強い組織をつくるバックオフィス。急成長を続けるスタートアップが目指す未来

株式会社エアークローゼット 副社長兼COO 前川 祐介 氏

課題
バックオフィスの体制構築・効率化

プロのスタイリストがコーディネートした洋服を月額制で楽しめる国内最大級のファッションレンタルサービス「airCloset」。運営の株式会社エアークローゼット様は、確実な事業成長を目指し、経理をはじめとした管理部門の内製化・効率化のためfreee導入を決めました。 「管理部門に求められるのは、会社という組織を強くすること」と語る副社長兼COOの前川祐介氏に、freee導入で得られた価値と今後の可能性について話を伺いました。

――設立の経緯や御社サービスへの想いを教えてください

経営的な視座を身につけるため、コンサル時代の同僚3人と起業


株式会社エアークローゼット 副社長兼COO 前川 祐介 氏

株式会社エアークローゼット 副社長兼COO 前川 祐介 氏

私は以前、IT系コンサルティングファームでコンサルタントとして勤務していました。株式会社エアークローゼットは、同じ会社で働いていた天沼 聰(株式会社エアークローゼット 代表取締役社長 兼 CEO)、小谷 翔一(株式会社エアークローゼット 取締役)、そして私の3人で立ち上げた会社です。


コンサル時代、私が主に担当していたのは、官公庁、地方自治体、学校や病院といったパブリックセクター。


もともと私自身が学生時代に勉強していたのは公共政策。修士課程を経ての進路選定にあたり、研究者として公共政策に携わる道や、NPOやNGOの支援など、さまざまな道を検討しました。公の機関や組織がどのように運営改善すべきか、ビジネスの観点から一度探りたいと思い、民間企業であるコンサルティングファームに入社したという経緯があります。


その後、ECサイトを運営する会社でも働きましたが、ビジネスの世界での学びはそろそろ一区切り付けるころだと決心し、地元広島に戻りNPO法人の経営に関与する機会をいただきました。


もともとやりたかったNPOの支援。しかし直面したのは、どんなに素晴らしいビジョンがあっても、人材や資金といったリソースがなければ、それを実現することはできない現実でした。眼前の当たり前すぎる課題に煩悶する中で、自分には経営的な視座が欠けているという事実を痛感しました。


コンサルでもなく、NPOでもない。一度、経営者の立場を経験しなければならないと考えていたところ、ちょうど元同僚の天沼、小谷から起業の誘いがありふたつ返事で承諾。こうしてできたのが株式会社エアークローゼットです。


ファッションレンタルプラットフォーム「airCloset」で新しい洋服との出会いを提供

エアークローゼットの主要事業である「airCloset」はファッションレンタルプラットフォーム。プロのスタイリストがコーディネートした300ブランド以上10万点の洋服から、お客様にピッタリのものを月額制で借りられるシェアリングサービスです。


airClosetは「発想とITで新しい価値観とワクワクを」という企業理念のもと、「お客様に洋服との最適な出会いを」という想いを実現すべくはじめたサービスです。ですので、単なる洋服のレンタルサービスではなく、洋服との出会いによってお客様自身の価値観が広がるような、新しい感動体験を提供したいと考えています。


「似合っているねと言われて嬉しかった」「新しい服を着て出かけたくなった」。そういったお客様の声をいただくのが、何よりの喜びです。


株式会社エアークローゼット 副社長兼COO 前川 祐介 氏


「ITの力で人々のワクワクを創造したい」――男性3人の思いからはじまったファッション事業

男性3人が集まって起業するときに、なぜ「ファッション」という選択をしたのか。よく不思議がられます。実は、はじめからairClosetの事業を思いついていたわけではありません。元同僚3人で起業した時には、何をやるのかさえ決まっていませんでした。


根底にあったビジョンは「ワクワクする気持ちを提供したい」というものでした。 そこで解決すべき課題として浮かんだのが、女性のファッションライフ。 妻を観察していると、クローゼットにはたくさんの洋服が入っているのに「着る服がない」と度々口にしていました。さらに自分が選ぶ服も、お気に入りの数着の中からついつい選んでしまいがち。ITの力を使ってファッションの問題を解決できないかと考えたのです。 着る服がない状態に陥らないために、本当に似合う服をプロのスタイリストが選んでくれること。さらに、ご自宅のクローゼットを圧迫しない、月額制のファッションレンタルのサービスであること。そんなサービスがあれば毎日着る服にワクワクできるのではないか——airClosetはこのように、女性のライフスタイル支援をしたいという理念からはじまったサービスでした。


UBER、Airbnbに代表されるように、国内でも一般的になったシェアリングエコノミー。私たちは洋服のシェアリングサービスを通じ、ワクワクする価値の提供を実現していこうと考えています。

――freee導入のきっかけとご利用状況を教えて下さい

事業の拡大成長に対応するため、管理部門の内製化を目指す

導入の決め手となったのは、拡大成長に耐え得るサービスであった点、バックオフィスの業務を一元化して管理できるという点です。


株式会社エアークローゼットでは、これまで、バックオフィスに関しての業務を会計事務所や弁護士事務所などプロの方にサポートいただいていました。


株式会社エアークローゼットでは、これまで、バックオフィスに関しての業務を会計事務所や弁護士事務所などプロの方にサポートいただいていましたが、業況拡大、採用の拡大につれて、管理部門の内製化を進める時期に差し掛かっているのではないかと考えました。そこで2017年の4月から導入をはじめたのがクラウド会計ソフトfreee。


クラウド型でありながら組織経営に関連するさまざまな業務に対応するサービスだということで現在は本格的に移行し、管理部門の内製化を目指しています。


バックオフィス業務を一元化して、限りある時間を有効に使う

管理部門が日々の業務をきちんとこなしていることは、組織として大変重要です。しかし、個々のメンバーの限りある時間が、創造的でないバックオフィス業務にばかり取られてしまうのは望ましいことではありません。


私たちが目指すのはお客様に、新しい洋服との出会いを通してワクワクした気持ちになる価値を提供すること。経費申請や勤怠の記録といった業務をツールを活用し、一元化して管理できれば、定型業務のルーチンワークに陥りがちな管理部門の効率化が実現します。有限である時間を、さらなる価値創造のために使うことができます。


現在、弊社管理部門の業務は、公認会計士の資格を持ち、前職は監査法人で働いていた者が中心となって行っています。会計や法務、人事といったバックオフィス業務全般を任せていますが、会計業務に割いているリソースはたったの20%ほど。ほかに、会計業務に携わってくれているメンバーがひとりいるますが、2人合わせても約70%の人月で回すことができています。


現在、弊社の社員は約50名(2017年8月現在)。ツールをフル活用することで、専任の社員をつけることなく、この規模の経理業務を約70%の人月でこなせていることには驚きを覚えます。


現在はまだ、会計に関する機能のみ利用している段階です。今後は外部顧問先パートナーや他のサービスとの連係も考えたうえで、より本格的にfreeeのサービスを活用していきたいと考えています。


株式会社エアークローゼット 副社長兼COO 前川 祐介 氏


――今後の展望について教えて下さい

freeeを活用した効率化と役割分担でより強い組織を目指していく

株式会社エアークローゼットは今年で創業4年目。これまでファッションレンタルの事業を続けてきましたが、自分たちのサービスがお客様にワクワクする瞬間や感動を届けることができると確信が持てるようになりました。


次のステップとして目指すのはこのワクワクをより多くの人々に届けていくこと。そのために、まずは組織自体をより強いものにしていかなければなりません。


組織の力を最大化するうえで、管理部門の役割は大変重要です。
そのためにやるべきことは、まず、現在行っている業務の棚卸しをすること。重複している部分はないか、また逆に穴が空いている部分はないか精査すること。そこへfreeeをはじめとしたITの技術を最大限取り入れ、業務体系を確立していこうと考えています。役割分担と責任が明確になり、組織として、より強固なチームワークが形成されれば、お客様にさらなる価値を提供できるはずです。


「airCloset」が提供できる価値をより多くの人に届けるため、無駄を排除し業務の効率化と役割分担の明確化を進める。それがいま、私たちが目指していくべき新たなステージだと考えています。


株式会社エアークローゼット 副社長兼COO 前川 祐介 氏

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