• HOME
  • お知らせ
  • 中小企業向け freeeの改元10連休資金繰り対策ガイド

中小企業向け freeeの改元10連休資金繰り対策ガイド

今春の皇位継承に伴って、2019年4月27日(土)から5月6日(月)まで、10連休となります。連休の期間中、通常と違った資金の流れにより、中小企業では資金繰りが一時的に厳しくなる可能性があります。

freeeでは、スモールビジネスを経営するみなさまに向け、来るべき10連休に向けた資金繰りのリスク対応ガイドを作成しました。

これまでにない大型連休に向け、なるべく早いタイミングから準備し、連休中に営業される方も、お休みされる方も、心置きなく連休を迎えられるようにしましょう。

目次

連休中の資金繰り対策ガイド

連休中の資金繰りを把握し、対策しておきましょう

※あくまでご参考情報としてご覧ください。

連休により、連休前の従業員への給与の支払いのタイミングと、連休後の売り上げが入金されるタイミングに差が生じるなど、資金繰りが一時的に悪化する場合があり、対策が必要です。

連休で資金繰りにどういう影響があるか把握しておきましょう

確認① 利用している金融機関の口座稼働日を確認
参考に2019年3月15日時点での主要金融機関の10連休稼働予定をまとめました。
※追加の対応を検討中の金融機関もあるようですので、以下のリストはあくまで参考程として、最新の対応状況は直接金融機関にご確認いただくことをおすすめします。


※画像クリックで拡大できます


確認② 取引先や給与の入出金日を確認
売上の回収期日を月末の休日の翌営業日に設定している場合、売上の入金が遅れます
取引先からの入金が5月7日(火)となる場合、4月30日(火)が休みでなかった場合に比べ、7日間も回収が遅れることになります。
自社から支払いも休日の前倒しとなる場合は、さらに資金繰りが悪化します。
取引先と同様に、自社からの支払い日が休日の翌営業日となっていれば影響は軽減されますが、休日の翌営業日に支払う際でも、入金の処理は4月26日までに終えておきましょう。手間はかかりますが、特に大きな入出金がある取引先にはタイミングを確認しておきましょう。
一方で、給与が月末支払いで、給与支払いが休日前に設定されている場合、給与を前倒しで支払う必要があります。取引先からの売上の入金が休日後となる場合、給与支払いと、売上の入金の間に10日以上の資金回収のズレが発生します。


確認③ 残高と売上見込から資金繰り状況を確認
現金で支払わなければならないものや、急な出費が発生する可能性も把握しておきましょう。
資金繰りの概要把握にはfreeeの「資金繰りレポート」機能を使い、連休中で入出金タイミングがズレる分は、エクセルなどで資金繰り表を作成して、手元資金の予測をしておくことをおすすめします。

特に、ビジネス街で営業している方や、B to Bのビジネスでは、休日に売上減少が見込まれるので運転資金を多めに確保しておきましょう。
休日に売上が増減する可能性がある場合、在庫切れや在庫ロスを産まないために仕入れを調整しましょう。日持ちしない食品などの在庫が必要な方はいっそうの注意が必要です。

資金繰り悪化に備え、対策を取りましょう

資金状況に合わせて、資金繰り対策をしておきましょう。不測の事態を見込んで、余裕を持った備えをしておくことをおすすめします。

対策①連休前に手元資金を厚くしておく
  • 回収が遅れている債権があれば確実に回収できるように動いておきましょう
  • 入金予定があれば、連休前に入金してもらえるよう打診し、回収を早めましょう
  • 外注先や仕入先への支払い期日の設定を連休後に延ばしてもらうよう交渉し、支払いを遅くしましょう
上記は取引先との調整が必要な手段ですが、4月分の支払いをクレジットカード決済に切り替えることで取引先との交渉無しで支払いを遅らせることができます。

対策②運転資金を調達しておく
  • 短期借入金の申し込み
    取引金融機関に前もって融資を申し込んでおきましょう。1カ月程度の資金なので、手形貸付など短期資金での調達が一般的です。
  • 極度枠の確保
    あまり知られていませんが、念の為の資金対策として利用限度額の範囲内で繰り返し何度でも利用できる、極度枠を予め確保するのも有効です。
freeeとの連携サービスであるジャパンネット銀行のビジネスローン(freee会員専用)は極度型。書面不要、最短で翌営業日に借入可能で、極度枠の確保自体には手数料や利息がかかりません。資金が必要なときに、設定された限度額内で借り入れることができ、借り入れ時にはじめて利息がかかります。追加資金が不要なときは枠の開設のみで費用はかからないため、念の為の対策としてご検討ください。
※ご利用に審査はあります。10連休中に申し込みされた場合の審査結果は連休明けとなります。
また、運転資金調達の際、調達実行までにかかる時間だけでなく、入金口座の稼働日も確認しておきましょう。資金調達が成功しても、入金口座が稼働していない場合には、入金が連休後になります。
必要に応じて、ネット銀行など、口座開設までの時間が短く、連休中も稼働している銀行口座の開設申し込みをしておくこともご検討ください。なお、極度額ローンでご紹介したジャパンネット銀行は、口座開設申込時に謄本が不要です。

対策③手持ちの債権を資金化しておく
すでに入金予定の取引(債権)がある場合は、手形割引やファクタリング(請求書売却)などで資金化しておくのも一つの手です。
freeeと連携しているOLTA社の「クラウドファクタリング」は最短即日で審査が完了しますが、多くの金融機関では手続に時間がかかるので、遅くとも1カ月前には、取引先や金融機関に相談しておきましょう。

対策④クレジットカードの限度額残高を確認
クレジットカードの限度額は、口座から引き落とし日までリセットされません。
カードの引き落とし日が連休に重なっている場合、限度額をオーバーしないように現状の利用金額を確認しておきましょう。
もし、限度額が足りない場合は、増額の申請や、新規の追加カード発行をご検討ください。
なお、カードの発行時には、発行までのスケジュールも確認しておきましょう。
例えば、freeeカードライトは最短4営業日、freeeカードは約2週間と、同じカード会社でも発行までの時間は異なることがありますのでご注意ください。
freeeの提携先であるライフカード社によると、各金融機関によって連休の特例措置をする場合もあるようで、ご心配な方は各社へのお問い合わせをおすすめいたします。
この対策マニュアルは、取引先ともお気軽に共有ください。
多くのスモールビジネスの皆さまが、10連休を無事乗り越えられるよう応援しております。