記帳効率化で月次監査の時間が2分の1に!母になった私がfreeeを選び、独立した理由

長田千賀子税理士事務所 税理士 長田千賀子 氏

課題
顧問先のコンサルに注力したい

長年インストール型の会計ソフトを利用していた独立開業税理士の長田千賀子さんが、クラウド会計ソフト freee会計(以下、freee)を導入した理由は、「クラウドであれば時間や場所に縛られず業務が行えるので仕事と家庭を両立しやすい」「仕訳の自動推測機能などの効果で記帳業務が楽になる」という2点でした。クラウド会計ソフトの利用は初めてだった長田さんが、freee導入にあたり、どのような苦労や変化があったのかお聞きしました。

事務所を開業した思い

母親と税理士を両立。お客さまが気軽に相談できる存在でいたい。

実家が個人商店だったので、幼い頃から帳簿をつける両親の姿を見ており、経理業務に親しみを感じていました。一方で、日々煩雑な経理業務に追われる両親のために私も何か力になりたいとも考えていました。税理士になろうと決めたのは、そうした経緯があったからです。


税理士資格を取得した後、都内の税理士事務所に勤めていました。あまりに多忙で、時間にも心にも余裕のない日々を送っていました。当時の私は、大量の月次決算をひたすら処理する「決算マシーン」と化していたと思います。


結婚を機に税理士法人を退所し、御殿場に引っ越しました。新天地で自分ができることを模索した末、自分が役に立てる仕事はやはり税理士業だと思い、2006年に現在の事務所を立ち上げました。 今は子ども2人を育てながら、仕事と家庭を両立させています。お客さまに対して敷居は低く、何でも気軽に相談できる税理士でいたいと心がけています。

freee導入のキッカケ

「決算マシーン」から変わりたい。ITを活用して働き方改革へ。

知人の税理士が「画期的な会計ソフトがある」と教えてくれたのがfreeeでした。初めは使い慣れている会計ソフトからfreeeに切り替えようとは思いませんでしたが、「決算マシーン」のように働いていた経験から、働き方を変えたいという課題感を持つようになり、改めて興味を持ちました。他の会計ソフトと入力方法や見た目から全く違うfreeeであれば、現状を変えてくれるのではないかと感じました。


また、実は以前freeeを使っている方からご相談を受けましたが、freeeに詳しくなかったためお断りした経験がありまして……。こうしたお客さまが今後さらに増え、IT化の流れは避けられないと想定すると、ますますクラウド会計ソフトへの切り替えに気持ちが傾いてきました。


最終的に数社を比較したうえでfreeeを選んだ決め手は、freeeの方からの一言でした。「仕訳の自動推測機能や学習機能があるので、自動で仕訳を入力できる。今までの業務がもっと楽になりますよ」と言われ、それならfreeeに切り替えようと決断できました。


長田千賀子税理士事務所 税理士 長田千賀子 氏


freee導入後の効果

手入力していた頃と比較して、法人申告の所要時間が4分の1に。

会計ソフトを使って手入力していた頃と比べて、決算業務を圧倒的に早く、そして楽に行えるようになりました。従来は法人の決算申告に7~8時間程度(丸1日)かけていましたが、freeeならば合間に他の業務をしながら2時間程度で終わります。導入前の年より件数が増えたにもかかわらず、想像以上に早く終わってしまったので驚きました。また月次決算にかかる作業時間も、半分程度まで減りました。


最初のうちは正しく使えているか不安で、毎日のように導入サポートに問い合わせていました(笑)。導入サポートの方は、freeeの操作方法だけでなく、便利に使うためのコツなど税理士事務所の立場に立ったアドバイスも丁寧に教えてくださるんです。導入サポートは私にとって本当に心強くて、安心できる存在ですね。


教えていただいた機能のなかでも、連続取引登録は特に便利です。ショートカットなどにより請求書の束から売掛金や未収金を高速で登録でき、さらに領収書などの証憑を取り込んでいる場合はOCR機能により日付や金額まで保管してくれるため、ほとんど自動で記帳することができます。 また、通帳データ化サービスの活用で紙の通帳や現金出納帳をデータ化してもらい、手入力の手間を省くことで、以前は消極的だった記帳代行についても積極的に請け負えるようになりました。

TIPS:連続取引登録

freeeに取り込んだ大量のレシートをもとに取引を高速で登録する機能です。
レシート上の日付や金額をOCR読み込みし、それらの情報が取引の情報として補完入力されます。OCRで読み取った電話番号と一度入力した仕訳情報を紐付けて記憶し、2回目以降、推測結果に反映します(学習機能)。

TIPS:通帳データ化サービス

通帳のスキャンしたデータをfreeeにてデータ化し納品する会計事務所向けサービスです。
これにより、顧問先がインターネットバンキングをご利用いただいていなくとも、freeeのAIと機械学習を駆使した効率的な記帳機能を利用することができます。


freeeを導入してからの変化を改めて振り返ってみて、時間だけでなく心にもゆとりができていることを実感します。仕事面でも家庭面でもメリットがあったことを踏まえると、心に余裕ができたことが、私にとって一番大きくて嬉しい変化だと言えますね。

今後の展望

新しい税務分野への相談にも対応して、より多くのお客さまの役に立ちたい。

これまでの業務が短時間で楽にできるようになったので、問い合わせの多い新しい税務分野へのご相談にも対応できるよう仕事や家事の合間にコツコツ勉強しています。


今後はサービスを拡大して、個人・法人問わず私がお役に立てるお客さまの幅も広げていきたいですね。freeeのおかげで経理業務が効率化されたので、さらにお客さまが増えても問題なく対応できると見込んでいます。


私のような独立開業税理士や小規模の税理士事務所の多くは、大量の記帳代行をはじめとする業務に追われて苦労しているのではないでしょうか。そうした方々にとって、freeeを導入するメリットは大きいだろうと感じます。記帳や仕訳入力など煩雑な業務からも解放されて、心に余裕が持てるようになります。クラウド会計ソフトを使ったことない人でも、導入サポートの力を借りれば徐々に使いこなせるようになると思います。


最初のうちは初期設定や慣れない操作で大変に感じるかもしれませんが、freeeを使い続けるうちに慣れていき、効果やメリットを実感できるでしょう。業務にかけていた時間が減った分を、自分自身や家族のための時間にしていけるのではないかと思います。


長田千賀子税理士事務所 税理士 長田千賀子 氏




長田千賀子税理士事務所

静岡県御殿場市板妻338-3
0550-89-7422

静岡県御殿場市の税理士事務所。主なサービスは記帳代行、決算、相続。「経理・会計におけるお客さまの“分からない”をなくしたい」との想いから、お客さまに寄り添い、何でも気軽に相談できる存在であることを心掛けている。趣味は釣り、スキーなど。2人の男の子を持つ母でもある。

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