決め手はシンプルなUI!音楽×ITで事業展開する
Piascoreがfreeeサインを選んだ理由とは

Piascore株式会社

代表取締役 小池 様

事業内容
電子楽譜の販売プラットフォーム事業

会社URL
http://piascore.com/ja/

課題

  • 郵送・宛名書きなどの煩雑な業務

効果

  • 契約業務に割く時間が従来の10分の1に

事業内容について

「楽器を弾く世界の人々に、最高の演奏環境を提供する」をミッションに、楽譜を中心とした音楽IT事業を展開しています。主に電子楽譜の販売プラットフォーム事業を行っています。

電子契約サービス導入のきっかけ

導入のきっかけはコロナウイルスが要因です。緊急事態宣言の発令によって、弊社・お客様の両方がリモートワークとなったため、郵送やファックスで行っていた申込書や契約書の回収が難しくなりました。
新卒採用は年単位でのスケジュールを立て実行するので、スピード感をもって取り組むことが重要であるのですが、お互いオフィスへの出社がなくなったため、押印や郵送業務を行うことができず契約の締結に2、3週間の時間を要するようになりました。
コロナの終息は長引くだろうという予想でもあったので、契約業務を紙から電子に切り替える決断を行いました。

freeeサインを選んだ3つのポイント

以前、ある方と顧問契約を交わした際に、電子契約サービスで顧問契約書を締結したことが電子契約を知ったきっかけです。初めての契約形態に驚きはあったものの、その手軽さから興味をもつようになりました。

導入を本格的に決めたのは今年行ったイベントがきっかけです。2020年の3月に28組のアーティストによる弊社主催のライブ配信イベントを行った際に、各アーティストと演奏・配信契約を取り交わす必要がありました。紙の契約書では作成もやりとりも手間がかかると考えていた際に、電子契約サービスが頭をよぎりました。

こういったアーティストの方との契約は契約書を結ばないケースも多くありますが、弊社は後にトラブルなど起こらないよう、しっかり一人一人と契約書を結びたいと考えており、いくつかの電子契約サービスで無料トライアルを行いました。元々無料トライアルを行っていた企業含め、3社の電子契約サービスを試し、結果freeeサインを利用することにいたしました。

法的効力など懸念点の払拭

電子契約サービス自体に深い知見があったわけではなかったので、電子契約という契約形態の法的有効性や、取引先に受け入れてもらえるのかといった不安がありました。電子契約の法的有効性に関しては自分自身で調べたり、耳にしたことがある企業様方がfreeeサインを導入してされていることから、徐々に払拭されました。

一方、音楽業界は紙への信用が強いこともあり、電子契約が取引先に受け入れて頂けるかわからない部分もありましたが、実際にアーティストの方や法人との契約で断られたことは一度もなく、その不安は杞憂に終わりました。

freeeサイン導入の決め手は「使いやすさ」

サービスを選ぶ基準は「使いやすさ」でした。アーティストの方々は契約に不慣れな方もいらっしゃることや、音楽業界は未だにFAXでやり取りを行うこともあるほどにIT化が進んでいない背景もあり、取引先の方々がわかりやすく安心して使って頂けるサービスであることが重要な要素でした。

3社の電子契約サービスの無料トライアルを行いましたが、中にはどのように契約を締結することができるのかが一目見てわからないサービスもあった一方、freeeサインはシンプルなUIで非常に使いやすく、弊社は勿論のこと、取引先の方々からも使い方がわからないと言った声は一度もなく使用しております。

また、freeeサインは他社サービスと遜色ないにも関わらず、料金がリーズナブルな価格で設定されており、今まで使っていた電子契約サービスからfreeeサインへの乗り換えを決定しました。

契約の業務時間が10分の1に

契約業務に割く時間が大幅に削減されました。書面での契約の場合は印刷や製本、郵送などの業務や宛先を手書きで記入する際の誤字・脱字のリスクがありましたが、電子契約を導入してからは全ての作業がオンラインで完結かつ簡単に契約業務を行うことができます。私が契約業務が苦手で時間がかかってしまうこともありますが、体感では従来の作業時間が10分の1ほどに削減されました。

コロナ禍における契約の在り方

様々な場面で今の世の中は電子・オンラインが当たり前になっていますが、インターネットが普及して20年以上が経過する中、何故契約業務は紙が主流なのかと常々疑問に思っていました。紙媒体の契約だと、契約書の劣化や紛失、本人が行った捺印かどうかの確認がとれないといったデメリットは多く、「電子のほうが良い」というよりも「紙は良くない」という啓蒙が必要だと考えています。電子契約が当たり前の世の中になるよう、微力ながらに貢献したいと思っています。

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