東京都目黒区の自由が丘で、プライベートサロン「repos neige(ルポ ネージュ)」を運営する Yukiさん。オイルトリートメントを軸に、メディカルドライヘッドスパ、ハーブボールの3つのメニューを展開し、ストレス社会で頑張る女性たちへ「自分自身に戻れる場所」を提供しています。
パティシエからの転身、リラクゼーションサロンでの勤務を経て独立したYukiさんは、お客様一人ひとりに親身に寄り添うため、完全個室でのマンツーマン施術にこだわっています。一方で、1人での店舗運営において課題となったのが、新規集客と予約管理の両立でした。
現在は複数の集客サイトを活用しながら、当時のtol(現在のfreee予約)をリピーター向けの予約窓口として活用しています。住所非公開サロンならではの工夫や、複数サイトを併用する上でのfreee予約の運用方法についてお話を伺いました。
マニュアルのない空間で、一人ひとりのお客様に寄り添うために
飲食業界からリラクゼーション業界へ転身し、ご自身でサロンを独立開業された背景を教えてください。
Yukiさん:専門学校を卒業してから長くパティシエとして働いていましたが、「手でできる仕事で、誰かを直接喜ばせたい」と思い立ち、身近だったリラクゼーション業界へ飛び込みました。
その後、店舗でみっちりと技術を学んだのですが、次々とお客様をこなさなければならない環境や、会社のマニュアル通りに動く働き方に葛藤を抱え、体調を崩してしまった時期がありました。また、ストレスや悩みを抱えているお客様に対し、時間をかけてじっくりお話を伺えないことにもジレンマを感じていました。
そうした経験から、周りを気にせずマンツーマンでお客様に向き合える環境を作ろうと独立を決意しました。現在はマニュアルを設けず、「お客様」とひとくくりにするのではなく、一人の「人」として親身に寄り添うことを最も大切にしています。
住所非公開サロンに必須だった、カスタマイズ可能な予約完了メール
開業時の予約受付や集客はどのようにスタートし、システムの導入に至ったのでしょうか?
Yukiさん:最初はInstagramだけで集客できると思っていたのですが、新規のお客様になかなか届かず限界を感じていました。そこで、新規集客のためにポータルサイトを導入しつつ、リピーターの方にご案内する独自の予約窓口として使い始めたのが、freee予約(旧tol)でした。
他のサロンの方が使っているのを見かけて知ったのですが、最初は無料プランがあったため、「まずはお金をかけずに少し使ってみよう」と気軽に始められたのが大きかったです。
その後、無料プランから有料プランへ切り替えて運用されている最大の決め手は何でしたか?
Yukiさん:当店は住所非公開で運営しているため、予約が確定したお客様にのみ、メールで住所をお伝えする必要があります。
freee予約の有料プランでは、お客様に送る「予約完了メール」の文面を自分で作成・編集することができます。この機能を使えば、予約完了と同時に自動で住所をお知らせできるため、私にとってはどうしても必要な機能でした。
前後の空き時間設定とブロック機能で、複数サイトの併用をスムーズに
複数の集客サイトとfreee予約を同時に運用する中で、ダブルブッキングなどのトラブルは起きていませんか?
Yukiさん:サイト同士は連動していないため、どこかから予約が入るたびに、合間を見て手動で他のサイトの枠を閉じる必要があります。少し大変ではありますが、freee予約の「予約ブロック機能」を活用して細かく枠を管理しているおかげで、これまでに1回もダブルブッキングを起こしたことはありません。
新規のお客様はポータルサイトからお迎えし、再来時にはお店のLINEにご登録いただいています。LINEのメニュー画面にfreee予約のリンクを設置しており、リピーターの方には「次回からこちらでご予約いただくとお得になりますよ」とご案内することで、手数料を抑えたスムーズな導線が作れています。
実際にfreee予約を利用する中で、サロン運営にフィットしていると感じる機能はありますか?
Yukiさん:予約枠の前後に「空き時間」を設定できる機能がとても助かっています。私はお客様にゆっくりしていただきたいですし、自分自身もバタバタと次のお客様をお迎えしたくないため、施術の前に30分、後に60分の余裕を持たせています。
他社のシステムだと、間隔を空けようとして設定すると、お客様の画面にも「120分」などと施術時間に合算されて表示されてしまい、お客様を驚かせてしまうことがありました。freee予約なら、お客様に本来の所要時間を見せつつ、裏側でしっかりと前後の準備時間を確保できるのが素晴らしいところです。
今後の展望
今後のサロンの展望や、同じように独立を目指す方への思いがあれば教えてください。
Yukiさん:今後は、オプションとして提供することが多い「ハーブボール」の施術を、当店ならではのメインメニューとして強めていきたいと考えています。
1人でサロンをやっていると、SNSなどで他のお店を見て「あそこはすごいな、自分はダメだな」と落ち込んでしまうこともあると思います。ですが、周りと比べて焦るのではなく、「自分がどうしたいのか」「何を大切にしたいのか」という原点に立ち返り、自分のやりたいことを行動に移していくことが、独自のサロンづくりに繋がるのだと信じています。
おわりに
自身の働き方や生き方と向き合い、お客様一人ひとりが「自分自身に戻れる場所」を形にしたYukiさん。新規集客はポータルサイトを活用しつつ、リピーターにはfreee予約を案内するという使い分けで、賢く運用しています。
住所非公開サロンに必須のメールカスタマイズや、無理のない接客を実現する空き時間の設定、他サイトとの重複を防ぐブロック機能など、freee予約の細やかな機能がrepos neigeの運営を裏側から支えています。
自分のペースと理想の空間を守りながら事業を育てる上で、手軽に始められて実態に合わせてカスタマイズできる予約システムは、強力なパートナーとなっています。
