副業の基礎知識

令和時代の副業とは?未経験でもトライしやすい副業と注意点

働き方改革の影響で、社員の副業を認める会社が増加しています。かつては、副業といえば業務時間外に行うアルバイトや株式投資、ブログ運営などが主でしたが、最近はクラウドソーシングサイトを経由して個人で仕事を受注する人が増加しています。

副業の目的にも変化が出てきました。ただ単に収入アップを狙うのではなく、スキルアップや人脈構築など、個人の力を高めるために副業をする人が増えています。会社に依存せず自分で稼ぐ力を身に付けたいのであれば、副業で得た経験はきっと役立つでしょう。

本記事では、未経験でもトライしやすいおすすめの副業と注意点について解説していきます。
令和時代の副業とは?未経験でもトライしやすい副業と注意点

目次

副業をするメリット

副業を始めることで、「収入アップ」「人脈構築」「スキルアップ」を期待できます。

クラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングサイトには、さまざまな種類の仕事依頼が掲載されており、自分のスキルにマッチした仕事を見つけることができます。在宅でできる作業が多いため、本業が終わったあと終業後や家事・育児の空いた時間を活用して収入が得られます。

最近では「本業や転職に良い影響を与えたい」、「起業の準備にしたい」などの理由から副業を始める方も増加しています。副業を始めることで本業の仕事以外の知識や経験を得ることができます。

最初のうちは報酬ばかり気にしない

未経験の場合、最初のうちは報酬が安価なことが多いです。プラットフォームを経由して仕事を受注した場合は手数料が引かれることもあるので、「時間をかけた割にお金にならない」と感じることもあるかもしれません。

しかし、取引相手に満足してもらえれば個人としての評判も上がり、より高単価の仕事受注につながります。まずは自分のライフスタイルに合った仕事を見つけることが重要です。

未経験でもトライしやすい副業

スキルを活かした仕事

デザインやプログラミング、イラスト制作といったスキルが必要になる職種は、高単価で募集している企業が多いです。近年では、Youtubeなどの動画配信サービスの需要も大きく、動画編集の募集も多く見受けられます。

ほかにも外国語の翻訳やライティングなど、今までの経験を活かすことができる案件も多いです。

上述したクラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングサイトを経由すれば、自分にマッチした案件を選ぶことができます。実績を重ねていけば報酬単価アップも期待できます。

自分の作った物を販売

裁縫や物作りが得意な方は、自身で作成した物を実際に販売してみるのもおすすめです。

ハンドメイドマーケットminne(ミンネ)では、自分の作品をアプリを通して簡単に販売することができます。また、SNSやフリマアプリからでも宣伝・販売はできるので、自分にあったツールを利用して始めてみるといいでしょう。

デリバリーサービスの配達員

近年急増している「ウーバーイーツ」の配達員も自転車や原付バイクなどの配達車両があれば未経験でも簡単に始められます。

ウーバーイーツの配達員は直雇用契約ではなく、個人事業主として扱われます。収入は配達件数に応じた完全出来高制になるため、平日は本業がある会社員の方や学生もすきま時間を利用して収入を得ることができます。

最近では運動不足を解消するためにウーバーイーツの配達員を始める方もいるようです。

ブログ運営

ブログ運営での収入源は、主に広告です。GoogleやAmazon、アフィリエイト会社の商材のリンクを貼って広告収入が期待できます。

しかし、ゼロからブログを立ち上げて十分なアクセス数を獲得するのはとても大変です。検索順位の上位に表示されるようにSEO対策などの知識も必要になっていきます。

自分の経験や得意な分野をテーマにして、まずは継続していくことを意識しましょう。

株・FXなどの投資

投資に興味がある人や、資金に余裕がある場合、株やFXも副業としておすすめです。ただし、株や為替は経済や世界の動きを常にチェックしていなくてはいけないため、継続的な勉強と情報収集が不可欠です。

株に関しては、株主優待を目当てに株を買う人も少なくありません。初めて投資をする場合、まずは株主優待をきっかけに始めてもいいかもしれません。

副業をする上での注意点

そもそも勤めている会社の規定で副業が禁止されている場合は、原則的に副業はできません。副業を始める前に、かならず就業規則を確認しましょう。また、副業OKの場合でも、届出が必要な場合があります。

また、副業を開始したことによって本業に支障が出ては本末転倒です。あくまで「副」業です。終業後や休日に副業の時間を確保し、本業が疎かにならないよう注意しましょう。スケジュール管理だけでなく、体調面のケアも大事です。

副業の年間所得が20万円を超えたら確定申告を

副業の所得が年間(1月1日〜12月31日)で20万円を超えた場合は、確定申告の必要があります。所得とは「売上-経費」のことです。売上が100万円あったとしても、経費に85万円かかっていれば所得は差し引き15万円になるので、確定申告は不要です。

確定申告には青色申告と白色申告があり、節税効果が高い青色申告がおすすめです。場合によっては、還付金という形で確定申告後にまとまったお金が還ってくるケースもあります。

なお、青色申告を選択したい場合は、事前に青色申告承認申請書開業届の提出が必要です。

この2つの届出は、最寄りの税務署もしくは国税庁のホームページからダウンロードできますが、おすすめはfreee開業です。どちらの届出も記入項目が多い上に、「この項目は記入が必要か?」「どう書けばいいのか?」と悩むこともあります。freee開業は、ステップに沿って記入するだけで、簡単かつ正確に届出の作成が完了します。

また、確定申告書の作成には、青色・白色ともにfreee会計がおすすめです。こちらもステップに沿って必要情報を入力するだけで確定申告書が完成します。見積書・請求書作成機能がついており、どの仕事をいつ受注して、入金が遅れていないか、管理も簡単です。副業の時間は限られているため、こういった管理面の効率化も副業を続ける上では重要になってくるでしょう。

副業の確定申告をカンタンに終わらせる方法

年末調整をしている会社員でも副業をしていて、その副業の所得が20万円を超える場合には個人で確定申告が必要です。

確定申告には青色申告と白色申告の2種類がありますが、副業所得が「雑所得」に該当する場合は白色申告のみで青色申告は受けられません。

一方、副業所得が「事業所得」「不動産所得」に該当する場合は、青色申告が可能です。青色申告では、さまざまな節税メリットを受けることができる反面、事前の手続きや複式簿記での記帳が必要になり、白色申告に比べて申告準備に手間がかかります。

青色申告の準備や日々の記帳、申告書類の作成を楽にしたい方は、確定申告ソフト「freee会計」「freee開業」の活用がおすすめです。

ここからはfreeeを活用するメリットを、青色申告で確定申告を完了させるまでのステップにあわせてご紹介します。

青色申告するためのステップ1:開業届と青色申告承認書を作成・提出

青色申告するためには、「開業届」「青色申告承認申請書」を税務署へ提出しなければなりません。ここでおすすめなのがfreee開業です。

freee開業では、簡単な質問に答えていくことでこれらの書類を無料で自動作成できます。

青色申告するためのステップ2:日々の記帳

青色申告する準備として、日頃から帳簿をつけることが重要です。青色申告では複式簿記での記帳が義務付けられているため、会計知識が必要になります。

しかし、freee会計を利用すれば、現金での支払いも「いつ」「どこで」「何に使ったか」を家計簿感覚で入力できるので、毎日手軽に帳簿づけを行うことができます。自動的に複式簿記の形に変換してくれるため、会計・経理の経験がない方でも安心して利用できます。


freee会計 書類作成画面の例1

青色申告するためのステップ3:確定申告書類の作成・提出

さらにfreee会計は、〇✕形式の質問で確定申告に必要な書類作成をやさしくサポートします。必要な計算は自動で行ってくれるため、計算ミスや入力ミスを軽減できます。

freee会計を使って自動作成した確定申告書に抜け漏れがないことを確認したら、税務署へ郵送もしくは電子申告などで提出して、納税をすれば確定申告完了です。


freee会計 書類作成画面の例2

なお、納税方法はいくつかありますが、電子申告(e-Tax)がおすすめです。電子申告(e-tax)からの申告は24時間可能で、税務署へ行く必要もありません。青色申告であれば、控除額が10万円分上乗せされるので、節税効果がさらに高くなります。

電子申告(e-tax)を検討されている方は、freee電子申告開始ナビ(無料)をご覧下さい。

初めての青色申告で不安な方や、日々の記帳から確定申告まで効率的に行いたい方にはfreeeがおすすめです。ぜひご利用ください。

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