株式会社FOODCODE様は、「TOKYO MIX CURRY」ブランドで、カレーの製造から提供、システム開発、マーケティングまでを約150名の従業員で一貫して行っています。飲食業界のDX化を推進する同社のバックオフィスを支える嶋田様に成功の秘訣を伺いました。さらなる店舗拡大を目指すFOODCODE様のバックオフィスの状況に迫ります!
紙管理からデジタルへシフトした理由
――freee導入前、どのような課題がありましたか?
私が入社した2021年には、すでにfreeeが導入されていました。ただ、聞いたところによると、当初は会計事務所と委託契約を結んでおり、会計士の方は限られたリソースの中で初年度の決算処理を紙で行っていたみたいです。この非効率さを解消するために、freeeが導入されたと聞いています。
(※以前は、会計士の先生(前任者)と税理士の先生(顧問)の2名体制で活動。現在は、基本的に嶋田様と税理士の先生(顧問)がご担当されており、会計士の先生もアドバイザーとして活動。)
紙管理からデジタルへ
――freee会計を運用してみていかがですか?
前職では、事業の立ち上げなどで様々な業務を担当していましたが、経理や労務といったバックオフィス業務の専門知識はありませんでした。しかし、freeeは直感的なデザインでとても使いやすいです。特に自動仕訳は便利な機能だと感じています。私のようにバックオフィスの専門知識がない人でも対応できるほか、忙しく数字に無頓着になりがちな飲食店の経営者や店長でも、日々のデータをリアルタイムで振り返ることが容易になると思います。
日次での売上情報を確認することで、仕入の無駄を防ぐことができます。
飲食業界では、請求書だけでなく納品書も多く、依然として紙の使用が少なくありません。そのため、請求書処理を少しでも楽にすることが業務改善にとって重要です。freeeを導入することで、請求書処理が大幅に効率化され、銀行振込データとの連携も容易に行えるようになりました。AIが書類を自動で振り分け、銀行連携により自動消込も可能となり、支払手続きが楽になりました。特に会計業務における自動仕訳機能には大変助かっています。
freeeで年末調整のストレスから解放
――freee人事労務の運用はいかがですか?
人事労務の面でも年末調整や給与明細の配信がスムーズに行えるため、「デジタルでできるので便利です」という従業員からの声も多いです。前職では、年末調整を紙で申請することがあり、書き損じの問題がありましたが、今はfreeeを使えばスムーズに行えるので、「もうあの頃には戻れないな」と思います。年末調整の経験が浅い従業員もスムーズに作業をしているので、freeeの年末調整は従業員目線でも管理者目線でも便利ですね!
デジタル化を加速し、未来を見据える
――今後の展望をお聞かせください
今後の目標は、手動業務をさらに削減し、自社システムとfreeeをはじめ他のサービスとの連携を強化することです。時間を効率化しながら、店舗管理をより細かく行うことで、店舗拡大後も少人数で確実に運用できるバックオフィス体制を構築したいです。freeeの柔軟な勘定科目登録機能を活用し、効率的な業務運営を追求したいです。会社としては「TOKYO MIX CURRY」をより多くの方に知っていただくために、店舗を増やしていきたいと考えています。店舗を拡大する際には、参考値である既存店舗のデータをfreeeを活用して見ているため、今後も積極的に利用していきたいと思ってい ます。
飲食店はデータ管理が大切
――freee導入を検討中の企業へメッセージ
電子化によって業務は大幅に効率化されました。飲食業界では原価管理を含むコスト管理が不可欠であるため、データをしっかり把握することが重要です。freeeを導入予定の企業様には、手作業を減らし効率化に挑戦していただきたいと思います。デジタル化によって業務が簡単かつ効果的になることをぜひ実感してみてください。