freeeは『第2の左脳』 16年連続赤字から黒字化した魚屋4代目の経営改革

株式会社おのざき

4代目代表取締役 小野崎 雄一 氏

freeeは『第2の左脳』 16年連続赤字から黒字化した魚屋4代目の経営改革

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1923年の創業以来、福島県いわき市の「台所」として地域に根ざしてきた株式会社おのざき。同社は100年以上にわたり地元の豊かな海の幸を届け、信頼を積み上げてきました。しかし、震災やライフスタイルの変化という荒波の中で、いちどは倒産寸前に追い込まれます。

現在同社は4代目・小野崎雄一氏の代表就任を機に、再建と変革を同時に進めています。その変革のドライバーを握ったというfreeeについて話を伺いました。


16年連続の赤字。
家業に入り直面した経営危機。

会社を継がれたタイミングと会社の経営危機が重なっていたと伺ってますが、当時の状況はどのような感じだったのでしょうか?

小野崎 雄一氏(以下、小野崎): 2020年1月に「スタッフが辞めて店が回らなくてピンチだから、なんとか会社に入ってくれないか」と父から相談がありました。誰かが入らないと物理的に会社の業務が止まる本当に深刻な状況でした。目の前の川で溺れている人を助ける、くらいの感覚で反射的に会社に入ったんです。

でも、いざ会社に入って蓋を開けたら、人が足りず業務が回らないだけじゃなく、業績も資金繰りも、経営自体が本当に危機的状況で(苦笑)

当時23歳でそこまで詳しくなかったですが、決算書を見てまずいんじゃないかと。決算書を正しく読めているか不安だったので、金融機関に決算書を握りしめて駆け込んで「これって大丈夫ですかね?」と聞いたら、「やばい。この状況で単独で再生した事例は見たことがない」ときっぱり言われました(笑)

当時社員が100人以上いて、その後ろにいる家族とか、あと取引先の方を含め、わりと千人規模の方々に影響が及ぶよなと思ったので、経営を立て直すんだと覚悟を決めて引き受けることにしました。

バックオフィス業務を効率化し、経営改善に集中できる環境を構築。

再建のプロセスのなかで、バックオフィス業務も見直されているときにfreeeを知ってくださったんですよね。

小野崎: はい、当時のうちのバックオフィスは「昔ながらの事務」そのもので、紙とエクセルでの保管文化。たとえば給与計算をするのにも1日がかりで、ただでさえ人的資源が限られている中で、バックオフィス業務があまりにも重たいタスクだったので、そこでまずはfreee人事労務を導入しました。
たまたまリスティングの広告で表示されて、「経営を軽くする」というメッセージに惹かれたのが出会いだったと思います。導入後は、事務コストが圧倒的に減って、とくに給与計算は1日かかっていたものが、たったの30分で終わるようになりました。

月次の損益計算書が半月で出揃うように。
速報値はLINE WORKSで全社員に共有。

freee会計も導入頂いてます。

小野崎: 以前の会計システムでは、PLが確定するのが翌月末となり、これをベースに経営会議を開催しても、どうしても数字が古く、なかなか社員の熱量と数字を紐づけることが出来ていないという課題がありました。昔からお願いをしていた税理士さんは指定の会計システムを扱う事務所だったので、そのシステムを使っていた経緯がありましたが、税理士さんとの契約終了のタイミングも重なり、思い切ってfreeeに変えました。

結果的に、freee導入後は、PLが翌月15日には仮確定するようになり、月次決算の早期化により、熱量と数字が紐づいた業務改善が現場でも行えるようになり、かなり良かったと思ってます。いまこれをもっと早く、翌月の5日には仮確定できるよう、頑張っているところです。
freee人事労務と会計の組み合わせで、それらの導入前は、6名ほどで従事していた経理・バックオフィス業務が、いまでは2〜3名体制に変わって、浮いたリソースは、経営改善に充てられています。

ちょうどfreee会計への切り替えの時期に入社されたという山田さんにもお話を伺いました。

山田氏(以下、山田): 私が入社した当時は、ちょうど前の会計システムからfreee会計への移行作業を行っている真っ最中でした。私は事務職も、会計ソフトも全くの未経験で入ったのですが、実際に触ってみると、感覚的に操作できるシステムだなと感じています。freeeは今までの会計ソフトの主流、右と左、借方・貸方という形式とは違って、直感的に操作のできるUIになっていて、そこが良かったのだと思います。
推しの機能でいうと、自動で経理とfreee受取請求書です。やはり仕入れが無数にあるような販売店なので、何百件と支払いが来るんですけれども、そこに対して正確に仕訳を出来るというところが助かっております。

現在は経理業務のほかに、freee会計と別の業務改善プラットフォームをAPI連携して、現場ファーストのDXを推進されていると伺いました。

山田: 基本的に弊社のシステムのおおもとは、kintoneを採用しておりまして、現場ではパソコンを使わずに仕事ができる環境を目指しています。担当業に注力して欲しいというか、iPadだったり携帯だったり、そういった端末を使って入力するだけで、データが入り、そのままfreeeに連携して経営状況が可視化される、そんな世界観です。freeeとkintoneって相性がすごくよかったんですよね。API連携がスムーズで、取引データを直接freeeに流し込めるシステムがすごく魅力的で、今も現在進行形でアプリ開発して、より業務が楽になるように、誰でもできるように、ということを心がけながら仕事を行っていますね。

経理未経験でも感覚的に操作できるUIで、問題なく対応できたfreee。

経理の前任で、現在は人事労務を担当する庄司さんにもお話を伺いました。

現経理担当の山田さんから、じつは前職でも経理経験がなく、それでもfreee会計は難なく使えている、という嬉しい話を聞きました。

庄司氏(以下、庄司)

前任の私も実は経理未経験でした。借方、貸方みたいなのが会計ソフトの主流だったのが、本当に片方だけわかっていればいいみたいな、知識がなくても、その場で感覚的に操作してできるシステムだな思います。

そもそも未経験で経理すると「経理ってこんなに手作業多いんだ」っていう……。それこそ私が入った時は、ザ・事務デスクみたいな、昔ながらの事務デスクにデスクトップパソコンがあって、手作業で帳簿付けたり、一個一個入力してたので、すごい膨大な数の伝票を打ち込んでました。でもfreee会計を導入してからは、自分で手作業で入力することがほぼほぼなくなって、どちらかというとマウスでワンクリックでポチポチするような感じですごく楽になりました。

今はfreee人事労務をつかって、バックオフィス業務をされているということですが。

庄司: はい、人事系も私は初めてだったので、不安はありましたが、freeeさんは分からないことがあったらサポートセンターにすぐに連絡もできる機能もありますし、そんなに苦ではないです。年末調整もすごい楽でした。思ったよりスピーディーにできましたし、すごく分かりやすかったです。

一昨年は紙で収集して税理士さんに渡してたんですけど、今年は従業員がそれぞれ自分で入力をして、一応最終チェックを私がして、提出して終わりでした。AIが今年から入っていたので、AIに任せられる部分もあり、すごい楽でした。従業員が100名くらいいるんですけど、ミスなく入力できてましたね。電子申告も、マニュアルがちゃんとされているので、本当に分かりやすかったです。

経理も、バックオフィスも、経営も軽く。
街をもっと多彩に、もっと面白くする。

今回、経理の山田さんに話を聞いて、経営理念に共感して入社した、と口にされていたのが印象的です。

庄司: 私もいまの代表がつくった「街をもっと多彩に、もっと面白く」という経営理念に強く共感して入社しました。
もともとは東京の旅行代理店で働いていましたが、ただ、コロナがあって、自分のキャリアを見つめ直す中で、弟(小野崎 雄一氏)や父、祖父がつくった経営理念を見て、自分も地元いわきを食を通じて盛り上げたいというところが入社のきっかけです。
コロナだけではなく、福島は震災もありました。色々なことがあったけれども、100年以上続いている『おのざき』があって、つぎの100年もきっと大丈夫だって、何とかなるんじゃないかなって、一人じゃなく周りに仲間もたくさんいる中で、支えられながら次に乗り越えていけるんじゃないかなって思います。

改めて沢山の社員の方が、『街を多彩に、もっと面白く』という経営理念に共感された、とお話されているのが本当に印象的でした。

小野崎: 本当ですか? それは嬉しいですね。後を継ぐと決めたあと、創業家全員に集まってもらって、過去100年の歴史を全部振り返ったんですよ。そうすると不思議と一本の共通項が見えてきたんです。それを言語化したものが、今の経営理念になっています。「街をもっと多彩に、もっと面白く」これは先代たちの想いでもありますが、そこには僕自身の強い想いも入っています。

中小企業にありがちな属人化をなくし、『多才』に働ける人材を育成する。

経理やバックオフィスで言うと、いま現在はジョブローテーションをして、様々なことができる人材育成にも力を入れられてると聞きました。

小野崎: はい。まず、中小企業にありがちな『人事はこの人、経理はこの人』という、その人しかわからないという属人化した状況をなくしたい、という思いが強くあります。経理やバックオフィス業務の難易度が下がったことで、現在はジョブローテーションを進めています。

単に効率化するだけでなく、社員を『多能工』として成長させてあげたいんです。経理の知識で数字を組み立てることができ、かつ現場の知見もある。そうしたスキルを身につけることで、自分に自信を持ってほしいですね。

最後にひとつ、freeeについてどのようなイメージを持たれているか聞かせていただけますか?

小野崎: freeeは本当になくてはならないものというか。自分でも整理してて、何か自分の『第2の左脳』だなみたいなふうに思ってきて。
うちは社員が多いので、さすがに全員分の情報とか、会社の経理情報とか、人事情報を全てを完璧に記憶できるわけじゃない。でも、いつでもどこでもスマホを開けばそれが見れちゃうんで、そこから日々いろんな判断とか決断をしなくちゃいけない中で、サクっと見れるんですよ。外付けの第2の左脳みたいな感じですね。
だいぶ軽くなってますよ。僕、背負うものが多かったんですけど、freee使ったおかげでめちゃくちゃ軽くなりました。

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