2001年に創業した株式会社ネクステージは、今年で23期目を迎える従業員数118名のIT企業です。システム開発や広告の企画・制作を主軸に、幅広い事業を展開しています。
IT企業ならではの福利厚生の課題を「freee福利厚生 ベネフィットサービス」の導入で解決できたと語るのは、取締役の金田靖弘様。導入に至った経緯や今後の展望について、お話を伺いました。
全ての従業員が公平に利用できる福利厚生サービスを探していた
――福利厚生において貴社が感じていた課題を教えてください。
金田 靖弘 氏(以下、金田): 決算書を見ても、福利厚生費をほとんど活用できていないことが明らかでした。税理士からも「福利厚生費は適切に活用すべき」とアドバイスを受けており、改善の必要性を感じていました。
昨年、社内にウォーターサーバーを設置しましたが、取引先企業に常駐している従業員は利用できません。全ての従業員にとって公平なサービスを導入するのは難しいと感じました。
また、健康保険に付帯しているサービスもほとんど利用実績がなく、全員が平等に利用でき、喜ばれる福利厚生サービスを探していました。
――福利厚生サービスを本格的に検討し始めたきっかけを教えてください。
金田: 採用サイトの福利厚生欄にアピールできるポイントがないと気づいたのがきっかけです。競合他社と比べて事業内容では差別化ができていると考えていましたが、福利厚生のような「当社の従業員だからこそ得られるメリット」をしっかりと伝えられていませんでした。
会社でマッサージを受けられる、婚活支援サービスを導入しているなど、ユニークな他社事例を知ったこともきっかけになりました。これらを参考にしつつ、当社に合った福利厚生を導入しようと本格的に検討を始めたんです。
freee福利厚生の導入を決めた理由は—コストと利便性を両立した選択
――福利厚生を検討する部署はどのような体制ですか。
金田: 当社では総務部や労務厚生部ではなく、代表と私の二人で検討・決定をしています。その分、スピーディに意思決定できるのが強みです。
――「freee福利厚生 ベネフィットサービス」を導入いただいた決め手は何でしょうか。他の福利厚生(住宅手当など)ではない理由も教えてください。
金田: コスト面のメリットが大きかったことですね。日常的に使うお店やサービスが対象になっているので、従業員が実際に利用しやすいのも魅力でした。映画やカラオケなど、楽しめるサービスが多い点もありがたいです。
住宅手当の導入も検討しました が、費用負担や地域ごとの条件設定が難しく、実現には至りませんでした。また、福利厚生とは別に給与アップも議論しましたが、「ネクステージで働くからこそ得られるメリットを提供したい」という考えから、福利厚生サービスの導入に踏み切りました。
――「freee福利厚生 ベネフィットサービス」を導入したあとの社内での反応はいかがでしょうか。
金田: 「こんなに多くのサービスが使えるんだ!」と驚く声が多かったです。特に映画の500円割引は好評ですね。何度も使えるのが嬉しいですし、従業員だけでなく家族も一緒に利用できるのがありがたいです。まだ導入したばかりですが、今後さらに利用を促進していきたいと考えています。
従業員の幸せが、会社の成長へとつながる
――福利厚生サービスの導入で今後期待することを教えてください。
金田: 採用面での強化です。求人サイトや採用ページでアピールすることで、優秀な人材の獲得につなげたいと考えています。従業員の定着率は安定していますが、今後はさらに優秀な人材を迎え、従業員の働きやすさを追求しながら、まずは130名規模へと成長していきたいと考えています。
また、社内のコミュニケーション活性化にも期待しています。映画の割引などが会話のきっかけになり、ちょっとした交流が生まれると嬉しいですね。従業員が日常生活の中で「ちょっと得した」「楽しい」と感じる機会が増えることで、より豊かな気持ちで働ける環境を作りたい です。
――最後に、「freee福利厚生 ベネフィットサービス」を検討している企業様へのアドバイスなどあればお願いします。
金田: 導入コストが抑えられるので、迷っているならまず使ってみることをおすすめします。従業員だけでなく家族も利用できるため、企業の規模以上に多くの人に喜んでもらえるサービスです。
また、様々なお店やサービスが対象なので、従業員それぞれのライフスタイルに合わせた使い方ができるのもおすすめポイントです。とにかくコストパフォーマンスの良さは抜群ですね。
掲載日 2025年5月29日
Company Profile
株式会社ネクステージ
従業員数:118名
URL:https://www.nxtg.co.jp/
事業内容
ソフトウェア設計・開発<証券・保険・銀行・CRM etc>/IT技術者派遣 など