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Excel(エクセル)で日付から曜日を自動表示する方法は?色のつけ方も解説

Excel(エクセル)で日付から曜日を自動表示する方法は?色のつけ方も解説

Excelで日付から曜日を自動表示させるには、TEXT関数・WEEKDAY関数・セルの書式設定という3つの方法があります。セルの書式設定を変更する方法は、数クリックで簡単に設定完了します。関数を使えば、曜日の表示形式を自由にカスタマイズできるため、業務に合わせた柔軟な対応が可能です。

スケジュール管理や勤怠表の作成において、日付に対応する曜日を手入力するのは非効率的でミスも発生しやすくなります。自動表示機能を活用すれば、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。

本記事では、Excelで日付から曜日を自動表示させる方法や、連続した曜日を一括入力する方法、曜日に自動で色をつける方法を解説します。

目次

Excel(エクセル)で日付から曜日を自動表示させる3つの方法

Excelで日付データから曜日を自動表示させる主な方法は、以下のとおりです。

  • TEXT関数
  • WEEKDAY関数
  • セルの書式設定

関数を使う方法は計算結果を別のセルに表示できるメリットがあり、セルの書式設定は元のセルをそのまま活用できます。用途に応じた方法を選択することで、作業効率を向上させましょう。

TEXT関数

TEXT関数は日付データを任意の表示形式に変換できる関数です。「=TEXT(日付,"表示形式")」と入力することで表示できます。

また、曜日を表示させる場合、表示形式に特定の記号を指定することで、好みのスタイルで出力できます。

たとえば、A1セルに「2024/12/22」という日付が入力されている場合、B1セルに「=TEXT(A1,"aaa")」と入力すると「日」と表示されます。「aaaa」にすれば「日曜日」、「ddd」なら「Sun」、「dddd」なら「Sunday」と英語表記になります。

TEXT関数は表示形式を自由に組み合わせられる点が優れています。「=TEXT(A1,"m月d日(aaa)")」とすれば「12月22日(日)」のように、日付と曜日を一つのセルに統合表示することも可能です。

WEEKDAY関数

WEEKDAY関数は曜日を数値で返す関数です。基本構文は「=WEEKDAY(日付,種類)」で、日曜日を1、月曜日を2というように数値化します。この数値データは条件分岐やIF関数と組み合わせることで、高度な処理が可能です。

「種類」では数値の割り当て方を指定可能です。種類を「1」または省略すると日曜日が1、「2」にすると月曜日が1、「3」にすると月曜日が0になります。「=WEEKDAY(A1,1)」と入力した場合、日曜日なら1、土曜日なら7が返されます。

セルの書式設定

セルの書式設定はほかの方法よりもシンプルです。セルの書式設定の手順は、以下のとおりです。

セルの書式設定で曜日を自動表示させる手順

  1. 日付が入力されているセルを右クリックして「セルの書式設定」を選択する
  2. 「表示形式」タブの分類から「ユーザー定義」を選択する
  3. 種類欄に「yyyy/m/d(aaa)」や「m月d日(aaaa)」などの書式記号を入力する

セルの書式設定方法では元の日付データを保持したまま表示だけを変更できます。関数を使わないため、数式に不慣れな方でも簡単に設定できるでしょう。

Excel(エクセル)で連続した曜日を一括入力する方法

大量のデータを扱う際、一つずつ曜日を設定するのは非効率的です。オートフィル機能を活用すれば、最初のセルに行った設定をもとに、残りのセルへ曜日を自動的に入力できます。この方法を利用すれば、作業時間を大幅に短縮できるでしょう。

Excelで連続した曜日を一括入力する方法は、以下のとおりです。

連続した曜日を一括入力する手順

  1. 基準となるセルに曜日表示を設定する
  2. セルの右下にある小さな四角(フィルハンドル)にマウスカーソルを合わせる
  3. カーソルが黒い十字に変わったら、下方向にドラッグする

関数を使用している場合は数式が自動的にコピーされ、参照セルも連動して変化します。A1セルを基準にB1に「=TEXT(A1,"aaa")」と入力した場合、B2にドラッグすると自動的に「=TEXT(A2,"aaa")」となるのです。書式設定の場合も同様に、フィルハンドルをドラッグすれば連続した日付と曜日が一括入力されます。

Excel(エクセル)の曜日に自動で色をつける方法

条件付き書式を使えば、特定の曜日に自動的に色をつけられます。Excelの曜日に自動で色をつける方法として、次の2パターンを紹介します。

  • 土曜日と日曜日に色をつける方法
  • 祝日や公休日などに色をつける方法

視覚的に休日や特定の曜日を強調できるため、スケジュール管理の効率が向上するでしょう。

土曜日と日曜日に色をつける方法

土日の色分けは勤怠表やカレンダー作成でよく利用される機能です。土曜日と日曜日に色をつける手順は、以下のとおりです。

土曜日と日曜日に色をつける手順

  1. 色をつけたい範囲を選択する
  2. 「ホーム」タブの「条件付き書式」から「新しいルール」を選択する
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式を入力する
  4. 「書式」から塗りつぶし色を設定する

日曜日を赤色にする場合の数式は、A列に日付が入力されている場合「=WEEKDAY(A1)=1」です。この数式を入力した後、「書式」ボタンをクリックして塗りつぶし色を赤に設定してください。同様に土曜日を青色にするには、別のルールで「=WEEKDAY(A1)=7」という数式を作成し、「書式」から塗りつぶし色を青色に指定します。

列全体に適用する際は、列記号に「$」を付けることが必要です。「$A1」のように記述すると、A列は固定されたまま行番号だけが変動するため、範囲全体に正しく適用されます。複数列に色をつけたい場合は、条件付き書式の適用範囲を広げるだけで対応可能です。

祝日や公休日などに色をつける方法

Excelで勤怠表やカレンダーを作成する際、土日だけでなく、祝日や公休日にも色をつけたい場面もあるでしょう。

公休日や祝日に色をつける手順

  1. 曜日の横に「祝日」や「公休日」などの列を用意し、該当する日に「祝日」や「公休日」などの文字を入力する
  2. 色を変更したいセル範囲を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「新しいルール」を選択する
  3. 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択し、数式「=ISTEXT($C1)」を入力する
  4. 「書式」からフォントの色やセルの塗りつぶし(例:緑色)を設定する

ISTEXT(イズ・テキスト)関数は、セルの内容が文字列かどうかを判断する関数です。祝日や公休日の欄に文字を入力しておくことで、「文字が入力されている=祝日・公休日」と判断し、条件付き書式の対象にできます。

まとめ

Excelで日付から曜日を自動表示させる方法には、TEXT関数、WEEKDAY関数、セルの書式設定という3つの方法があります。書式設定を使えば簡単に設定でき、関数を使えば柔軟なカスタマイズが可能です。用途や好みに応じて使い分けることで、効率的に表を作成できるでしょう。

連続した曜日の入力にはオートフィル機能が有効で、フィルハンドルをドラッグするだけで一括設定できます。さらに、条件付き書式を組み合わせれば、土日や祝日に自動的に色をつけることも可能です。これらの機能を活用することで、視認性が高く実用的なスケジュール表や勤怠管理表を簡単に作成できます。

Excelで日付から曜日を自動表示させる方法は、一度設定すれば繰り返し使えるため、長期的には大きな時間の節約につながるでしょう。ぜひ実際のデータで試してみて、自分の業務に合った方法を見つけてください。

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よくある質問

Excel(エクセル)で曜日をオートフィルするには?

曜日のオートフィルは、基準となるセルの右下にあるフィルハンドルを使用します。まず、最初のセルに日付または曜日を入力し、TEXT関数や書式設定で曜日を表示させましょう。その後、セルの右下角にマウスカーソルを合わせると、黒い十字形のアイコンが表示されます。

この状態で下方向にドラッグすると、連続した日付と曜日が自動的に入力されます。関数を使用している場合は、数式が相対参照でコピーされ、それぞれの行に対応した曜日が表示されます。

詳しくは、記事内「Excel(エクセル)で連続した曜日を一括入力する方法」をご覧ください。

Excel(エクセル)で日曜日を赤くするには?

日曜日を赤色にするためには、条件付き書式を活用すると効率的です。まず色をつけたいセル範囲を選択し、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「新しいルール」を選択しましょう。表示されるダイアログで「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んでください。

数式欄には「=WEEKDAY($A1)=1」と入力します。A列に日付データがある場合の例ですが、実際のデータ位置に合わせて列を変更してください。この数式は日曜日(=1)を判定するもので、条件を満たすセルに書式が適用されます。

次に「セルの書式設定」ボタンをクリックし、「フォント」タブで赤色を選択しましょう。OKボタンを押すと、範囲内のすべての日曜日が自動的に赤色になり、今後データを追加しても自動的に色がつけられるため、メンテナンスの手間が省けるでしょう。

詳しくは、記事内「土曜日と日曜日に色をつける方法」をご覧ください。

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