副業の基礎知識

在宅の副業で人気!データ入力のお仕事とは?収入、時間、必要なスキルを解説

在宅の副業で人気!データ入力のお仕事とは?収入、時間、必要なスキルを解説

パソコンとネット環境が整っていれば在宅でも作業ができる副業の一つに「データ入力」の仕事があります。

本業や家事のすきま時間を利用して収入を得ることができるため、男女問わず人気の副業です。また、特別なスキルも不要なので初めての副業にも挑戦しやすい業務といえるでしょう。

この記事では、データ入力の副業に関する具体的な仕事内容や報酬単価などを紹介します。

目次

在宅でできるデータ入力とはどんな仕事?

データ入力とは、紙やPDFに記載された情報をWordやExcelに入力していく作業のことです。納期が決められていることが多く、業務のスケジュールは自分で調整できる場合が多いです。

データ入力でも単純な転記作業から、インターネットで検索して必要な情報を収集するなど、案件によって内容はさまざまです。また、在庫数や金額などの入力が必要となる場合は、間違いがあると損害を生む可能性もあるため、より注意が必要です。

難易度★☆☆☆☆ 名刺、領収書の入力
難易度★★☆☆☆ 販売商品の詳細入力(品名・金額・在庫数など)
難易度★★★☆☆ Web情に公開されている情報の収集、入力

また、紙や画像の文字を入力していく仕事のほかに、音声データを文字にする「テープ起こし」もあります。

テープ起こしは、セミナーや講習などの音源を聴いて誰が話しているのかを明確にしながら、発言内容を分かりやすくまとめる作業です。会話とは関係のない「あー」や「えっと」といった言葉の不要箇所をケバといい、ケバ取りをして読みやすく仕上げる必要があります。

データ入力の副業、金額の相場は?

データ入力の単価の相場は、1文字0.1~1円です。1日に1文字1円のデータを5,000文字入力できたとすれば、5,000円の収入になります。

テープ起こしの相場は1時間で10,000円から20,000円です。誰の発言なのかを分かりやすくしたり、ケバ取りをして文体を整えることで報酬がアップするケースもあります。

データ入力のみの仕事は単発の依頼が多く、時給制よりも1件あたりの金額を報酬として提示しているケースが多いです。すきま時間を上手に活用して報酬アップを目指しましょう。

データ入力に必要なスキルや備品は?

データ入力の仕事は、パソコンとネット環境があればできることが最大のメリットです。データ入力の副業を始めるために、新しく揃えなければならないものは特にありません。

未経験でも始めることができるデータ入力の仕事ですが、タイピングスキルは必須です。前項でも説明したとおり、データ入力の業務は文字数で単価が決まっているため、より多くの文字を入力しないと希望の収入額を得ることは難しいでしょう。

タイピングが早ければその分、作業時間も短く済みます。効率よく報酬額を上げるためにも、タイピングスキルは磨いておきましょう。

ゲーム感覚で楽しめる無料の練習サイトも多数あるので、タイピングに自信のない方は活用してみてください。

データ入力の仕事の探し方

データ入力の仕事について概要をご理解いただけましたでしょうか?それでは、実際に仕事をどうやって探すかをご紹介していきます。

在宅でのデータ入力を行うためは、クラウドソーシングサイトのクラウドワークスランサーズに登録しましょう。また、バイト情報サイトでも、応募することができます。
様々な案件が登録されていますので、ご自身のスキルや興味の範囲を鑑みて応募してみましょう。

副業をする場合の注意点

ここからは、データ入力の仕事だけでなく、副業を行う場合の注意点についてご紹介していきます。

本業に影響が出ない範囲での副業を

副業を行う場合は会社によっては社内申請が必要なケースもあります。就業規則や、人事の方に確認してから副業をスタートしましょう。

副業は、あくまで「副」業です。本業に支障が出ないことが大前提としてあります。体調やスケジュール管理を徹底し、本業がおろそかにならないように注意をしましょう。

副業の所得が1年間で20万円を超えたら確定申告を忘れずに

会社員の方で2ヵ所以上から給与を所得している場合や、副業所得で20万円を超えた場合は、確定申告をする必要があります。

所得とは「売上-経費」のことです。例えば、売上が100万円あったとしても、経費に85万円かかっていれば所得は差し引き15万円になるので、確定申告は不要です。

データ入力など初期費用と経費がほとんどかからない副業を、継続して行った場合、1年間で所得が20万円を超える可能性は高くなります。

所得金額を把握して、確定申告漏れがないように気をつけましょう。

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【初めての方向け】確定申告とは? 対象者、申告方法、必要書類まとめ

※2022年10月12日更新※

国税庁は2022年8月1日に「副業収入300万円以下は事業所得ではなく雑所得にする」とのパブリックコメントを提出しましたが、これに対して約7,000件もの意見が集まり、10月7日に大幅な修正案が発表されました。

修正案では「副業収入において、帳簿や請求書などを保存している場合は原則『事業所得』とする」とあり、帳簿や請求書などの保存をしていれば収入額にかかわらず、事業所得として認められるという内容です。

詳しくは国税庁の公表した【「所得税基本通達の制定について」(法令解釈通達)の一部改正(案)(雑所得の例示等)に対する意見公募の結果について】をご確認ください。

副業の確定申告をカンタンに終わらせる方法

年末調整をしている会社員でも副業をしていて、その副業の所得が20万円を超える場合には個人で確定申告が必要です。

確定申告には青色申告と白色申告の2種類がありますが、副業所得が「雑所得」に該当する場合は白色申告のみで青色申告は受けられません。

一方、副業所得が「事業所得」「不動産所得」に該当する場合は、青色申告が可能です。青色申告では、さまざまな節税メリットを受けることができる反面、事前の手続きや複式簿記での記帳が必要になり、白色申告に比べて申告準備に手間がかかります。

青色申告の準備や日々の記帳、申告書類の作成を楽にしたい方は、確定申告ソフト「freee会計」「freee開業」の活用がおすすめです。

ここからはfreeeを活用するメリットを、青色申告で確定申告を完了させるまでのステップにあわせてご紹介します。

青色申告するためのステップ1:開業届と青色申告承認書を作成・提出

青色申告するためには、「開業届」「青色申告承認申請書」を税務署へ提出しなければなりません。ここでおすすめなのがfreee開業です。

freee開業では、簡単な質問に答えていくことでこれらの書類を無料で自動作成できます。

青色申告するためのステップ2:日々の記帳

青色申告する準備として、日頃から帳簿をつけることが重要です。青色申告では複式簿記での記帳が義務付けられているため、会計知識が必要になります。

しかし、freee会計を利用すれば、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけを行うことができます。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、会計・経理の経験がない方でも安心して利用できます。


freee会計 書類作成画面の例1

青色申告するためのステップ3:確定申告書類の作成・提出

さらにfreee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。

freee会計を使って自動作成した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告完了です。


freee会計 書類作成画面の例2

なお、納税方法はいくつかありますが、電子申告(e-Tax)がおすすめです。電子申告(e-tax)からの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば、控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

電子申告(e-tax)を検討されている方は、freee電子申告開始ナビ(無料)をご覧下さい。

初めての青色申告で不安な方や、日々の記帳から確定申告まで効率的に行いたい方にはfreeeがおすすめです。ぜひご利用ください。

まとめ

時間や場所を問わずにできるデータ入力の仕事は、会社員・主婦の方に人気の副業です。できるだけ速く、正確に入力をすることが求められますが、訓練を積めば慣れていくでしょう。努力次第で単価アップも望める副業です。

注意点は、所得が20万円を超えた場合、確定申告が必要であることです。事前にどれくらいの納税額になるのか、青色申告と白色申告、どちらがいいのか?などを把握しておきましょう。

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