freeeの実例から学ぶ スタートアップの資金調達

SaaSスタートアップ freee のファイナンスとIPO準備

freeeの実例から学ぶ スタートアップの資金調達

freee は、SaaSのスタートアップとして2012年7月に創業し、2019年12月にIPOを果たしました。
SeedからシリーズE、そしてIPOまで、計9回のファイナンスを経ており、調達した資金を事業へ投資して成長してきました。

創業期は、海外VCをリードVCとして迎えています。
これは、創業期に日本におけるSaaSスタートアップへの理解がまだ乏しく、一方で海外ではSalesforceやZeroなどSaaSが台頭していたことに起因します。
また、レイターステージではいくつかの事業会社から調達を重ね、アライアンス戦略も絡め、事業成長へ繋げています。

IPOでは新たに大きな資金調達を行いましたが、IPO準備の過程での様々な取り組みも行いました。

こうしたスタートアップにおける事業成長と財務戦略の繋がりを具体的に説明した内容となっており、CEO、CFO、管理部門責任者の方に参考となる資料となっています。

目次

  1. freee の事業とこれまでの財務戦略の概要
  2. アーリーステージでの資金調達
  3. レイターステージでの資金調達
  4. IPO準備とfreeeの特性