「経理としては待望のプロダクト」freee会計とカードの連携で月次決算の負荷を軽減

オープンワーク株式会社
執行役員 CFO
広瀬 悠太郎様

課題
月次決算を早期化し事業の意思決定スピードを上げたい

転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork(オープンワーク)」を運営する「オープンワーク株式会社」


最短1日での明細同期による会計処理の早期化や最大1億円の限度額、複数枚使用時の内部統制管理の徹底など、法人カードに求められる役割を幅広くカバーした「freeeカード Unlimited」を2022年3月に導入していただきました。


同社で経理をはじめとした管理部門全体を統括する執行役員の広瀬悠太郎さんは、長年会計・経理を担当してきた経歴の持ち主です。


経理部門のスペシャリストはどのような効果を期待して「freeeカード Unlimited」の導入に踏み切ったのか。導入前の課題や導入後の変化、今後カードの役割に期待することなどを専門家の目線で語っていただきました。

【導入企業様の紹介】

国内最大級の社員クチコミ数を有する転職・就職の情報プラットフォームを運営

――まずは「オープンワーク」という会社の事業内容を教えてもらえますか。

オープンワークは、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」(https://www.vorkers.com/)を運営している会社です。「さあ、自由に生きよう。働きがいをすべての人へ」というコーポレートスローガンのもとに、「ひとりひとりが輝く、ジョブマーケットを創る。」というミッションを果たすべく、国内最大級の社員クチコミと評価スコアデータを通じて労働環境をオープンにすることで、健全な雇用環境の発展に貢献するとともに企業と個人のより良いマッチングをサポートし、一人ひとりが自分らしく生きることを応援したいと考えています。


――2023年3月末時点で会員数が約550万人、社員クチコミ数と評価スコアは1,470万件以上、掲載している求人数は53,000件以上。就活生の2人に1人以上が登録しているというデータもあります。転職・就職者の情報収集や企業の人材採用に大きな役割を果たす存在となっているんですね。

参考:https://www.openwork.co.jp/press/2023041201

「freeeカード Unlimited」導入以前の課題

カード決済の確定が遅く、月次決算を早めることが難しかった

――「freeeカード Unlimited」を導入していただきましたが、それ以前には法人カードにどのような課題を感じていたのでしょうか?

2、3他社のカードを併用して使っていて、カード決済後、5営業日程度経たないと仕訳が起こせず、月次決算の締めが遅くなるという課題がありました。リアルタイムで連携できるサービスがあればいいのにと思っている中でfreee会計と連携して便利に使える「freeeカード Unlimited」の存在を知りました。


――「freeeカード Unlimited」は最短当日で「freee会計」に明細を同期できるのが特徴です。そこに魅力を感じていただいたんですね。導入に踏み切ったきっかけはなんでしょうか?

小規模な会社ですので当時は経理担当者も一人しかおらず、月次決算の負荷をできるだけ軽減したい、無駄を省いて自動で流れるような仕組みにしたいという思いがあって、新たな事業用カードの導入に踏み切りました。


freeeカードUnlimited導入後の効果

カード決済データの確認がラクに。繁忙期の業務を分散

――導入後約1年経過しましたが、現在の利用状況を教えてもらえますか。

カードでの支払いはほぼすべて「freeeカード Unlimited」を使用しています。WEB広告やAWSなどのクラウドサービスのシステム利用料の支払いから事務用品の購入まで幅広く活用しています。


――導入前は2、3社他社カードを併用していたとのことですが、「freeeカード Unlimited」に一括化したことでどのような変化が生まれましたか?

カードの利用明細が一つにまとまってくれるのは経理部にとって嬉しい変化ですね。証憑が一つで済みますし、引き落とし日が月に一度なので処理がシンプル化されました。


また、以前はカード会社毎に管理画面にログインして決済データを確認していましたが、freeeカードUnlimitedに一括化したことで、一つの管理画面上ですべてのデータを確認できるようになりました。


――「freee会計」との連携によって得られるメリットはいかがでしょうか?

カード決済がリアルタイムで仕訳できるのは大きなメリットです。


経理部は月初が多忙になり、月半ばは比較的手が空くといった具合に繁閑が決まっているものですが、導入後は月次決算の繁忙期に集中していた業務を分散できて、全体的に平準化できているのも嬉しいですね。


事業の拡大に伴って決済件数が増えていくと思いますが、繁忙期を分散できることで月次決算の早期化に繋がると考えています。


今後カード決済額が増大しても安心できる限度額を確保

――「freeeカード Unlimited」の最大限度額は1億円ですが、この額についてはいかがでしょうか?

今後WEB広告やシステム利用料の決済額が増えた場合でも、最大限度額が大きいことは安心につながりますね。他社カードではでは限度額を上げたいとなったときに書類を通じてのやりとりなど、申し込み手続きに随分時間がかかるケースもあると思いますが、「freeeカード Unlimited」はfreee会計のデータをもとに限度額を算出する仕組みで、限度額の融通が利きやすいと感じています。


現在はカード1枚でまかなう運用となっていますが、費用をより精緻にリアルタイムに管理する場合でも、各部署にカードを配布することで、費用が部門別で会計データに計上されるというメリットも得られると思っています。


経理のスペシャリスト目線で見た魅力

――経理部門のスペシャリストとしてキャリアを重ねてきた広瀬さんの目から見て、「freeeカード Unlimited」はどのような事業カードだと捉えているでしょうか?

経理担当者にとってカードを使用した後のデータを集めることは時間がかかったり、煩雑な手間がかかったりする作業です。そういった部分でも、管理画面でリアルタイムでデータが確認できる「freeeカード Unlimited」はありがたいですね。経理目線で言うと待望のプロダクトと言えるのではないでしょうか。


――特にどのような会社に「freeeカード Unlimited」が必要だと思われますか?

やはり月次決算を早めたいという企業にとっては強力な味方になってくれるカードです。もう一つ、「オープンワーク」ではまだ実施していませんが、営業部の社員一人ひとりにカードを配布しているような企業でしたら、リアルタイムで実績が把握できて内部統制を固めることができる「freeeカード Unlimited」は非常に役立ってくれると思います。


――ご協力ありがとうございました。今後も「freeeカード Unlimited」の機能を高めてまいりますので、どうぞご期待ください。



Company Profile
オープンワーク株式会社
https://www.vorkers.com/

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