クレジットカードの基礎知識

法人カードでマイルを貯めるには?個人利用の税務リスクとおすすめカード

法人カードでマイルを貯めるには?個人利用の税務リスクとおすすめカード

法人カードで経費を支払ってマイルを貯めることは、出張費削減などコストメリットが大きい反面、貯まったマイルの所有権や「公私混同」による税務リスクに不安を感じる経営者も少なくありません。

実際、マイルの取り扱いには明確なルール作りが必要であり、カード選びにおいても還元率だけでなく移行手数料や上限といった落とし穴を理解しておくことが大切です。

本記事では、マイルが貯まるおすすめの法人カード(JAL・ANA対応)を紹介するとともに、個人利用時の注意点や会計処理、高額納税時のテクニックまで、詳しく解説します。

目次

経費が資産に変わる?マイルが貯まる法人カードの仕組みと対象者

法人カードとは、経費の支払いを目的としたクレジットカードで、「ビジネスカード」や「コーポレートカード」とも呼ばれます。

「法人」とついていますが、個人事業主やフリーランスでも申し込み可能です。

多くの法人カードは利用するごとにポイントやマイルが貯まり、商品券や航空券、ギフトカードと交換したりキャッシュバックを受けることができます。経費や備品、宣伝広告費など、大きな金額を法人カードで支払えばそのぶん還元され、経費削減に役立てることができるでしょう。

従業員カードを発行できるカードであれば、社員向けにも法人カードを発行することができます。貯まったポイントを集約して、社員の福利厚生に活用する事業主も少なくありません。

法人カードで貯めたマイルは個人利用できる?

法人カードの導入を検討する際、多くの経営者が懸念するのが「貯まったマイルを個人で利用しても問題ないのか」というコンプライアンスの観点です。

結論から述べると、法人カードで貯めたマイルの個人利用は、法的に直ちに禁止されているわけではありませんが、税務調査などで指摘を受けるリスクを内包しています。

重要なのは「絶対に利用してはならない」と萎縮することではなく、リスクの所在を正しく理解し、社内規定などのルールを整備した上で運用することです。適切な管理体制があれば、マイルを有効な資産として活用することが可能です。

マイルの所有権と業務上横領のリスク

マイルの所有権と業務上横領のリスク

法人カードで貯まるマイルの取り扱いが複雑になる根本的な原因は、航空会社の規約と、法人カードの契約形態の間に「ねじれ」が生じている点にあります。

航空会社のマイレージプログラムの多くは、利用規約において「マイルの所有権は個人(搭乗者)に帰属する」と定めています。一方で、マイルを獲得するための原資となるカード利用代金を支払っているのは「法人」です。

このため、「形式上は個人のものだが、実質的には会社の資産である」という曖昧な状態が生まれます。

この「ねじれ」に対する解釈は、事業形態によって異なります。

事業形態によるマイルの所有権

個人事業主の場合

事業主個人と事業主体の人格が同一であるため、マイルをプライベートで利用しても、原則として大きな問題にはなりません。ただし、経費の公私混同を避けるため、事業用と個人用で利用を分けることが望ましいでしょう。

法人の場合

法人は経営者個人とは別の人格をもちます。そのため、会社のお金(経費)で獲得したマイルを、明確なルールなしに代表者が個人的な旅行などに使用した場合、税務署や株主から「会社資産の私的流用」とみなされる可能性があります。悪質なケースでは、業務上横領を問われるリスクも否定できません。

こうしたリスクを回避するための解決策は、社内で「マイルの取扱規定(旅費規程など)」を作成し、ルール化することです。「マイルは会社に帰属し、出張時の航空券購入にのみ充当する」「個人利用は禁止する」といった規定を明文化し、運用することで、無用なトラブルを防ぐことができます。

マイルを利用した際の会計処理

業務で貯めたマイルを出張などの経費支払いに充当した場合、会計上どのような処理を行うべきかについても、事前に方針を決めておく必要があります。実務上、主に以下の2つの処理方法が考えられます。

マイルを利用した際の会計処理

  1. 雑収入として処理する方法
    利用したマイルを「収入」とみなし、「旅費交通費(経費)」と同額の「雑収入」を計上する方法です。(例:5万円の航空券に対し、1万円分のマイルを使用した場合、旅費交通費5万円/現金4万円・雑収入1万円)しかし、1マイルあたりの金銭的価値(時価)を厳密に算定することは難しく、実務上は計算が煩雑になる傾向があります。
  2. 値引きとして処理する方法
    利用したマイル分を、本来支払うべき金額からの「値引き」とみなし、実際に支払った金額のみを経費計上する方法です。(例:5万円の航空券に対し、1万円分のマイルを使用した場合、旅費交通費4万円/現金4万円)経理処理がシンプルであるため、実務上はこちらの方法が採用されることが一般的です。

いずれの方法を採用する場合でも、重要なのは「継続性」です。処理方法が都度変わると税務上の指摘を受ける可能性があります。顧問税理士と相談の上、自社に適した処理方針を決定し、一貫して運用することが大切です。

マイルが貯まる法人カードを選ぶポイント

ANAやJALなどが発行する法人カードは、使うたびにマイルが貯まります。入会時やカード継続時にもボーナスマイルが付与され、提携店で買い物をするとマイル付与率がアップすることもあります。航空系の法人カードだけあって、空港ラウンジサービスや保険など、飛行機に関わる特典が手厚い点も特徴です。

直接マイルが貯まるのではなく、貯まったポイントをマイルに交換できる法人カードの場合は、以下の点をチェックすると良いでしょう。

マイル還元率

まずチェックしたいのは、マイルの還元率です。100円につき1マイルが貯まればマイル還元率は1%です。還元率が1%〜2%のカードを持てば、マイルが貯まるのも早いでしょう。

経費が年間で100万円発生する場合、1年で1万マイル近くになるため、国内の航空券や近場のアジアの航空券と交換できるくらいのマイルが貯まります。

どの航空会社のマイルに交換可能か

ポイントが貯まるカードの場合は、どの航空会社のマイルに交換できるかをチェックしましょう。世界には3つの大きな航空会社のアライアンス、「スターアライアンス」「ワンワールド」「スカイチーム」があり、同じアライアンスに所属している場合はマイルの移行が可能なケースが多いです。

注意したい点は、ポイント還元率が高くてもマイルに交換したら価値が目減りすることがある点です。

マイルとポイントの有効期限

マイルとポイントに有効期限があるかどうかもチェックポイントのひとつです。せっかくマイルを貯めても、失効してしまっては使うことができません。

付帯サービスとカードの限度額

マイル還元率が低かったとしても、事業に役立つサービスが付帯していれば、法人カードを選ぶ際の判断の基準になります。

前述したfreeeセゾンプラチナビジネスカードは、24時間365日対応のコンシェルジュサービスが付帯するだけではなく、世界140以上の国や地域で1,200ヶ所以上の空港ラウンジを利用できる「プライオリティ・パス(通常年会費:429米ドル)」に無料で登録できます。

創業直後でも申込できる点も、新たにビジネスを立ち上げた個人事業主や経営者にとっては心強いポイントです。

また、申し込みの際は限度額も必ずチェックしておきましょう。法人カードは、いざという時の資金繰りの手段としても活用することができます。手元の現金が不足している時に大きな支出があった場合など、法人カードで決済をすれば支払いを先延ばしにすることができます。

マイル移行手数料と年間移行上限

見落としがちなのが、「マイル移行手数料」と「年間移行上限」です。還元率が良くても、実際の運用でコストがかさんだり、ポイントが交換できなかったりするケースがあるため注意が必要です。

マイル移行手数料

カード年会費とは別に、マイル交換に追加コストがかかる場合があります。たとえば、アメックスでANAマイルを効率よく貯めるには年間合計8,800円(税込)、ダイナースクラブでは年間6,600円(税込)の参加費が必要です。

一方で、BizONEのように手数料無料のカードも存在するため、トータルコストでの比較が大切です。

年間移行上限

1年間に交換できるマイル数に上限があるカードも要注意です。

特にANAマイルは「年間4万マイルまで」等の制限付きカード(アメックス、ダイナース等)が多く、高額決済で大量にポイントを貯めても使い切れないリスクがあります。決済額が大きい方は、移行上限のないカード(ANAJCB法人カード等)を選びましょう。

おすすめの法人カード(ビジネスカード)

ひとくちに「マイルが貯まる法人カード」といっても、貯めやすいマイルの種類(JAL・ANA)や年会費、付帯サービスの充実度はカードによって大きく異なります。

ここでは、数ある法人カードの中から、マイル還元率やコストパフォーマンス、ステータス性などの観点で特におすすめできる5枚を厳選しました。「自分はどのタイプか」を基準に、最適な一枚を見つけてください。

【マイル還元特化】法人カード比較一覧表

比較項目セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス(※1)アメックス・ビジネス・ゴールド(※2)JCB BizONE(※3)ダイナースクラブビジネスカード(※4)freeeカード Unlimited(※5)freeeMastercard(※6)
年会費33,000円
(初年度無料)
49,500円永年無料27,500円永年無料永年無料
基本マイル還元率0.5%
(JAL)
0.5%
(ANA)
0.3%
(ANA/JAL)
0.4%
(各種)
マイル移行不可マイル移行不可
最大マイル還元率1.125%
(SAISONMILECLUB加入時)
1.0%
(メンバーシップ・
リワード・プラス)
0.6%
(優待店利用時)
1.0%
(提携航空会社)
マイル移行先JAL
ANA
15社以上ANA
JAL等
ANA/JAL/デルタ
ユナイテッド他
マイル移行手数料無料
(SAISONMILECLUB
年会費5,500円)
年間3,300円
(メンバーシップ・
リワード・プラス)
無料6,600円/年
(一部提携先)
利用限度額審査により個別設定審査により個別設定審査により個別設定一律制限なし最大5億円10~500万円
追加カード年会費3,300円/枚13,200円/枚発行不可無料無料
(無制限)
無料
(3枚まで)
空港ラウンジ国内外対応国内外対応なし国内外対応
+1,500ヶ所
なしなし
海外旅行保険最高1億円最高1億円最高1億円最高1億円なし最高2,000万円
最短発行3営業日2~3週間5分
(カード番号)
2~3週間3時間~3営業日
国際ブランドAmexAmexJCBDinersVisaMastercard
出典:※1セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
出典:※2アメックス・ビジネス・ゴールド
出典:※3JCB BizONE
出典:※4ダイナースクラブビジネスカード
出典:※5freeeカード Unlimited
出典:※6freee Mastercard

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

項目内容
申込対象・条件個人事業主、法人代表者(18歳以上)
年会費33,000円円(初年度無料)
追加カード年会費・発行枚数3,300円/枚、上限4枚
基本マイル還元率0.5%(永久不滅ポイント経由)
最大マイル還元率1.125%(SAISONMILECLUB加入時)
マイル移行先JAL(SAISONMILECLUB)
ANA(永久不滅ポイント経由)
マイル移行手数料SAISONMILECLUB:年会費5,500円
永久不滅ポイント経由:無料
SAISONMILECLUBの特典・1,000円=10JALマイル自動付与
・さらに2,000円=1永久不滅ポイント(2.5マイル相当)
・合計実質1.125%還元
税金払いでマイル○(0.5~1.125%)
利用限度額審査により個別設定
ETCカードあり、完全無料(5枚まで)
支払方法・会社一括決済方式:利用代金を会社に請求し一括払い
・個別決済方式:利用者個人の口座に請求し一括払い
締め日・支払日毎月10日締め翌月4日支払い
会計ソフトとの連携freee、マネーフォワードクラウド、弥生会計
発行スピード最短3営業日
国際ブランドAmericanExpress
空港ラウンジ・国内主要空港ラウンジ無料
・プライオリティ・パス無料付帯(通常年会費469米ドル)
・世界148ヵ国、600都市、1,500ヶ所以上
旅行保険・海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯5,000万円)
・国内旅行傷害保険:最高5,000万円
コンシェルジュサービスあり(24時間365日対応)

JALマイルをメインに貯めている経営者や、コストパフォーマンスを重視してプラチナカードを持ちたい方に最適な1枚です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードのメリット

  • JALマイルを効率的に獲得可能
  • プラチナカードながら維持費を抑制
  • 充実した付帯サービス

JALマイル還元率の高さと、コンシェルジュサービスや手厚い保険などのプラチナ特典を両立させたい方におすすめです。「SAISONMILECLUB」への登録(有料)により、経費支払いで無駄なくマイルを蓄積できます。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

項目内容
申込対象・条件個人事業主、法人代表者(20歳以上)
年会費49,500円
追加カード年会費・発行枚数13,200円/枚、枚数制限なし
基本マイル還元率0.5%(メンバーシップ・リワード)
最大マイル還元率1.0%(メンバーシップ・リワード・プラス加入時+ボーナスポイント)
マイル移行先ANA、スカンジナビア航空、シンガポール航空、タイ国際航空、エミレーツ航空、キャセイパシフィック航空、エティハド航空、フィンランド航空、カタール航空、エールフランス/KLM、ブリティッシュ・エアウェイズ、デルタ航空、ヴァージンアトランティック航空、アリタリア-イタリア航空、チャイナエアラインなど15社以上
マイル移行手数料メンバーシップ・リワード・プラス:年会費3,300円
※加入後はANA含む提携航空会社へのマイル移行手数料無料
メンバーシップ・リワード・プラスの特典・ANA:1,000ポイント=1,000マイル
・対象加盟店(Amazon、Yahoo!等)でポイント3倍
・カード利用ボーナスポイントで実質最大1.0%還元
税金払いでマイル○(0.3~0.5%)
※税金・公共料金は基本ポイントのみ
利用限度額審査により個別設定(一律の上限なし)
ETCカードあり、年会費無料(5枚まで)
新規発行手数料935円
支払方法・会社一括決済方式:利用代金を会社に請求し一括払い
・個別決済方式:利用者個人の口座に請求し一括払い
締め日・支払日会員ごとに個別設定
会計ソフトとの連携freee、マネーフォワードクラウド、弥生会計
発行スピード2~3週間程度
国際ブランドAmericanExpress
空港ラウンジ・国内外29空港のラウンジ無料
・同伴者1名無料
旅行保険・海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
・国内旅行傷害保険:最高5,000万円
ビジネス特典・ビジネス情報サービス「ジー・サーチ」年会費無料
・福利厚生プログラム「クラブオフ」VIP会員年会費無料
・クラウド会計ソフトfreee優待(3ヶ月無料)

ANAマイルを重視する方や、ステータス性と柔軟な利用限度額を求める経営者におすすめです。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードのメリット

  • 高額決済にも対応する柔軟な限度額
  • 追加カードを無料で発行可能
  • ステータスと充実の特典

「メンバーシップ・リワード・プラス」などを活用することでANAマイルへの移行レートを高めることができ、ポイントの有効期限も無期限になります。ステータスカードとして対外的な信用力を高めたい方にも適しています。

JCBBizONE

項目内容
申込対象・条件個人事業主、法人代表者(18歳以上)
年会費永年無料
追加カード年会費・発行枚数発行不可(本会員のみ)
基本マイル還元率0.3%(OkiDokiポイント経由)
最大マイル還元率0.6%(JCB優待店利用時)
マイル移行先ANA、JAL、デルタ航空、スカイマイル
マイル移行手数料無料
OkiDokiポイント交換レート・ANA:1ポイント=3マイル
・JAL:1ポイント=3マイル
・デルタ航空:1ポイント=3マイル
※基本1,000円=2ポイント付与なので実質0.3%マイル還元
JCB優待店(一例)・スターバックス(ポイント10倍)
・Amazon(ポイント3倍)
・セブン-イレブン(ポイント3倍)
・ビックカメラ(ポイント2倍)
・昭和シェル(ポイント2倍)
税金払いでマイル○(0.3%)
※国税・地方税の支払いでもポイント付与
利用限度額審査により個別決定
公式サイトに具体的な記載なし
ETCカードあり、完全無料
支払方法個別決済方式:利用者個人の口座に請求し一括払い
締め日・支払日毎月15日締め翌月10日支払い
会計ソフトとの連携freee、マネーフォワードクラウド、弥生会計
発行スピード最短5分(カード番号発行・モバ即)
※個人名義口座設定の場合
※9:00AM~8:00PM申込完了が対象
国際ブランドJCB
空港ラウンジなし
旅行保険・海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)
・国内旅行傷害保険:なし
・ショッピングガード保険(海外):最高100万円
ビジネス特典・弥生会計オンライン初年度無料
・クラウド会計ソフトfreee2ヶ月無料
・JCBE-Co明細サービス

コストをかけずにマイルを貯めたい個人事業主やフリーランスの方におすすめの、維持費がかからない法人カードです。

JCB Biz ONEのメリット

  • 年会費無料でコスト負担なし
  • マイル移行手数料が無料
  • ANA・JALマイルに対応

「まずは無料で法人カードを作りたい」「マイル移行に手数料を払いたくない」というコスト重視派の方に最適です。Web完結で申し込みができ、最短で発行される手軽さも魅力です。

ダイナースクラブビジネスカード

項目内容
申込対象・条件法人代表者、個人事業主(27歳以上)
年会費27,500円
追加カード年会費・発行枚数無料、枚数制限なし
基本マイル還元率0.4%(リワードプログラム)
最大マイル還元率1.0%(ポイント移行交換レート1:1の場合)
マイル移行先ANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、アメリカン航空、大韓航空、アリタリア航空、エールフランス/KLM、エミレーツ航空、タイ国際航空、シンガポール航空など
マイル移行手数料リワードポイントプログラム:年会費6,600円
※加入後、一部提携航空会社へのマイル移行は無料
リワードポイント交換レート・ANA:1,000ポイント=1,000マイル
・JAL:1,000ポイント=1,000マイル
・デルタ航空:1,000ポイント=1,000マイル
・ユナイテッド航空:1,000ポイント=1,000マイル
※基本100円=1ポイント付与なので実質1.0%マイル還元
税金払いでマイル○(0.4~1.0%)
※リワードプログラム加入で高還元
利用限度額一律の制限なし
※会員ごとの利用状況・支払実績により個別設定
ETCカードあり、年会費無料(5枚まで)
支払方法・会社一括決済方式:利用代金を会社に請求し一括払い
・個別決済方式:利用者個人の口座に請求し一括払い
締め日・支払日毎月15日締め翌月10日支払い
会計ソフトとの連携freee、マネーフォワードクラウド、弥生会計
発行スピード2~3週間程度
国際ブランドDinersClub
空港ラウンジ・国内主要空港ラウンジ無料
・世界1,500ヶ所以上のラウンジ利用可能
・同伴者1名無料
旅行保険・海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯5,000万円)
・国内旅行傷害保険:最高1億円
・ショッピング保険:年間500万円
ビジネス特典・ビジネス・オファー(事務用品・レンタカー優待)
・ビジネスラウンジ利用
・JAL国内線ビジネスクラス優待券(年間2枚)
・加盟店での優待プログラム
グルメ・エンタメ特典・エグゼクティブダイニング(コース料理1名無料)
・料亭プラン(高級料亭優待)
・イベント・チケット先行予約

接待や会食の機会が多く、高額な決済を行う経営者におすすめのステータスカードです。

ダイナースクラブ ビジネスカードのメリット

  • 一律の制限のない利用可能枠
  • 有効期限のないポイント
  • マイル還元率1.0%

利用可能枠に一律の制限がないため、突発的な高額出費にも事前連絡で対応できる柔軟性が強みです。接待や出張経費で大きくポイントを貯め、期限を気にせずマイルへ交換したい方に適しています。

freeeカードUnlimited

項目内容
申込対象・条件法人のみ
※個人事業主は対象外
年会費永年無料
追加カード年会費・発行枚数無料、発行枚数無制限
※バーチャルカード・リアルカード含む
マイル還元マイル移行プログラムなし
ポイント還元率0.3~0.5%(月間利用額による)
※ポイントはキャッシュバックまたはAmazonギフト券等に交換
利用限度額最大5億円
※freee会計のデータを参考に審査
ETCカードあり、完全無料
外貨決済手数料無料(0%)
※AWS、GoogleCloud等の海外SaaS決済でコスト削減
支払方法会社一括決済方式:利用代金を会社に請求し一括払い
締め日・支払日毎月末日締め翌月末日支払い
会計ソフトとの連携freee会計(最短数秒で自動連携)
※勘定科目も自動推測
発行スピード最短3時間~
※代表者申し込みの場合、バーチャルカード
国際ブランドVisa
審査の特徴・決算書・登記簿謄本不要
・freee会計のデータを参考に審査
・創業直後・赤字決算でも発行可能性あり
ガバナンス機能・カードごとの利用上限設定
・利用停止機能
・リアルタイム利用通知
・部署・プロジェクト別カード発行
セキュリティ・ナンバーレスカード
・3Dセキュア2.0対応
・不正利用補償
電子帳簿保存法対応・利用明細とレシート自動連携
・電子帳簿保存法完全対応
・インボイス制度対応

クラウド会計ソフト「freee会計」の利用データを審査に活用する、freeeユーザーのためのハイスペックな法人カードです。

freeeカードUnlimitedのメリット

  • 決算書不要の独自審査
  • 最大5億円の利用限度額
  • 経理業務を自動化

マイル還元率よりも「高額な決済枠」と「経理の効率化」を最優先したい経営者に最強の1枚です。独自の審査ロジックにより、赤字決算や設立直後であっても、事業の実態に合わせて柔軟に発行される可能性があります。
カードの詳細はこちら

freeeMastercard

項目内容
申込対象・条件個人事業主、法人代表者(18歳以上)
年会費永年無料
追加カード年会費・発行枚数無料、上限3枚
※法人向けワイド版は最大999枚
マイル還元マイル移行プログラムなし
ポイント還元率0.3~0.6%
※freee利用料金に充当可能
利用限度額10~500万円
※法人の場合、200万円まで決算書不要
ETCカードあり、完全無料
外貨決済手数料2.0%
支払方法・会社一括決済方式:利用代金を会社に請求し一括払い
・個別決済方式:利用者個人の口座に請求し一括払い
締め日・支払日毎月5日締め当月27日支払い
または毎月末日締め翌月27日支払い
会計ソフトとの連携freee会計(自動連携)
発行スピード最短3営業日
国際ブランドMastercard
審査の特徴・決算書・登記簿謄本不要
・本人確認書類のみで申込可能
・創業直後・開業前でも発行可能性あり
新規入会特典新規お申し込み&翌々月末までに30,000円(税込)利用で
5,000円相当のVプリカプレゼント
freee会計との連携特典・freee会計の利用料金が2ヶ月無料
・明細自動取込で経理作業大幅削減
・確定申告書類の自動作成
旅行保険なし
その他特典・カード盗難保険
・ショッピングガード保険(海外)
・弁護士無料相談サービス

開業直後の個人事業主や法人代表者でも申し込みやすい、ライトな利用に適したビジネスカードです。

freee Mastercardのメリット

  • 決算書不要で申し込み可能
  • 設立直後でも審査可能
  • 最短7営業日で発行

年会費が条件付きで無料になるなどコスト負担が少なく、従業員カードやETCカードも発行可能です。まずは手軽に法人カードを持ち、事業経費の支払いを分けたいという方におすすめです。

申し込み前に入会可能か診断することができるので、気になる方はご確認ください。
カードの詳細はこちら

高額決済・納税でマイルを貯める際の注意点

法人税や消費税、毎月の広告宣伝費など、事業活動では数百万円単位の高額な支払いが発生することがあります。これらを法人カードで決済することは、一気に大量のマイルを獲得する絶好の機会です。

しかし、通常のショッピング利用とは異なり、高額決済や国庫金(税金)の支払いには特有のルールや制約が存在します。仕組みを理解せずに決済を行うと、「期待していたポイントが付与されなかった」「限度額オーバーで決済できなかった」といった事態を招く可能性があります。

税金支払いでポイント還元率が下がるケース

最も注意が必要なのが、税金や公共料金の支払いに際して「ポイント還元率が低下する」、あるいは「ポイント付与の対象外となる」カードが存在する点です。

たとえば、アメリカン・エキスプレスのカードは、通常のショッピング利用では高い還元率を誇りますが、税金や公金、電力・ガス・水道料金などの特定加盟店での利用に関しては、ポイント加算レートが半分(200円=1ポイント)になる、または加算対象外となる場合があります。

数万円の支払いであれば影響は軽微ですが、数百万円、数千万円単位の納税となると、獲得できるマイル数に大きな差が生じます。高額な税金を支払う前には、必ずカード会社の公式サイト等で「ポイント加算対象外・減額対象加盟店」を確認することをおすすめします。

利用限度額の一時増額と事前入金

高額決済を行う際のもうひとつの障壁が「利用限度額」です。一般的な法人カードの限度額(例:100万円〜300万円程度)では、法人税などの高額な支払いをカバーしきれないケースが多々あります。

このような場合、以下の2つのテクニックを活用することで、カード決済が可能になる場合があります。

  1. 利用限度額の一時増額
    カード会社に電話で連絡し、納税通知書や預金残高証明書などを提出して審査を受けることで、一時的に限度額を引き上げてもらう方法です。ただし、審査には数日かかる場合があり、希望額が必ず承認されるとは限りません。
  2. 事前入金の活用
    ダイナースクラブビジネスカードやラグジュアリーカードなどで利用可能な、いわば「高額納税の裏技」ともいえる仕組みです。事前にカード会社指定の銀行口座へ現金を振り込むことで、その金額分を実質的な利用限度額として決済することが可能になります。この方法であれば、カード会社側の与信枠を超えた数千万円単位の支払いであっても、事前入金した範囲内で決済ができ、その全額に対してポイント(マイル)が付与されます。

法人カード以外にも資金繰りの手段を知っておくべき

法人カードはいざという時の資金繰りの手段として有効と解説してきました。事業を運営していると、取引先の経営悪化が原因で仕事が無くなったり、災害や感染症など予想もしない外的要因で事業が立ち行かなくなったりすることがあります。

法人カードには限度額があるため、法人カード以外の資金繰りを知っておくこと、資金繰りについて正しい知識をもつことが、今後ますます重要になります。

資金繰り・資金調達をサポート

この記事をご覧になっている方は、普段から資金繰りの状況についてチェックなさっているでしょうか。

freee会計のユーザーアンケートによると、定期的に資金状況についてチェックしている方は約50%、確認の方法は預金残高通帳です。

キャッシュは企業存続の命綱です。キャッシュフローや今後の資金繰り予測などは会社経営の重要な要素のひとつであり、資金調達は企業継続・繁栄の重要な手段です。

ただし、資金繰りや資金調達は難しい、よくわからない。そう思っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、freeeでは資金繰り・資金調達をスムーズにおこなうためのサービスを提供しています。

freee資金調達:複数の金融商品を簡単に比較・申込ができる

資金を調達したいが、なにが自社に適した調達手段なのか、借入できる商品なのかがわからないという経営者の大きな悩み。最終的には税理士のいう通りにするがこれで良かったのか?と不安がつきまといます。

freee資金調達では、いくつかの質問に答えれば複数の資金調達手段から、自社に最適な商品を比較できる形で紹介。サービスは即日利用が可能で、そのままオンラインで申し込みまでが可能になります。

まとめ

事業を運営・拡大していく上で資金繰りに関する問題は避けて通れない道です。また、なかなか相談相手がいない話題でもあります。
資金繰り改善ナビやfreee会計のデータを活用して、事業を効率的に運営していきましょう。

よくある質問

法人カードで貯まったマイルは誰のもの?

航空会社の規約上、マイルの所有権はカード名義人である「個人(搭乗者やカード使用者)」に帰属するとされています。しかし、法人カードの利用代金は会社が支払っているため、税務上や会社法上は「会社の資産」とみなされる可能性があります。

そのため、代表者や従業員が私的に利用すると、給与課税の対象になったり、横領のリスクが生じたりすることがあります。トラブルを避けるために、社内でマイルの取り扱いに関する規定を定めることが重要です。

詳しくは「マイルの所有権と業務上横領のリスク」で解説しています。

ANAのマイルが貯まる法人カードは?

ANAマイルへの交換に対応している代表的な法人カードには、以下のようなものがあります。

ANAのマイルが貯まる法人カード

  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  • ダイナースクラブビジネスカード
  • ANAJCB法人カード
  • JCBBizONE

カードによって、マイルへの移行手数料や、年間に移行できるマイル数の上限(例:年間4万マイルまでなど)が異なるため、選定時には注意が必要です。

詳しくは「おすすめの法人カード(ビジネスカード)」で解説しています。

法人カードのマイルは従業員でも使えますか?

従業員に追加カードを発行して利用させた場合、ショッピング利用で貯まる「カード会社のポイント」は、原則として本会員(代表者)のアカウントに集約されます。したがって、従業員が勝手にポイントをマイルに交換して使うことは通常できません。

一方で、出張で飛行機に搭乗した際に貯まる「フライトマイル」は、搭乗した従業員個人のマイレージ口座に積算されます。このフライトマイルの私的利用を認めるかどうかは、会社の規定でルール化しておく必要があります。

詳しくは「法人カードで貯めたマイルは個人利用できる?」で解説しています。

JALマイルがたまる法人カードは?

JALマイルを貯めるのに適した代表的な法人カードは以下の通りです。

JALマイルがたまる法人カード

  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • JAL法人カード
  • JCBBizONE

特に「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、SAISONMILECLUBに登録することでJALマイル還元率が最大1.125%となり、非常に効率よく貯められるカードとして知られています。

詳しくは「おすすめの法人カード(ビジネスカード)」で解説しています。

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