監修 大柴 良史 社会保険労務士・CFP
監修 鶏冠井 悠二 ファイナンシャルプランナー
働き方の多様化などを背景に、女性が取り組みやすい副業の選択肢も増えています。フリマアプリ・Webライターなど未経験でも始めやすい副業や、講師などスキルを活かした副業など、さまざまです。
副業を始めると、本業や家事などのスキマ時間を活用して収入を得られるほか、新たなスキルが身に付くなどのメリットがあります。一方で、副業を始める際には、勤務先の規則や税務上のルールを正しく把握することが重要です。
本記事では、女性におすすめの副業や注意点、安全性を見極めるポイントを紹介します。
目次
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女性におすすめの安全な副業9選
独立行政法人労働政策研究・研修機構が2024年に公表した調査によると、副業をしている女性の割合は7.4%で、男性(5.1%)よりも高くなっています。
副業の種類は多岐にわたり、未経験でも始められるものや在宅・スマホで取り組めるもの、スキルを活かせるものなど、さまざまです。以下は女性におすすめの安全な副業の代表例です。
女性におすすめの安全な副業
単発・短期バイト
単発・短期バイトは、スキルや経験を問われない場合が多く、副業として始めやすい仕事です。
近年は、スキマ時間を活用して単発・短期で働ける求人を扱うサイトやアプリが増え、副業バイトを探しやすくなっています。
短期バイトのメリットは、時給や日給があらかじめ決められており、確実に収入を得られる点です。また、イベントスタッフやテレビのエキストラなど、珍しい業務に携われる場合がある点も魅力です。
フリマアプリ
フリマアプリを使った副業は、大きく分けて「不用品を売る」と「商品を仕入れて売る」という2つの方法があります。
不用品販売は、スマホから簡単に出品でき、不用品をお金に換えられる点が大きな魅力です。従来は、業者を仲介したり、フリーマーケットに参加したりする必要がありましたが、近年は自宅にいながら出品できる環境が整っています。
一方で、副業として継続的な収入を得たい場合は、需要のある商品をリサーチし、安く仕入れて販売するなど、より多くの作業が必要です。
ただし、継続的な本格的な仕入れ・販売により規模が大きくなってくると、税務上単なる副業ではなく事業とみなされ、開業届を提出のうえ事業者登録が必要となる可能性があります。必ず、各フリマアプリの利用規約を確認し、その範囲内で仕入れや販売を行いましょう。
Webライター
Webライターは、パソコンやインターネット環境があれば、在宅で始められる副業のひとつです。
企業のオウンドメディア記事、ECサイトの商品説明文など、仕事内容は多岐にわたります。SEO(検索エンジン最適化)の知識や特定分野の専門知識があれば、受注できる案件の幅が広がり、収入アップにつながる場合があります。
未経験でWebライターの仕事を始めるには、クラウドソーシングサイトの活用が有効です。
Webデザイン
Webデザインは、Webサイトの見やすさや使いやすさをデザインする仕事で、女性が在宅で取り組める副業のひとつです。
デザインの知識や専用ソフトの操作スキル、コーディング(HTML/CSSなど)など、幅広い知識・スキルが求められます。
ただし、未経験でもスクールやオンライン講座などを活用すれば、知識やスキルを体系的に習得できます。
出典:job tag「Webデザイナー(Web制作会社)」
データ入力
データ入力は、文字や数値などを指定されたフォーマットに入力する副業です。
一般的に、特別なスキルを求められず、本業や家事のスキマ時間を活用して在宅で取り組めます。
初心者でもクラウドソーシングサービスなどを利用して仕事を受注できますが、スキルが求められる仕事と比較すると単価が低い傾向があります。
出典:job tag「データ入力」
アフィリエイト
アフィリエイトとは、特定のテーマでWebサイトやブログを運営し、そこから商品やサービスが購入された場合などに成果報酬を得る仕組みです。
初期費用が少なく、在宅で取り組める点がメリットですが、成果が出るまでに一定の時間がかかる場合があります。
アフィリエイト収入を得る方法には、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)や、Webサイトに自動で広告が表示される広告配信サービスを活用する方法などがあります。
ハンドメイド商品の販売
育児で一度仕事を離れた人や主婦に人気の副業のひとつに、ハンドメイド商品の販売があります。
ハンドメイド商品販売のメリットは、趣味を収入に変えられる点です。自身で作ったハンドメイド商品を販売し、購入者に使ってもらえることは大きなやりがいにもつながります。
ハンドメイド商品の販売サイトやアプリを利用すれば、スマホから手軽に商品を出品することが可能です。
講師
語学・デザインソフト・ハンドメイドの制作など、人に教えられるスキルがある場合は、講師として副業に取り組む選択肢もあります。
講師業の特徴は、飲食店などのバイトに比べて時間単価が高い傾向がある点です。
紹介やSNSなどを活用して自身で生徒を募る方法や、講座プラットフォームに講師登録する方法などがあります。
アンケートモニター・覆面モニター
アンケートモニターや覆面モニターなどの副業もあります。
アンケートモニターは、アンケートに答えるだけでポイントがたまり、現金や電子マネーなどに変えられる仕事です。
ただし、1件あたりの報酬が少額な傾向があるため、月に数万円程度の収入を安定的に得るのは難しい場合が多いです。
覆面モニターは、顧客としてレストランなどに行き、そのお店のサービスをレビューする仕事です。商品やサービスの購入代や飲食代の一部または全額が謝礼として支払われます。
【年代別】女性が副業を選ぶ際のポイント
副業を始める際は、本業に支障が生じないか、スキルを活かせるかなどを踏まえて、適切に選択することが重要です。年代ごとの一般的なポイントを押さえ、自身に合った仕事を選びましょう。
| 年代 | 副業を選ぶ際のポイント |
|---|---|
| 20代 | ・将来につながるスキルが身に付くか ・初期費用の負担が大きすぎないか |
| 30代 | ・仕事や家事・育児と無理なく両立できるか ・限られた時間で効率よく収入を得られるか |
| 40代 | ・これまでの経験やスキルを活かせるか ・体力的に無理なく続けられるか |
女性が副業を始める際の注意点
副業には、収入を増やすことができる、新たなスキルを身に付けることができるなどのメリットがありますが、始める前に押さえておくべき注意点がいくつかあります。
女性が副業を始める際の注意点
- 就業規則を確認する
- 安全な副業か十分に検討する
- 副業による所得が20万円を超えたら確定申告を行う
- 給与所得の副業であるか確認する
トラブルを避け、安心して業務に取り組むためにも、これらの点を理解したうえで副業を始めましょう。
就業規則を確認する
副業を認める企業は、働き方の多様化やリモートワークの普及などを背景に増加傾向にあります。一方、本業への影響や長時間労働による健康面の懸念、競合他社での就労や情報管理上のリスクなどを理由に禁止する企業も存在します。
勤務先で副業が禁止または制限されている場合、就業規則の内容や副業の態様によっては、会社から注意指導を受けたり、トラブルに発展したりする可能性があります。企業によっては副業開始前に所定の届出が必要な場合もあるため、必ず事前に就業規則を確認しましょう。
また、就業規則が見あたらない場合や判断に迷うときは、企業の担当者に確認してください。
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「約7割の企業が副業・兼業を「認めている」「認める予定」」
出典:厚生労働省「モデル就業規則の改定案(副業・兼業部分)」
安全な副業か十分に検討する
女性が副業を選ぶ際は、「簡単に高額収入が得られる」などの勧誘に惑わされず、安全性を見極めることが重要です。安全性を見極める主なポイントは、以下のとおりです。
安全性を見極める主なポイント
- 仕事内容と収入が見合っているか
- 高額な教材やマニュアルの購入を要求されないか
- 問い合わせ・サポート体制が整っているか
女性向けの副業にはメールレディやチャットレディなどもありますが、サービス内容によってはアダルトなやり取りを求められるケースや、トラブル事例もあるため、運営元の情報や契約条件を十分に確認するなど慎重な判断が求められます。
出典:警察庁「副業を名目とした詐欺」
出典:千葉県「メールするだけで稼げるつもりが」
副業による所得が20万円を超えたら確定申告を行う
会社員の場合、副業による所得(事業所得・雑所得など)が年間20万円を超えた場合は、原則として確定申告が必要です。
「所得」は副業の種類で計算が変わります。たとえば、フリマやライティングなどの副業(事業所得・雑所得など)は原則「収入 - 必要経費」、アルバイトなどの給与(給与所得)は「収入 - 給与所得控除」で計算します。
所得を「売上 - 経費」の場合で例を挙げると、売上が100万円、経費が85万円であれば、所得は差し引き15万円になるため、原則として確定申告は不要です。
ただし、本業の会社で副業分も含めて年末調整がされていないときは、金額の大小に関係なく、原則として確定申告が必要です。
なお、所得が20万円以下で確定申告を行わない場合でも、住民税の申告は必要です。加えて、医療費控除や住宅ローン控除などにより確定申告をした場合は、副業の所得が20万円以下であっても税金が掛かります。
【関連記事】
副業は確定申告が必要?申告のやり方・必要書類をわかりやすく解説
副業所得20万円以下でも確定申告と住民税の申告は必要?未申告のリスクも解説
出典:国税庁「確定申告が必要な方」
出典:横浜市「市民税・県民税の申告について」
給与所得の副業であるか確認する
短期バイトなどの給与所得の場合は、翌年の住民税の通知が職場に届いた際に、副業が会社にバレる可能性が高くなります。
副業が解禁されていても、何らかの理由により会社に副業がバレたくない場合は、給与所得以外の副業をするようにしましょう。
給与所得以外の副業は、確定申告で「普通徴収」を選択することにより会社にバレなくすることが可能です。しかし、給与所得の副業の場合は「普通徴収」ができず「特別徴収」となるため、本業の会社に知られる可能性が高くなります。
【関連記事】
副業が会社にバレるのはどんなとき?バレるケースとバレないようにする対策方法を解説
副業収入が会社にバレない方法はある?確定申告での住民税の申告方法も紹介
まとめ
女性におすすめの副業には、フリマアプリ・Webライター・データ入力のように未経験から始めやすいものや、Webデザイン・講師などスキルを活かせるものまで幅広い選択肢があります。
副業はスキマ時間を活用でき、新しい経験やスキル習得にもつながる一方で、始める前に勤務先の就業規則を必ず確認し、安全性(仕事内容と報酬の妥当性・高額な教材購入の有無・サポート体制などの契約内容)を慎重に見極めることが重要です。
また、副業による所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要で、20万円以下でも住民税の申告が必要になる点も把握しておく必要があります。
希望の働き方や年代・ライフスタイルにあわせて、自身に合った副業を見つけましょう。
副業の確定申告をカンタンに終わらせる方法
年末調整をしている会社員でも副業をしていて、その副業の所得が20万円を超える場合には個人で確定申告が必要です。
確定申告には青色申告と白色申告の2種類がありますが、副業所得が「雑所得」に該当する場合は白色申告のみで青色申告は受けられません。
一方、副業所得が「事業所得」「不動産所得」に該当する場合は、青色申告が可能です。青色申告では、さまざまな節税メリットを受けることができる反面、事前の手続きや複式簿記での記帳が必要になり、白色申告に比べて申告準備に手間がかかります。
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よくある質問
女の人におすすめの副業は?
女性におすすめの副業は、主に以下のとおりです。
女性におすすめの主な副業
- 単発・短期バイト
- フリマアプリ
- Webライター
- Webデザイン
- データ入力
- アフィリエイト
- ハンドメイド商品の販売
- 講師
- アンケートモニターや覆面モニター
詳しくは記事内「女性におすすめの安全な副業9選」をご覧ください。
やってはいけない副業は?
簡単な仕事で高額収入が得られるとうたっている副業や、高額な初期費用がかかる副業などには、安易に応募すべきではありません。
詳しくは記事内「安全な副業か十分に検討する」をご覧ください。
監修 大柴 良史(おおしば よしふみ) 社会保険労務士・CFP
1980年生まれ、東京都出身。IT大手・ベンチャー人事部での経験を活かし、2021年独立。年間1000件余りの労務コンサルティングを中心に、給与計算、就業規則作成、助成金申請等の通常業務からセミナー、記事監修まで幅広く対応。ITを活用した無駄がない先回りのコミュニケーションと、人事目線でのコーチングが得意。趣味はドライブと温泉。
監修 鶏冠井 悠二(かいで ゆうじ)
コンサルタント会社、生命保険会社を経験した後、ファイナンシャルプランナーとして独立。「資産形成を通じて便利で豊かな人生を送って頂く」ことを目指して相談・記事監修・執筆業務を手掛ける。担当分野は資産運用、保険、投資、NISAやiDeCo、仮想通貨、相続、クレジットカードやポイ活など幅広く対応。現在、WEB専門のファイナンシャルプランナーとして活動中。
HP:かいでFP事務所
