と注意点も

自宅にいながら、空き時間を活用してできる在宅ワーク。パソコンとインターネット環境があればできる仕事が多く、中にはスマホだけでできてしまうものもあります。時間も場所も問わずにできるため、隙間時間を利用して収入の足しにしたい方や、自宅で働きたい主婦の方に人気の働き方です。
では、実際に副業の在宅ワークにはどんな仕事があって、どれくらいのお金を稼ぐことができるのでしょう。今回の記事では、副業の在宅ワークの概要から、ケース別の収入、在宅ワークをする上での注意点などを解説します。

副業の在宅ワークはどれくらい稼げるの?人気の理由と注意点も

目次

在宅ワークとは?

在宅ワークとは、発注者から委託を受け、自宅で成果物の作成やサービスの提供を行う働き方をさします。具体的には、下記のような仕事があります。

  • 文書、データ入力
  • 設計、製図
  • デザイン
  • Webサイト制作
  • プログラミング
  • ライティング
  • 翻訳
  • リサーチ、分析

注文者と請負契約を結んで直接取引をする場合もあれば、仲介業者を通じて取引をするケースもあります。

副業の在宅ワークが人気の理由とは

厚生労働省が提供する「在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン」によると、2013年時点での在宅ワーカーの数は、約126万4,000人と推計されています。そのうち副業で在宅ワークを行う人は34万8,000人にものぼります。

同ガイドラインによると、在宅ワークを始める理由として「都合のいい時期、 時間に働けるため」が最も多く(54.6%)、 次いで「スキルや趣味をいかした仕事をしたいため」(40.8%)が挙がっています。
在宅ワークには通勤時間もなく自宅でできるため、子育てや介護で忙しい主婦の方や、終業後や休日を利用して副業をしたい会社員の方に人気です。最近では、PCすら使わずにスマホだけで副業をしているという方も。また、在宅ワークで副業を始め、ゆくゆくは好きなことを仕事にしたい、という方もいらっしゃるようです。

副業の在宅ワークのメリットとは

副業で在宅ワークをするメリットには、主に以下のことが挙げられます。

  • 自宅にいながら仕事ができる
  • 自分のペースで好きな時間に作業ができる
  • 子育て、介護などをしながらでも作業ができる
  • 配偶者が転勤しても影響がない
  • 煩わしい人間関係がない

まず、自宅にいながら仕事ができる点は大きな魅力でしょう。仕事量を自分でコントロールできるため、空き時間を有効に活用できます。特に、子育てや介護で忙しい主婦の方に人気です。配偶者が転勤になった場合でも、場所にとらわれず仕事ができる点も魅力でしょう。さらに、会社のように煩わしい人間関係になる可能性も低いです。

副業の在宅ワーク、報酬の目安は?

仕事の内容にもよりますが、副業の在宅ワークの報酬の目安について考えてみましょう。副業で在宅ワークを行う場合、プロジェクト単位で見積もりを出すケースと、時給換算のケースがあります。仲介業者を介した場合、時給は高くても1200円ほどです。

ケース1:平日1時間

平日の終業時間後に1時間、データ入力やライティングの作業をした場合、月の作業時間は15-20時間でしょう。報酬は1万5,000円から2万円ほどだと予測されます。在宅ワークの副業を始める方は、まずはこれくらいの作業時間と報酬金額を目指してみてはいかがでしょう。

ケース2:平日2時間・休日3時間

平日の終業時間後に2時間、土日休日に3時間ほど作業時間を確保した場合は、月に5-6万円の収入が見込めるでしょう。ある程度まとまった時間を確保できるため、デザイン・プログラミング・翻訳・ライティングなど、特技をお持ちの方はもっと多くの収入が見込めるかもしれません。

ケース3:平日2時間・休日5時間

かなりの作業時間になりますが、平日2時間、休日5時間ほど作業した場合、月に60時間ほど作業時間を確保できます。この場合、限りなく本業に近い副業になるでしょう。物販やWebメディア運営、コンサルティング、Webサイト制作の請負などを行えるだけの時間が確保できます。この場合、月の報酬は数十万円になる可能性もあります。

ちなみに、厚生労働省が提供する「在宅ワークの実態」によると在宅ワークの仕事による平均的な月収は、「5万円以下」が最も多く(27.7%)、次いで「10~19万円」(18.5%)、「6~9万円」(18.0%)でした。


厚生労働省が提供する「在宅ワークの実態

副業の在宅ワーク

在宅ワークを副業で行う場合には、どんな仕事があるのでしょう。全くの未経験から始められる仕事から、スキルを活かした在宅ワークまで、様々な種類があります。

アンケートサイト、ポイントサイト

専用のサイトに登録し、アンケートに答えたり広告を見ることでポイントがたまります。たまったポイントは、現金やギフト券に交換可能。
ちょっとした空き時間に、スマホからも作業できる点は大きな魅力です。ただし、そこまで大きな収入は見込めません。月に5,000円〜1万円ほどでしょう。

データ入力

パソコンとインターネット環境があればできるのがデータ入力の在宅ワークです。紙の資料やPDF、住所録などのデータをエクセルやワードに入力していきます。また、音声データを文字にするお仕事もあります。
タイピングに自信がある方は、効率よく仕事をこなすことができるでしょう。1件あたり数千円から1万円前後の報酬が見込め、月に数万円を稼ぐことも難しくありません。

ライティング

副業の在宅ワークとして人気の仕事の一つにライティングがあります。簡単な感想を描くものもあれば、SEO記事(検索エンジン対策記事)やレビュー記事など、様々な種類があります。経験を積めば高単価で依頼を請けることができます。

デザイン、Webサイト制作

デザイン業務やWebサイトの制作も代表的な在宅ワークの一つです。バナー制作やパンフレット作成、Webサイト制作などのほか、なかには会社に勤めながら、別の会社のロゴ制作やブランディングを請け負っているデザイナーの方も。
子育てが落ち着いた主婦の方が未経験からデザイン、プログラミングを学びデザイナーになったという話も珍しくありません。最近では、専門学校でも「ママコース」を設けているところもあります。

これらの仕事の他に、ご自身でハンドメイド商品を販売したり、メルカリやヤフーオークションで商品を販売している方もいらっしゃいます。

副業の在宅ワークで気をつけること

副業の在宅ワークを行う上で、気をつけなくてはいけないこともあります。具体的には、以下のようなことです。

  • スケジュール管理、自己管理が必要
  • 本業で副業が許可されているかどうか
  • 一定額を超えたら確定申告が必要

副業で在宅ワークを行う場合、スケジュールは自分で全て管理はしなければなりません。納期があれば、体調が悪くても休むことはできませんし、体調・時間・モチベーションを自分できちんと管理していく必要があります。

また、そもそも本業で副業が許可されているのかどうかも確認する必要があります。就業規則や人事の方に話を聞いて、必要であれば許可申請を行いましょう。
最後は、確定申告です。
会社員の方で「副業の所得が1年間で20万円を超えた場合」は確定申告をする必要があります。所得とは「売上-経費」のことです。例えば売上が100万円あったとしても、経費に85万円かかっていれば所得は差し引き15万円になるので、確定申告は不要です。

もし副業したらどれくらいの税金がかかる?

すでに副業している方やこれから副業を考えていらっしゃる場合は、ご自身の所得税・住民税・社会保険料がいくらになるのか把握する必要があります。

また、同じ副業でも白色申告と青色申告の場合で大きく納税額が異なることもありますので、確定申告の際に慌てないためにも、一度無料診断をしてみるのが良いでしょう。確定申告ソフトのfreeeが無料で提供する「副業の税額診断」では、最短1分・登録不要で税額を診断することができます。

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まとめ

自宅にいながら、隙間時間やスキルを活用してできる在宅ワーク。収入の足しにしたい方や、これからのキャリアに活かしたい方には、とても魅力的な働き方です。
しかし副業で在宅ワークをする場合、どれくらいの時間をかけて、どれくらいの収入があるのかどうかをあらかじめ把握しておくことが大切です。
儲けた金額によっては、確定申告が必要なこともありますし、オーバーワークになってしまったら体調を崩してしまう可能性もあります。
今回の記事を参考に、副業の在宅ワークをスタートしてみてくださいね。

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