業務効率化の基礎知識

エクセルで日付を自動で表示する方法とは?正しく表示されない場合の対処法も紹介

エクセルで日付を自動で表示する方法とは?正しく表示されない場合の対処法も紹介

エクセルで日付を自動表示する方法は、関数やオートフィル、ショートカットキーの活用など、さまざまです。複数の方法を理解しておくことで状況に応じた使い分けができ、手入力の手間や入力ミスを減らす効果が望めます。

本記事ではバックオフィス業務を担当する方に向けて、エクセルで日付を自動で表示する方法や正しく表示されない場合の対処法などを紹介します。

目次

エクセルで日付を自動で入力する方法

エクセルで日付を自動入力する方法には、TODAY関数やNOW関数を選ぶのがおすすめです。数式がシンプルなため、実践しやすい方法といえるでしょう。

ショートカットキーを利用する場合、すぐに日付を表示できるものの、翌日以降に日付が更新されない点には注意が必要です。

TODAY関数を利用する方法

TODAY関数とは、エクセルで日付を自動で取得・表示する関数です。数式は「=TODAY()」のシンプルな構成で、特定のセルに数式を打ち込むと現在の日付が表示されます。

たとえば、2025年12月20日にエクセルで作業をしていたとしましょう。A2セルに「=TODAY()」と入力してEnterキーを押すと、A2セルには2025/12/20と表示されます。

NOW関数を利用する方法

NOW関数とは、エクセルを操作している現在の日付と時刻を表示する関数で、TODAY関数と同様に数式はシンプルです。空いたセルに「=NOW()」と入力すると、リアルタイムの時刻と日付が表示されます。

NOW関数はデータ入力や資料作成の際、担当者が該当の日付に作業を行っていた事実を証明する手段として活用されます。

ショートカットを利用する方法

ショートカットキーで日付を表示する場合、WindowsとMacでは利用するキーが異なります。利用するキーは以下のとおりです。

ショートカットキーを利用して日付を自動入力する方法

  • Windows:「Ctrlキー」+「セミコロンキー(;)」
  • Mac:「Commandキー」+「セミコロンキー(;)」

ただし、ショートカットキーを利用して日付を入力した場合、日付が自動で更新されません。

一方、TODAY関数を使って現在の日付を入力した場合、翌日になると日付が更新されています。ショートカットキーは更新の必要性が低い場合、バージョン管理をしたい際のデータや資料管理に適した方法といえるでしょう。

エクセルで連続した日付を自動で入力する方法

連続した日付をエクセルで自動で入力する方法には、オートフィルを活用するのが便利です。マウスをドラッグするだけで、選択したセルの内容を次のセル以降にも反映できます。

また、WEEKDAY関数とCHOOSE関数を併用すると、日付ごとに曜日を表示できます。

オートフィル機能を利用する

オートフィルとは、マウスで右下のフィルハンドル(+マーク)を下に向けてドラッグすると、選択したセルの内容を連続して次のセル以降にも反映できる機能です。

たとえば、B3セルに4月1日と入力していたとしましょう。オートフィルを活用するとB4セルには4月2日、B5セルには4月3日といったように、連続した日付が表示されます。

曜日や週単位の表示にはオプションを使う

オートフィルを活用した場合、ドラッグを終えた最後のセルに表示される「フィルオプション」をクリックすると、曜日や月、年単位などでの表示ができます。

たとえば、先ほどの例と同様にB3セルに4月1日を入れ、B8セルまでマウスをドラッグしたとしましょう。通常、B4セルからは4月2日~6日までの日付が順番に表示されます。

フィルオプションで月単位を選択した場合はB4セルが5月1日、B5セルは6月1日など、表示される日付が月単位に変更されます。ほかにも連続データやセルのコピーなども選択できるため、用途に応じた使い分けが可能です。

WEEKDAY関数とCHOOSE関数を利用する

WEEKDAY関数とは、指定した日付に対して何曜日に該当するかを数字で示す関数です。数式は「=WEEKDAY(シリアル値,種類)」で、シリアル値には日付や指定先のセルを入力します。

種類では日付の数え方を入力し、入力する数字は「1」か「2」の2パターンです。「1」を入力した場合は日曜日を起点に週が始まり、「2」の場合は月曜日を週の始まりとみなします。

たとえば、A5セルに「12/20」と入力したとしましょう。「=WEEKDAY(A5,1)」の数式をB5セルに打ち込んだ場合、B5セルには土曜日を意味する「7」が表示されます。ただし、数字で曜日を表現した場合、すぐに何曜日か判断できない場合もあるでしょう。

CHOOSE関数を併用すると、WEEKDAY関数が入力された数値を参照し、曜日表示に変更できます。

CHOOSE関数とはセルの位置を指定し、指定先に記載された数値をテキストとして表示する関数です。数式は「=CHOOSE(インデックス,値1,値2…)」で、インデックスにはセルの参照先、値にはテキストに変換したい数値を記載します。

先ほどの例と同様にA5セルには「12/20」と入力し、日曜日を起点に週が始まると考えたとしましょう。数式は「=CHOOSE(WEEKDAY(A5,1),"日曜日","月曜日","火曜日","水曜日","木曜日","金曜日","土曜日")となります。

B5セルに上記の数式を打ち込んだ場合、B5セルには「土曜日」と表示されます。なお、CHOOSE関数は曜日表示以外にも、商品コードと商品名の表示、案件ごとの進捗状況の可視化など、さまざま場面で利用できる関数です。

エクセルで日付が自動表示されない場合の対処法

エクセルの書式設定が原因で「日付が正しく表示されない」、または「数値が勝手に日付へ変換される」といった事態が起こり得ます。ここでは原因別の対処法を4つ紹介します。

  • 入力した日付が正しく反映されないケース
  • 入力内容が勝手に変換されるケース
  • 日付が数字で表示されるケース
  • 日付が「####」と表示されるケース

入力した日付が正しく反映されないケース

「2025/12/01」と入力して「2025/12/1」に、「2025/04/04」と入力して「2025/4/4」になるなど、0が省略されて日付が表示されるケースです。

入力した日付が正しく反映されない場合は、右クリックで「セルの書式設定」を見直しましょう。手順は以下のとおりです。

修正方法

  1. 修正したいセルを選択する
  2. 右クリックで「セルの書式設定」を開き、ダイアログボックスを表示する
  3. 「表示形式」タブで「分類:」から「日付」を選び、「種類:」から希望の表示形式を選択する
  4. 最後に「OK」をクリックする

「種類:」で希望の表示形式が見つからない場合は、「分類:」から「ユーザー定義」を選択し、表示形式を設定しましょう。

入力内容が勝手に変換されるケース

エクセルで「110」と入力すると「1900/11/10」、「1/2」と入力すると「1月2日」など、数値が日付へ勝手に変換されるケースです。数値が意図せず日付に変換される場合、以下の手順でセルの書式設定を文字列に変換しましょう。

修正方法

  1. 表示内容を修正したいセルを選択する
  2. 右クリックで「セルの書式設定」を開き、ダイアログボックスを表示する
  3. 「表示形式」タブで「分類:」から「文字列」を選択する
  4. OKをクリックする

上記手順でセルの書式設定を見直すと、入力内容がそのまま反映されるようになります。

日付が数字で表示されるケース

日付が数字で表示されるケースは、セルの書式設定が「日付」に設定されていないのが原因です。セルの書式設定を変更する手順は以下のとおりです。

修正方法

  1. 日付を表示したいセルを選ぶ
  2. 右クリックで「セルの書式設定」を開き、ダイアログボックスを表示する
  3. 「表示形式」タブで「分類:」から「日付」を選び、「種類:」から希望の表示形式を選択する
  4. 最後に「OK」をクリックする

3で「種類:」内に表示したい形式がない場合は、ユーザー定義から希望する表示形式を設定します。

日付が「####」と表示されるケース

日付が「####」と表示される場合、セルの幅が狭いことが原因と考えられます。日付が記載されたセルの列の境界線にカーソルを合わせ、マウスで列の幅を広げると、エラー表示が解消されます。

まとめ:エクセルで日付を自動表示して作業を効率化しよう

エクセルで日付を自動表示する方法には、TODAY関数やNOW関数を活用するのがおすすめです。ともに数式がシンプルで使いやすく、翌日以降も日付が自動で更新されるためです。

日付を連続表示させる際は状況に応じて、WEEKDAY関数とCHOOSE関数、オートフィルを使い分けましょう。

よくある質問

エクセルで日付を自動表示する方法はありますか?

TODAY関数やNOW関数を使う方法があげられます。TODAY関数の場合は日付、NOW関数を活用した場合は日付とリアルタイムの時刻表示が可能です。
詳細は、記事内「エクセルで日付を自動で入力する方法」をご覧ください。

エクセルで日付が表示されない原因はなんでしょうか?

セルの書式設定に原因があるケースが多いです。たとえば、セルの表示形式が「標準」に設定されている場合、日付を入力しても数値へ変換されます。
そのほかの原因に関しては、記事内「エクセルで日付が自動表示されない場合の対処法」をご覧ください。

フリーがみなさまの「解決したい!」にお応えします。バックオフィスの悩みを一挙解決!詳しくはこちら