株式会社ヴァン様が運営する『生パスタとサルシッチャのワインバル 大手町厨房』は、48年にわたりお客様に親しまれています。社員は3名、アルバイトは17名が所属されており、おうちのような温かい雰囲気で皆様を迎えています。
『大手町厨房』では、帰宅前に立ち寄って幸せな気持ちになれる、そんな場所を提供しています。店舗名にもある『サルシッチャ』が特におすすめとのことです。アットホームながら、味は高級店さながらの『大手町厨房』を運営する株式会社ヴァンの代表、木本様にお話を伺いました。
――freeeを導入する前に抱えていた課題は何ですか?
4年前にお店を引き継いだ際には、税理士の先生に丸投げしており数字の管理ができず、経営に危機感を抱いていました。当時、社会的にDX化が進みつつあったため、何か対応策がないか模索していました。特にコロナ禍で経営状況 が悪化し、数字が見えないことで、どう経営すべきか迷っていたため、まず数字の管理が必要だと考え、会計システムを選ぶことに決めました。多くのシステムと連携できるfreeeに出会ったことが、DX化を一気に進めるきっかけとなりました。これを機に、レジシステムやオーダーシステムも変更しました。
――他社とソフトを比較されましたか?
他社の資料とも比較しましたが、freeeが特に「誰でも使いやすそう」だと感じました。経理の専門知識がなくても操作できる点が魅力的でした。仕訳方法が一般的とは異なるため、経理経験がない方には特にfreeeが適していると思います。 日次での売上情報を確認することで、仕入の無駄を防ぐことができます。
業務時間の7割削減
――freee導入後、どのような変化がありましたか?
リアルタイムで数字を管理できるようになりました。以前は年に1〜2回しか決算状況を確認できませんでしたが、現在はfreeeで毎月の月次決算をスムーズに出せるようになり、原価コントロールが容易になりました。
また、人事労務の特に給与計算については、ほとんどfreeeに任せています。以前はタイムカードを個別に確認し、勤怠時間を手作業でチェックしていましたが、freee導入後は業務時間を約7割削減できました。
――税理士の先生とのやり取りは、どのように変化しましたか?
以前は、税理士の先生に頼まれた資料や請求書を郵送しており、月ごとのファイリングなどに手間がかかっていました。しかし、現在は税理士の先生にもアクセス権限を共有しているため、同じ画面を見ながら操作が可能になりました。間違いがあった場合でも、税理士の先生が適宜修正してくれます。
――freee導入によってできるようになったことは何ですか?
数字の可視化と業務時間の削減により、経営の「守り」だけでなく「攻め」に必要な時間を確保できるようになりました。その結果、新たな戦略を検討したり、他の業態の動向をリサーチする時間に充てることができています。数字が明確になることで、直感ではなく根拠に基づいた意思決定が可能になりました。
――freeeの導入を検討している飲食店へメッセージをお願いします
freeeは専門知識がなくても操作できる点が魅力です。特に、自動仕訳の機能が非常に助かっています。また、月次決算のレポートは見やすく、クリックするだけで詳細が確認できるため、経営管理に非常に役立ちます。経理の経験がない方や、店舗業務も兼任している方には特におすすめです。